読切小説
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サバトにおける傑作品の一つである「触手薬」を作った、触手を下着代わりに身につけてアヘ顔を常に晒す程のド変態である彼女の友人的ポジションにいる私もまた変態的な思考を持っており、彼女のヘンタイ度に負けじと心のなかで日々思っていたある日、偶然覗いてしまったアヌビスの交尾セックスで閃いて三日三晩試行錯誤の末に最高傑作の魔法薬を作り上げ、同じくヘンタイで紳士な愛するお兄ちゃんに試してレイプされました。
 ―――薄暗く、あちこちで目に悪そうな緑蛍光色の液体が輝く、とあるサバトの研究室にここにいるのに似つかわしくない少女がいた。

「うふふふ・・・ついにこの日がきましたね・・・!」

少女は何かに待ちわびたかのようにはにかみながら呟き、机に置かれた瓶を持った。

少女、とはいっても彼女は人間ではない。魔女という、幼い少女に限りなく似た魔物である。そんな彼女は疲労を帯びた、しかし、喜びに満ち溢れていた。

彼女の名はケディ・シュヴァイア。外見こそ幼女そのものであるが、特徴的な真っ白い三角帽子と白衣を身につけているのを見れば魔女であるのがわかる。

彼女はここサバトの地下にある研究室で日々の性活に新しい刺激を提供する薬を作る研究員であり、サバトを主催するバフォメットの信者でもある。

「うふっ、ウフフフフ・・・私も、同志に負けない薬が出来ましたよぉ・・・、流石、この研究所はバフォ様が「我がサバトの魔術は魔界一ィィィ!!!」と叫ぶ事はある程の充実した施設ですね・・・♪」

そんな彼女は薬を作るために口を開かず研究に没頭していたためか、彼女はぶつぶつと独り言を呟きながらふらりと席から立ち上がった。その右手に持つ物は―――魔界の空と同じ赤ピンク色の、いかにも怪しい液体が入っている薬瓶だった。

ちなみに彼女の口からでた同志とは、「触手薬」を作り出した第一人者の魔女であり、常に触手を下着代わりに装着している変態であり、ケディの友人でもある。

そして、ケディもその同志と同じく変態であった。ただ、彼女の場合はまだ変態的な行動に至っていないため、「サバト研究室の中」では比較的まともに見られており、どのような変態さが潜んでいるのかまだ知られてはいない。

しかし、その同志は彼女の潜在的な変態さを見抜いており、「ほ、報告を楽しみにしてる、んほぉぉぉぉっ!!❤❤」とイきながら話し合っていた。そしてケディ本人も自覚していたのだ。

「うひゅひゅひゅ・・・早くお兄さんに試してもらわなきゃ・・・♪」
そう彼女はだらしなく涎を垂らしながら研究室からふらふらと出ていった。そう、愛する彼の家で成果を示すために。


―――ケディが三日三晩研究に没頭してまで薬の開発に取り組んだきっかけはサバトの儀式(という名の乱交パーティ)が終わった翌日の話であった。

「はふぅ・・・今日もお兄さんにシてもらってすごく気持ちよかったですぅ❤でもぉ・・・///」
何かが足りない。彼女はサバトが終わる度に口を漏らしていた。

彼女の「お兄さん」・・・もとい、婚約者であり、旦那様である青年との交わりに不満があるわけではない。精液の量もセックスのプレイも彼女にとってはいつも満足していた。

しかし、刺激が彼女にとっていささか足りなかった。
同じセックスの繰り返しでも飽きることは本能的に飽きはしないが、人間に近い種族の彼女は新しい刺激を求めてやまない。
その欲求は薬の開発に大いに役に立ったが、同時に未知の体験をついつい求めてしまうというデメリットも存在するのだった。


そして、そのもやもやとした欲求を抱えながら、彼女は薬を作るための素材集めに森へ出かけたところから、退屈な日々を提供していた、運命の歯車が狂いだした。

「くぁっ・・・あっ❤そ、そんな、・・・しく・・・ら、・・・がっ、くぅうんっ❤」

彼女が普段の研究室で作り上げる媚薬に必要な薬草を摘んでいると、森の奥で、色っぽく、やや低めな少女の声が聞こえてきた。

こんなお昼にどんなプレイをしているのだろうかと、興味を抱いてしまったのか、薬草の採取する手をとめ、声がした方へ、邪魔をしないようにこっそりと近づき・・・覗いてしまった。

