連載小説
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楓の誕生日 前日編
明日は楓の誕生日らしい

和也「さて…」

彼女は何がほしいのか、わからない

楓『???』

本人は気づいていない、聞くべきなのか…?

和也「…」

雫『聞いてみますか?』

和也「頼む。」

しばらくして、楓に聞いてきてくれたらしい

雫『どうやら、何も買わなくて良いみたいですよ?』

和也「???」

雫『瑠璃と同じだったみたいです』

和也「体験、か」

雫『のようです』

和也「なら、楽でいいのかも」

それから楓と明日の事を話し合った

和也「明日はどうする?」

楓『そうですね…』

予定をとりあえず話し合う、尤もその通りになるとは思えないからアドリブをかなり込めるが

和也「こんなもんかな」

楓『ですね。』

とりあえず大まかなものだけを決めておく

和也「なら、昼だな。」

そろそろ昼食にいい時間だ。

和也「できた。」

今日は薄揚げ餃子だ

和也「餃子の皮の代わりに薄揚げを使ってみた」

瑠璃『おおー』

雫『これも美味しそうです』

和也「食べよう」

楓『はい♪』

和也「では、いただきます」

楓『いただきます。』

雫『いただきます。』

瑠璃『いただきます』

俺はタレとラー油と酢と胡椒を混ぜる

楓『基本的なやつみんな入れるんですね』

和也「これが案外喧嘩しないのさ」

雫『ほんとだ…全部喧嘩してない…』

瑠璃『うん、なんと言うか噛み合ってる…』

和也「ベースをタレにするのがポイントだ」

楓『なるほど…』

薄揚げ餃子はあっという間になくなった。

和也「ごちそうさまでした」

雫『ごちそうさまでした』

瑠璃『ごちそうさまでした』

楓『ごちそうさまでした』

和也「さて、洗い物やらないと」

瑠璃『美味しかった♪』

和也「なら、良かった」

雫『こういう味付けもあるんですね』

和也「ああ、そうだな」

楓『破けにくいですしね』

和也「気に入ってくれて良かった」

洗い物を終えて、時間をすごして夜になる

和也「さて、夕食にしよう」

今日の夕食は煮魚と味噌汁と筑前煮だ

楓『ん…♪』

和也「これは、今は居ない祖母の味を求めて作ったんだ」

雫『なるほど…亡き祖母の味は、あなたの中で…』

和也「ああ、思いでの味だ。」

瑠璃『うん、美味しい…♪』

和也「良かった…」

そうやって夕食を終えて洗い物を済ませ時間を過ごし寝る時間になる。

和也「なら、そろそろ寝ようか」

楓『はい♪』

雫『ですね♪』

瑠璃『うん♪』

そのまま風呂を終えて、寝室に向かう

和也「おやすみ」

雫『おやすみなさい』

瑠璃『おやすみ』

楓『おやすみなさい。』

そのまま夜は更け、朝になっていく…

和也「…」

まだ起きるには早いが雫と瑠璃を別の部屋に移動させようかと思ったがやめておいた。もう少しあとでいいだろうから。

楓の誕生日 前日編 おわり
20/04/07 00:13更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

今回の話はいかがだったでしょうか?

御意見、ご感想等ありましたらお待ちしております

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