読切小説
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コカトリスちゃんをシンプルに犯すお話
木々の生い茂った山の中を歩く小さな影…
白い羽根に 蛇の尻尾 白髪の頭にワンポイントの赤い鶏冠 小柄な体ながらもむっちり程よく肉ののったイイ脚
彼女はコカトリスだった
しかしその足取りは妙にオドオドしている


「ひっ ひぃ〜 怖いよ 怖いよ…」

こ、こんにちは!私…コ、コカトリスです…!

今日も山の中をご飯を求めて探索中…なんだけど…


ガサッ

「ひっひぇえぇ〜っ!怖い〜っ!」

突然の物音に私は脇目も振らず逃げ出した

「ひぇぇんっ! なにっ!?なにっ!? 今の音なにぃ〜! うわぁぁん」

ドドドドドドドっ!

そして私は数百メートル走ってようやく落ち着いた

「ハァハァ もう大丈夫だよね…!?」
へにゃ と地面に腰を下ろし一息つく

「はぁ…私ってなんでこんなに怖がりなんだろう?」

ほんのちょっとした物音でびっくりしてしまう 山の中でオーガさんやグリズリーさんにあった時なんて大変だった 数キロは逃げ続けてた あぁ失礼だったろうな…

なんで怖いのか?なんて理由なんてなかった怖いものは怖い 私はもう世界の全てが怖い…
だけど、それで困った事がある

それは…

男の人が怖い…

男の人に興味がない訳じゃない
私だって魔物娘だし、あの…その…えっ…エッチにだって憧れは…ある

…けどコカトリス特有の体質で私から溢れるフェロモンで狂わされた男の人は問答無用に私に向かって襲いかかってくるのだ
それがどうしても怖い…
友達が男の人に捕まった所を見たけどあんなの私には耐えきれないあんなに激しく…見てるだけで気絶しちゃった…

はぁぁ〜自分の種族の体質を恨むわ…
もっと優しくゆっくり近寄ってきて なでなでしてくれたらいいんだけど… はぁどんな性癖でもバッチコイなサキュバスさんが羨ましい…

はぁ… でも言っててしょうがないよね どうせこんな山の奥なんて誰も来やしないんだから…
ふぅ そういえばご飯を探してる途中だった よしっ!ご飯 ご飯っと…え〜と

「あっ虫ぃっ!」
ヒョイパクっ!

ん〜おいしぃ〜♪

「るるるん♪」

「ららららん♪」

「るるるのるん♪」








同じく山の中 そこに陽気な足取りで歩く巨大な影…


やぁ僕はきこりさ!

絶賛お仕事頑張り中!

うぅ〜んやっぱり山の中で体を動かして仕事をするのは気持ちがいいね!

空気は爽やか!言うことなし!

「う〜ん」

ぐぃ〜
少し休憩して腕をストレッチ

「さいこーぅ♪」

僕は毎日体をいっぱい使って働いて充実した毎日を送っていた

だけど、こんな僕にも悩みがある

それは 女の子が苦手なのだ…

女の子を目の前にすると緊張して口をパクパクするだけで何にもしゃべれなくなるんだ
みんなからは図体ばかりでかくて小心者だなぁってバカにされちゃうし
だって緊張しちゃうし…体力には自信あるのになぁ どうしてこう気が小さいんだろう…
まぁいいや!仕事仕事!今日は気分がいいから もうちょっと山の奥まで行ってみよう!

『るるるんっ♪』

『らららんっ♪』

『るるるのるんっ♪』









☆★
「あぁ美味しかった♪ あっ あの木!いっぱい虫が住んでそう♪行ってみよう!」

『おっ!あの木はとってもいい木だ!素敵なお家になるだろう!行ってみよう!』




「るるるんっ♪」

『らららんっ♪』

「るるるの」『るるるの』

「『るんっ♪』」



「『!!!?』」



『うっ!ふっフォオオオオオオオオオオオオ!!!!!』

「ひゃあっ!い、イヤァアアアアアアアアアアア!!!!!」


ズドドドドドドドドドっ!!!



「いやぁあああ誰か!誰か!助けて!たっけてー!」

突然現れた巨大な男に私はパニックを起こしながら全速力で逃げ出す
しかし、一向に引き離せない、木や岩の陰に隠れても全部なぎ倒してアイツはどこまでも追いかけてくる
ううっ!こ、こんな人間がいるなんて しかもあんなに大きい…

それにあの血走った目、恐ろしい顔!まるで物語の魔神!
アレはそうよ私のこと食べちゃう気だわ!私の手羽先や胸肉、モモ、皮、モツなんかもムシャムシャと食べちゃう気だわ!
捕まったら終わりだわ !
ううっ怖いよぉ〜!!

