連載小説
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白、青、そして黒…
智輝「君が…」

???『はい…』

俺が入った部屋にいたのは、多少小柄で真っ白な髪と鱗に覆われた下半身を持つラミアだった

智輝「和也、本当に済まなかった…」

???『??』

智輝「いや、それより君は?」

???『沙雪と言います。』

智輝「なるほど…」

沙雪『ところで、どうしてさっき彼に謝罪を?』

智輝「少し長くなるがそれでもいいなら」

沙雪『はい…』

俺は遺跡で和也を見捨てたこと、それを自分が生きるためと正当化したこと、そして自分たちが見捨てたのに行方不明になったとき知らないと言い張ったことを話した

沙雪『なるほど…』

智輝「おまけにそのあと悪い女に金を毟られて今に至る…」

沙雪『因果応報と言えばそれまでですが、その女は許せませんね…』

彼女からぼんやりと淡い蒼色のオーラらしきものが立ち上る

智輝「で、さっき再会したが俺達をさんざん叩きのめした後に叩き出しても良いのに君みたいなかわいい娘を用意してくれた。それがいろいろ申し訳なくてな…」

沙雪『安心しました』

智輝「?」

沙雪『和也さんにも、貴方にも』

智輝「???」

沙雪『和也さん、相当頭に来てたみたいでしたから。』

智輝「だろう、な…」

沙雪『どんな人が来るかと思ってました、でも反省してて安心です』

智輝「なるほど…」

それからしばらくの沈黙が続き、俺は切り出す

智輝「報告しに、いこうか」

沙雪『…はい♪』

そのまま報告にいくと、和也は書類を渡してきた

和也「これがいろいろな費用含めての代金だ」

智輝「分割は出来るか?」

和也「っと、金毟られた後だったな…」

智輝「ああ…」

和也「自業自得とはいえ…」

雫『まだそんな女が…』

和也「なら、一番したのプランにしな」

智輝「魔力水晶払い?」

和也「これがいっぱいになったら支払い完了だ」

智輝「魔力はどうやって…?」

和也「魔物のこと知ってるならわかるだろ」

智輝「あ、はい」

そのまま部屋に戻ると、彼女は水晶をランプのところに嵌め込んだ

沙雪『…』

智輝「大丈夫か?」

沙雪『ふふ…ふふふふふ…♪』

彼女の目が据わっている、本能的に怖い…

沙雪『あぁ…♪美味しそう…♪』

智輝「…」

蛇に睨まれた蛙のように動けない

沙雪『ふふふふふ…♪』

そのままゆっくり巻き付かれる

智輝「逃げないから落ち着いてくれ…」

沙雪『…♪』

そのままゆっくりと脱がされていく…

智輝「みっちり巻いてたんだなそれ…」

彼女は上の下着をさらしにしていた、かなりがっちり巻かれている…

沙雪『やっと外れました…』

少し時間がかかったが…

智輝「ずいぶんと、立派なモノをお持ちで…」

彼女のサラシの下は、ビーチボールでも詰めたのではないかというほどの大きく実ったモノがあった

沙雪『押さえてないと動きにくくて…』

智輝「なるほど…」

沙雪『貴方のモノも、興奮を隠しきれてませんよ…♪』

下着の上からでもわかるほどに膨らんでいた、こりゃ言い訳もクソもないな…

沙雪『なら、いきますよ…♡』

そのまま一気に下着を落とし、その巨大とも言える胸で俺の男性器を挟み込む

智輝「!?」

なにかが流れ込んでくる、彼女のオーラらしきものか…?

智輝「なん…だ…これ…」

沙雪『魔物になったから身をもって言えます、貴方を裏切る女はもう居ません、私が全て焼き払いますから…♡』

彼女の眼にはどろどろしたなにかが宿っているように見える、でも不思議と目が離せない

沙雪『私は貴方を裏切りません、だから…』

智輝「…」

そのまま頭を抱き抱えることで俺は応えた

沙雪『…♡』

が、それがいけなかった

智輝「んぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?」

何度か意識が飛んでは快楽で覚醒するのを一瞬で繰り返した、見たところ魔力を注ぎ込みつつ男性器を擦っているようだ

沙雪『気持ちいいんですね…♡嬉しいです…♡』

智輝「!!!」

口が勝手にパクパクし、体が勝手に震える

沙雪『でも、まだ出しちゃだめです♡』

さらにペースが上がる、頭のなかが焼き切れそうだ…!!!!

