連載小説
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紅き残光‐前編‐
瑠璃の誕生日を終えてしばらくは特に何もなく過ごしていたが…

和也「どうしたものかな…」

俺はよさげな案件か魔物が居ないか探してみていたが居ない

和也「!!!」

何かが飛んできたがギリギリでかわす

???『!やるね…』

紅い残光が駆け抜けてきた

和也「何なんだ…?」

どうやら魔物らしい

???『…♪』

楽しそうに組み伏せようと襲いかかってくる

和也「何なんだよ!!!」

そのまま手首を掴んで止める

???『予想した通りの男だねぇ…♪』

和也「?」

???『あんたが、古代種の旦那さんだろ?』

和也「ああ…」

???『相手の居ない魔物や人間関係に問題のある人々に幸せを与えてるって言う』

和也「俺達はあくまでもきっかけを作っただけだ」

???『まあ、結果がそうならいいよ』

彼女は黒い毛並みに紅い目、だから残光に…

和也「で、相手を求めて?」

???『その通り!』

和也「なら普通に話しかけて来りゃいいのに…」

???『いや、強いって聞いてたから』

和也「なるほど…」

そのままとりあえず館に連れていく

楓『彼女は?』

和也「相手探しで俺の噂を聞いて俺と接触を図ったらしい」

要点をかい摘んで言う

雫『貴方、なかなか…』

???『?』

瑠璃「和也と組手っぽいことした?」

和也「いきなり突っ込んできたから捌いた」

楓『なるほど。』

???『強いって聞いてたから、古代種の旦那さんの力を見たかったのもあるんだ』

雫『命知らずというかなんと言うか…』

瑠璃「貴方が教団兵だったら多分死んでたよ」

???『やっぱりか…殺意とか感じなくてあれだもんな…』

楓『まあ、良いでしょう…』

俺はこのときからひとつのことを考えていた

和也「…」

ジョシュにメールを送ってみる

和也「お」

数分して、彼から返事がきた

和也「よし…これなら」

楓『??』

和也「お前さん、名前は何て?」

来た彼女に聞く

???『私はスカーレット、ヘルハウンドだよ』

和也「明日、早速よさげな相手が見つかった」

スカーレット『早っ!!!』

和也「って訳で今日は泊まっていくといい」

スカーレット『ありがとう。』

ヘルハウンド、確か神にすら飼い慣らせなかった猛犬と呼ばれているはずだが思ったより話はわかりそうだ











和也「なら、行くぞ」

スカーレット『おう!』

そのまま俺達はジョシュの居る地域に魔方陣で飛ぶ

和也「お、来てるな」

スカーレット『あの男が…』

和也「ああ、この辺りに住んでる俺の友達だ。この辺りに旅行しに来たときに知り合って意気投合したんだ」

スカーレット『なるほど…』

ジョシュ「お、カズヤ」

和也「彼女が一応紹介する娘だ」

ジョシュ『ヘルハウンド、ナカナカ刺激的ダナ!』

和也「なら後は二人で…」

俺はそのまま帰宅したのだった

紅き残光‐前編‐ おわり
20/03/25 23:29更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです。

今回の話はいかがだったでしょうか?

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