連載小説
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終章 『革命的な奴ら』
「なんだかんだで最終回かぁ」
「遂に最後までパッとしなかったのう」
「エロシーンも特にありませんでしたしね」
「このまま終わらせて良いのか?」
「もっとお喋りしたかったよ〜」
「………」

ん〜…確かに少し物足りない気もする。
作者も最終回ネタに頭を捻っているようだし。

「どんな話で締めくくろうか……」
「ティータ達のドタバタ同棲生活はこれからも続く…これが王道ですね」
「ありきたりだけど、それを使わざるをえないかもなぁ」
「それではつまらんぞい!」
「そうだよ〜! もっと革命的な何かを起こさないと〜!」
「……ふむ、革命か」
「エルザ、なにか思いついたのか?」
「良く考えろ。 私達が今までしてこなかったことは…なんだ?」
「してこなかったこと?」

いくらでもありそうだけど、基本どうでもイイ日常生活の話だったからなぁ。
なかなか思い当たらない。

「ワシはわかったぞい」
「え?」
「アタシも〜」
「ティータもです」
「え? え?」
「………」
「メイは?」
「………(どや顔)」
「え、え〜……」

なんで皆わかるんだ?
俺は皆目見当がつかないのに……。

「アタシが教えてあげる〜♪」
「何を言うか! それはワシの役目じゃ!」
「いえ、ここはティータにお任せを」
「馬鹿共、私に決まっているだろう」
「………(言わせろ)」
「同時に言えばイイだろ?」

こいつらがすぐに思いつくことだ。
きっとろくでもないことに決まってる。

「じゃぁ、せ〜ので言おうよ♪」

魔物娘一同がコクリと頷く。
……嫌な予感しかしない。

「せ〜の……」

まぁ最終回に相応しいことならなんだって……

「「「「セックス」」」」 「………(ポッ)」

………。
え? まさか俺……犯されるの?












「出して♪ お顔に濃いのいっぱいかけて〜♪」
「はぁ…はぁ……」
「ほれほれ♪ ワシの手コキで盛大にイクが良い♪」
「はぁ…はぁ…ぐっ!?」

ばびゅ! びゅぶ! びゅぐん びゅっ ぴゅく…… 

「きゃっ……///」
「おぉ…凄い量じゃな……///」
「う…うぅ……」

どうしてこんなことに……?

「はふ〜ん…♪ フレンの精子…ドロドロのプリップリで…すっごく濃い〜よ〜♪」
「まったく…ザーメンで顔が見えぬぞ、フィロよ」
「だって〜……///」

フィロは顔に付着した精液を指ですくい、そのまま口へと持っていく。

「ん…ちゅっ…ちゅる…ずず〜……♪」
「む…随分と美味そうじゃのう……///」
「アイちゃんもど〜ぞ〜♪」
「むむ……」
「んふ〜♪ フレンの精子…///」
「むむむ……ワシは新鮮なザーメンが欲しいのじゃ!」

そう言うと、アイリは俺の肉棒を乱暴に握る。

「うっ…ア、アイリ?」
「ワシに口でしてもらえるのじゃ…ありがたく思うのじゃぞ?」
「え…え?」

パクン!

「ぐ…!?」
「んふ…ちゅぷ…ちゅぽちゅぽちゅぽ……♪」

顔を激しく上下に振り、俺の射精を促す。

「じゅる…れろ…はぁ…あむ…んむ…じゅぽじゅぽ……♪」

刺激する場所を完全に把握されている。
それに、アイリの上目遣いが…なんともエロくて……。

「はぁ…はぁ…うぅ!!」
「ん…んぶ!?」

ぼびゅ…ぼびゅうう!! ぼびゅ! びゅぐ! びゅく……

「あ…あぁ……」
「ん…ぐ…ぐぶ……!」

アイリの頬がみるみる膨らんでいく。
口の端から精液が漏れ出している。

「む…ぐ…ンッ…ンッ…ンッ……///」

口内の精液をゴクゴクと喉を鳴らしながら飲み込んでいく。

「ン…ンッ…ぷはぁー! だ、出し過ぎじゃ…馬鹿者!」
「う…そ、そんなこと…言われても……」
「それに…なんて粘っこいザーメンなのじゃ…喉に引っかかって…飲みづらいのじゃ……///」

とやかく言うが満更でもない感じのアイリ。

「ザ、ザーメンの匂いだけでイッてしもうた……///」
「も〜! アイちゃんだけズルイよ〜!?」
「お、お主も散々ぶっかけられておったであろう!?」
「アイちゃんが口でするなら、アタシも口でするもん!」
「え、ちょ…休ませ……」

パクン!