「おらっ!メス犬のおまえにふさわしいヤり方ではらませてやんよ!」
「や、ヤメロォッ!私はメス犬じゃ・・・ひっ、きゃ・・・キャイイィィィンッ❤❤」

サバトの儀式の間と彼女の「お兄さん」の家でしかシた事がない彼女にとっては余りに刺激的な光景だった。

ケディの目に映ったのは、この場所では見かけない、褐色の肌が特徴のワーウルフの亜種、アヌビスの少女が四つん這いになって、彼女の夫らしき、細身の「お兄さま」とは対照的な、巨大で逞しい体つきの大男に犯され、膣内に出されていた。しかも、「お兄さん」のように後ろから抱きしめられて、ではなく、犬のように、互いに背いて中出しをしていたのだ。

(はわわ・・・なんだかとってもすごすぎィ・・・あっ!)

その光景に彼女の脳内で禁断の発想が閃いてしまった。
彼女は覗き見ながら自慰に耽る事はせず・・・参考文献を探しにすぐさま飛んで行った。

三日三晩の研究の一日目は魔界国家になったポローヴェに住む科学者のサプリエート・スピリカが所有する大図書館へ赴き、とある書物をかき集め、日が昇る時から沈むときまでひたすら書を目に向け、洋紙に何かを書き記していた。

その書物とは―――性交絡みの事件報告書、性交に関する文化の変化を書きつづった、この図書館における『エロ本』とは趣向が違った書物だった。

「―――・・・どれも魅力的だけど・・・これもいいかも・・・」

閉館直前に彼女は何かしらの候補を決め終え、本を元の棚に戻し終え、館長であるダークマターのサプリエート・スピリカ(そして彼女の椅子代わりにされ、交わり続けたのかぐったりと倒れて気絶している、彼女の夫らしき男性)に挨拶を交わし終えた後、図書館を後にした。



そして、彼女ことケディが残りの二日間は研究室に籠り、ひたすら薬の調合と成分の分析に取り掛かり―――そして、試行錯誤の末に完成したのだ。



―――ここで彼の家に到着したところから話は再会する。


「―――お兄さん、こんばんはですっ♪」
「やぁ、ケディ。三日間の間どこへ行ってたのかい?とても心配してたよ」

「ごめんなさい、お兄さん。少し研究の手伝いしていまして・・・」

半分嘘をつきながらも、玄関から迎えてくれた愛する「お兄さん」に彼女は飛びつくように抱き、少しばかり熱いキスを交わしたが。

「・・・ゃんっ♪ちょっとお兄さん、いい雰囲気だったのにどこ触ってるのですかぁ❤///」
彼女はご機嫌な理由を言いかけた所で恥ずかしそうに抗議しだした。

「いやぁ、三日間もいなかったら、手が寂しくて仕方ないんだよ。あぁ・・・それにしてもケディのお尻はすべすべしててさわり心地が最高だなぁ♪」
そんな抗議を言い訳で受け流しながら、彼女の股間に顔を埋め、お尻をせわしなくまさぐっていた。

彼もまた、変態であった。

初めてつきあった頃は気恥ずかしさがあったからなのか、手をつなぐだけで精一杯であったはずだったが、付き合ううちに性癖が表にでてきて現在に至っている。

「ふぁぅ・・・お兄さんったら変態さんなんですからぁ❤」

彼女は呆れるように言いながらもどこかうれしそうに受け入れていた。

ひとしきり彼女のお尻を堪能した後、彼はおもむろに彼女を抱き抱え、ベッドへ移動させた後、耳元に囁きかけた。

「ケディ・・・僕、疲れているだろうけど、今夜は寝かさないぞ・・・♪」

そういいながら彼女の衣類を脱がす彼の目は紳士的な優しさとケダモノじみた欲望が入り交じっていた。

その視線に彼女は顔を赤らめ、股を濡らしながらも、今夜のために持ってきた薬を持ち出した。

「ん・・・たっぷり私を犯して下さい・・・お兄さん。でも、その前にこれを飲んで欲しいです・・・♪」

彼女は覆い被さろうとする彼を制止し、例の薬を手渡した。

「ん・・・これはなんだい?」

「今日のエッチがとても楽しくなるお薬です・・・❤大丈夫、きっとお兄さんも満足できますから・・・❤」
怪しむ彼だったが、ケディの劣情を誘う上目遣いを伴ったオネダリに負けてしまい、これ以上は言及せずに一気に薬瓶の中の液体を飲み干した。

