連載小説
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おじさんと私
サラマンダーの、告白から逃げるように走っていると、商店街らしき、所が見えてきた。
野宿候補として、そこに、行くことにする。
行ってみると、やはり、商店街だ。アーケードに覆われ、歩行者天国になっている。
中に入いると、そこは、花壇には花が咲き誇り、ゴミ一つ落ちていない程、清潔に保たれ。
そして、看板には商店街内での青姦禁止!!
と、大きく書いてあり、この商店街の、治安とモラルの高さを窺測出来る。

事実、今まで歩いていて、性の匂いや、奇声や、気配などは一切していない。
総合的に判断して、とりあえず、一泊するくらいなら、大丈夫そうだ。
油断は出来ないが、少しは眠れるだろう。
暫く歩くと、ジョンの巨体でも横になれそうな
大きめの、ベンチがあった。
ちょうどいいので、今日は、このベンチで、一泊する事にする。上半身だけ横たえ軽く目を閉じた。

(明日からは、潜伏生活を有利に進める為に、ターゲットを探さないとな)

仮眠を取りはじめ、数時間が経過した頃

"タッタッタッタッタ""カサッ"

薄目を開けると、コカトリスが走り回っている。
臆病な種族だ襲われる可能性は少ないだろう
観察していると、新聞配達をしているようだ。
という事は、今は、4時前後と推測出来る
そろそろ、起きた方がいいかもしれない。
職種によっては、仕込みのため、この時間帯から、行動する人間もいる。
起き上がり伸びをする、無理な姿勢をとっていた為か、嫌な音をたて椎骨と腰椎がなった。

「あっ!」

「うん?」

「ひぃ!怪獣だ〜!!」

"ダッダッダッダッダ"

新聞配達を終え、帰る途中のコカトリスと目が合った。その瞬間、顔を青ざめ、脱兎の如く駆けていき瞬く間に、街の中に消えて行った。
石化の能力を発動させなかっと言う事は、未婚か子供のどっちかだ。

「怪獣では、ないんだがな」

余談だが、その後、商店街の護り神に、会ったという噂話しが広がり、ちょっとした、ブームになった。
そして、ついには、それを元に、商店街のマスコットまで誕生したとさ。

「本当に、失礼しちゃうわよね〜」

突然、幻聴の様に頭の中で、女の声が声が響き渡る
多分、思念伝達の一種だろう
昨日の奴等より、面倒なのに目をつけられたか?

「誰だ!!出て来い!」

「はぁ〜い♡出て来てあげたわよ♡♡」

忽然と眼前に、白髪のサキュバスが現れた。
ピンポイントの転移魔法に思念伝達、サキュバスの中でも上級なのだろう。膂力では、勝かもしれないが。魔法を使われては、分が悪い

「色ボケ悪魔が何のようだ?」

「つれないわね〜。
私は、ミリールっていうの♡♡
少し、話し相手になってくれないかしら♡♡♡」

「他の奴にでも相手してもらえ」

「あら、振られちゃったわね
まあ、今日の所はいいわ〜
そうそう、女の子は大切にしなさい。
きっと、いい事があるわよ」

「はぁ?」

「じゃあね。また、会いましょ」

一方的に捲し立てると、まるで、そこに居なかったように雲散霧消した。
一見すると、ただナンパ目的に現れたサキュバスである。表情や仕草は、普通のサキュバスと同じく、色に富んだ艶かしものだ。

だが、目は笑っていなかった。
あの目は、思慮深く知略謀略に長けた策士の目だ。
ジョンは、そういった、人間を何人も消して来たが
あの目はその中でも断トツである。

(あいつは、要注意だな。いざとなったら、消すか。
対策は、後でじっくりと思案するとして。
とりあえず、今日はここの商店街で、ターゲットを探すとしよう)

