連載小説
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閑話休題 裂け目から脱走した三姉妹の情報
俺は木田 涼。今朝テレビをつけると魔界からの緊急ニュースの最中だった

涼「ドラゴニア、確か魔界にある竜たちの聖地だったな…」

話によると、あまりの特異性と凶暴さに軟禁されていた魔物の三姉妹が脱走したらしい

涼「マジかよ…」

ドラゴニアでそこの責任者をしているドラゴン曰く『人間の雄を見つけると周りがどうなろうとお構い無しに襲いかかってくるので、未婚かつ覚悟のない男性は外出を控えた方がいい』とのことらしい

涼「しかし、どこの辺りにゲートが…」

さらに数分してゲートの空いた場所の痕跡が見つかって、少しだけ安心した

涼「良かった…かなり離れたところなら安心かもしれない…」

明日は友人たちと遊びに行こうと思っていたので安心した。

涼「…」

友人たちに今のことをLINEで送ると、二人とも遊びに行く意思は変わっていなくて安心した。

涼「さて、行くか。」

俺の仕事は個人営業のコスプレ道具の制作者で今日も商談がある











涼「では、確かに」

今回は模造剣、槍、斧、および鎧一式の販売だ。話によると劇で使うらしい

涼「今回の仕事は疲れたが、実りも多いな。」

ここ数日睡眠時かん三時間弱だがまとまったお金が手に入った、帰って寝てから飯を買いにいこう。










涼「ん…」

目を覚ますともう夜七時前だった

涼「飯に行くか…」

そのまま電車にのって駅前にいく

涼「なら、久々にあそこ行くか。」

俺が行ったのはいくつかの行きつけのひとつの中華料理屋だ

涼「なら…ん?」

新しいメニューに中華オムレツ定食がある…

涼「なら、これにしてみるか」

頼んだのは中華オムレツ定食のご飯をエビチャーハンにしたものと春巻き、餃子、油淋鶏だ

涼「では、いただきます。」

久々のこの店、美味しさも変わってない…

涼「ごちそうさまでした。」

心地よい満腹感に包まれて店を出る

涼「さて、帰って仕事の様子見て明日の準備して風呂入って寝るか…」

そのまま帰宅した

涼「新しい仕事は…来てないな。」

残りはもう発送したので安心だ

涼「よし、風呂沸いたし入るか…」

新しい入浴剤はいい、疲れがとても取れやすい…

涼「いけないいけない、寝ちまうところだった…」

風呂の処理も終えて最後に明日の準備だ

涼「財布よし、携帯バッテリーよし、いきなり襲いかかってきた魔物の対策に閃光弾よし」

鞄にそれを入れて布団に入る…











涼「さて、行くか。」

起きて朝食と歯磨きを済ませて待ち合わせに向かう

涼「お、来たな」

???「待たせたか?」

涼「いや」

???「涼も隼ももう来てたのか」

涼「満!」

満と隼も来たので早速向かうことにする





















涼「楽しかったな」

満「ああ、また行きたい」

隼「だな。」

と言っていると電車の時間が近い、これを逃すと一時間以上先のになってしまう…

涼「曰く付きらしいが、あの林を行くか…?」

満「だな、この時間なら魔物達はお楽しみ中だろうし」

隼「不要なリスクは…」

涼「間に合うか怪しいぞ?」

隼「悪い、俺が忘れ物したから…」

涼「なら急ぐぞ」

この時、俺達は忘れていた。あの林には魔物、それも特殊な個体の魔物が居ること。そして今日のニュースでその林にそのニュースの魔物たちの居る可能性のある範囲が入っていたことを…

おわり
20/03/17 23:37更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

今回の話は導入編です

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