マッドドクターの愛した死体 %02 c=15d %02 c=15d %02 c=15d

マドした〜もっとエログロ篇〜

「それじゃ、検温しますね〜♪」

 隣の処置室から声が聞こえてくる。鈴のように通り、何処か上品さを漂わせるナースの声には、以前までの濁った雰囲気は感じられない。
 昼前のヘイヴン村。すりガラスから差し込む陽光の強さから、今日も暑くなりそうなことがわかる。そんな陽光を浴びながら、カイン・ボードウィンは、目の前の患者の旦那の話をぼーっと聴きつつ、余所事に気を取られていた。

「(ええ!?お尻ですか!?そんなところで検温なんて…///)」
「(知らないんですか?こちらの方が正確に測れるんですよ?)」
「(でも…///)」

「(…やれやれ、何をやってるんだか…。)」
「あの、先生?それで、妻と娘の病気は何なんですか?」

 旦那が心配そうにカインに訊ねてきた。パラパラと本を適当に捲り、視線を動かさないカインを訝しんだのであろう。

「え?あ、ああ、そうですね。奥さんの方はただの魔界熱。娘さんの方は魔物化による発熱ですね。
 旦那さんの話を聞くに、娘さんを噛んだのは、おそらくラージマウス。奥さんは娘さんを看病しているうちに魔力に当てらてたのでしょう。
 娘さんが奥さんに噛み付いたことはありませんでしたか?」
「ええ、噛んでる方が落ち着くからと看病している間、ずっと手を噛ませていました。」
「それが原因でしょう。奥さんの方は数日経てば完治しますが、娘さんの方は、魔物化を止める術は有りません。」
「はぁ、こう言う土地ですし、娘の事は仕方がないと思っていますが、苦しそうにうなされているのを見ていることしかできないのが辛くて…。何か方法は無いものでしょうか?」
「ああ、それに関しては…。」<ガラッ!ガシャン!
「…。」
「…。」

 処置室から暴れるような音が聞こえる。恐らくナースがまた無茶なことをやろうとしているのだろう。ナースと結婚してから数年、カインは騒がしくもほのぼのとした開業医生活を満喫していた。相変わらず医者の仕事かどうかも解らない、性生活のお悩み相談が主流であったが、金払いはいいし、何より、ナースの方で対応してくれるので実質は何もしないでも生活費を稼いでいた。

「(ダメですよ?どうして逃げるのですか?ほら、娘さんはこんなにも大人しく検温を受けてるのに。)」
「(ああ♥熱いよぉ、お母さぁんぁああ♥お尻、すごいのぉおお♥)」
「(でも、だって、お尻なんて///主人にも触らせたことないのに///)」
「(まあ!それはいけません!すぐに旦那さんに手伝って貰いませんと!)」

 そう聞こえるとこつこつと靴の音が近づき、処置室と診察室を隔てていたカーテンが開けられた。勢い良く開かれたカーテンの前には淡いピンク色のナース服(と言うにはかなり露出が多いデザインだが…)を着込んだ女性が笑みを浮かべて立っていた。若く瑞々しい笑顔とは裏腹にナースは青白い肌をしており、とても健康的とは言い難い。それもそのはずである。「死んでいる人間」が健康的なはずがない。
 ナースは、胸元から垂らした大きめのジッパーとそれについている可愛らしいクマのマスコットを揺らしながら旦那に近づき、処置室へ来るように促した。

「さぁさぁ、旦那さん♪ちょっとこちらに来て処置を手伝ってくださいな♪」
「わ、私がですか!?」

 旦那は当惑した表情でカインを見つめるが、カインはため息混じりに首を振ると手を上げて処置室へと促した。

「心配はいりません。少し検温を手伝ってもらうだけですから、少しね♪」
「は、はぁ。」

 言われるがままに旦那は処置室へと入っていった。そのあとに聞こえる戸惑いの声と熱のこもった声、ベッドが軋む音は、この診療所にとって最早予定調和である。

「(娘に1時間、奥さんに1時間、親子丼に2時間で4時間ってところか…。)」

 カインがあの一家が占有するであろう時間を計算していると再び処置室のカーテンが開き、満足気な顔のナースが胸を張って出てきた。カーテンが開けられると奥からは激しい水音と喘ぎ声が漏れ出て、カーテンが閉められると多少くぐもって静かになった。

