連載小説
[TOP][目次]
第三車両「カミカミトレイン」
「大丈夫かい?」

僕が先輩と出会ったのは、電車の中の、しかも魔物娘専用車両でのことだった。
僕は神城高校進学とともに神城町の隣町へと引っ越してきて、しかも田舎出なものだから、電車の中に魔物娘専用車両なるものがあるとは知らなかったのだ。だから、なんの考えもなく入学式当日、そこへ乗ったわけである。

入って早々、違和感は感じた。何故なら、普通の電車では決して匂わないような、甘酸っぱいエッチな匂いと、少し見に覚えのある生臭い臭いが混じりあったものが鼻をくすぐったからだ。
さらに、電車の中には男性の姿が見当たらず、また人間の女性の姿もない。いているのは、異種の姿をした魔物娘。エロティカルな美貌を持つ、魔物娘だったのだ。

ここまで来ても僕はなにも気づかなかった。ただただ都会は魔物娘が多いんだなーと考えていた。僕の田舎はそんなに魔物娘はいなかったように思える。同級生に二、三人だった。

朝の時間でありながら、それほど混雑はしておらず、向かい側の席が空いていた。僕はそこに座ろうと歩を進めるのだけど、

「ふふ。やあ、私と良いことしようじゃないか」

「えっ?」

僕が電車の真ん中辺りに来た途端、その言葉とともに後ろから抱きつかれたのだ。生々しい、柔らかな胸の感触が背中に広がった。
驚きに身体すくめていると、その女性はいきなり僕の股間に手を伸ばしたのだ。

「な、なにを」

顔を後ろへ向ける。女性の顔を見て、僕は息を飲んだ。
褐色の肌に長い耳を持つ類い稀な美貌を持った女性だったからだ。その容姿は間違いなく魔物娘。僕よりも数センチ背が高く、モデル体型なのだろうと容易に想像がつく。

「なにをそんなに慌ててるんだ?ここがどういうところか知ってるんだろう?知ってて入ったんだろう?犯されたくて入ったんだろう」

お姉さんは悦の混じった笑みで僕を呑み込むように見据えてくる。
彼女がなにを言っているのか僕には全然わからなかった。なんでいきなり抱きつかれて、しかも犯されなくてはならないのか理由がわからなかった。ていうか犯罪だ。

「や、やめてください」

「やめないさ。せっかくの獲物だ。逃さないよ」

「ちょ、ズボン脱がそうとしないでくださ」

「ああ、脱がすぞ。公衆の面前で君の逸物を晒してやるぞ」

「だ、誰か助け」

そして、ベルトを外され、もう今にも脱がされかかろうとした瞬間だった。

「あー!いたいたっ!なんでこっちの車両に乗ってるんだい!?」

そんな声が僕に向けて言われたのは。
僕は反射的にその方向へと顔を向ける。そして息を飲む、どころか息が止まった。時間が止まったかと思った。

まず目を見張るのが金髪のセミショート。それを映えさせる絹より純白な、シミやニキビ一つない肌。異国の血が混じっていると思われる海より深い蒼の瞳。薄く朱が差した頬。薄紅色の淡く濡れた唇。そのどれもが宝石のように眩しく輝き、僕の心を魅了した。まるで心臓を鷲掴みにされているような、そんな息苦しさも感じさせられた。

「もう。君は本当におっちょこちょいなんだから」

ブレザー姿の彼女はこちらに近づきながら、呆れたように笑っていた。




「ボクの名前は芹沢赤音(せりざわあかね)。神城高校二年だ。よろしくね」

前の車両に移動してから、僕は先輩に色々と教えてもらった。
魔物娘専用車両は魔物娘が乗客を逆レイプしても許される車両のこと。僕はそうとは知らずそこに乗ったため、あのアマゾネスのお姉さんに襲われそうになったのだ。たまたま居合わせた芹沢先輩は、見ず知らずの僕を助けてくれたらしい。

「こう見えても、ボクは風紀委員をしているからね。後輩にあたる君が性的に襲われそうになっているんだ。風紀を正すものとして見逃しはできないのさ」

「本当にありがとうございました。もう、びっくりしてどうにかなりそうでしたよ。……ってどうして後輩だって?」

「ふふ、そんなにソワソワしているような子が二年以上なわけないじゃないか。どこからどう見ても、初めての高校生活に緊張している一年生のソレだよ」

そう言って先輩はイタズラっぽく笑う。そんなにソワソワしてたかな、僕。

「これから会うこともあるだろうから、よろしくね。ええと、」

「あ、岸部友紀(きしべともき)です」

「そうか、友紀くんだね。うん、よろしく」

「っ!」

下の名前で呼ばれてしまって、僕はつい言葉に詰まってしまう。差し出された手に驚いて、手を出すのに時間がかかってしまった。

「よ、よよろしくお願いします!芹沢先輩!」

握手をかわして、どうにか汗が出ないように堪える。うわ、先輩の手、柔らかい。

「うん。あ、でも、ボクのことは赤音って呼んでほしいかな」

笑顔で一言。先輩の手を握ったまま僕は硬直してしまった。

「……そ、そんないきなり」

まだ出会って早々なのに、下の名前で呼び合うなんて。恋人じゃあるまいし。
そんなことを意識してたら余計緊張しまう。

「ダメかい?」

緊張している僕に追い討ちをかけるように、先輩は上目使いで小首を傾げる。
やばい、手に汗が滲んできた。
僕はさらに滲む前に手を離そうとしたのだけれど、

「ふふ、下の名前で呼んでくれるまで離さないよ」

「うっ」

小悪魔的な笑みを浮かべて、先輩は僕の手を離してくれない。どこにそんな力があるのか、ギュッと掴まれて振り払えなかった。いや、振り払うなんて真似最初からできないけど。

「簡単だよ、ほら、言ってみておくれよ。ボクの名前」

「あ、はい……えーと」

恥ずかしさが先行して、先輩の顔が見れない。僕は先輩から目を逸らしながら、意を決して言った。

「……あ、赤音、先輩」

「うん、ボクが赤音先輩だよ」

朗らかな満足げな笑みで、赤音先輩は頷く。同時に手を離してくれた。手が汗でスースーする。こんな汗だらけの手と握手して嫌じゃなかったのかな、先輩は。

『神城駅、神城駅。神城大学前でございます』

「あ、着いたね。じゃあ、学校まで一緒に行こっか」

「え、あ、はい」

ドアが開いて、僕は先輩より一歩早く電車を降りた。

だから、気づかなかった。

「……あは、おいしぃ」

赤音先輩が、僕の汗がベットリと付いた自分の手を舐め回していたことを。



それからはよく赤音先輩と会った。学校でもそれなりに会いはしたけど、一番の頻度は電車でだった。というか毎日だった。僕の乗る電車と同じで、そうそうリズムも崩れないのだろう。僕と先輩は毎日朝の電車で会った。
他愛もない話で僕たちは盛り上がった。
部活はなにに入るだとか、風紀委員はどうだだとか。部活と風紀委員は違うのではないかとか、風紀委員は兼務できないだとか。
風紀委員はなかなか忙しいそうだ。神城高校は学生間の性交が禁止されているが、魔物娘がそれを守るわけもない。なので風紀委員が学内の性交を取り締まる。その業務がなかなかハードらしい。なにせ、魔物娘。性欲は半端ない。そこらじゅうで性交するやつらが絶えないようで、人手が足りないらしい。
そのことも、赤音先輩が僕を風紀委員に誘ってくれることに関係しているのだろう。
正直、僕みたいなやつに風紀委員が務まるか不安だけど、僕なんかが赤音先輩の役に立てるのなら幾らでも手伝いたい。
そのことを伝えると、先輩は嬉しそうに顔を綻ばせた。……かわいい。