ターゲットとは、潜伏生活を有利に進める為に、役に立ちそうな鴨のことである。
今考えているプランは、子供を媒介に親を騙す事だ。
人間の場合、子供に近づくと親に警戒されてしまうが
魔物は、恋愛や性に関してはかなり積極的なので、男が近寄って来ても怪しまれない。
子供が自分に、好意を持ってくれれば、あとは、親に近づき追っ手が来るまで、言葉巧みに金などを吸い取ればいい。

逆に、親魔国で、女を誑し込む事は不利になる。
魔物は、一度手に入れた男を手放す事は、太陽が西から登る事と、同じ位に絶対に無い。
ついてこられると、逃亡先が狭まったりと、邪魔になることだらけだ。
況してや、ラミア種に手を出せば、逃亡どころか
監禁されてしまう可能性もある。

(プランは纏まった。
人が集まる時間まで、地理の把握のため周りを散策
兼、聞き込みをするか)

休憩を入れながら、歩くこと数時間、判った事は色々とある。まずは、この商店街だ。近くに国王の本城があり、商店街というよりも、城下町と言ったの方が近いかもしれない。
名前は、シブナ商店街といい、アヌビスのシブナが、会長を務めている。
シブナは、刑務所長の姉であり街でも有数の権力者のようだ。取り入る事が出来れば、有利に働くだろう。

(アヌビスに取り入る事も、考えんとな)

再び商店街に戻ってくると、早朝とは打って変わり色々な種族で賑わっている。
朝寝ていたベンチに座り、怪しまれないように
子供らしき者達を観察する

(よし、探すか)

(サバト勧誘の魔女達、年齢詐欺)

(ゴブリン、年齢不詳)

(ドワーフ、年齢不詳)

(ラミア、面倒)

(おっ!!いい鴨がいるじゃねぇか)

それは、10歳位のサキュバスの子供だった。
サキュバスは、色に特化した種族である。
子供も、例外なく色事などが好きだ
だが、このサキュバスは、人間でも珍しいくらいに
穢れを知らない純真な少女のようだ。
どのように、育てれば、この様になるのか?感心する
まあ、その教育のお蔭で騙すのは非常に簡単そうだ。

(よし、こいつにするか)

行動範囲や交友関係を調べる為、買い物客に紛れ尾行を開始する。10分程したところで、挙動不審な2人組が、少女に近寄って来た。偽りの微笑み、獲物を狙う瞳、欲を漲らせた愚息
自分とは系統が違うが、明らかに犯罪者だ。
少女をレイプか何かする目的で、近寄ってきたのだろう。一、二言話すと、2人組に手を繋がれ、何処かに行ってしまった。

(よし、チャンスだ
レイプされそうな所を、助ければ、一気に信頼を得る事が出来る)

2人組を尾行した結果、一軒の廃屋に辿り着いた。
ここが、男達のアジトなのだろう。こういう時は、タイミングが大事である。
早過ぎたら、此方が悪者になり、遅過ぎたら効果が半減だ。暫くすると、少女の悲鳴と助けを呼ぶ声が聞こえてきた。
それと、同時に扉を蹴破り部屋に突入する
すると、そこには服を破かれ
下半身全裸の男に、襲われている少女がいた。

「なんだ?お前わ!!こいつの彼氏か?」

「いい所だ!!邪魔するな!」

「助けて!!」

「黙れ!静かにしろ!」

「いや〜!止めて!」

突然、突入して来た大男に、人間の三大欲求を、邪魔されたため、怒りを露わにする
襲っている男は、ジョンが突入したにもかかわらず
凄みながらも行為を続けようとするが、それを蹴り飛ばし、少女に優しく声をかける

「大丈夫か?」

「グズッ………。ありがとう」

「安心しな!おじさんは、正義の味方だ!
お前ら、女の子にこんな事して!恥ずかしくないのか!!」

微笑みながら、少女に自分の上着を着せ、無骨で大きな手で頭を優しく撫で、慰め悪漢に見得を切る。
今の所、非の打ち所がない完璧な演技だ。

「痛えな!」

「正義の味方気取りか!やっちまえ!」

2人組は、ナイフと鉄パイプを取り出し、絵に描いたような悪役のセリフで襲いかかってきた。
鉄パイプの男を、前蹴り一撃で卒倒させ。
ナイフの男を、アッパーで殴り飛ばす。

