連載小説
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謎のUSBメモリ
俺は田中 伸也。ごく普通の高校生だ

伸也「これは?」

見覚えのないUSBメモリが筆箱に入っているのを確認して手に取っている

???「なにやってんだ?」

伸也「雄一か。これ、見覚えのないUSBが入ってた」

彼は佐藤 雄一、小学校からの俺の友人の一人だ

雄一「なるほど…ならマン喫辺りのパソコンで開いてみたらどうだ?」

伸也「回りに悪影響与えないかな」

???「パソコンのことで困ってるのか?」

伸也「克巳、ちょうど良かった」

彼は鈴木 克巳、雄一と同じで小学校からの俺の友人だ

伸也「いや、何か見覚えのないUSBメモリが筆箱にはいってた」

克巳「なるほど…」

伸也「気になるから確認してみたいんだけどどうしたものかって」

克巳「なら、俺に貸してくれ」

伸也「良いのか?」

克巳「ああ、俺の家のパソコンはセキュリティ万全だ」

その日は克巳にUSBを預けてお開きにした…











克巳「伸也」

伸也「お、中身わかったか?」

克巳「ああ、なんと言うか所々文字化けした英文の羅列のテキストファイルがひとつとアプリケーションファイルがひとつあった」

伸也「文字化け?」

克巳「何か気になる。もう少し、詳しく調べてみても良いか?」

伸也「俺は構わないが…」

克巳「ありがとう」

それから数日、克巳は学校に来なかった…

伸也「何かあったのか…?」

雄一「病気かもしれないし見舞いに行ってみるか」

伸也「そうだな」

放課後に克巳の好きだったシュークリームを買って克巳の家に向かうが、そこで告げられたことは、俺達を愕然とさせるものだった…

伸也「あ、こんにちは。伸也と雄一です。克巳君居ますか?」

しばらくの沈黙と共に、克巳の母が出てきて迎え入れてくれた

母「克巳は、ここ数日どこにいるのか何をしているのかわかりません…」

伸也「なんですと!?」

母「そういえば、貴方たちが来たらこれを渡すように頼まれていました」

伸也「?」

母「克巳は、これを貴方から借りてきた翌日の夕方に、散歩にいくといって行ったきり連絡もとれませんしどこにいるのか何をしているのかさえわかりません…」

雄一「なるほど…」

雄一がUSBメモリを受けとる

伸也「何をする気だ!?」

雄一「こんなもののせいで…」

伸也「やめろ!それは唯一の手がかりだぞ!」

雄一「!」

伸也「今度は俺がやる…」

雄一「いや、俺がいく」

伸也「!?」

雄一「克巳を探して戻ってくる、だから俺にやらせてくれ」

雄一の目は決意に満ちていた

伸也「…わかった」

雄一「おばさん、絶対に克巳を見つけて帰ってきますんで。」

俺はそのまま雄一にUSBを預けて帰宅した…

伸也「お、LINEか」

雄一からラインが入る、どうやら克巳と同じようにやってみているらしい

伸也「?」

五分から十分置きに返事が来ていたのだが一時間経っても来ない、まさか…

伸也「行ってみるか…」

夜が開けて朝になる。今日は土曜、いても経っても居られなくなり雄一の家に向かう

伸也「伸也です。雄一君居ますか?」

インターホンを押して言う

雄一の母が出てきて迎えてくれた

伸也「まさか…雄一も…」

雄一母「ええ、克巳君と同じように昨日の夕方に出掛けてくると出ていったきり連絡もとれないし携帯も置いていってしまってどこにいるのか何をしているのかわからないわ…」

伸也「…わかりました、今度は俺がやってみます」

雄一の母からUSBメモリを受けとる

伸也「雄一、克巳、どこにいるんだよ…」

そのまま帰宅してUSBメモリをパソコンに挿入して中身を見てみるが…


伸也「確か、克巳はUSBメモリには文字化けした英文の羅列とアプリケーションファイルが各ひとつだけあったと聞いてたが…」

そこには確かに文字化けした英文の羅列とアプリケーションファイルがあったが他にも文字化けしていない英文の羅列の書かれたファイルが二つあった

伸也「…」

解読してみるが…

伸也「これって、雄一と伸也の事じゃ…」

和訳してみると、二人とも「研究所内で捕獲」と締められていた

伸也「もしかしたら、このゲームに何か関係が…?」

そのままアプリケーションファイルを開く…


20/02/16 00:01更新 / サボテン
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