その後も僕たちは電車で会って、朝一緒に登校している。色々、同級生にからかわれたりしているけど、まぁ仕方ないだろう。僕でも信じられないくらいだし。赤音先輩みたいなかわいい人が僕と毎朝学校に行ってくれてるんだから。先輩からしたら、たまたま同じ車両に乗っていた僕と登校しているだけなのだろうけど。

「いやー、今日もハードだったね」

「こんなに校則破ってる人がいるんですね」

学校帰り。僕と赤音先輩は電車に乗って家路についていた。

今日の風紀委員の仕事は七件。学校中、体育館倉庫とか旧校舎とか屋上とかをしらみ潰しに歩き回って、かなり疲れた。

「まぁねー、本能みたいなもんだから仕方ないんだけど。だからといって学業を疎かにしちゃいけないからね」

隣で腕組みをしながら、うんうんと頷く先輩。

「それに彼女たちのセックスが出す淫気にあてられて、我慢できなくなって誰彼構わず襲っちゃう娘とかも出てくるからねー」

「そうなんですか?」

内心、赤音先輩のセックスという単語にドキリとしながらも平静を保って尋ねる。

「うん。去年はひどかったんだよ?サンダーバードの娘が空き教室でセックスしてさ。気持ちよすぎたそうでサンダーバード特製の電気を学校中に撒き散らしてね。もう、酒池肉林の大乱交。あれは酷かったよ。皆なにもかも忘れてセックスに夢中になっちゃってさ。まあ、放課後だったからそれほど被害は出なかったんだけど。それでも、そのときに出来たカップルの数は三十近いんだよね。なにがしんどかったってその後の事後処理と、そのカップルたちのセックスの取り締まりだよ。風紀委員の忙しさ倍増さ」

赤音先輩は心底疲れたような笑みを見せているけど、僕はそのときのことを想像してしまって、あまり頭に入ってこなかった。

「そ、そのときは、赤音先輩は大丈夫だったんですか?」

いや、大丈夫なんだろうけども。大丈夫じゃなかったら、今頃そのとき出来た彼氏さんと帰っていそうだ。僕なんかとこうして帰っているはずがない。
でも。それでも聞かずにはいられなかった。

「んん?ボクかい?ボクは大丈夫だったよ。ちょうど職員室にいてさ。職員室は対魔力の術式結界が施されててね。大抵の魔力は遮断してしまうんだよ」

それを聞いて、僕の中でホッとしている自分がいた。よかった。先輩はそんなエッチなことはしてないし、特別誰かとしたわけでもないんだ。

「おやぁ、友紀くん、どうしてそんなに嬉しそうなのかな?」

「へ?え、べ、別に僕は」

「ふふ、ボクが誰かとセックスしたかもしれないって不安になったのかな?」

僕の心臓が大きく鼓動した。先輩が普段は見せないような艶やかな笑みを浮かべたから。

「それでボクが誰ともしてないって知って、安心したのかな?」

何もかも見透かしているように、蒼い瞳を先輩は細める。
なんだか目で犯されているような、そんな気分になる。快感とも悪寒とも知れない粟立ちが背筋を襲った。
一瞬、世界が黙ったように静かになる。ダメだ。沈黙は肯定になる。なにか。なにか話さないと。

「……あ、赤音先輩の金髪って地毛なんですか?」

僕はとっさの思い付きで無理矢理話題を変えようとした。
先輩も優しいことにそれに乗ってくれたようで、艶やかな笑みから子供っぽい無邪気な笑みに変わった。

「うん。これ地毛だよ。昔だったら染めろー、とか言われるらしいね。でも今は魔物娘がいっぱいいるからね。全然目立たないや」

先輩は金色の前髪をクリクリと弄くる。

「そ、そんなことないですよ。淡く光ってて綺麗ですし、髪見たら赤音先輩だってすぐわかりますもん」

途端、赤音先輩がポカンとした顔で押し黙る。
え、なにか変なこと言っただろうか。
しかし、すぐに顔を真っ赤にさせて、僕の肩を叩いてきた。

「やだー、友紀くんったら。お世辞言ってもなにも出ないぞー」

バンバンバンバン!……結構痛い。先輩って何気に力持ちだよな。
性交中のカップルを引き剥がすくらいだし。

「でも、その髪の毛が地毛なら、赤音先輩の親って外国人なんですか?」

日本人は魔物娘を除けば、染めていない限り皆黒髪だ。赤音先輩みたいな綺麗な金髪は珍しい。
しかし、赤音先輩はそこはあまり明言しなかった。

「んー、ハーフと言えばハーフ、かな?」

どこか言いたくなさそうな雰囲気。あまり触れられたくなさそうだった。無邪気な笑顔を見せつつも、そこにはどこか陰りがあった。
だから、僕はそれ以上なにも聞かなかったし、その話題もこれから先挙げることもなかった。
だけど、しばらくあと、赤音先輩が言い出しづらかったわけを、僕は身をもって知ることとなる。



その日も、いつも通り風紀委員としての仕事を終わらした帰りのことだった。僕と赤音先輩は横向き座席に並んで座りながら、今日のことについて話し合っていた。
いま思えば不審に思うべきだったかもしれない。
だって時刻は六時前。帰宅ラッシュの時間帯だ。だけれど、いま僕がいる車両はわかりやすいくらい人が少なかった。両手で数えられるくらいの数だ。
しかし、僕はそのことに目を向けなかった。それは赤音先輩に心を奪われていたから、かもしれない。

「友紀くんも結構慣れてきたよね、風紀委員に」

「そ、そうですか?」

「うん。最初はビクビクっていうか、オドオドしてたのにね」

そう見られていたのか。恥ずかしいな。でも仕方ない。性交している彼らに割り込んでとめるのは、はっきり言って命懸けだ。魔物娘は好きな男と交わることを一番に望んでいるから、それを邪魔するのはかなり嫌われる。最悪反撃されるのを覚悟しなくちゃならない。ラミアのカップルのときは酷かった。絞め殺されるかと思った。赤音先輩が助けてくれたので事なき得たけど。

「でも最近はこう、なんていうか、威厳が増したよね」

なんて赤音先輩は言ってくれるけど、

「一人じゃなんにもできないですよ」

と僕は否定する。本当に一人じゃ、なにもできない。

「僕のはできてるんじゃなくてできてるように見えるだけですって。実際赤音先輩がいないとなんにもできてないですし」

どのときも赤音先輩が後ろにいるから、勇気を持ってカップルたちに向かえていると思う。赤音先輩がいなくては僕なんて、そう、イチコロだ。誰も言うことなんて聞くもんか。
そんな卑屈になる僕に、赤音先輩は頬を膨らませて憤慨する。

「もう、ダメだって友紀くん。そんな卑屈になっちゃ。君はちゃんとできてるんだから。数ヵ月でここまでできてるんだ。大したものだよ」

それは赤音先輩がいればこそで。

「それに、ボクが着いていっているのはボクの都合だし。本当は一人でできるんだよ、君は。ただ……君を一人にすると誰かに取られちゃいそうだからね。正直言うと、ボクが不安なんだよ」

「えっ?」

最後なんて。僕が取られる?誰に?
赤音先輩がなんで不安なんかを?