「んぐ・・ん、以外と甘くて、喉通りもいい薬・・・い"っ・・・!?あ・・・か、身体があづ・・・!!!」

その薬は速効性であるらしく、飲み終えてすぐに彼は身体の異変を感じ始め、慌てふためくが―――突如、ボンッという音とともに煙が噴出し、煙幕が立ちこめられた。

「わきゃっ・・・!?」
煙が噴出する際、その衝撃に彼女の身体が浮き、ベットから身を投げ出され、上手い具合にM字開脚で尻もちをついた。ここで、ワンポイントの赤リボンが付いているだけの至極シンプルな純白パンツに染みが付いていたのは言うまでもない。

一方の煙は、煙幕が徐々に晴れて―――

「―――わぁっ、お兄さんスゴいですっ❤」

「―――フゴッ・・・フギィ!??」

すっかり晴れてきたところに、「お兄さん」よりも大きな魔界豚がベットの横で横たわってジタバタしていた。
が、何とか巨体を起こし、鏡を見て驚いたかのような鳴き声を上げた。

「どうですか?『触手薬』を参考にして出来上がった・・・『擬獣薬』❤他にもワンコやお馬さんとかもあるのですけど、今回は魔界豚さんにしちゃいましたぁ❤」


―――そう、ケディが作っていたのは、一時的に獣そっくりに変身できる『擬獣薬』だったのだ。
この薬を飲んだものはそれぞれの獣とほぼそっくりに変身し、言葉や相手の感情を理解できる『知性』は保つが、性欲を抑える『理性』は失い、獣が本来の持つ『本能』に従って恋人に襲いかかる薬である。

しかし、変身した後の精液の性質は獣基準に変わり、ソレ特有の濃厚さや匂いが付加されるものの、味自体は男性の持つ精液の味であり、魔物娘の好む味付けとなっているらしい。
そして、他人の嫁を犯す事がない様に制御する仕様や、他の魔物が勘違いして(狩猟的な意味で)襲う事がないように男性の匂いが残っている等、安全・安心をモットーにしたサバトの厳格な基準をクリアしているらしい。


そんな薬を飲まされた彼は自身の姿にしばらく呆気にとられていたが、彼女の意図をくみ取ったのか向きを変え、そのまま彼女を近寄り、押しつぶさんばかりに覆いかぶさった。

「ふあっ、あぁ・・・しゅごぃれすぅ・・・❤こんな大きな豚さんじゃ、アふっ・・・❤私の身体の全部がぁ…壊れちゃいそうです・・・ひぃっ・・・!❤」


彼女の数倍以上の大きさを誇る、圧倒的な巨体と鋼さえ貫きそうな牙。

それ以上に彼女の目を引きつけるのは、性器と言うにはあまりにも異様でおぞましいソレ。

ソレは螺旋を幾重も描き、別の生き物がいるようにも見えるほどに脈動した、先端が指一本の細さ―――しかしそこから数センチで指四本ほどの太さを持ち、伸ばせばゆうに1メートルはあるであろう、豚特有のペニスだった。

声を震わせながら、恍惚の笑みを浮かべる彼女の言葉は「魔物娘」でなければ物理的な意味で間違いなく圧死か、もしくはそのイチモツに貫かれた時に体内が破壊されて死ぬだろう。

(あっあぁぁ・・・あれが、豚さんのチンポぉ・・・すごく・・・おっきなぁ・・・凶器ちんぽぉ・・・❤)


ごく一般的な倫理観を持つ女性であれば、すぐさまでも逃げようとするか、恐怖に引きつり、悲鳴を上げるに違いないだろう。
だが、彼女は魔物であり、変態である。
恐怖で震えるどころか、嬉しさで震えているのである。


