連載小説
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第0話〜彼らの話と旅立ち〜
夜の現代日本の何処か
ある道を三人の男が歩いている

「いや〜疲れた疲れた、コンベンションの参加に秋葉原は遠いわwww」
と、正面から右の太めで、少し筋肉が付いた男が話す。
彼は『石野 暁』(イシノ アキ)
二十歳の大学生で、所謂ヲタクである
肩書きは、ニコ厨・としあき・ネラー
趣味はTRPGと料理とチェス...etc
好きなモノは、料理・睡眠・風呂・ゲーム・漫画・音楽・読書
どう発音しているかは判らないが言葉には草が生える
筋肉は調理器具と柔道とコミケで付いたらしい
顔は決して悪くは無いが、少なくともイケメンではなく
本人も気にすることなく「恋と愛は二次元に置いてきた」と語っている
友人の前でこそネタと草が飛び交うが、
他人の前だと言葉が出ない内気な乙女(笑)である。決してカマではない
あと、Sの気質を秘めていると言われるらしい

「どう考えても疲れた最大の原因はその後の買い物だけどなwww
 しかしルールブックって意外とするのな」
と、真ん中の細身の男が言った
彼は『竜胆 翔』(リンドウ カケル)
別の大学の二十歳で、かなりソフトなヲタクである
ニコ厨であり某電子歌姫の使い手でもある
趣味はコレと言って無く、強いて言えばラノベである
暁と同じく草の使い手だが使用頻度は少ない
周囲を巻き込むのが好きだが節制は取っている
また、漫画絵やイラストが描けるので暁によく描けとせがまれるらしい

「どう考えても買いすぎだろJK、一日5万消費はないわ」
そう、左の長身でガッチリとした男が言う
名前は『真堂 智樹』(シンドウ トモキ)
暁と同じ大学の二十歳で、やはりオタクである
エロには興味なく、特定の作品のファン程度で
実際、オタクと言い切るには中々判断がし辛い
趣味も特になく、有る意味で逸般人である
子供の頃から格闘技をしており、剣道・空手・合気道の有段者である
巻き込まれ体質で、最近は本人も諦めている



彼らは中学時代からの友人で現在もその関係は続いている
そんな彼らはこれからも、この日常が続くと思っていた

「www、ぅん?」
暁は立ち止まった
「どうした?いきなり立ち止まって」
と、翔と智樹も立ち止まる
「いや、何あれ」
と、言って暁はとある一点を指さした
そこには光る渦が虚空にあった
「「・・・・・・・・・は?」」
他の二人は絶句しながらその光景をみた
と、次の瞬間に渦が眩く発光し三人は光に包まれた

・・・光は数瞬で消えた、そこには渦も三人の姿も無かった



















・・・@暁(以降アキ)

・・・・・・・・・なんだコレ、落ちているのか?
何故かまぶたが開かないし
・・・うぉぷ、酔ってきた
うっ、マズいな意識が・・・



トサリ・・・
「・・・・・・・・・うぅぐ、・・・っは!」
アキは目を覚ました▽
アキは状況を確認した▽
「・・・隣には友人二人
 周りには生い茂る木々、ってか森か?
 荷物は全員のバックはある」
と彼は呟き、暫く呻った後
何処か清々しく、やけくそ混じりに言葉を吐いた
「やだ、何コレ・・・・・・?」
11/03/07 06:05更新 / 雪実
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■作者メッセージ
てなことで続きです。
今回はキャラ紹介編てな訳です
次回からが本編になります
一体この三人はどんな出会いをするのたら・・・

※物語の視点は以降
@(キャラ名)の表記の後
担当者とナレーションで書かれます

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