「あーあー、風紀委員じゃなきゃなー。こんなに困らないんだけどなー」

先輩はさっきからなにを言っているんだ。赤音先輩、本当は風紀委員がいやなのか?
僕の疑問は顔に現れていたらしい。僕の顔を見た赤音先輩は、慌てた様子で誤魔化すように訂正した。

「いやいや、友紀くんが悪いわけじゃないよ!?風紀委員も大好きだし!」

明るい笑顔を見せているつもりだろうけど、そこにはどこか陰りがあった。しかし、頬は朱に染まり、なにかに堪えているようでもある。

「ただ規制がいっぱいあるからなぁ……っと愚痴はダメダメ。よし、もうおしまい!この話、おしまい!ねね、友紀くん、明日の休日なんだけ」

そう言って無理矢理、話題を変えようとした赤音先輩。だけれど、その声は途中で止まった。まるで電池が切れたお人形のように、赤音先輩は身体の動きも止めた。

「せ、先輩?」

大丈夫ですか?と僕が聞こうとした瞬間だった。

ドンッ!

そう鈍い音とともに僕は車両の前方へ飛んだ。一瞬わけがわからなかった。だけど理由はすぐにわかる。吹き飛んだ僕の方へ両手の平を向けている赤音先輩を見ればすぐにわかる。
赤音先輩が僕を突き飛ばしたのだ。

「っく……せ、先輩?」

なんで?どうして?
理由は全くわからない。さっきまで普通に話していたはずなのに。様子が一変してしまった。なにか、僕が先輩の気に障ることを言ったのだろうか。

そんないやな考えが頭をよぎる。けれど、

「逃げ、て」

先輩から漏れ出た言葉はそんなだった。

「っ!」

先輩の顔を見て、僕は言葉をなくす。それは、先輩の表情がどうしようもなく欲情したソレに変わっていたからだ。
顔を真っ赤に染めて、目を涙に潤ませて、口の端から涎を垂らして。物欲しそうな表情でこちらを見てくる。どうしようもなく緩みきった、いままで見たことのない先輩の表情だった。

「逃げ、て。早く、隣の、車両に……私が抑えられなくなる、前に……」

そう言って先輩は立ち上がる。よたよたとした歩きで、僕がいる方と反対の車両の方へ行く。そっちは魔物娘専用車両だった。

「せ、先輩?」

「来ちゃダメ!」

精一杯らしき怒り顔で僕を睨み付ける。いまにも緩んでしまいそうなほど不安定な表情。足取りは悪く、身体はガクガク震わせていた。
先輩が苦しそう。先輩が堪えている。
なにに?そんなのは単純だ。僕を襲うまいとしているのだ。なんだ先輩が発情したのかは知らない。でも、先輩は最後の理性を保って、僕に襲いかからないようにしている。僕から離れようとしている。僕を守るために。

だったら僕はその意思を汲むべきじゃないか。このまま離れて、先輩が僕に襲いかかる事態にならないようにするべきではないか。それが僕の取れる最良の行動じゃないか。

先輩が歩く。魔物娘専用車両に向けて。その背中はいつもより小さくて弱々しいものだった。いつもの先輩と違った。

「っ!」

そんなのを見て、逃げられるか!

「と、友紀くん!?」

僕は赤音先輩に肩を貸して、魔物娘専用車両に一緒に向かう。
先輩の身体は汗ばみ、熱を帯びていた。

「だ、ダメだよ、離して」

「離しません」

「友紀くん!いま離さないと大変なことになるんだよ!?ボクは、ボクは、君を」

離れようと力を入れているのがわかる。だけど、いまの赤音先輩にそんな力はない。

「離しません。そんな辛そうな先輩を放ってなんてできません。先輩にだったら、なにをされても大丈夫です」

「と、友紀くん……どうして」

いまにも泣いてしまいそうだ。そんな声を僕は聞きたくない。
僕はこれを言うか言うまいか迷った。これは恐らく卑怯だ。こんなことをいまこの場で言うのは絶対に卑怯だし、先輩のことを考えているようで、本当は下心丸出しの下賎なものだろう。

だけど、僕は言う。いまがそのときだと思うから。いま伝えなきゃ、先輩とずっと離れていってしまうように思えたから。

「先輩のこと、ずっと前から好きでした」

「……………………」

返事はない。顔なんて見れない。

「痴漢に襲われて助けてくれたときからずっと。ずっとずっと好きだったんです……だから、僕は赤音先輩から離れるなんてできません。離れたく、ありません」

先輩とずっと一緒にいたいんです。
そう僕は言った。

先輩はなにも言わない。僕は顔を見れない。

「……………………」

僕は魔物娘専用車両へのドアを開いた。それと同時だった。

プシャーー!

赤音先輩の下腹部からなにかが噴き出る音が聞こえたのは。

「先輩?」

「あ、ぅあ、あああ……」

先輩を見る。先輩は舌をだらりと垂らして、恍惚に惚けていた。
欲情の臨界点を越えた表情だった。

先輩が僕の肩を振り払った。と思った瞬間だ。先輩は僕に飛び掛かり、魔物娘専用車両に入るかたちで押し倒したのだ。

「あ、ああ、あはは」

先輩の口から悦の混じった笑いが漏れる。それはもう正気のない、悦楽に囚われた笑み。
そして、その顔が近づく。僕にそれをかわす余裕なんてなかった。しかしどっちにしろ、手で両頬をがっちりホールドされ、逃げることなど不可能だった。

視界が先輩で染まる。唇が先輩の柔らかいものに押し潰される。口の中に先輩が入り込んでくる

「んん、んちゅぶ……ちゅるるるる、ちゅぶ、んふ、れろれろぉ……ぶちゅぅ」

先輩の舌が、僕の内頬を、何本もの歯を、舌を、絡め取っていく。頬肉を削るように舌先で舐められる。歯の一本一本を、まるで歯ブラシで磨くように細かく擦っていく。僕の舌をまるで自分の舌のあじを覚え込ませるように絡めたり、巻き付けたりしてくる。