「また4時間コースだな。これで午前中の予定はパーだ。どうしてくれるんだ、イザラ?」

 イザラと呼ばれた『ゾンビ』は肩まである銀髪をかきあげ、濁った目を不敵に歪ませて反論した。

「何も台無しになどなっていませんよ、先生♪だって、これからは私と先生の時間なんですから♥」

 そう言うと、イザラはただでさえ露出の多いナース服の前をはだけ、カインが座る椅子の上に跨り、そのまま膝の上に腰を下ろした。カインの目の前には青白い肌をした二つの双球が広がった。首元から正中線に添うように肌に直接縫いつけられたジッパーが胸の谷間、へそ、下腹部をぴっちりと閉じていた。イザラが誘うように身体を揺らすたびにジッパーのクマの人形がカインの目の前をちらちらと掠める。

「先生〜♪私も診察してくださいませんか?なんだか心臓が苦しくて、血圧が低いんです。身体も寒気がするし、何か病気に罹ってしまったようで♥」
「そりゃあ、ゾンビだからね。心臓が動いてないから血圧低いと言うより無いし、体温も低いだろうさ。しかし………」

 カインはそこまで言うとイザラの胸にむしゃぶりついた。青白い肌は冷たく、ジッパーがゴツゴツあたって少々痛いが、その弾力は素晴らしく、肌から立ち上るような甘い香りと甘い肌の味は生きてる人間でも死んでる人間でも絶対に味わうことは出来ない麻薬であった。カインが谷間に顔を埋め、頬を擦りつけるとイザラは小さな、我慢した声を漏らした。

「何かの病気である可能性も捨て切れない。医者なら患者の健康のために入念な検査をする必要があるな。」
「は〜い♥ せ・ん・せ・い♥」

 二人は立ち上がると処置室から漏れ出てくる喘ぎ声を尻目に診察室から出ていった。









 二人は手術中の看板を扉にかけ、手術室の中に入って鍵をかけた。二人の「お医者さんごっこ」はいつもここで行われる。ベッドの時もあるが、そちらは主にイザラに精を供給するためだけの時と言った方がいい。初めての場所と言う意味合いもあるが、主な理由は別にあった。
 イザラは、部屋に入るとナース服を脱ぎ、スカートを下ろした。魔物娘に下着なんて概念はない。そもそもこのナース服もカインが仕事の間だけでもと無理やり着せたものだ。裸になったイザラが手術代に仰向けになる。青白い肌が目立つの当然であるが、イザラの身体には他にも目を引く部分があった。太い針と糸で縫い合わされたであろう大きな縫目が両太腿、両二の腕にあり、繋ぎ合わせているかのようにぐるりと一周していた。そして首元から下腹まで伸びる大きなジッパー。普通の衣服に付いているものよりも2〜3倍は大きいものが彼女の身体を一直線に繋いでいた。
 継ぎ剥ぎだらけの身体で手術台に乗り、呼吸で胸を上下させることもなく寝そべる彼女は正しく死体そのものである。しかし、同時に、その男を誘う熟れた身体と死体とは思えない甘い匂いは彼女が死体であることを明確に否定していた。生と死の狭間にある妖美にカインは打ちのめされ、いつも狂ったような昂りを抑えられなくなるのだ。
 すると何時まで立っても手を出してこないカインに業を煮やしたのか、イザラはまた誘惑を始めた。

「先生?どうしたんですか?早く診察していただけませんか?私、胸が苦しくて我慢できないんです!」

 そう言いつつ、イザラは右手をジッパーの取っ手にかけ、左手の人差し指を自分の口にくわえ、物欲しそうな表情を浮かべた。

「ああ、わかった。さっそく診察しよう。」

 カインは寝そべるイザラに覆い被さると、その胸に吸い付き、空いている方の胸を握り込むように揉んだ。

「ん、ああああ♥ せ、先生!激し、い!あ゛♥」
「んちゅ、じゅちゅっ。ん、まずは触診からだ。痛かったら言うんだぞ。」
「そ、そんなあ!ゾンビの私に痛みなんて、っあ゙♥」

 カインは乳首に重点的に吸い付き、飛び出した乳首を歯で転がすように攻め立てた。揉みしだかれている胸はカインの手の中で形を変え、時々乳首を引っ張られていた。潰すほどに強く摘み、高く引っ張り上げられる胸は見ている方は痛々しいが本人には逆方向の効果を得ていた。

「せんせ!乳首!乳首取れちゃ、ああ゙ゔぁ!」
「痛かったら言えと言ったはずだが?痛いのか?」
「い、痛くはないですけど、あ♪ また!引っ張っちゃ、ゔあ゙♥」
「うむ、だったら続けるぞ。どうやら肌の表面に痼があるようだ。しっかり調べておかないと。」
「それは乳首、くっあ!」