「だっだれか!誰かいませんかーーーー!」
誰でもいいから助けてください!
臆病仲間のつぼまじんちゃん!
おっとりしているおおなめくじさん!
ぼけっとしているマタンゴさん!
誰でもいいから助けてください
っと自分の数少ない怖くない友人達を思い浮かべるが、よしんば彼女達が来てもどうにもならないだろう
私は走りながら、助けを求めて叫ぶ
すると天の助けか誰かの人影が見えた

剣術修行中のリザードマンさんだった、いつもだったら怖い部類の人だが

「そこのリザードマンさん!たっ助けてっ!食べられちゃうよぉ!」



……
………
爆発しろって怒鳴られたわ…ううっ薄情だわ

「ハァハァハァ ひぃひぃ」

もうかれこれどのくらい逃げただろう 走ることが得意でも、さすがに疲れてきたよぅ
だけど後ろからは大きな足音と荒い息遣いがだんだんとだんだんと近づいてきている
立ち止まったら捕まっちゃう、にっ逃げなきゃ

「ハァハァハァハァハァハァハァハァ」

男の荒い息がもうすぐまで近いている
ダメだ… ダメだ… 振り向いちゃダメだ
ダメだ振り向いたら捕まる…

「ひぃひぃ 怖い…怖いよ… お父さん お母さん…」

しかし、この時 恐怖と共に一種の好奇心が沸き起こってしまった
男がどれほど近づいているのか どんな体をしているのか どんな顔をしているのか

ダメだ… ダメだ…ダメだ振り向いちゃダメだ…ダメだ…ダメだ…ダメだ振り向いちゃダメだ振り向いちゃ…

ハァーハァーハァー

「ダメだ!」
クルッ

私は…振り向いてしまった

そして目に映る
男の血走った目
私を捕まえようとする太い腕

そして

男のズボンを押し上げる パンパンに怒張した凶悪な股間

「あっ すごっ…」

私はそこに目が集中してしまった
実際は一秒にも満たない刹那だったのだろうが 私にはとても永い時間に感じられた



ガッ

「キャアアアアアアアっ!」

石につまづい思いっきりこけてしまった

「あうぅ… 痛たた」

痛みを堪え なんとか起き上がろうと顔を上げた その先に

男が立っていた
歪んだ笑顔で、恐ろしい目で私を見ている

「ひいぃ いやぁぁああっ!」
身を翻し逃げようとするが

「うおおおおっー!!」
男は肉食獣さながらに飛びかかり哀れな獲物である私に後ろからしがみついた
私の小さな身体は男の大きな身体にすっぽり収まり、男の熱と臭いが私の全身に伝わってくる



「いやぁっ!離してっ! 離してよおぉっ!」

懸命に暴れるが 男の手からまるで抜け出せない
絶望が私の心を包み込む

男は 私を組み伏せ両手で羽根を押さえつけた
男の恐ろしい顔がすぐ近くにまで迫ってくる

「あ… あぁ… いや… いやぁ…」

恐怖に染まる心、しかしそんな心と裏腹に…

スゥ

「えぇっ!? いやっ! なんで!?なんでぇ!?」

種族としての本能か 男に捕まえられた私の体は心とは逆の反応を示した

胸や秘部を覆う 羽毛は完全に取り払われ 小さな胸と薄ピンクの乳首 綺麗な臍 まだ誰も受け入れていない純潔が 華奢ながら白く美しい乙女の肢体が外気に晒される

そして、股からは湧き出る愛液の温度が内股を伝う

「なんで?なんでぇ!? 怖いのにぃ! いやぁっ!見ないでっ!見ないでよぉっ!」

「うおおおおぉおおおぉおっ!」
それを見た男は歓喜の雄叫びをあげ 、下卑た笑みを浮かべた

ペロリ ペロリ ペロリ
男が 顔を 首筋を 鎖骨を 胸を 臍を 脇腹を 股を味見をするかの如く、いやらしくぺろぺろと舐める

「ひっ…! きゃうぅうん やめてっ!やめてよぉっ…はひいぃい」

苦労して捕まえた獲物をすぐには食べず 弄び、恐怖に染まった表情を見るつもりだ…!なんて残虐性
だけど
「あっ あぁん♥ だめぇ はあぁぁあん♥」

恐怖に染まった心 快楽を感じてしまう体 相反する二つに私は混乱して動けなくなってしまう

そんな私を男は乱暴にひっくり返し 四つん這いの姿勢にさせた

「あ…あぁ…」
力なく なす術なく 人形の様に扱われる
辛うじて首だけ振り返ると

男の股間にはビンビンに怒張した巨大な男性器が…

「ひっ!」
男は私を犯すつもりだ 犯してから食べるつもりだ!