「んふぅ、ちゅぶ、れるれる、ちゅぶちゅぶ、ぶぶぶぶ、ちゅれろぉ」

僕の口を貪るように嬲っていく赤音先輩。息苦しさはある。けれど、それ以上にに気持ちよかった。頬を舐められるだけで背筋に電流が走ったように痺れ、歯を擦られただけで身体の力が抜けていき、舌に絡められるだけで快楽にうち震えた。
口の中は先輩の甘い唾液でいっぱいになって、僕の思考を先輩一色に染めあげていく。
もっと欲しい。先輩を欲しい。先輩だけが欲しい。
先輩の甘美な快楽の舌は僕の脳味噌をドロドロに溶かしていく。それどころかまるで先輩に口から脳味噌を啜ってもらっているようだ。そして、先輩の甘い唾液が僕の脳味噌を構築していっている。先輩だけしか考えられない脳味噌に作り替えられている。そんな気がした。

「んちゅ、ぶぶぶりゅるるるる…………ぷはぁっ」

「はぁはぁ、はぁ……」

先輩と唇が離れた。僕の唇は唾液まみれ。先輩の唇も唾液まみれ。しかし、不快感はない。先輩も愉悦の笑みを浮かべている。

「せん、ぱ……」

「ごめんねぇ、ごめんね、友紀くん、ボクもう我慢できないんだぁ。でも、友紀くんが悪いんだよ?あんなこと言うから。ボクだって友紀くんのこと、大大大大好きなんだから。そんなボクに告白したら、いまのボクが我慢できるわけないじゃないか……こんな、甘い甘い匂いがしているところで、もうエッチなことは以外考えられるわけないじゃないか」

甘い匂い。そういえば、そんな匂いがする。頭を蕩けさせるような淫靡な香り。辺りを見渡す。いまさら気づいた。この車両にはいまジャイアントアントがいる。多分仕事帰りの、汗まみれのジャイアントアントが何人も何人もいる。そして彼女たちはそれぞれが男たちとまぐわっている。
先輩が発情した理由がわかった。彼女たちせいだ。彼女たちが出すフェロモンに先輩が侵されたんだ。だから、

「赤音先輩……」

先輩が淫らに笑う。熱に浮かされたように、正気の一切をかなぐり捨てた表情を浮かべる。

「ボクも好きだよ、友紀くん。大好きさ。愛してる」

「赤音、先輩、でも、それはフェロモンで」

「違うよぉ?違うんだよぉ、友紀くぅん」

倒れる僕に抱きつき、赤音先輩は僕の耳元に口を近づける。赤音先輩のエッチな息づかいに、まるで羽でくすぐられているようなこそばゆさが耳を走った。

「ずっと前からだよ。ずっとずっと前から好きだったんだ。そう、あのとき電車で出会ったときから」

「あぅ」

先輩に耳を甘噛みされる。はむはむと、唇でもぐもぐ、舌でれろれろされる。まるで、耳が性感帯になったように僕は身悶えるしかなかった。

「ふふ、だから、助けたんだよ?君のこと好きになったから、他の女に取られたくなかったから……だから、助けたの。ううん、ボクだけのモノにしたんだ」

「せんぱ、んんん」

首筋を舌で舐めあげられた。

「ふふふ、かぁいい。風紀委員に誘ったのだってそうさ。一緒に見回るのだってそうさ。こうして一緒に帰るのだってそうさ。君を、ボクは他の誰かに奪われたくなかったのさ」

「はぁ、はぁはぁ、先輩」

「我慢してたよ。だって、ボクは風紀委員だから。でももうダメだよ、こんなにエッチな気分になったんだ。もう、戻れないよ」

だから、と先輩は続けて、僕の首筋に口を埋めた。そして、

カプッ。

「!?」

一瞬の鋭い痛み。そして甘い快楽に陶酔が訪れる。
僕は、噛まれた?

「ちゅー、ちゅるるるるるる」

血が、吸われてる?僕の血が、赤音先輩に吸われてる?

「せんぱ、ああああぁぁぁぁぁぁ」

なんで、なんでこんなに!気持ちいい!

「ちゅるるるるるる、ぷはぁ〜、あああ、あは、あはあははは……おいしい、友紀くんの血、おいしぃぃぃ」

涎みたいに口の端から僕の血を垂らす先輩。

「先輩、先輩……は」

「うん、そうだよ、ボク、人間じゃないんだ。……幻滅した?ボク、魔物なんだよ。ダンピールなんだ。だから友紀くんの血、大好きなんだ。こんな女なんだよ?」

先輩はうっとりと笑っている。だけど、目の奥が揺れていた。怯えていた。
怯える必要なんてないのに。

「そんなこと、ない。先輩は先輩だ。僕の好きな先輩だ」

「っ!……友紀、くんっ!」

先輩がまた僕の首筋に口づけを落とす。落として、噛みつく。もう痛みはなかった。ただただ甘い快楽が僕の全身に走る。

「先輩!もっとぉ、もっと吸ってぇ!」

「ちゅるるるるるる、ぷはぁ」

「ああ、先輩、吸うのやめないで」

「ふふ、でも、こっちも吸ってそうにしているよ?」

「え?」

赤音先輩は腰をあげる。すると、僕の股間が大きくテントを張っているのが見えた。
先輩は僕の膝上に馬乗りになって、テントに手を伸ばす。

「さぁ、ご開帳ぉ……ふわぁ、友紀くんのオチンポ、ビンビンだよぉ」

先輩にチャックを下ろされ、僕のぺニスが露になる。信じられない。どうしてこんなに大きく。いつも一人でオナニーしてるときより、二回りも大きくなってる。

「あは、我慢汁タラタラだぁ。ふふ、皮を向いて、んふ、んれろぉ」

「ひぁ!?せ、先輩!」

「れろれろ、ぴちゅぴちゅるるる」

亀頭の敏感なところが舐められて、舌先で尿道をつんつんされて、透明の我慢汁啜られて、気持ちいい!先輩の舌、気持ちいい!気持ちよすぎて身体が裏返ってしまいそうな感じになる!

「んああああぁぁ、先輩ぃぃ、ダメぇぇ!」

「んちゅるるるぶぶぶぶ」

ああ、唇に亀頭がキスされてる。尿道に直接掃除機当てたみたいに吸い取られてる。頭、頭おかしくなる!

「先輩ぃぃ、ひぃやぁぁぁぁぁ!」

舌が出てきた。先輩の唇から、舌が蛇みたいに出てきた。僕のぺニスの亀頭を這って、カリをなぞってくる。

「んちゅるる。れろれろれろ。んん、ずりゅずりゅずりゅ」

「ああ、舌に、舌にぃ、削られてりゅうぅぅ!」

「んん、はむ、んんんんんん」

「っ!?」

ぺニスが、食べられた!先輩の口に、食べられた!

「じゅぶぶぶぶ!」

「ああぁぁぁぁぁ!」

先輩の口の中が狭くなって。頬が、ぺニスの竿に擦り付けられる。熱くて柔らかい頬肉が。
根本まで咥えられて、陰毛まで食べる勢いで吸い込まれる。

「せ、んぱいぃぃ、吸っちゃ、らめぇぇぇ」

「んぐんぐ、もぐもぐ」

「あぅうぁぁぁぁぁぁ!もぐもぐダメっ!おかしくなるからぁぁぁ!」

ぺニスがどんどん先輩の咥内に入っていく。まるで底無し沼に足を踏み入れたようにズブズブと、ゆっくり深みせ沈んでいく。
僕はどうにか逃げようともがくけど、先輩は両手で僕の腰をガッチリホールドして逃げさせてくれない。それどころか、もがけばもがくほど、先輩の歯に僕のぺニスが触れて、例えようのない快楽を生じさせてくる。身動きが取れなくなる。

「ひぃあぁぁぁぁぁぁぁ!?」

「じゅぼ!じゅぼ!じゅぼ!じゅるるるるるるる!」

先輩が口を上下に動かしてきた。自分でしごくのを口でする。しかも先輩がしてくれてる。
あの先輩が、僕のぺニスを美味しそうに咥えて、エッチな音を立てて、貪ってる。僕の、僕のぺニスを!