 目を細め、いやいやと頭を振りながらもしっかりとカインの頭を胸に押さえつけてくるとは何とも魔物娘らしい女である。前歯で何度も噛んだり、奥歯でコリコリとほぐす乳首の噛みごたえは素晴らしく、それに気をよくしたカインは乳首を噛む力を強めた。その激痛の裏返しにイザラは思わず首を反らせた。『ゾンビ』に苦痛など存在しない。全ての痛みと苦しみは快楽へと変換され、イクことしか考えられなくなる。それが、『ゾンビ』と言う種族。

「どうやら、これは痼ではなく乳首だったようだな。問題なし。」
「はぁはぁ、だから、そう言…ってぇ、はぁはぁ。」
「しかし、表面からの触診ではよく解らないな。やはり直接触ってみなければ。」
「!!………はい。お願いします///」

 ジッパーに手をかける。ゆっくりとジッパーを下げていく間、イザラの呼吸は人間であった頃の名残なのか興奮でどんどん早くなっていった。まずあらわになったのは胸骨。それがだんだんと広がり肋骨が見え、骨がすぎると腸が露出、最後に女の至宝とも言える子宮がその姿を現した。そして、そのどれもが黒く染まっていた。イザラの黒く染まった肺が膨らんだり縮んだりを繰り返し、その中央に一際黒く、所々、紫の魔力の光を漏らしている器官があった。
 彼女の心臓である。
 カインは断りもなく、躊躇もなく、イザラの肋骨の下から腕を突っ込んだ。これにはイザラもたまったものではなかったようで目を見開いて、喘いだ。

「ぎああああ゙あ゙あ゙あ♪♥♪ゔあ゙いああぁ♥♥♥ゔえ゙ああぁ…ぁ…ぅあ♪」
「ん?心臓はどこだったか?上からは見えているのになかなか難しいな。」
「せ、せんぜ…い!あ、熱い!あ゙つい、です♥ うあぁあ!」
「どう熱いんだ?イザラも医療に携わるものならちゃんと報告するんだ。」
「は…ぁい゙♥ せんせ…い、の体温が、あ♪身体中に、ひ、広がって、あ゙♥ お腹が、熱くって、焼けちゃいそうで、んあ♪せんせいの手の熱で胸がぁぁ、熱くってぇああ! ぅごかしちゃ、ゔあ゛♥ そ、そのせいで、肺が温められて、息が熱くって、のどがぁ焼けちゃいそう、なんですぅ///  ぅ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」

「よくできました。」

 イザラが言い切るのを見計らって、カインは彼女の心臓を鷲掴みにした。鼓動はしていないが魔力の源として全身に魔力を供給している心臓を掴み、揉むことで多量の魔力が全身の血管ならぬ魔力管を駆け巡った。多量の魔力は媚薬となり、手足の先まで駆けて戻り、脳の血管を膨らませる。自家製媚薬を脳に直接送り込まれたイザラは自分の魔力の衝撃に意識を飛ばしてしまったていた。ぐるんと白目を剥き、開かれた口からはだらしなく涎が垂れている。両足はピンと伸び、秘部には水溜りが出来ていた。イザラが噴いた潮がカインの足に当たり、滴り落ちていたのだ。
 汗も出ず、血も流さない、なのに愛液と潮はバケツをひっくり返したように垂らす。これがあの聡明で清楚だったイザラ・ゴブレットかと思うとさらに劣情が込み上げる。
 気を失っていては面白くない。彼女もそんな状態で受ける「愛撫」は好まない。カインは揉むのを止め、イザラの意識が戻るのを待った。もちろん、ゾンビである彼女が回復する時間など一瞬である。

「ヒュー…ヒュー…ヒュー…ッかっはぁ!…ゔあ…あ?せ…んせ?」
「目が覚めたかい?」
「は…い。すごかったです♥ せんせいのぬくもりが全身に広がってぇ、頭の中あつくて溶けちゃいそうです♥」
「そうか。ではもっと揉んでやろう。」
「えっ!?」

 カインが心臓を握る手に力を入れようするとイザラは手を伸ばし、やんわりとそれを静止した。

「せんせ…あの…。」
「どうした?嫌なのか?」
「そう言うわけでは………。ただ、さっきので脳の血管が切れそうで…その…。」
「多量の魔力が脳内に溢れるとどうなってしまうか解からない、と?いいじゃないか。どうせすぐに回復するんだ。」
「!!そんな!せんせい、怖いんです!お願いします!」
「邪魔な両手だ。」