「ブフゥー・・・フゴ、フゴォォ・・・!」

豚になった彼は・・・最初こそ、彼女と戯れているかのように顔中をベロン、ベロンと舐めまわしているが・・・。

「んひゃ・・・あっ、うぷ・・・っ、ん”ん”ぅっ!?❤❤」

舐めまわされる度にまとわりつく唾液は、人間の精液のように粘つき、匂いもケダモノ臭さが付加され、嫌悪感さえ催してしまいそうであるが、ケディにとってはその臭さでさえ、全身に駆け廻る媚香にしか感じず、純白の下着がもはや白色ではなくなった所から見てわかる。


(やだ・・・何この臭いっ・・・❤頭がクラクラしちゃうっ・・・❤❤)

彼に舐めまわされ、顔だけでなく、全身涎まみれになった彼女はすっかり身体の力が抜けてしまい、蕩けた表情を浮かべるしか出来なかった。
そう、彼の唾液には催淫効果も当然ながら含まれている。魔界獣故致し方なし。


「フゥゥゥ・・・ブヒィィッ!!」

ケディの身体を堪能し終えた彼はすっかり発情しており、甲高い咆哮をあげた途端、彼女を押しつぶすようにのしかかり、そのまま一歩前へ這った。

彼女の全身は彼の肉腹で覆われ、獣臭と彼の優しい匂いがハイブリットされた、言葉に出ない匂いと熱帯林にいるかのような蒸し熱さに包まれた。

「おご・・・❤はひゅっ・・・お、重た・・・あぎぃぃぃッ!!?❤❤」


ずにゅんっ。 

彼の匂いと身体に包まれ、呻きながらも人間では味わえない快楽で包まれるが、不快感極まりない水音が聞こえた途端、その包まれた苦しくも優しい快楽から、吐き気を催すような快楽へと変わった。

野生の魔界豚でさえ、滅多に見られないそのイチモツは、彼女の、幾度も『お兄さん』ので入れられた結果彼から精液を搾取するのに特化した幼い膣中を、螺旋状に抉り、容赦なく挿入されてゆく。


「う"ぁぁっ・・・❤な、にゃかでぇ・・・ぐりゅんぐりゅんってぇ・・・はひっ・・・かき回されてぇッ・・・はぐぅ”ぅぅっ❤❤」


彼の身体を強く抱きしめ、必死に意識を保とうとするケディ。

だが、もはや本能のままに腰を動かす彼には加減など出来るはずもなかった。

ずっずっ、と身体全体をスライドさせ、螺旋状に出し入れされる豚チンポは、見ている側からすれば拷問に等しい様であった。


「あ”っ、ぅぅ”・・・ぉご・・・っっ❤❤」

息苦しい。けれど、今までないほどに気持ちいい―――。


彼女の意識がもうろうとする中、彼の身体に感電したかのような痙攣が2度3度起きた。

「ブフッ、ブフォ”ォォォ―――ッ!!!」

そして、部屋中に響く魔獣のハウンドボイス(大)が響き渡った数秒後、彼女のお腹の中で何かが爆ぜたかのように膨らみ始めた。

繁殖力の高い魔界豚の射精である。

「ひぎぃぁ"っ・・・!!?❤にんっしんしちゃっ、ぁ・・・・―――ッ❤❤・・・ごぷ・・・ごぼぽぉ・・・ッ❤❤」

その射精は、同種であれば苦もなく受け入れるのだが・・・相手は魔物の幼女。魔物と言えど、魔獣の射精には一たまりもない。

インキュバスの射精とは異なる勢いと量、そして精液自体の性質が彼女を泡吹かせるほどに快楽を与え、身体を悦ばせていた。



―――数分間の射精が続き、彼女のお腹はすっかり臨月を迎えた妊婦のように膨らませていたところで射精が終わった、かのように見えた。

「フゴフゴ・・・ブフゥッ」

しかし、彼の上ずった鳴き声を合図にごぷりっと、一際重たい水音が彼女の体内で響く。彼の追い打ちの一発が終わった後、ずるずると勃起したままのイチモツが引き抜かれた。

「ぁ”ふ…っ❤・・・ぃ、いっぱい出ましたね・・・ぁ、あれ・・・おまんこからケダモノザーメンが、出てこないれす・・・?❤」


流石に中出しのし過ぎで苦しく感じたのか、彼女は少しお腹を力ませる。
しかし、出てくるのはしょろろと音を立てるおしっこしか出てこず、子宮に出された精液は出てこなかった。