「ああ、先輩ぃぃ!」

「じゅっぶ、じゅっぶ、じゅっぶ!」

「先輩、ダメぇ、それ以上したら、僕はぁ」

「んじゅぶぶぶぶぶふ……んん、いっふぇいっふぇ」

「ふわぁぁ、喋られたら……」

「んん」

先輩が口を浅く引き抜いて、八重歯をぺニスの尿道に当ててくる。

「ああ、そんなの」

先輩は目だけ細めてにんまりと笑んだ。そのあとどうするかは、言うまでもなかった。

ズブゥッ!!

「ぅあああああああああ!?」

先輩の八重歯が僕の尿道に入って!噛まれてる!噛まれてる!

「じゅるるるるるるる!」

そのまま、まるで血を吸うみたいに僕のぺニスを吸い上げてくる。気持ちいいか痛いのかもわからない。こんなの耐えられるわけがない。もう、ダメだ!

「せ、先輩ぃ!」

僕は赤音先輩の頭を掴んでぺニスにグッと押し当てた。その瞬間だ。
尿道から涌き出る衝動。白いマグマは駆け昇り、爆発し、噴火した。

「んぐぅぅぅ!?」

「ああ、ああああ!出てりゅ。出てりゅうぅぅぅ!」

頭に白い閃光が瞬く。快楽の爆発だった。
同時に白い欲望が尿道から吹き出て、先輩の口の中を犯していく。あまりの量と勢いに先輩は顔をしかめ、頬を膨らませた。しかし、それも一瞬のこと。先輩は恍惚とした表情に変わると、いまなお吐き出し続ける僕の精液を、ごくりごくりと生々しい音を立てて飲み下していく。まるで最上級の飲み物を飲んでいるかのような飲みっぷりだった。

「ん、くぁ、ああああ、せんぱいぃぃ……!」

射精が引き起こす快楽に悶えながら、僕は精液を吐き出し続けた。いままで出したことのないほどの量と時間。そして吐き出し続ける間、常に脳髄焦がす快楽が身体を襲い続けた。

「ん、くぁ、ぅあぁぁぁぁ……」

「んくんくんく……ちゅる、ちゅぽん……んんん、ごくん……ぷはぁ」

射精が終わり、全ての精液を舐め飲み尽くした先輩が、僕のぺニスから口を離す。悩ましいため息をはいて、僕を見る。この世の幸せを詰め込んだような笑顔だった。

「はぁ、友紀くんのオチンポミルク最高だったよ。いままで食べたなによりも美味しかった……」

「はぁはぁ、ぼ、くも。自分でするよりずっと気持ちよくて、先輩の口が、舌が、頬がすごかったです」

そう言うと、先輩は笑みをどんどん深めていく。息も荒く、瞳の瞳孔が開きなにかに飢えているような目に変わった。

「じゃあ、今度は、ボクを気持ちよくして?」

先輩はスカートをたくしあげ、淡い桃色のパンツを見せてくる。それを片足だけ脱いで、先輩の大事なところを晒した。
僕の頭の上で立ち、オマンコの秘唇を広げた。

「っ!」

「どうかな、友紀くん、ボクのオマンコ」

「き、綺麗です。澄んだピンク色で、ビラビラのお肉が整ってて、金色の毛も舐めたいくらい。オマンコの穴からこぽこぽってエッチなお汁が垂れて、匂いがここまで届いて、頭がおかしくなりそうです」

僕ははぁはぁと息を激しく吐く。先輩のいやらしくテカテカに濡れ光っているオマンコ。まだ射精の絶頂の快楽が抜けきらない僕は、ただただ欲求が先走る。先輩が欲しくなる。舐めたい。欲しい。オマンコから出てるお汁が飲みたい。ドロドロと透明だったり白く濁ったりしている赤音先輩のエッチな汁が飲みたい。

「あはっ!じゃあ、ごちそうしてあげるね」

先輩が腰を下ろし、僕の顔に跨がった。僕の口にオマンコを乗せて、グリグリと擦り付けてくる。僕の顔に淫乱なお汁を塗りたくってくる。鼻の中を先輩の匂いだけで埋め尽くそうとしてくる。

「どう?ボクのオマンコ。ほらほらぁ、舐めてぇ」

言われた通り、僕は口を開けて先輩のオマンコにむしゃぶりついた。舌を出して、オマンコの穴から溢れ出るオマンコ汁を飲む。先輩のオマンコ汁は甘くてトロトロで、口一杯に広がる。飲めば飲むほど喉が渇いて、もっともっと欲しくなる。先輩のオマンコ汁が欲しくなる。

「んふぁ、じゅるるるるるるる!んふぅ、先輩ぃぃ」

「ああん、んふふ、ふわぁぁぁ!イイ!イイよ、友紀くん!もっともっと舐めてぇ飲んでぇ啜ってぇ!ボクのオマンコ汁飲みまくってぇ!」

先輩も興奮しているらしい。舐めれば舐めるほど溢れ出てきて止まらない。舐めるのを止められない。

「イイよぉぉ、もっと舐めて舐めて、ほらぁ、ボクのオマンコ穴に舌突っ込んでよぉ」

「んん、じゅぶぶぶぶ!」

「あひぃぃぃ、キタぁぁぁぁ!」

先輩のオマンコの穴、すっごく狭くてキュウキュウしてて、舌を奥へ奥へと吸い込んでいく。オマンコ汁はいっぱい垂れ流しで、僕の伸ばした舌を伝ってどんどん口の中に入ってくる。

「んんんんんっ!」

舌が引き抜けない。先輩の膣圧すごくて、吸引力強くて、舌がどんどん吸い込まれる。もう、口をびったり先輩のオマンコに当てて、まるで先輩のオマンコに顔が飲み込まれるんじゃないかって思ってしまう。

「んはぁ、もっとぉ、もっとだよぉ、友紀くぅん!ボクの膣内にきてぇぇぇ!」

「んぶぶぶぶぶっ!」

舌がどんどん引き伸ばされていく。先輩のオマンコ汁はどんどん溢れてきて、僕の口を満たしていく。舌が伸ばしきっているから飲み込むこともできない。鼻で息を吸えば、先輩のオマンコの甘い匂いが鼻腔をくすぐって、それだけしか匂わなくなって、頭が蕩ける。先輩の金色の陰毛に頬をくすぐられるのが心地いい。

「あっはぁ、ボクのオマンコ、グチョグチョだよぉ、でもまだまだ……ほらぁ、ぐりぐりぃ」

先輩はさらにオマンコを僕の顔に押し付けていく。あれ、この鼻に当たる小さな豆粒の感触って……。

「いひぃ、クリちゃんんん、友紀くんのお鼻とキスしてりゅうぅぅ!」

先輩のクリトリスだ。小さく敏感なお豆さんだ。
先輩はそれをグリグリと、グリグリと僕の鼻に擦り付けて、潰していく。

「イイよぉぉぉ、友紀くんのお鼻とクリちゃんキスするの気持ちいいぃよぉ」

僕もただされているだけじゃ申し訳ない。これは奉仕だ。先輩を気持ちよくさせるためのなんだ。
僕は先輩のお尻を掴んだ。ムチムチした柔らかくも弾力のあるお尻に指が沈んでいく。

「あは、友紀くん、いいよぉ、もみもみいいよぉ!」

ふふ、先輩、まだまだこれからだよ?

