連載小説
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姉の裏話
ぐちゅぐちゅと、音がなっています。


熱い身体をこすりつけ、粘着質な汁がどろどろに混ざっていく素敵な音。
三人で移ってからずっと続いていて、それだけでもここに来て良かったと思えます。

「ん、んむうううぅぅぅ……」

だって、神父様の可愛い声が聞けるんですから♪

今もマリィにおちんちんをしゃぶられながら、私に膝枕されて顔をパフパフされてます。
私達よりずっと大人なのに、まるで赤ちゃんみたいでお腹がキュンキュンしっぱなしです♥️

……くじで負けちゃいましたので、おちんちんなめなめ出来ないのは残念ですけど…。

でも乳首をコロコロしたり、べろちゅーして神父様を間近に感じれるので問題無しです。
それだけじゃなくて、こうして一瞬だけ、顔を出してあげてから……

「ぷはっ……ああぁっんぐぅ!?」

口が開いた瞬間に、おっぱいを押し付けるんです♪

私のおっぱい以外の空気を吸おうとする浮気性な神父様に、ちょっとしたお仕置きです。
もちろん、すぐに神父様が咥えたほうのおっぱいの付け根を搾って、母乳を出すことも忘れません。

神父様に沢山可愛がってもらったお陰で、少し前から私達にも母乳がでるようになりました。
本物の赤ちゃんはまだですが、こうした融通がきくのは淫魔の良いところですね。
おかげさまでプレイの幅が広がりました。


……簡単そうに見えますが、おっぱいあげるのも以外と難しいんですよ?
頭の角度とか、おっぱいを揉む強さとか。
最初の頃は気持ち良すぎて、吸われる度にイッちゃってましたが、今はこうして悪戯出来るぐらいには慣れました。
もう気持ちいいほどおっぱいも出るとは知らず、母乳で神父様を溺れさせることもありません。
反射的に胸の間で抱き締めて、別の意味で昇天させることもないですから。
ないったらないのです。


あ、でもちょっと良いですね。
私とマリィには母乳コーティングしたことありますが、逆はありませんでした。
今度神父様を母乳ローションまみれにしてぐちゃぐちゃに蕩けさせてあげましょう。
おちんちんは勿論、乳首も脇もお臍も感じるように教え込んであげて、なんならラストフロンティアな後ろも……。

……こほん。
ダメですね、旦那様から目を離すなんてお嫁さん失格です。
話を戻しましょう。
胸の中の神父様ですね。

初めは突然のお仕置きに目を白黒させていましたが、すぐにちゅうちゅう吸い始めてくれましたよ。
本当に赤ちゃんになっちゃいましたね♪
上手にちゅうちゅう出来る頭を撫でてあげると、ますます神父様の理性が遠いところにいってしまいます。

どうやら神父様にとって、私達姉妹の母乳は媚薬兼精力剤みたいです。
まぁ、世界で一番愛してる人のために出してるものですから当然と言えば当然かもしれませんね。
その証拠に、濃厚であま〜い母乳を飲むと……んっ、

「んじゅ、んぐっんんんむぅぅあああっ……」

ほら♪
またイッちゃいましたね♥️
精液は全部マリィが飲んじゃってるけど、臭いですぐわかっちゃうんですよ♪

「っ、…っ…!」

…すごい…身体びくびくしてます。
そんなにマリィのおくちまんこ気持ちのかな…?
あとで身体に聞いてみましょう。
私の方が良いって言うまで泣いても喚いても止めてあげません。
マリィも絶対に同じ事を言うと思いますが、神父様がどう答えるのか楽しみです。

あ、でもイッててもおっぱいちゅうちゅうするのは高得点ですね。
もしかしたらおっぱい中毒になってる?
それならそれでとても素敵なので、ご褒美にもっともっと気持ちよくしてあげなきゃいけません。

「ふふっ……いい子…いい子ですねぇ……」

優しく、神父様のお母様になったつもりで頭を撫でます。

いい子いい子……本当にいい子です。

この万魔殿にお引っ越しして、ずっと時間も関係なく交わったせいで、神父様の身体は完全に堕ちちゃいました。
もう快感に抵抗できません。
私達が気持ちいいってことを身体が覚えちゃって、ちょっと触るだけでへなへなになって、どんな時でもおちんちんを硬くする変態さんになりました。