グイッ
男が私の腰を掴む

「いやぁー!やめてぇ!そんなの そんな大きいの入らないよぉ!」
泣いても叫んでも男は止まらない 男は私の入り口に怒張したモノをあてがった

「やめてぇ やめてぇーーーー!!!」

ブツンッ

「あ"あ"あ"あ"あ"ああああああああああああ!!!!」










「安心するぅ♥」


「あはぁぁん♥」
はぁあん 男の人が私のナカにおちんぽ 突っ込んだ瞬間に 私の中にあった恐怖や不安が全部吹っ飛んじゃったよぉ♥
ナカに感じる男の人のおちんぽの温もり…
どうして?こんなに心が安らかなの生まれて初めてだよぉ♥
「ひゃあぁああん♥」

グイッ
パンパンパンパンっ!
不意に訪れた安心感に戸惑う私 そんな事お構いなしと男は容赦なく腰を叩きつける

「あぁっ ちょっと待ってっ! そんなっ まだ入れたばっかりなのに そんなに激しく動かしたらぁ…」



「あ"あ"あ"あ"あ"ああああああああああああ!!!!」










「落ち着くぅ♥」

「やぁ ダメぇ♥おちんぽが私の子宮の奥を ズンズンズンズン ノックする衝撃がぁ リズミカルなピストンがぁ 私の心をおちつかせていくのぉ♥」
バチュンバチュンと水音と同時にくる激しいくらいの衝撃 荒々しいはずなのに何故か逆に心を落ち着かせ安心感を与えてくれる

「うおぉおぉおおおおっ!」

「きゃあっ♥ またはげしくなったぁ♥ いいよっ もっとはげしくしてっ 壊れちゃうくらいもっと♥ わたし あなたのこともう怖くないよ♥ もっともっと突き入れて わたしのこと安心させてぇ♥」

「いっ ひゃああぁぁぁああん♥」
ドビュルルルルルルル

絶頂そして自身のナカに放たれる精液の温かさを感じる 恐怖どころか生まれて初めての痺れるくらいの快楽と穏やかな心 目からはいつもとは意味の違う涙が頬を伝う

「はぁー ♥はぁー♥ う、 嬉しいよぉ♥ もうこわくない 貴方といれば もうなにもこわくない ずっといっしょだよぉ♥」

そんな初めての余韻を感じていたコカトリスであったが

「うがぁぁああああ」

復活した男が また小さな未発達な体を喰らおうと腰を動かし始めた

「あはぁっ♥ もっともっとぉ このまま種付けてぇ♥ 赤ちゃん出来るぐらい種付けてぇ♥」

「うおおおおおおおおおおおおおっ!」


こうして2人は次の朝日が登るまで行為に及んだのであった…







☆★☆

朝目覚めたら 僕にお嫁さんが出来た
白い羽根の生えた小さくて可愛い女の子
とっても怖がりで僕から離れまいと一生懸命くっついてくる
最初はとってもびっくりしたけど 僕でいいの?って聞いたら
「あなたじゃなきゃ やんやん♥」
だってさ えへへ

今では彼女の家で一緒に暮らしている
とっても幸せだけど ちょっと困った事が“二つ”ある
一つは

「じゃあお仕事行ってくるよ 本当に大丈夫かい?」

「…うん、大丈夫…」

「本当に大丈夫?」

「…大丈夫…大丈夫」

「わかった! それじゃあ いってきまー「やっぱりだめぇ!!!」

ピキィン
「がっ!?」

「はぁ怖かったよぉ もう30秒も離れちゃったよ もう離れちゃいやぁ スリスリ」
「じゃあお家に帰ろうね」
ズルズル
……
「お仕事にならないよ トホホ」

その後 嫁をおんぶしながら木を切る木こりが現れたとか現れなかったとか

コカトリスちゃんをシンプルに犯すお話
〜設定通り〜


おまけ









14/10/12 20:13更新 /

■作者メッセージ
設定通り! と言うわけで今までわたくし “さ”は四つん這い四つん這い言いながら設定の性格とは違う魔物娘さんを書いてきました。
そこで反省して 基本に忠実!設定通りの魔物娘さんを書こうと思い筆をとりました
コカトリスちゃん可愛いですよね!
コカトリスちゃんはただ単に後ろから犯されて喜ぶ娘じゃないんです!

いじめたくなるような守ってやりたくなる様な怯えた目 控えめな胸 小柄でありながら魔物娘で1、2を争うほどのいい脚
裸スカーフ
いつもくっついてくる可愛らしさ守ってあげたいと言う気持ちになる その反面離れようとすると石にする軽いヤンデレ傾向
さらには夫が出来た後は他の男を石にして キューピッド役もこなすという
もっともっと皆さんに可愛がってもらいたいイイ娘だと思います!

あと四つん這いってそんなに悪いものじゃないんですよ

四つん這いの魔物娘が増える

本来強気の性格の娘もドMで従順な雌豚に

人間が御主人様! 襲うより襲われたい!

魔物が人間よりも上位という設定が薄まっている!?

つまり四つん這いと言うのは魔王様の種族統合の進み具合を測る一種の指標だったんだ!!!

ここまで読んで下さいまして本当にありがとうございました!!

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