「もう、大丈夫だ。怖かったな。」

「グズッ……うえぇぇぇぇん」

「よしよし、好きなだけ……「この野郎!!殺してやる!」

その時、グロッキーから回復したナイフの男が、少女目掛け襲いかかってくる。

「キャア!」

「危ない!!」

"ドスッ"

ジョンは、少女を庇い刺された
だが、鋼の様に硬く分厚い筋肉の前に、ナイフなど意味がない。すかさず、顔面にストレートを叩き込む。今度こそ、男の意識は闇の世界に堕ちていった

「おじさん!!大丈夫?!
痛くない?」

「大丈夫さ。君が無事なら!
こんな傷、たいしたことないよ」

少女を庇い刺される、シチュエーションを作り上げる為、殴った時、あえて、ナイフの男だけ手を抜いたのだ。こういうタイプの人間は、逆上して、刺してくると踏んだが、予想通りである。自分を庇い刺された。少女は更に、ジョンの事を信じるだろう。念には念を入れ、最後の駄目押しだ。

(男が予想通りの人間で、助かったな。)

「ほんとうに?血がいっぱい出てるよ?」

涙腺は限界まで緩み、今にも溢れ出しそうだ。
そして、心配と恐怖が入り混じる少女の、涙腺は再び決壊した。それから、小一時間、宥め賺し落ち着かせた所で、個人情報を聞き出す事にする。

「落ち着いた?」

「うん。おじさん。さっきは、ありがとうございます」

「君が無事で本当によかったよ
名前は、なんて言うの?」

「アリスのエシーラだよ。
よろしくね。おじさんの名前は?」

「おじさんはね。ジョンっていうんだよ。
アリス?って、どんな?種族なんだい?」(アリス?聞いた事ないな。今度、調べてみるか)

「じゃあ、ジョンおじさんだねアリスは、サキュバスの中でも特別なんだって」

「そうなんだ。エシーラは、何処に住んでるの?」

「私は、慈愛の家っていう。
孤児院に住んでるよ」

「そうなんだ。よかったら?送ってあげるよ?」
(よし、孤児院!慈善家の仮面を被ればアヌビスに近づけるかもしれない!!)

助けた子供は、孤児院の子供だった。
ついに、運が向いてきた。孤児院や教会などは普通の、家庭より金もコネもある。
それに、慈善家や聖職者は、献身的で純朴な者が多いと相場が決まっており、騙しやすい事に、定評がある
自分も何度か、財布を潤せてもらった。

「うん!ありがとう!」

満面の笑みで、答えてくる
普通の人間なら、こんな、濁りのない純粋な笑顔を
向けられれば、多少なりとも可愛いと感じたり
癒されたり、一部の者は劣情をそそられたりするものだ
しかし、ジョンは子供が笑ってるだけにしか感じない。人間性が大幅に欠如している。
ジョンが、こうなったのも理由があるが、長くなるので、またの機会にしよう。

「うん、じゃあ、行くよ。
しっかり、捕まってて」
(もう、俺の事を信じてるな。
ここまでくれば、後は楽だ)

「おまえら、こいつ等を好きにしていいぞ」

最後に、ここにいるであろう彼女達にたいして
話しかけておく。彼女達に捕まれば、口封じにもなる。
そして、エシーラをお姫様抱っこで、持ち上げ歩き出す。
何故か、顔を赤らめているが
どうかしたのだろうか?

*エシーラside*

今日は、お使いを頼まれて、商店街まで、来たんだ
そうしたら、お兄さん2人に声をかけられんだよ
なんでも、困ってるから手伝って欲しいんだって

ユニさんも、困ってる人を助けてるから、私も助けてあげるの
お兄さんの、家に行ったらね
………いきなり、押し倒されて、服を破かれて……私の大事な所に……。
いやでいやで、必死に必死に叫んで、助けを呼んだよ

そしたら、大きな大きなおじさんが助けに来てくれたんだ。あっという間に、2人をやっつけると、服を貸してくれて、大きな手で撫でてくれたよ

でも、私を庇って刺されちゃったの。おじさん、死なないよね?死んじゃやだよ?