 カインは空いている手で手術道具台に手を伸ばすと抜糸用のハサミを取り、イザラの腕を縫合していた糸を切った。するとどうだろう、腕は何の抵抗も無くするりとイザラから外れ、ごろごろと床に転がった。普通ならこんなに簡単には外れない。それが外れるということは………。

「簡単に腕が外れたぞ。と言うことは嫌だと言いつつ、本当はもっとして欲しいんだろう?怖いと言いつつ、期待しているのだろう?これで君は抵抗できない理由ができたな。」

 カインの言葉にイザラの濁った瞳は確かに輝いた。不安げな表情は脱ぎ捨てられ、喜びに口角はつり上がった。恐らく、イザラは気づいていないだろう。自分が如何に淫乱な表情をしているか。目尻を垂らし、口角を歪ませ、涎を垂らすほどの期待が押し寄せている。そして、イザラは自分から頼み始めた。自分を壊すことを。

「あ…、ぁあ゙あ…、してぇ…もっとぉ、もっとぎゅってしてぇ…、むちゃくちゃに、壊してくださいぃ…ぃぁあ♥」

 返答は行動でなされた。強く握りこまれた心臓は媚薬と化した魔力を再び全身へと津波のように送り出す。先の衝撃に慣れたのか、今回はイザラは気を失うことは無かった。もちろん、また白目を剥き、声にならない叫びを上げてはいたが。
 そんな様子にお構いなく、心臓マッサージは続けられる。2度目に握った時には、イザラの身体はエビ反りになり、3度目に握った時には、盛大に潮をぶちまけた。握られるたびに弾けたように痙攣し、絶頂していることをカインに伝えた。

「あ゙っ!ゔあ゙ああぎぃ♪ゔい゙あ゙ぁ、ぅあ゙♥ い゙、イ゙グッ!イ゙ッデル゙ノ゙♥゙ マダ、イ゙グ!い゙、い゙あ゙あッ!!せんせ♪ダメ♥ ダメ♥ シンジャウ!!ゔあ゙あ゙あ゙あ゙!!!マタ、イ゙グ♪ア゙ア゙ア゙♥」
「いいぞ!そのままイキ続けろ!もっと!もっと、壊れた姿を見せてくれ!!」

 握りこむ力をさらに強める。最早マッサージでは収まらない。完全に握りつぶす勢いである。そして、イザラにも限界が来た。

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ!!切れるッ!きれちゃう!もゔ…、ダメ゙!ダメ゙ぇあああああああ♥♥♥」

<ブチッ♥

「カッ!はぁぁぁ………。あ、あぁぁ。」<ドサッ

 何かが切れた音と共にイザラの身体から力が抜けた。だらんとした身体はぴくりとも動かない。完全に脳の血管が切れたのだ。そう判断したカインはイザラの中から腕を引き抜いた。
 
「はぁはぁはぁ…。」

 カインも息が荒い。興奮のしすぎである。一向に意識が帰ってこないイザラを気にかけることもなく、足を持ち上げるとカインは自らの肉棒を彼女のびちゃびちゃに濡れたマンコにあてがった。彼女の回復を待つまでも無い。どうすれば引き戻せるかなど知り尽くしている。
 カインは、しっかりと腰を掴み、一気にイザラを貫いた。すると雷が落ちたように身体が跳ね、イザラは覚醒した。

「〜〜〜♥♥♥ ッあ!せんせ♥ すき♥ スキ♥」
「くぅ!相変わらず、すごい、吸いつきだッ!くっ、ああ!私も好きだよ、イザラ!」

 覚醒したイザラは初めてセックスした時のように片言の単語しか喋らない。頭の中がぐちゃぐちゃで訳が解からなくなっているのだろう。それでもイザラの名器は剛直を包み込んで放さない。突きはスムーズに奥まで入る。子宮が降りてきているのか、内臓を弄ったときに押し下げてしまったのか判らないが、子宮口がすぐそこにあり、一突きごとにキスをしてくる。名残惜しそうに吸い付いてくる子宮を振り切って腰を引くと、ヒダがカリ首に纏わり付き、意地でも引き抜かせない様に奥へ奥へと動いていくる。そのあまりにも気持ちよすぎる躍動は、カインの腰にビリビリと痺れるような快感を流し込んでみ、痙攣させるように腰を動かさせた。自分で止めることはできない。イザラのマンコに操られている感覚だ。