「うっ!?」

第1ラウンドから実にハードな内容だった。












「ふふふ…どうだ? 私の膣は」
「うぅ…ぐっ……」
「気持ち良過ぎて声も出ないか? なら……」

騎乗位の形をとるエルザが激しく腰を振る。

「ぐぅ…! ま、待って……」
「夫が早漏でも、私は一向に構わんぞ?」
「な…お、夫って……」
「ほら…早く出せ! 私を孕ませてみろ!!」
「うぐ…!?」

中出しはさすがに……。
こうなったら……!

「くっ!」
「ん…? んあ!?」

エルザの豊満な胸を鷲掴みにする。

「あ…ん…む、胸を…さ、触るな…あん……///」
「はぁ…はぁ…お、お返しだ!」

エルザの乳首を指で弄ぶ。

「あぁ…!? や、止め…ろ…乳首……よ、弱い……///」

休む暇を与えない。
快感の波が遠退いたので、今度は俺が攻撃に回る。

「体勢…変えるぞ?」
「ぁ…んあ……?」

半分放心状態のエルザをそのままに、姿勢をバックへと変更する。

「フ、フレン…今、突かれると……」

ズパン!

「ひぐ!?」

パン…パンパンパンパンパン!!

「ひっ…ひぃ…あ…あぐ…ひぅ!?」

ま、まずい…エルザの膣が気持ちよくて…もう……!

「ぐ…う!?」
「ひあ!?」

びゅ…びゅる! びゅぶうううううう!!

「ぁ…ぁ…ぁへ〜……///」

肉棒を引き抜きエルザの尻にぶっかける。
射精の勢いが強く、背中や翼、髪に角までもが俺の精液で白く汚れていく。
ゼリーのような精液がドロリとエルザの身体から滴る。

「はぁ…はぁ……」

目も虚ろで舌をだらしなく突き出す龍の娘。
エルザをイかせてしまった…後が怖そうだ……。












「さぁフレンさん、最後はティータとメイさんペアです」
「………」
「最後に1番ハードな奴らが来たなぁ……」

前の3人で著しく精子…いや精気を吸い取られたから、正直言って体力面に不安が残る。

「安心してください。 そんなフレンさんのために、極力ソフトなメニューを組みました」
「………(b)」
「極力……ねぇ」

無闇に妄信できない。
ティータのソフトは底が知れん。

「では、始めましょう」
「………(脱ぎ脱ぎ)」

イソイソと服(メイはスク水)を脱ぎ始める2人。
ん〜…なんか気恥ずかしい……;
エルザの裸を見た時はもちろん動揺したけど、この2人の場合は少し違う。
なんと言うか、こう…実の妹達のストリップショーを見ているような…そんな心境だ。

「穢れを知らない、ティータの生まれたままの姿です。 奔放初公開ですよ?」
「………///(モジモジ)」

………。
っは!? 俺の息子から蒸気が!?

「戦闘準備は万全のようですね、フレンさん?」
「………!?(ガン見)」
「あ、いや…これは……!」

興奮しちゃうんだよ男だから……。

「『パイズリ』からいきましょう。 メイさん、準備を」
「………(コクリ)」←まだガン見
「え、ぱい…ずり?」

胸の膨らみが皆無なティータの発案とは思えない。
まぁメイは…そこそこ大きいけど。

「フレンさん、仰向けになってください」
「え、あ…うん」

そう指示されベッドに寝転ぶ。

「それでは挿れますね」
「ちょ…おい!?」
「………(ガシリ)」

いきなりの挿入宣言。
逃げようと試みるが、メイにしっかりホールドされる。

「ティータ!? お前、パイズリって……」
「嘘に決まっているじゃないですか。 ティータのどこにパイの要素があると?」
「いやお前のことだから何か考えがあるのかと……」
「挿れまーす」
「まさかの無視!?」

ず…ずにゅぅぅ……

「ぐっ!?」

ぐぷ…ぬぷぷぷぷ……

「……はぁ、やっと全部入りました。 何とか根元まで飲み込めたようです」
「うっ…き、きつ……」

未成熟かと思えば、ティータの膣は温かく締め付けが凄い。
すぐにでも出てしまいそうだ。

「子宮が少し押し上げられているようですね。 この状態で動くのは難しいです」
「だ、だろ? だから1回抜いて……」
「問題ありません。 膣圧だけでイカせてみせます」
「ぇえ!?」

きゅうううう!

「ぅう…! くはっ!?」
「どう、ですか? 遠慮せずに、タップリ子宮に流し込んでくださいね?」
「い、いや…中は……」
「1度挿れたのですから、射精するまで離しません」
「そ、そんな……!?」

きゅん きゅん! うねうね……

「うぐ…ティ、ティータ…腰をグネグネ…しないでくれ!」
「中と外の同時攻めに弱いようですね? ではスピードアップします」
「や、やめ……」

ま、まずい…このままだと中に……。

「う…くっ…出、る……!」
「メイさん、ティータの肩を下方に押し込んでください。 確実に受精します」
「なっ!?」
「………(コクリ)」

メイが体重をかけることにより、俺の亀頭はティータの子宮口をこじ開ける。

「ぐっ…あああ!!」
「フレンさんのが、膨らんで……」

ぼびゅる!! ぼびゅ! ぼびゅうううう!!