ズブゥッ!!

「あ、ひやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

先輩が絶頂する。その理由は単純明快。

「ら、らめぇぇ、アナルはらめぇぇ」

ダメとか言ってても、そんなに気持ち良さそうな声だと説得力がない。もっとしてとしか聞こえない。だから。

「あひゃぁぁぁぁぁぁぁ!アナルにぃ、指入ってくぅぅ!りゃめぇぇ、指広げちゃらめぇぇ!お肉グリグリしちゃりゃめぇぇぇぇ!」

そんなこと言って。先輩のお尻マンコ、僕の指を痛いくらいチューチュー吸って離してくれないじゃないか。

先輩の絶頂とともにオマンコから出る汁の量がどんどん増していく。潤滑油が増えたせいか、膣圧が弱まり、舌が抜けそうになった。だから僕は顔を思いきりオマンコに押し当てる。舌が抜けないように伸ばして、オマンコ穴に突っ込む。

「あひゃぁぁぁ、前もぉ、後ろもぉ、気持ちよすぎりゅぅ!あああ!アナル、掻き回しちゃらめぇぇ!指でグチュグチュしにゃいでぇぇぇぇ!」

さぁ、先輩。思いっきり、僕の前でイッてよ。

僕は舌を引き抜き、クリトリスを口に含んだ。することはただひとつ。

カリッ!

クリトリスを歯で噛み潰したのだ。

「っっっ!っ!っ!!」

さらに先輩のアナルに指を五本突っ込み、中で指を広げた。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?」

先輩が声にならない悲鳴をあげて、身体を弓なりに逸り返らせる。身体をビクンビクンと痙攣させ、大量の潮をオマンコ穴から噴き出した。

僕はクリトリスから口を離し、アナルから手を引き抜いて、倒れそうになる赤音先輩を腕で支え、身体を起こして抱き寄せた。
白目向いて、舌をだらしなく口から出して、涎を際限なく垂らして。先輩は快楽に支配され切った表情をしている。

「先輩、大丈夫ですか?」

どの口が言うんだ、と思わなくもないけど一応。

「う、んん、らいじょーぶぅぅ、ひもちひぃぃよぉ?」

息も絶え絶え。普通なら大丈夫とは言えないけど、先輩は魔物娘。感じていることこそが快調に繋がるのだろう。

僕は先輩をいわゆるお姫様抱っこして、座席に座った。僕の膝に快楽から回復していない先輩を乗せる。なんだか嬉しい。先輩をこうして抱けるなんて。辺りを見渡す。僕らみたいに周りの魔物娘たちもエッチに耽っていた。ジャイアントアントに影響されたのは僕らだけじゃなかったようだ。

なんてことを考えていると、先輩に顔を掴まれ、顔を無理矢理先輩に向けさせられた。
表情はまだまだ快楽まみれだけれど、もうある種の理性は戻っているみたいだ。

「もう、ボク以外の女の子を見ちゃいけないじゃないか」

「さすが先輩。回復するの早いですね」

「ふふ、まさか友紀くんにこんなにイカせられるだなんてね。クリちゃんを噛んじゃってさ。君のオチンポ噛んだから、その仕返しなのかな?」

「あー、いや、深くは考えてませんでした……先輩が気持ちよくなってくれたらいいなぁって……」

正直噛まれたことは気持ちよくて怒ってなんていないし。というか、もっと噛んで欲しかったりする。赤音先輩の噛み痕で埋め尽くして欲しい。二度と取れないようにして欲しいと思ってしまう。

「あはは、嬉しいよ、友紀くん。ボクの愛しの旦那様」

「だ、旦那様!?」

「……いや、かぃ」

「全然いやじゃないです!」

即答。先輩の顔が曇る前に即答。

「いやなわけないです最高ですいま人生の中で一番幸せです死んでもいい……いや絶対に死にたくない先輩と一緒に一生というか不老不死になってずっとずっと一緒にいて遊びにいったりご飯食べたりエッチしたりしてこの幸せを続けて他の人にこの幸せ見せびらかして羨ましがやれながらラブラブしまくって最高ひゃっほうしまくりたいですっ!」

はぁはぁはぁ……言い切った。
僕の膝上の先輩はポカンと口を開いている。
……あれ?もしかして引かれた?

先輩は俯く。俯いて、肩をプルプル震わしたかと思うと、バッと顔を上げた。

「アハハハハハ!」

大爆笑である。危うく膝から落ちそうだったので、先輩の腰に腕を回した。先輩も僕の肩を掴んで大爆笑している。
変なこと言っただろうか。

「アハハ……やばいなぁ、やばいよ。ふふ、ボクもう幸せすぎ。友紀くんと両想いになれたんだもん」

「わわ、先輩?」

先輩が僕に頬ずりしてくる。先輩の柔らかくてさらさらで、気持ちいい。
なんか猫みたい。

「ふふ、ねぇ、しよ?」

「え、な、なにを?」

先輩が頬を離す。鼻が触れ合うくらいの近さで先輩は笑う。

「決まってるじゃない。続きだよ、つ・づ・き」

続きって、ええと。僕がぺニスを出していて、先輩がオマンコを出していて。それでこれからやることって。ああ、やっちゃうのか。僕、ヤッちゃうのか。

「よいしょ、っと」

赤音先輩は膝を僕の横の座席に着いて、僕の股間に跨がる。
うぅ、先輩の、先輩の胸がちょうど目の前に。

「ふふ、友紀くん、見たい?」

なんて挑発的な視線を僕に送ってくる。ここまで来たら恥も外聞もない。僕は素直に頷く。こくこくこくこく、である。

「頷きすぎぃ……ちょっと待ってね」

先輩はブレザーは脱ぎ捨てて、ブラウスのボタンを外していく。ゆっくりと、焦らすような笑みを見せながら、一つ、一つ、と外していく。
僕はそれを生唾を飲みながら見守っていた。いや、どうにか我慢していた。もういまにも襲いかかって無理矢理剥いでしまいたいくらい、僕は興奮していた。
全部のボタンを外し終わると、ブラウスをずらして肩だけ晒す。白い肌を覆う、下着の色と同じピンク色のブラジャーが露になる。ブラジャーの真ん中のホックに、赤音先輩は指をかけた。
同時に赤音先輩がいやらしい顔を浮かべて見下ろしてくる。

