連載小説
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彼らのクリスマスイブ及びクリスマス イブ中編 繋がる過去と現在 T
ジュンたちが帰って少ししてから夕食にする

和也「グラタンにしてみた」

楓『美味しそうです♪』

和也「食べよう」

雫『はい♪』

瑠璃『うん♪』

食事を終えると、風呂を沸かしにいく

和也「???」

台所が騒がしい

和也「どうした?」

楓『もう少し待っててくださいね』

和也「?わかった」

しばらくして…

雫『どうぞ♪』

和也「!この展開って…」

俺はある日のことを思い出していた

和也「あら、違った」

彼女たちは小さめのケーキを一つづつ持っていた

和也「これは…」

瑠璃『私たちが作ったんだよ』

和也「なるほど」

楓『では、召し上がれ…💕』

早速小皿に置かれたケーキを食べる、最初は楓のからだ

和也「これは…なるほど…」

楓『クリームと生地にに私のミルクを使ってみました、味的にチョコレートケーキが合うようだったのでそれにしてみました、どうですか?』

和也「どっしりとした感じで美味しい、さすがといったところ」

楓『…♪』

和也「で、次は…」

次は雫のつくったケーキにする

和也「オーソドックスなショートケーキか、なるほど…」

雫『私のミルクで生地とクリームを作ってみました、どうですか?』

和也「うん、合ってるな。」

最後に瑠璃のつくったケーキ、これはミルクレープだな

和也「では、いただきます」

瑠璃『召し上がれ…♪』

和也「んん、軽い口当たりに優しい味わい、合ってるな。」

瑠璃『私のミルクレープ、美味しい?』

和也「もちろん」

ケーキを食べ終えると、ロボットに洗い物をさせて風呂に向かう

和也「…」

体の様子がおかしい、力が入らないと言うか…

楓『貴方にひとつだけ黙っていたことがあります』

和也「???」

雫『幼化薬を、最後のお茶に混ぜました…』

和也「なんのために…」

瑠璃『和也のお母さんから、今はこんな無愛想だけど昔は可愛かったって聞いて見たくなって…』

和也「写真とか見りゃいいだろ…」

楓『それに…』

和也「???」

雫『何だかんだで甘えさせてもらってる方が多いです、だから…』

和也「いや、俺が言いたいのは何故言わなかったのかと言うことなんだが…」

瑠璃『嫌だって言うかなって…』

和也「いや、言われたら乗り気ではないにしろやってはみたが」

楓『ごめんなさい…』

和也「説明書によると、戻った年齢まで記憶も戻るらしいからそこは気を付けてな…」

俺は脱衣場に着いて一度意識を手放した






















和也「ん…」

誰かが呼ぶ声がする…

和也「ここは…」

僕が目を開けると、そこには三人の魔物の女性がいた

和也「何から聞けばいいのかな…」

開口一番に出たのがこれだった

和也「あなたたちは、魔物、ですよね…?」

楓『ええそうよ、私は楓』

雫『私は雫よ♪』

瑠璃『私は瑠璃よ♪』

和也「な、なるほど、ここは…?」

楓『ここは、未来の貴方の家よ』

和也「未来の…?」

雫『そして、私達は未来の貴方の奥さんよ♪』

和也「…」

瑠璃『普通なら信じられないよね…』

和也「でも、魔物ならあんがいなんでもありな気もする…」

楓『で、貴方を呼んだ理由だけど』

和也「はい」

雫『畏まらなくていいからね…』

楓『かつての姿だった貴方を見たかったのよ』

和也「つまり、未来の僕の?」

瑠璃『そういうこと〜♪』

和也「な、なるほど…」

楓『とりあえずお風呂にしましょう』

和也「う、うん…」

そのまま浴室に向かう

和也「…」

目のやりどころに困る、魔物って…

楓『…確かにかわいいかも…💕』

雫『そうね…♥️』

瑠璃『なんと言うか、まだ強さを得る前だからかも❤️』

和也「…」

そのまま上がって頭を洗おうとすると…

楓『私たちに任せて♪』

和也「あ、はい…」

なんと言うか、押しきられる…

楓『かゆいところないですか〜』

和也「だ、大丈夫です…」

雫『なら私は背中を…♪』

和也「!!」

柔らかいものが当たる、これは…

雫『ふふ…♪』

和也「…」

瑠璃『なら私は手足を…♪』

和也「…」

大変刺激が強い、早くなんとか終わらせないと…

楓『はい、流しますよ〜』

お湯をかけられて僕はそのまま湯船に浸かる

和也「…」

楓『顔が赤くなってるわね♪』

和也「いい温度だからかな…」

雫『それだけじゃなさそうだけどね…♪』

瑠璃『こことか…♪』

彼女は僕の股間に手を置く…

和也「!!」

飛び出すように上がろうとする

楓『まだ、暖まってませんよ…💕』

和也「…」

雫『大丈夫、怖くないから…♥️』

和也「未来の、僕にはいいの?」

なんとか言葉を絞り出す

瑠璃『未来の貴方の時間をそのまま過去に戻しただけだから大丈夫』

和也「はぁ…」

楓『そういえば…』

和也「???」

楓『貴方は小さい頃体が弱かったって聞いたけど』

和也「うん、去年まではけっこうカゼひいたりしてたよ」

雫『どう言うことなんでしょうか…』

和也「何か、粉ミルクで育ったからとか言ってたかも…」

瑠璃『!そういうこと…』

彼女達の目付きが変わる…

和也「???」

楓『だから…』

雫『同じ考えです』

瑠璃『うん♪』

彼らのクリスマスイブ及びクリスマス イブ中編 繋がる過去と現在 T おわり
19/12/05 00:04更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

今回の話はいかがだったでしょうか?

ご意見、ご感想、リクエストありましたらお待ちしております

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