読切小説
[TOP]
実況報道『高貴な者専用痴漢専用車両の実態』
J:魔物娘を愛してやまない皆さんこんばんは、ジョン・カピバラです。解説には元(ヴァンパイアハンター)日本代表のキタザワヨワシさんをお迎えしています。キタザワさん本日もお願いします。
K:はい、よろしくお願いいたします。
J:さて本日の舞台は高貴な者専用の痴漢専用車両という事ですが、キタザワさんこれはいったいどうなるのでしょうか。というかそんなニッチな電車で利用者数は増えるのでしょうか。
K:えー、そうですね。常識的に考えれば高貴な者が電車など使うはずが無いと思われるのですが、しかし逃げ場の無い公共的な場所での凌辱というものに心惹かれる方は決して少なくないらしく、こうした場が設けられるようになったようですね。それに高貴な者と言っても魔王の孫、つまりリリムの娘だけを数えても昨日までの時点で99822人はいるとの事ですから、彼女たちがネズミ算的に増えていくのを考えれば商売になるのではないかと考えられますね。
J:そうなんですかぁ。しかし無理やりに定めると問題が起きそうなものですが。
K:今や電車の半分以上は痴漢専用車両か魔界行きですし、サバト専用痴漢専用車両なんて前例もありますから、電鉄会社側も断りにくかったのもあるのでしょうねー。もっとも、人間側には多くが伝えられていないのもあって、会社の運営等には大きな問題が出ているようですが。
J;そうですねぇ、人口の三分の二が性行為に勤しんでいるとの事ですから、人類がこれまで築き上げてきた社会が数年後に成り立つのか不安なところではありますが……おおっとここで、電車が動きだしました。男性は3人ほど乗っております、このご時世に独り身のようです。
K:羨ましいですねぇ。私も何も知らずに乗ってみたいものです。
J:えぇ、まぁ、私は下手な事を言うと後が恐ろしいのでノーコメントという事で。さて男性の方はと言うと……ああっと、いきなりのちんちん!
K:これは(家庭の情操教育と旦那さんの夜が)マズいですねぇ。
J:男性と性交出来なかった者も一人、また一人と手を伸ばしていきます。この包囲陣を男性の方突破出来るのか……あぁっと、イったぁッ! 腰を震わせてよがっているぅッ!
K:見事なイきっぷりですねー。これは襲ったヴァンパイア側も満足でしょうねー。
J:しかしまだ凌辱が収まる気配はありません! そのまま口に吸いついて、唾液をもすするかのような勢いです! 周りの者たちも乳首や首筋に舌を這わせ、愛撫とは名ばかりの凌辱を繰り広げているぅ!
K:高貴さは微塵もありませんねぇ。
J:しかし本当にのびのびとプレイしてますよねぇ。ブラッドサッカーにもこのようなプレイが許される時代が来たんですねぇ。
K:本当ですねー。ひと昔前は堅苦しい礼節やらなんやらで凌辱するにも時間と手間が掛かっていたんですけどねー。
J:おっとここで選手交代、これはダンピールでしょうか。先ほどのヴァンパイアと比べるとまだ幾分か愛情に満ちているように見えますが、これはぁ。
K:ダンピールはヴァンパイアと比べると男性を自分の所有物と見る者は少ないですからねー。ただハッスルし始めると、下手なヴァンパイアより凄まじい凌辱となるのですが……。
J:おおっと!? ここでダンピール、男性を椅子に押し付けると腰を激しく揺すり始めたぁ! 男性はイっています! 目をかっ開いて苦しそうにも見えます!
K:先ほどより強い快感を受けているんでしょうねー。これでは脳みそまで快感に潰されて、廃人になってしまうでしょうねー。
J:なんという凄まじさ! ダンピールの凌辱はまだ収まりません! 噴き出した精液が水たまりのように溢れています!
K:こうなると先ほどまで犯していたヴァンパイアもたまったものじゃないですねー。寝取られないか、もう自分でイけなくなるんじゃないのか、冷や冷やしながら見ているんじゃないですかね。
J:男性が動かなくなった所を、集団が囲んでいきます。もう男性の姿が見えなくなりました。
K:いいですねー。男なら一度はこういう凌辱を受けてみたいものですよねー。
J:えぇそうで……あっと失礼携帯が……ひっ!? ……大変失礼しました、妻からのメールが来てしまいました。
K:後が怖いですねー。
J:さて他の男性はと言うと……あぁ、これはなんと言えばいいんでしょう、逆仁王立ちスタイルと言えばいいのでしょうか? 顔面に下着越しの性器を押し付けられています! あの翼に魔力、彼女はリリムでしょうか?