「あ…ぁぅ…流れこんで…きます」
「はぁ…はぁ……」
「想像、以上の…凄い量です」

大量の超濃厚精液が子宮を満たしていく。
ティータのお腹がポコリと膨らむ。

「ん、フレンさん…ティータの卵が…何百億もの遺伝白魚に…犯されています」
「ぅ…ぁぁ……」

やってしまった…中出し……。
これはもう、どうしようもない。

「ふぅ…さて、無事に受胎は完了しました。 次はメイさんに種付けをお願いします」
「はぁ…はぁ…ぇ……?」

精液の塊を膣から溢しながら、ティータは騎乗位をメイに譲る。

「メ、メイ?」
「………」
「ま、待て! 良く考え……」

ぐぷぷぷぷ……

「ぁ…ぁあ……!」
「……っ…」

ゆっくりと体重をかけていくメイ。
結局根元まで結合してしまった。

「………(悦)」
「な、なんで…こんなに、きつい……」

ぬぬ…ぬっぷ! ぬっぷ! ぬっぷ!

「い、いきなり…!?」
「………(はよう出せ)」

上下に激しく腰を打ち付けるメイ。
はよう出せって聞こえたような気がする。

「う…うぅ…ぐぅ……!」
「………」

メイの中に出すことだけは避けたい。
なんとかしないと……。
で、でも…出そうだ……;

「…ぁ……ぃ……」
「え……?」

今…なんて?

「…あ……ん…しい」
「え…え?」

ま、まさか……?

「赤ちゃん…欲しい……///」←メイのコメント(一応)
「えええええ!?」

まさかの赤ちゃん容認宣言!?
しかも普通に喋った!?
あぁ…いろいろ驚くことはあるけど……出る!!!

ぶりゅ…ばびゅ! ばびゅううううううう!

「………!!??」
「あぁ…俺の…ばか……」

例によって遺伝子配合超濃厚ゼリーがメイの子宮を襲う。
信じられないくらい凄まじい量だ。
俺の本能が確実にメイを孕ませようと働いたようだ。

「………(種付け妊娠受胎出産@#$%&)」

完全にイってしまったメイ。

「ティータのときよりも勢い・量・濃さが段違いですね。 やはり赤ちゃんという単語は男性の繁殖本能を高めるのでしょうか?」
「そ、そんなことどうでもイイから…早く今の状況を……」

なんとかしてくれと言うや否や……

バン!!

「中出しの匂いじゃ!」
「中出しだと!? フレン、どういうことだ!?」
「ティーちゃんとメイちゃんだけずる〜い! アタシもフレンの赤ちゃん欲しいよ〜!」

なにを嗅ぎつけたのか凄い勢いで部屋に乱入してくる3人。

「2人に種付けしたのじゃ、もちろんワシにも植え付けてくれるのであろう?」
「あ、いや…それは……」
「フレン…私には散々ぶっかけるだけぶっかけておいて…この2人と仲良く子作りなどと……」
「いや、エルザ違うんだこれは……!」
「えい!!」

ぬぷん♪

「くは!?」
「「んな!?」」

フィロの不意打ち挿入炸裂。

「フレン出して…出して〜〜〜!!!」

ぬぽぬぽぬぽぬぽぬぽぬぽぬぽぬぽぬ……

「ちょ…フィロ…はげし…うぅ!?」

ぶびゅううううううううううううううう!!

「ひゃああああああああああああ……///」
「な、なんという早業じゃ…!」
「この短時間でフレンをイカせるとは…」

なに感心してるんだ……!
もうグダグダじゃないか!?

「ワシにもザーメンをよこすのじゃ!」
「おいビッチ! フレンの子種は私のものだ!!」
「なんじゃと!?」
「やるのか!?」
「フレンさん、子供の名前はどうしましょうか?」
「………(お腹ナデナデ♪)」
「フレンの赤ちゃん楽しみだな〜♪」

う…う………



うわああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――












「っていう、初夢を見たんだ」
「「「「最終回も夢オチ!!!!????」」」」
「………(餅美味)」





〜おまけ〜

まさか大学卒業後に正夢になるとはなぁ―――――





                             FIN




11/01/02 02:05更新 / HERO
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■作者メッセージ
はい、これにて連載は終了になります!

エロを書いたのは1年越しだと思います。
だいぶ時間がかかりました。

正月に合わせたところは自分でも上手くやったなぁ〜と思いm何でもありません。

応援してくださった皆様、誠にありがとうございました!
また読み切りなどに挑戦していこうと思うので、その時は是非見て行ってください。

そして……新年明けましておめでとうございます!
皆様にとって今年が良い1年でありますようにorz

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