「ああ!ああ!!ぐぅ!気持ちいい!良すぎるよイザラ!引き抜かれそうで、もう、出るぅぅあああ!」
「あ♪んあ、イク!せんせ、イク!なか、んあ♥ナカ(膣内)!こども、あかちゃん!いぎ!イグ♥せんせ、あかちゃん!!」
「あか、ちゃん?妊娠したいと?ああ、孕ませてやる!たっぷり子宮の中に出してやる!」

 そう言うと、カインは足を持つ手を離し、再びイザラの中に突っ込んだ。そして、下腹部に見えていた子宮を掴むとグッとちんぽに押し当てた。

「ぎゅああああ゙あ゙あ゙あ゙あ!?!?!?」
「ぐうう!出るぞ!なかだしだ(子宮内射精)!!」

<ドプッ!ドク、ビュクッ!びゅるる、びゅく、どく、ドク!

 ちんぽに押し付けられた子宮口は抉じ開けられ、膣内を通り越して子宮内に直接、種付けられた。何年も魔物娘であるゾンビと交わっているカインの身体はインキュバスに近づいており、その精液の量は常人を軽く超える。子宮はあっという間に3番目の玉袋のように精液で満たされた。
 イザラは焦点の定まらない目に上気した頬、淫靡な笑顔を貼り付けて、愛おしそうに自らの子宮を撫で、恍惚とした表情のまま、本日3度目の天国へと意識を旅立たせた。






「せんせ、あひゃひゃんでひるはら?(赤ちゃんできるかな?)」
「ん?ああ、まぁ、子宮は順調に回復しているみたいだし、後は努力しだいだろう。」
「えへへ〜♪」

 後遺症で呂律の回らないイザラの質問に、彼女の両腕を縫いつけながらカインは答えた。いつも手術室でするのはこれが主な理由だ。猟奇的なセックスの後に彼女の腕や足を縫い付けるのが楽だからである。カインの答えに満足そうにはにかんだイザラはジッパーで閉じられた下腹部、子宮の辺りを大事そうに再び撫でた。その姿は子の誕生を願う母の姿であり、生の喜びを一身に受けていた。
 ある時、診療所に身を寄せた旅の魔物学者に聞いた。ゾンビでも精を注ぎ、子宮を回復させることが出来たなら、子供を授かることが出来ると。それを聞いたイザラはその場で崩れ落ち、大泣きして喜んだ。一度死んだ身、愛する人と共に過ごせる時間をプレゼントされただけで、それだけでも満足だったのに、その上、愛しい人との愛の結晶まで残せるなんて、それまでの人生からは想像するだけでも苦痛だった「憧れ」が自分に許されたと知った時、その瞬間、筆舌に耐えない幸福な時間であっただろう。その時のイザラの喜びようにカインまで泣いて喜んだほどだ。


 手術室を出ると診療所は昼過ぎの陽気に包まれており、診察室も処置室も静かになっていた。処置室を覗き見ると朝に来ていた旦那さんと奥さんが愛娘を間に挟み、互いを抱くようにベッドで眠っていた。三人共何とも幸せそうな寝顔である。自分にもこんな幸せが訪れるかと思うとカインは自然と笑みを零した。









〜ヘイヴン村診療所〜
人間、魔物娘問わずに診察します。専門は外科ですが、簡単な内科の診察、夜のお悩み相談♥も承っています。
重篤な患者様に関しては中央の学問所への紹介状をお出しします。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

美人ナースがお出迎えしてくれます♪

戻る / 目次 / 次へ


続きの希望が多数あったので大百足たんSSが詰まった息抜きに書いてみました。如何だったでしょうか?

前回のエログロ編は時期もあり、かなり内容をぼかしたものにしましたが、今回はガッツリグロ要素を隠さず入れてみました。
それでもエロい!と感じてもらえる作りにはなっていると思います。
賛否両論等々あるとは思いますが、重ねて言わせていただくとリョナが書きたいわけではありません。あくまでゾンビ娘が幸せいっぱいになってくれることを切に願っているだけであります。
それだけ、それさえ分かっていただければ、文章等の批判忠告はしっかりと受け止めさせていただきます。
では、大百足たんSS執筆に戻ります。今後ともよろしくお願いいます。

12/07/01 21:47 特車2課

目次 / 感想 / 投票 / RSS / DL

top

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33