それから、私が泣き止むまで
撫でたり、摩ってくれたりして
おじさんの大きな手って、落ち着くな
おじさんは、魔王様みたいにカッコ良くて、強くて、優しい人なんだ。
でも、お姫様抱っこされたら
胸がドキッってしたのは、どうしてかな?

*************

「う〜ん?ここをね?……。」

エシーラの指示に従い、歩くこと30分
その間、すれ違う人に生暖かい目で見られ
サバトの連中からは、羨望の眼差しで見られたりもしたが、エシーラと話してだいぶ孤児院の情報が掴めた。
孤児院は、ユニコーンのユニが院長で、メンバーがエシーラを含めて、6人いるそうだ。
それから、歩くこと約5分ようやく、孤児院に到着した。大きさは、三階建てで、小学校くらいの広さがありそうだ。これで、6人だけ、贅沢すぎないか?
これだけ、広いということは金も期待できるだろう。
呼び鈴を鳴らすが、高い鐘の音が響くだけで、うんともすんとも応答がない。

一方、その頃、孤児院ではエシーラが、何時までたっても帰ってこない事で、てんやわんやの大騒ぎになっていた。

「みんなで、エシーラを探しに行きましょう!」

「まて!エシーラを待つ組と捜索隊に分けた方が……」

「ひょっとして?駆け落ちとか?」

「駆け落ちですか?素敵です〜」

「貴方達!真面目に……」

「みんな!落ち着いて!」

ジョンは、待てど暮らせど、人が来ないので痺れを切らし、無断で入る事にした。
中は騒然としていたが、それを打ち切るように、ジョンの野太い声が響き渡る

「すいません!!」

皆、一斉に振り返る
そして、一同、安堵の表情を浮かべた。
そこには、大男に抱えられたエシーラが、いたからだ。

「先生、遅くなってごめんなさい」

「「「エシーラちゃん!!」」」

皆、一斉にエシーラの元に駆け寄ってくる。
それから、今までの経緯を説明した。

「私が責任者のユニです。
この度は、誠にありがとうございます。
是非とも、お礼をさせていただきたいのですが。」

「いえいえ、お礼だなんて。
お気持ちだけで、結構ですので。」
(食事を一緒にして、経済状況と人間性を観察するか。)

「そういう訳には行きません
何か?私共に出来る事は、ございませんか?」

「う〜ん?そこまで、言うなら。わかりました。
では、食事を頂けますか?ここ何日か、真面に食べていないもので」

「わかりました。腕に縒りをかけて、作らせて頂きますね」

お礼という名目で、食事をする事になった。
ジョンのことだ。内心、ほくそ笑みながら、邪悪な算段をしているに違いない。
外面似菩薩内心如夜叉とは、まさに、この事をいうのだろう。
ジョンのターゲットなってしまった孤児院は、はたしてどうなる?運命はいかに

〜to be continue 〜

おまけ1
男達の末路

"カサ""カサカサ""カサ"

ジョンが去って、しばらくしてから、大量のデビルバグが集まっていた。

「あいつ 好きにして いい 言った。」

「うん 言った」

「こいつら 女の子 泣かせた」

「うん 泣かせた」

「おしおきの 交尾する」

「うん する おしおき する」

「さんせい」

「さんせい」

デビルバグ達が男に襲いかかろうとした。
その時、タイミングが良いのか、悪いのか、男の一人が目を覚ました。

「うっ!痛ってな〜。あの野郎!覚えてやがれ」

「あっ 目 覚ました」

「えっ!うぬぉらぁ!」

素っ頓狂な声をだした。それもそのはず、辺り一面デビルバグが集まっていたからだ。
近くに倒れている奴は、既に食べられている。目を覚ましたらある意味、快楽の地獄だろう