沙雪『出したいですか…?』

智輝「!!!!!」

赤ベコでもそんなに激しく頭を振らないだろと言わんばかりに頷く

沙雪『なら、もう少しだけ、我慢して下さいね…♡』

彼女はさらにペースを上げていく…

沙雪『…♡』

そのまま一気に巻き付き直して腰らしきところを叩きつける

智輝「!!!!!!!!!!!!!!!!」

沙雪『はぃ…♪もう出していいですょ…♡♡』

智輝「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

沙雪『!!!!』

彼女も弓なりになりより強く巻き付く、俺の方は意識が飛ぶ…





















智輝「あぐぁぁぁ!?」

そのまま彼女はずっと動いていたらしく、意識が戻ると同時にまた爆ぜるように注ぎ込む

沙雪『さて…♡そろそろ本気でいきましょうか…♡♡』

智輝「ぇ」

沙雪『よい、しょっと』

彼女は胴体の肘ラインあたりになにかを巻いた

智輝「浮いてる!?」

沙雪『マジックベルトとか言うものらしいですよ♡』

そのまま頭を抱き抱えられる

智輝「柔ら、けぇ…」

脱力してしまう…

沙雪『ふふ…♡ふふふふふ…♡』

智輝「これ…は…」

沙雪『出ちゃってますね…♡飲みたいですか?』

智輝「まさか…」

沙雪『違いますよ、でも遠からずしてくださいね…♡』

智輝「ん!」

やはり彼女の胸からは白い液体が出ていた、それを口に押し付けられる…

沙雪『美味しいですか…?』

智輝「…」

彼女のミルクは、濃い味なのにくどくない、おまけに飲めば飲むほどほしくなる…

沙雪『なら、いきますよ…♡』

そのまま先程までとは比べ物にならないほど濃く鮮やかな蒼いオーラ、最早焔といった方が正しいか…(?)を俺の体に注ぎ込んでくる

智輝「!!!!????」

体が、熱い、理性が…

沙雪『ふふふ…♡赤ちゃんみたいにおっぱいちゅうちゅうして…♡可愛い…♡』

智輝「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

そのまま思い切り突き上げる

沙雪『!!!!一瞬だけ意識が…♡』

それから…

沙雪『…♡』

ミルクを飲ませてくれるのはそのままに、俺の片足に尻尾を巻き付け、男性器は彼女の手で擦られる…

沙雪『出そうになったら、言ってくださいね…♡』

智輝「じゃまのはいらないところで、ふたりでくらしたい…」

口から出てきたのは彼女に完全に依存した俺の絞り出した言葉だった

沙雪『そうですね…♡私も貴方がいないとどうにかなりそうですし、あなたと離れるのは気が狂いそうにほどに好きです…♡』

智輝「うれ、しい…」

あとでわかった話だが彼女は白蛇という魔物でラミアはラミアだが少し特殊なタイプなのだとあとでわかった

沙雪『…♡』

多分、俺の目は同じ色でも沈んだ色なのだろう、でも彼女がいるならそんなことはどうでもいい…





それから一度解放されたのは、二週間ほど後だった

和也「大丈夫そうだな」

智輝「どこか、二人になれるところないか?」

和也「というと思って用意しておいた、ここから飛べる」

智輝「なら、いこうか」

沙雪『はい…♡』

和也「次なにかを見捨てたら…」

智輝「俺の大事なものは、沙雪だけだから…」

和也「なら精々幸せにな」

俺たちはそのしめしたさきにむかうのだった

白、青、そして黒… おわり
19/11/01 01:03更新 / サボテン
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■作者メッセージ
どうも、サボテンです

今回の話はいかがだったでしょうか?

ご意見、御感想、リクエスト等ありましたらお待ちしております

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