そして、ブラジャーのホックを外した。

「どう?ボクのおっぱい」

「ごく……すごく、綺麗です」

貧乳ではなく美乳。ちょうど手の平に収まりそうなくらいの手頃な乳房。それでも女らしさは強調されていて、触るまでもなく柔らかいのだとわかる。しかも全く垂れておらず、整合が取れている。小さな丘の上にあるのは、誰にも触れられていないような淡いピンク色のサクランボ。ピンっと勃っていて、僕に食べて食べてと言っているかのようだった。

肩だけ脱いだブラウスに、ブラジャーも脇下に残している赤音先輩。そんな状態で真っ白なおっぱいを晒して、すごくエッチだった。

「もう、友紀くんったらエッチなんだから。ボクのおっぱい見て、さらに大きくなってるよ」

先輩が僕のぺニスをにぎにぎする。柔らかく細い先輩の指に握られて、今にもイッてしまいそうだ。

「ぁう、だ、だって先輩の、すごく可愛いから」

「どんなくらい?」

意地悪にも先輩はボクのぺニスをしこしこしてくる。指からもたらさせられる快楽でまともな思考が働かない。

「うぁ、い、いますぐ食べ、たいくら、いぃぃ」

「いいよぉ、ご馳走してあげるぅ」

先輩は僕の頭に腕を回すと、その整ったおっぱいを僕の顔に押し当てた。ちょうど右胸の乳首を口元に持ってくる。

「う、先輩、ぁむ、ちゅうぅぅぅぅ」

「あは、友紀くん赤ちゃんみたぁい……よしよし、僕のおっぱいいっぱい飲んでねぇ」

ミルクは出ないけど、先輩自身の甘さなのか、僕が先輩の味を甘く感じているのか、舌が先輩の乳房を、乳首を這わせる度に舌が蕩けた。

「んぁ、れろれろれろれろ、んちゅるるる、ぶぶぶぶ……れろぉれろれろ、はぁ、んむ」

「んん、ホントにミルク出ちゃいそう……というか、出したい……友紀くんにボクのミルク飲ましたい」

「んちゅるる、ぷはぁ……先輩?」

先輩が舌舐めずりをして僕を見下ろしていた。目を猫みたいにして、獲物を見るような目だった。どう見ても、ミルクを飲ませてあげたいような顔じゃない。母性愛が全く見えない。

「ふふふふふ」

ちょ、怖いですよ、先輩……。
不穏な笑みを浮かべた先輩が僕のぺニスを掴むと、ゆっくりと腰を下ろしていった。

「友紀くん、一緒になろ?」

「は、はい……あの、お手柔らかに」

「…………あは」

おお怖い怖い。笑顔が怖い怖い。

「いっぱいいっぱい乱れよぉ、友紀くぅん」

ツブ…………ジュブッ!

亀頭がオマンコに触れたかと思った瞬間。まるでゼリーをチュルンと吸うように、ぺニスが赤音先輩のオマンコに呑み込まれた。根本まで一気に、先輩に食べられてしまった。

「ん、あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

先輩が快楽の雄叫びをあげる。

「ぁうあぁぁぁ……くぅぅ」

すごい締め付けだ。熱々の弾力のあるゼリーで包まれて揉みし抱かれているような感覚。さっきの先輩のフェラもよかったけど、それより遥かに気持ちいい。先輩の膣内は熱くて、いまにも溶けてしまいそうだ。

快楽に呆然とするけれど、先輩のオマンコから血が垂れていることに気づいて覚醒する。

「せ、先輩、血が出て!」

「んー?んん、うん、だってぇ、初めてだもん。でもねぇ痛くないんだよぉ?それどころか気持ちよすぎて、頭おかしくなっちゃいそうだよ。自分でするのと全然違うんだもんぅ」

先輩は涎をだらだらと垂らして、かぶりを振った。

「くっ、先輩、締め付けが……」

「ごめんねぇ、先輩なんだし、友紀くんリードしようと思ったんだけどぉ、もうダメみたい…………もう、オチンポ欲しすぎて我慢できないのぉ」

だからぁ、と先輩は言って、腰を上げた。亀頭が抜けてしまうギリギリまでだ。膣へのキツイ入り口がミチミチと僕のぺニスを責め立てる。しかし、僕へ与えられる快楽はこんなものではなかった。

「いっぱい動くねぇ!!」

ズンッ!!

「あっ!かっ、はぁ!?」

先輩の突然の強制挿入。入り口から子宮口まで、一気に迎え入れたのだ。亀頭からカリ裏、竿に至るまでぺニスの全てが先輩の淫肉に包まれる。いや、包まれるなんて生易しいものじゃない。
食べられた。呑み込まれた。貪られた。
僕のぺニスは先輩の膣内に引きずり込まれたのだ。快楽だけをもたらす肉壺に。

「あぁぁぁぁ、せんぱぃぃぃ!」

「あっはぁ!」

ジュッブ!ジュッブ!ジュッブ!

オマンコ汁の水音を車内に響かせて、先輩は豪快にグラインドする。腰を僕のに叩きつけるように振り下ろして、バチンバチンと激しく音を立てた。
その激しい動きに僕は身悶えるしかなかった。先輩の腰に抱きついて、与えられる快楽にただ奥歯を噛み締めて堪える。少しでも、気を抜けば精液を吐き出してしまいそうだった。

「もっともっともっとぉぉ!友紀くんのオチンポもっとボクにちょうだいぃぃ!」

腰を振り下ろす。ギュウッギュウッと膣肉にぺニスが虐められる。亀頭から根本まで順番に締め付けられていく。
先輩が腰を上げる。ヂュウヂュウッと膣肉にぺニスが虐められる。根本から亀頭まで順番に吸い上げられていく。

ジュッブジュッブジュッブ!
ジュッボジュッボジュッボ!

「先輩ぃぃ!」

「いいよぉ、もっと強く抱き締めてぇ、ボクの身体に、友紀くんの身体擦り付けてぇ!」

まるで吸血するように、先輩のオマンコが僕のぺニスを吸い上げていく。下から上に先輩の膣肉が脈動して、きつく締まって、ぺニスをどんどん呑み込んでいく。
早く出せ。早く呑ませろ。君のエッチな子種汁を呑ませろ。
そんなことを言っている。先輩のオマンコは僕を貪りながら、さらにその中にあるものまで貪り尽くそうとしている。

「いいよ、いいよ!友紀くんのオチンポ最高だよぉぉ!もう、ダメぇ降りちゃうぅぅ」

ズプ……。

「!?……な、にこれぇ……」

膣肉とは違う。もっとプルプルとした、ゼラチンみたいに蕩けてる感触。まるで母親に抱かれているような優しい心地よさ。

「あはっ、入っちゃったぁ、ボクのぉ、子宮にぃ、友紀くんのオチンポ入っちゃったぁ!」

「あ、ああ、あぅあ……」

ダメだ、こんなの耐えられない。先輩の子宮は悪魔だ。優しい聖母のような心地よさだけど、本当は悪魔だ。心地よさで強制的に高めさせていく。優しい包容で耐えようとする心をほぐしていく。心の防具を溶かして無防備にさせていく。そして、快楽を与えていく。抗いようのない、いや、抗いたくないと思わせる快楽を無制限に注いでくる。

