連載小説
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♂♀【ダークエルフ】まずはいちゃいちゃしましょうか
身を走る快楽と下半身に何かを出し入れされる感触に目が覚めた

状況を確認しようと、まだ眠い目を開く

目の前に愛しい彼の姿があった

体を激しく動かしている事と、そのたびに走る快楽から私を眠姦していたんだとぼんやりと寝ぼけ頭で思った

だんだんと頭が覚醒してきた

とりあえず彼に文句を言おうと思い少し体を起こす


 「ちょっとレリン!なにやっていrんむっ」


キスをされ、そのまま押し倒されてしまった

蕩けてしまうような甘いキス

傍から見れば一方的に犯されているように見えるかもしれない

でも違うようだ

このキスもむさぼるような乱暴にしているものではない

私の舌に絡ませてはいるもののそれだけだ

まるで私に動いて欲しい、と言っているかのようだ

どうやら彼は私に甘えているらしい

少々やり方が乱暴だが

なら、私も動こうかしら

キスしたまま彼の背中に手を回ししっかりと抱きしめる

少し寂しげだった彼の瞳に本来の優しさが見える

そして腰を動かす

先ほどの彼のように激しくは動かさず、ゆっくり味わうかのように動かす

彼も私の動きにに合わせ腰を突き出す

まったくかわいい子ね

段々と腰の動きを速くする

しかし快楽によって思ったように体を動かせず、彼の方が動きが速くなる

だが彼の方も私が起きる前からヤっていたせいか限界のようでペニスがビクビクと脈を打っている


 「んっ、きてっ」


そう言って彼にしっかり抱きつき足を腰に絡める

だいしゅきホールドと呼ばれるものだ(名前をつけた方は素晴らしいとおもう)

その瞬間お腹の辺りに熱いものが注がれる感触がする


 「ご主人様ぁ…ご主人様ぁ…」


彼は私のことを呼びながら腰を突き入れる

射精が終わるまでしばらく続けていたがやがて彼の動きが止まる


 「ねぇ、レリン、どうしたの、落ち着いて頂戴」


 「すいませんご主人様」


そう言って私の体を持ち上げる

彼の腕とモノで私の体を支える形になる

駅弁スタイルと呼ばれる体位だ

彼は既にインキュバスになっているので力に関しては問題ないので私を落とすなんて事はないだろう

そして彼は私の体を揺すり始める

彼に支えられているような形になっているので、私からは動かしにくい事を彼は悟ったのだろう


 「んっ、くぅ、あっ、いいわよっ、落ち着くまで、好きになさい」


次に彼は私の胸にしゃぶりつく

彼との子供は残念ながらまだ出来ていないのだけれど……

なぜか母乳は出る

彼がしばらく胸を吸っていると少しずつ母乳が染み出してきた

段々と出る量とそれに伴う快楽が増えていく

彼も私をしっかり抱きしめながら体を動かす

今までも少しぐらいは私を求めてきた事はあったけれども、ここまで激しいのは今回が初めてだ

必死に私を求めてくる彼の様子はまるで小さな子供のようだった

私はそんな彼がまた愛しくなり、私の胸にむしゃぶりついている彼の頭を優しく抱きしめた

その瞬間、彼は更に体を激しく揺すり射精した

2発目にもかかわらず量はあまり変わらない

彼はまだ私の胸を吸い、射精が終わると再び体を揺すり始めた

私はただ彼が落ち着くまで劣情を受け止め続けた







彼は私の体をむさぼり続け、3時間ほど経ったのちにようやく落ち着いた

彼は普段従順なので、ここまで求めてきたのだから何か理由があるのだろう

あてがった奴隷が気に食わなかったのだろうか?

何が原因なのか分からない

とりあえず彼に聞くしかない


 「ねぇレリン?私は今朝はあのエルフの娘を調教するように命じていたはずなんだけれども……なんで私を襲ったワケ?」


彼は本当に申し訳なさそうに答える


 「申し訳ありませんでしたご主人様、実は……」


そうして彼は説明を始めた



彼は別に別の奴隷の娘を調教するのは嫌じゃないらしい

むしろ、調教が進むにつれその娘が自分に思いを寄せてくれることや、私が自分のことを思って奴隷をあてがってくれることが嬉しいらしい

しかしその影響で私が彼をあんまり抱かなくなったことが原因らしい

私は彼が調教で疲れているだろうから、と思いガマンしていたのだが、それが裏目に出たらしい

それで私への思いが抑えられなくなり、さっきのことに至ったらしい


 「そう……それは悪かったわね……」


 「いえ…ご主人様は俺のことを思ってそうしてくれていたのに…すいませんでした」


しかし調教の前や後に抱くとなると彼に負担がかかってしまう

いくらインキュバスとはいえ、つらいだろう

どうしたものか……



いいことを思いついた

彼の素晴らしさを教えるために、ほかの魔物達を調教することにした時と同じくらいのひらめきだ


 「ねぇレリン、いいことを思いついたわ」


 「なんでしょうか?」


 「私もあなたと一緒に調教することにしたわ」


そう、そうすればいいのだ

こうすれば彼への負担は少なくなるだろうし、さっきのようなことも起きなくて済む


 「ご主人様がそうおっしゃるのなら、構いません」


 「そういいながらあなたの股間は期待しているみたいだけど」


 「それは…嬉しいことですから…」


こうして彼と私の調教記が始まった
11/01/23 22:46更新 / 錆鐚鎌足
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■作者メッセージ
ぱっと思いついたネタ、いつまで続くか分かりませんが頑張ってみます

バ「調教しておらんじゃないか」

すいません、調教に関しては次回からの予定なんですよ…

バ「タイトルから期待して来てくれた人ががっかりしてしまうんじゃないかの?」

サ「確かにそうかもしれないですね、頑張って速く2話を書き上げないとダメですよ」

プレイ内容などに関しては完成しているのでそれなりに早くできると思いますけど…

調教初回はエルフにするつもりなのでよろしくお願いします

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