「「「「いただきます」」」」

「ややめろ!!ぎゃあ〜!!」

その後、男達を見たものは誰一人いなかった。

GAME OVER

おまけ2
ハーレムメンバーとデビルバグ

クラウド達は、微かに残る精の匂いと勘で
ジョンの行方を探していた。
そして、今、1番匂いが強く、勘が反応する扉が壊れた廃屋の前に来ている。

「本当に?ここなのか?」

「あたいの勘が、ここに何かあるって、言ってんだ!間違いない!」

「なぁ、この筋肉馬鹿信じて大丈夫か?」

「ええ、オーガスの勘は、ビックリする位当たるわ。」

「そうなのか?」

「前なんか、勘だけで埋蔵金や温泉を掘り当てたりのよ?」

「それは、凄いな!」

「まぁ、森の連中で宴会して馬鹿騒ぎしたら、あっという間になくなっちゃったけどね」

「おいおい」

「おい!何?こそこ言ってだ。早く行くぞ!」

侵入すると、そこは、デビルバグ達の酒池肉林の世界だった。

「もっと もっと もっと 出して!」

「もうでねぇ。無理だ。」

「次 私 やる」

「勘弁してくれ!もう、悪い事はしねぇ。
だから、帰してくれ!」

「もう 女の子 泣かせないか」

「わかったよ!もう、泣かせないから!」

「わかった 私 待つ 暫く 休め」

(糞!逃げたくても、腰が立たない!はぁ〜。悪い事はするもんじゃないな)

どうやら、男達は、度重なる射精により疲労困憊し
クラウド達の来訪に気付いていないようだ。

「取り込み中、悪いけど
ここに、顔に疵がある大男来なかったか?」

「来た そいつ 女の子 孤児院 行った」

「孤児院の名前はわかるかしら?」

「じあいのいえ 言ってた」

「すまんな。恩にきる」

「あと あいつ 男 ありがとう お礼 言う」

「ああ、伝えとくぜ」

「教えてくれてありがとう
じゃあね」

「うむ、またな」

「「「「ばいばい」」」」

デビルバグの住処を後にし、新たな手掛かりを見つけたのだった
彼女達が、ジョンに会うのも。そう遠い未来の話し
ではないだろう。

「御主、筋肉だけじゃないんだな!」

「褒めてんのか?照れるじゃねぇか」

「はぁ、褒められてないわよ?」

「あ?そうなのか?まぁ、いいや」

なんだかんだで、息のあったトリオであった。

おまけ3
コカトリスと怪獣と

その後、コカトリスは猛ダッシュで家に帰ると
朝食の準備をする母には目もくれず、父親の胸に飛び込んだ

「パパ〜!怪獣がね!怪獣がね!怪獣が、出たんだ」

「えっ?うん。そうなんだ。
コッコ。落ち着いて、お父さんに話してごらん」

「うん、今日ね……」

「そうなんだ。
それはね、怪獣じゃなくて、商店街の護り神かもしれないよ?」

「そうなの?」

「うん、何時も頑張ってるコッコに。
お礼と応援してあげたかったんだよ。」
(たぶん、野宿をしてる大柄な人を怖がったんだな)

「そうなんだ。じゃあ、悪い事しちゃったかな?」

「今度、会ったら。逃げちゃって、ごめんなさい。
って、言おうね?」

「うん、わかった。神様って何が好きかな?」

「う〜ん?なんだろうね?」

「あなた〜。食事が、出来たわよ」

その後、神様の話題で、和気藹々とした、朝食の時間になりましたとさ。
14/02/20 21:22更新 / アルチュウ2
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■作者メッセージ
今月中に、更新出来て良かったです。
すいませんが、前回のを序章で、今回から本文にさせていただきます。
白髪のサキュバス、誰のことでしょうか?
彼は、サキュバスと彼女の区別がついていません
次回は、孤児院のメンバーと、教国サイドを、書いていこうと思いますので
宜しくお願いします
では、失礼しました。

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