読切小説
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僕と彼女の十の約束〜ギルタブリルさん〜
ギルタブリルさんとの約束





一‘ビックリするな’

「私は種族柄音も気配も常人には気づけない程度で動くがいい加減なれよ」

「そんなこと言われてもビックリするのは止められないよ」

「そんな事言って疚しいことでもあるのでないか?」ズイッ

「わっ!だからまばたきの間でゼロ距離になるのはやめて!」ビックリ





ニ‘料理方法に文句を付けるな’

「最終的には料理、愛妻の作った料理になるのだから良いではないか。方法をとやかく言うのはやめよ」

「でも鬼神みたいなオーラで食べ物切り裂いてるとどうしてもね…」

「なら、今日の夕飯は無しだな。せっかく銀鱈のムニエルなのに」チラッ

「ごめんなさい、鱈さん。切り裂かれて下さい!頂きますっ!」スッパリ





三‘隙だらけなのは良いが他の者に襲われないようにな’

「私は争いが嫌いだがおまえを取られるとなるとそれなりの対処はさせてもらう」

「隙だらけじゃないよ!」

「ちょっと良い顔をされるとドギマギしてしまうからな…気をつけて欲しいものだ」

「隙だらけじゃないって!」

「私はおまえを愛しているからな」
 
「い、いきなり言われると恥ずかしいなぁ…」テレテレ

「隙しかないな」





四‘毒針が欲しいときのおねだりは毎回すること’

「なにもせずに打ってもらえると思ったら間違いだぞ」

「でも、そんな恥ずかしいこと…」

「私と愛し合うことが恥ずかしいなど、流石に悲しくなってしまうな」グスリ

「そういう意味では!」

「知っているさ。全く隙しかないな」ケロッ





五‘週6では少ないからもっと増やすべきだ’

「知人友人、誰に聞いてもとりあえず七日あれば15回はすると言っていた」

「君の毒針のせいで流石に体が持たないくらいだよ」

「もっと回数を重ねればインキュバス化し、可能となるというのに…根性のないやつだ」

「心外だけど言い返せない…」

「まぁ、ゆっくりヤっていこうではないか」ギュッ

「は、はい…今思ったけど僕、隙しかないね」





六‘楽しいから虐めるときもあるが許容しな’

「全く以て変態のおまえは私に虐められるのが好きだからな」フフフ

「ち、ちがっ!その場の空気というか…。別に普段はノーマルだから」

「なら、その普段とやらから変えてやろうか?」エリヲギュッ

「ま、負けないから」アセアセ

「そりゃ、楽しみだ♪」





七‘好きだと表現すべきだ’

「私はこんなにもおまえを愛しているのに」

「僕だって」

「だって、なんだ?」

「そりゃ、す、すきだ、よ…」

「聞こえんなぁ。私とは遊びなのか?」

「違う!」フルフル





八‘おまえをすべて受け入れるぞ’

「本当に困った奴だ。まぁ、そこも含めて愛しているからな。安心しろ」

「急に情けなくなってきた…」ウッウッ

「ほらほら、抱きしめてやるから」ギュッ

「もっと情けなくなってきた…」

「だから、やったんだがな」フフフ

「!!!」




九‘大人になってくれ’

「いじけても良いことはないぞ」ホレホレ

「もう、キミなんて知らない」タイイクズワリ-

「なら、もう別れるのか?」

「絶対別れない!別れないったら別れないっ!」

「なら、機嫌を直して欲しいんだが」

「知らない!」





十‘好きだと言ってくれ’

「愛情表現“すべきだ”とか“しような”とかの促しではなく約束して欲しい。今じゃなくても良いから言葉にして欲しい」

「バ、バカにしませんか?」

「しないとも」ウンウン

「…大好きです、愛してます。こんな僕でも良かったらずっとそばにいさせて下さい」

「…言えたじゃないか」









「本当に世話の焼ける男だ」

「でも僕を選んだのはキミだよ?」

「フフ…違いない。ならば弁解の余地など皆無。ヤるべきことをヤるだけだ」ズブリ 

「ッッ!!!今は待ってよ!」

「待てない、いや、待たない。なぜかって?」 

‘そっちの方が嬉しいだろ?私色に染めてやる♪’

これが彼女との約束
18/04/14 10:20更新 / J DER

■作者メッセージ
要素が控えめの魔物娘さんは中々難しいですよね

凄く書きたいなぁと思ってた方の一人なので練習がてらですがこれは断念ですかね…
まぁ仕方のないことです。
前回のコメントでこんなしょぼくれたシリーズを好きだと言って下さる方がいらっしゃいましたので上げさせていただきます。
また今後もすぐにあげられるように頑張ります(フラグ)
それでは。

宜しければ、以前の物もお読み頂けると幸いです。

では最後に皆様の余暇のお供になれることを願いましてー。

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