K:そうですねー。あの若さと魔力の少なさはひ孫でしょうかね。若いリリムのセックスは情緒も無いとにかく快楽を叩きこむようなもので、それはそれで素晴らしいようですが。
J:今ここで、男性が性器に触れられる事なく射精しました! それに気づいた他の者たちがそちらの男性に寄っていきます! 集団の中にはぬらりひょんからファラオアポピスコンビ、デーモンまでいます! このような光景は随分珍しいものではないでしょうか!
K:珍しいですねー。あのような種族の大半は独り身でも街を歩いているだけで男を堕とせるものですから、こんな場所にまで来るとなるとよっぽど運が無かったんでしょうねー。
J:ところで車内が明るくなったり暗くなったりしていますが、これはファラオとアポピスの力が拮抗していると見ていいのでしょうか?
K:そうですねー。ちょうど二人掛かりで男性の両乳首を嘗めまわしていますからねー。
J:ああっと、精液が噴水のように飛び散りました! あんな射精をして、彼は大丈夫なんでしょうか!
K:これほど高位の魔物がひしめき合っていますから、乗車した時点でインキュバスになっていると思いますがねー。ただ、インキュバスでもこれだけの射精はめったに見られるものではありませんよ。
J:そうなんですねぇ。おっともう一方、電車後方の男性は、バフォメットの小さな胸に股間をこすりつけています!
K:ケイオー線はサバト専用車両はないですからねー。これは仕方ない事なんじゃないかと思います。
J:しかしケイオー線からサバトに行けるものなんでしょうか?
K:おそらくナンブ線に乗り換えてタチカワ駅近辺まで行くのではないでしょうかねー。
J:なるほど、確か駅南方の風俗街が今は魔物たちの楽園となっているそうですからねぇ。
K:あの地域はサバトも3つ程ありますからねー。
J:さてバフォメットたちですが、ここで騎乗位の形となりました……ああっと! アークインプが男性の顔面に騎乗したぁッ! ぐりぐりと女児パンツを押し付けられて、腰を跳ね上げているッ!
K:アークインプの魔力を顔で受け止めたら、もうたまらないでしょうねー。
J:そのまま一人でぐんぐん上がっていく! バフォメットは欲求不満なのか腰を揺すって……あぁイったぁッ! イきました! バフォメットの膣内から溢れ出しているぅッ!
K:上位の魔物の魔力をダイレクトに受け止めている形ですから、これはむしろ今まで耐えていたのが驚きなぐらいですよねー。
J:そうなんですかぁ。さて先ほどの男性は起き上がれないまま、あっと隣接する通常の痴漢専用車両から魔女やインプ、エンジェルたちが流れ込んできて、先の彼にのしかかっていきます。そのまま、あぁ色とりどりの女児パンツとスポーツブラで彼の全身を愛撫していきます! これはまた、たまりませんねぇ!
K:そうですねー。大人とはまた違う、子どもの魅力を見せてくれてますねー。
J:ああっと! ここで終了! 電車が到着してしまいました! 男性たちはそのまま外に運ばれていきます! さてキタザワさん本日の内容ですが如何でしたか。
K:そうですねー。魔物が増えてきたのもあって、こういった立場の限定された場でも多数対一での凌辱が見られるようになり、男性の身としては羨ましい一方で、魔物たちのこれからが少し気になるところです。
J:そうですかぁ。しかし色とりどりの魔物に順繰りに凌辱されるのは、本当に羨ましいですねぇ。
K:そうですねー。愛するお嫁さんが一番とは分かっていても、そのお嫁さんが大勢居ると考えると、ちょっと妬けてしまいますね。ところで先ほどから奥様がお見えになられているようですが。
J:えっ、あっ。ではキタザワさん本日はありがとうございました。
K:はい、ありがとうございました。
J:それでは皆さんさような、あっ、ちょっと、まだ収録終わって、あっ、あひぃぃぃぃいいッ!!
18/01/02 21:56更新 / 黒髪の非理知的な男

■作者メッセージ
リリムの人数は適当。もっと多いかもしれない。

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33