「せんぱぁい……」

「ふふ、ほらぁほらほらほらほらぁぁ、もっと気持ちよくなってぇ。ボクの子宮に包まれてぇ、いっぱい気持ちなってよぉ!」

「はぁはぁ、先輩、も、もう僕、こんなの」

耐えられない。いや、もう耐えたくない。先輩の膣内に、子宮に僕の赤ちゃんの素を出したい。先輩の子宮に僕の子供を孕ませたい。

「うふふ、あはははは!じゃあねぇ、最後の最後の、すっごく気持ちいいの、イクよぉ!!」

「ッ!?」

なに、これ?先輩の子宮が狭まって……。いや、凹凸ができて。それがどんどん鋭利に。まるで、先輩の吸血の牙みたいな……。

「うふふ、ボクの吸血鬼の変身能力さ」

鋭利になった子宮が、ボクの亀頭に締め付ける。刺さるほどは尖っていない。でも無数の尖りに刺し包まれて、最上級の快楽が亀頭に訪れた。それは神経を伝って僕の中を駆け巡り、脳にまで到達する。
脳が焼け尽きたかと思った。
次の瞬間、僕は叫んでいた。

「あああああああああああああああああああああ!?」

「あっははは!はむぅ、ちゅるるるるるるるる!!」

そして同時に先輩が僕に口づけする。舌を先輩の口内に誘い、その舌に歯を立てた。快楽の毒を注ぐ吸血鬼の牙で、先輩は僕の舌から血を啜るのだ。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?」

ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ!!

先輩を孕ますための白濁の子種汁が、先輩に血を吸われた瞬間、大きな音を立てて吹き出た。先輩の子宮を僕の精液が満たしていく。先輩に僕との子供を孕ませようと注ぎ続けている。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!?」

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!?」

僕と赤音先輩の口から漏れる声にならない快楽の嬌声。
先輩の口内で子宮内で僕はイキまくる。
僕の血と精を飲んで先輩はイキまくる。

まるでドロドロに蕩けて先輩と混じりあって一つになる感覚。
もう先輩と離れることはないのだ。
なにが起ころうとも僕は先輩のモノで、先輩は僕のモノなんだ。

僕の心は幸福に満たされ、意識はホワイトアウトした。


―☆―


「ん、はぁはぁ、せんぱ、い。んくっ、こんなに、しちゃっていいんです、か?僕たち、風紀委員、なのに……」

「あんっ!んん、あはぁ、いい、友紀くんチンポ気持ちいい!……うん、いいんだよぉ、あはん!だってぇ、こんなにぃ、気持ちいいんだもん。それにぃ、学校ではしてないからいいんだよぉ!」

「でも、先輩、登下校でヤるとか、絶対見られてます、んぐ、って……」

そう。僕らはセックス中である。それも登校中の電車の中で。あの日、先輩と付き合い初めて以来、僕らは登下校の電車で休むことなくセックスをしまくっていた。登校のときは神城駅で降りなければならないので短く終わらせるけれど、下校のときは終点まで行って折り返すまでセックスしまくっている。毎日である。いやにはならないけれど、風紀委員の僕たちがこんなことをしていいのだろうかと思っていたのだ。
しかし、先輩はそれを気にする様子はない。僕の血を吸ってセックスしてしまったために、もう僕とエッチすること以外考えられないと赤音先輩は言う。魔物娘らしいと言えばらしいダンピールに変わってしまったようだ。
まぁ、僕としても先輩とセックスしているときが生きている中で一番幸せなので全くもって構わないのだけれど。

ちなみにいま僕は、座席に四つん這いになった先輩をバックで犯している。最初の頃はされるがままだったけど、最近は僕も先輩を責めることができるようになった。それに、先輩の弱点もわかったし。

「っ!んひゃぁぁぁぁぁ!?らめぇぇ、アナルマンコらめぇぇ、指でグリグリしないでぇぇ!」

ちょっと弄くっただけで、先輩はビクンビクンしちゃうのだ。同時にオマンコの締まりがキツくなるので、僕も余裕はないのだけれど。主導権を握り切ることはできない。僕も先輩のもたらす快楽に溺れるばかりだ。

『神城駅、神城駅。神城大学前でございます』

おっともう着くな。
そろそろ、終わらせないと。

「んひぃぃ!」

僕は先輩をお腹を抱えて、抱き起こした。脚を掴んで、先輩の身体と向き合った。エッチに上気した先輩の顔。涙と汗と鼻水と涎で先輩の顔は汁まみれだ。それを舐めとりながら、先輩と口づけを交わす。

「んちゅるるるる」

先輩から舌を吸われ、彼女の舌と絡み合う。グチュグチュヌチュヌチュと卑猥な音が立って、そして、先輩の吸血の牙が舌に突き刺さった。

「んんんんっ!」

甘い痺れと快楽。僕は舌から血を出し、同時に射精していた。僕と先輩は絶頂に身を震わし、幸福を味わい尽くした。

「ぷはぁ、はぁはぁ……ふふ、血、吸われるの、気持ちよかっ、たぁ?」

「うん、さいこぅ……」

そう。僕は、先輩にこうして血を吸われないと達せない身体になってしまったのだ。いくら気持ちよくても、オナニーしても、ただただ性感が高まっていくだけで、達することはできないのである。家でオナニーしたとき、いくらしてもイケなくて、死にそうになったことを覚えている。そのあと先輩に来てもらって、朝までヤりまくったので助かったけど。

ちなみにインキュバスになったことで傷の治りは早いけど、身体中にちょっぴり先輩の牙の傷痕が残っている。先輩とキスしてイクときはこうして舌を噛んでもらっている。バックのままのときは腕を噛んでもらうし、キスしないで向き合ってイクときは首筋を噛んでもらっているからだ。ああ、フェラのときはもちろん……。おかげで僕の身体は先輩の噛み痕だらけだ。だけど、幸せである。その痕を見るたびに、僕は先輩のモノなんだってわかるから。

なんにせよ、僕にはもう先輩以外でイクことはできない。先輩も僕のぺニス以外は受け付けない。僕と先輩はもはや離れることはできないのだ。

これからもずっとこうして互いの愛を確かめ続けるのだろう。エッチしたり性交したりセックスしたりして。
ずっと変わらない幸せの日々に僕は顔を綻ばせるのだった。

『扉が閉まります。ご注意ください』

「あ」

「あ」

こうして降りそびれて遅刻するのも、幸せな日々には付き物なのだ。


[完]
13/05/22 18:27更新 / ヤンデレラ
戻る 次へ

■作者メッセージ
設定を入れると話が長くなることがわかりました。いや、うまくまとめられない私が悪いですけども(遠い目)
前話の二倍以上になってしまったorz
もっとうまくまとめられるようになりたい……

閑話休題。

というわけでコメントのリクエストにお応えしたダンピールさんの「カミカミトレイン」でした。いかがでしたでしょうか。
前話からかなり期間が空いてしまってすいません。テイルズとスパロボが面白すぎるのが悪いんです。そうに違いありません。

それではまた。

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33