でも普段はカッコいい昔の神父様のまま。

ここが大事なポイントです。

いつもは凛としてるけど、私達にだけ優しくして、甘えてくれて、私達なしでは生きていけない神父様。




やっぱり、こうなるようずっと頑張ってきた甲斐がありました。




素敵な素敵な神父様。
可愛い可愛い神父様。

私は神父様が好きです。
あの凍える夜から私達を助けてくれた神父様だけをずっとずっと愛してます。
妹のマリィも同じでしょう。

両親を失って、教会の孤児院から売られそうになって、この世の全てを恨んでいた私達を神父様は救ってくださいました。
神父様は主神のお導きと言っていましたが、私達にとっては神父様こそが神様なんです。

どこまでも優しい笑顔も。
名前を読んでくれるあの声も。
必ず受け止めてくれるたくましい体も。

けれども皮肉なことに、いつも神父様を見ていたからわかってしまいます。
神父様にとって、私達は家族で、娘で、救うべき子羊。
きっと私達の想いを受け取ることはないんだって。

神父様が悪いわけではありません。
真面目な人ですから、ひらすら神職に身を捧げようとしていただけなのです。
だだその悪意のない事実がどれほど辛かったか。
毎日毎日、神父様を見て話して触れて、どんどん気持ちは大きくなるのに最後の一線だけは許されない。
生殺しの日々に、何度胸をかきむしろうと思ったことでしょう。
マリィに耳打ちして一緒にシスターを目指すことにしましたが、それだって単なる時間稼ぎに過ぎません。

いずれは神父様の元を離れなければならない。
あの時の私は、幼い分私より神父様と一緒にいられるマリィにすら嫉妬するほど追い詰められていました。
崇めてもない、それどころか私達を見棄てた神の家で自分を偽りながら、ひらすらに奇跡を祈って、祈って、祈り続けて、

「貴方の願い、叶えてあげましょうか?」

歪な私の祈りは悪魔さんのもとに届きました。
その姿は教会の教えとは似ても似つかない、禍々しくも聡明で、見惚れるほど綺麗で。
怯えながらも悪魔さんの言葉に期待する私を見通すように、私に一本の小瓶をくれたのです。
曰く、人の心を少しだけ素直にさせる魔法のお薬。
使い方は聞くまでもありませんでした。
他にもこれから起きることや、万魔殿の存在など色々後押しをしてもらって……。

おかげで、今日の神父様と結ばれることが出来ましたから、感謝してもしきれません。

お薬は神父様に気付かれないよう食事に数滴だけ混ぜて、徐々に神父様を素直にして上げて。
勿論、マリィだけ仲間外れにすることはありません。
すぐに悪魔さんに頼んで魔力を注いでもらって、一緒に神父様を誘惑しちゃいました♪
わざと見つかるようにひとりえっちとかもしちゃって♥️
マリィにも抱っこしたときに身体を擦り付けるようアドバイスして♥️

神父様も変わっていきました。
隠れて私やマリィの身体をじっと見てきたり、ちょっとしたことでずっとおちんちんを大きくさせてたり♪

でもあくまでゆっくり、少しづつ。

私もマリィも、神父様の全部が大好きなんです。
いつもの凛々しい素敵な神父様。
お薬で素直になった可愛い神父様。
どっちも同じ神父様なら、両方取るのが当たり前ですよね?

だからお薬はちょっとづつなんです。
私達に優しくしてる素敵な神父様のまま、私達が可愛い神父様を尽くしてあげられるように。
理性をゆっくり溶かして、ギリギリのタイミングを見極めるんです。

そしていよいよ運命の夜。

魔物軍が街に攻めてきて、私達もようやく結ばれたんです♥️
その頃の神父様はもうぼろぼろで、私達を襲う前に殉教しようとしてたみたいですけど許すはずないじゃないですか♥️
抵抗できない神父様を押し倒して、服をはだけさせて…。
最後の一押しに万魔殿に連れ込んで快楽漬けにして、ようやくここまでこれました。

私とマリィと神父様。
他に何も入らないのです。

「ずっと一緒ですよ神父様♥️♥️」


21/04/18 14:10更新 / 迷える哺乳類
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■作者メッセージ
愛の大きい妹と愛の深い姉

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