連載小説
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シックルシスターズ(パラドキサカマキリ&ハナカマキリ→マンティス姉妹)
俺は中村 隆二。今年高校を卒業した。今は会社員として会社に行くまでの休みだ

隆二「お、電話か」

電話の相手は…

隆二「純一、どうかしたか?」

電話の相手は純一、俺の兄で海外留学していたはずだが…

純一「俺も卒業して帰ってきたんだ」

隆二「お、そうなのか」

純一「久々に飯でも食いにいかないか?」

隆二「行くか。」

そのまま昼は近くのファミレスで食べる

隆二「久しぶりだ、四年ぶりか」

純一「だな、海外の大学行ったし」

そのまま話して俺はある噂を話した

隆二「隣町にある林の話知ってるか?」

純一「?」

隆二「話によると魔物がたくさんいるらしいけどもともとの種族が本来住んでる地域とか気候がバラバラな状態らしい」

純一「…なるほど」

隆二「本州には居ないはずの動植物が居るとか」

純一「興味深いな…」

隆二「そういえば生物学者の卵だったな…」

純一「行ってみるか」

隆二「まあ、あそこなら死にはしないだろうしな…」

純一「なら、行ってみよう。」

純一はサンプルを採取する道具とかを整理し始めた











隆二「此処らしいな」

純一「これは…」

錆びてボロボロの看板を見ている

隆二「昔此処が特殊な場所だった名残?」

純一「かもしれないな」

しかしボロボロで本当に何が書いてあったかほとんどわからない

純一「では…」

隆二「…」

そのままついていく

純一「確かに滅茶苦茶だな、高山植物と南の方にある樹木が同時に生えている…」

隆二「どうなってんだよ…」

純一「実に興味深い…!」

純一はしばらく帰ってきそうにない…

隆二「…」

そのまま少し奥へと進んでいく

純一「ここら辺は、危険な植物ばっかりだな…」

魔物『大丈夫よ、みんな命を奪う毒はないから』

純一「!」

魔物『そんなに警戒しなくても…既婚者よ、私』

純一「なら、いいが…」

そのままさらに調査をして…

純一「よし、サンプル集まったし帰るか」

隆二「ああ、もう日が傾いてる。はよ出ないと夜になっちまう」

そのまま急いで出る




















隆二「またかよ」

翌日、また行きたいと純一は言ってきた

純一「今度は別方向から見たい」

隆二「まあ、暇だから良いけど」

そのまま今度は昨日とは逆方向から林に入る

隆二「どうだ?」

純一「あれは、花か?」

そのまま純一はその花らしきものに近づいていく

隆二「いや、違う。あれは魔物だ、花じゃない!!!」

俺は気がついて言う

???『ばれてしまったみたいね…』

純一「君は、ハナカマキリの魔物?」

???『ご名答』

隆二「!?」

とても小さくガサゴソと音がして振り向くと…

???『あら、見つかっちゃった』

彼女はなんと言うかカレハカマキリか?

???『えぇ、通称ゴースト・マンティスと呼ばれている種よ』

純一「パラドキサカマキリか…」

???『あら?知ってるのね…』

彼女たちは少し顔が赤い、まずいかもしれない…

おわり
20/03/29 02:47更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

今回の話はいかがだったでしょうか?

ご意見、ご感想等ありましたらよろしくお願いします

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