(もしかして・・・最期のザーメンが・・・栓をしているのかな・・・?❤)

体内で感じる温もりと一味違う、美味な精液に幸福で蕩けながらも、彼女は本で得た知識を思い出していた。

「はぁッはぁ・・・❤ね・・・お兄さん、最後に・・・んくっ❤上の口でお兄さんのおちんぽミルク・・・いっぱい…注いでくださいな・・・❤」


膨らんだお腹を揺らしながら、ゆっくりと仰向けからうつ伏せになり、這い這いになりながら彼のイチモツへ近づいた。
這う度にお腹がたぷたぷと揺れるが、どうやら圧力だけでは膣から注がれた精液が出てこないようだ。


「お兄さんの豚チンポ・・・私がきれいにしてあげまひゅ・・・んっれる・・・れろ、ちゅぴちゅぴ❤❤」

愛液まみれになった彼のイチモツを両手で掴み、拙い舌遣いで綺麗に舐め取ってゆく。

愛情のこもったご奉仕が効いたのか、彼の方もあらい鼻息を立て・・・お腹という肉塊を彼女の背中に載せながら、お尻を舐めまわしていた。

「ぐぇっ・・・❤お、おにいひゃん…く、くりゅしいですよぉ・・・かひゅぅっ❤❤」

膨らんだ胎内と重量感のある彼のお腹に挟まれ、くぐもった嬌声をあげながらも、彼女は愛おしそうに彼のイチモツを舐め・・・そして唾液だけをまぶして綺麗にさせた。

「ふぶぇっ・・・❤ぉ、にいしゃんっ、早くザーメンを―――んひぃぁぁぁぁっ!!?❤❤」

綺麗にした後、彼女は精液を求める為に、両手で扱いたが、突然悲鳴をあげ、身体を痙攣させながら強くイチモツを握り締めてしまった。


どうやらアナルを彼に舐められるという不意打ちを食らい、絶頂してしまったようだ。

しかし、絶頂したのは彼女だけでなかった。


彼もまた、突然強く握られたのをきっかけに、イチモツを震わせ、彼女の顔に精液をぶちまけたのだ。

熱湯のように熱く、ネバリタケの数倍以上の粘り気のある、獣臭漂わせる精液が、彼女の顔を覆うだけでなく、口の中に先端を挿入し、無理矢理飲ませ始めた。


「がぼぉッ!!!?❤❤んごっ・・・ごきゅ・・・ごきゅ・・・ウ"ぅっ・・・!!❤❤」

幾度もインキュバスの「お兄さん」の精液をこぼさずに飲み干してきた彼女も、あまりの量の多さと粘り気の濃さに咽び、吐き出してしまいそうだったが―――


ご、ぷんっ。

2度目の、一際重たい射精音が彼女の口の中で発した後・・・すぐに引き抜いた。

「ん"・・・ぅ"・・・?ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・❤❤」

鼻息で何とか酸素を補給しながら…彼女は液体状の精液を飲み下し、最後に出された精液を飲もうとしたが・・・飲み込めなかった。

その精液は液体というより、もはやゼリーであった。

ぶるぶると弾力があり、噛みちぎれば、そこから溢れだす、煮詰めに煮詰めた、特濃の精液の味が口いっぱいに広がる。

その味は極上の美味しさである一方、エグ味が酷いようであり―――。

「・・・ぉ”っ・・・う"ッ、う”ぇ”ぇえぇぇ・・・❤❤げほっげほっ・・・うぷ・・・❤」

彼女の口から、ゼラチン状の精液の塊と飲み切れなかった粘液上の精液が吐き出され、彼女の顔はこれ以上もないほどにみっともない蕩けた顔を浮かべ、涙を流していた。








「―――いやぁ、ゴメンゴメン。実験されたとは言え・・・キミには大変な思いをさせてしまったね」

「ううん…お兄さんは悪くないのです///ただ・・・あまりにも凄すぎて・・・❤///」

あれから数十分後。薬の効能が切れたのか、再び煙に包まれ、晴れてきた頃に元通りにになった彼は衝撃を隠しきれなかった。

鼻が曲がる様な酷い獣臭と触るのもはばかる精液に包まれ、妊婦のようにお腹を膨らませたケディが横たわっていたのだ。

それを見た彼はそんな自身が出したとはいえ、不快感極まりない精液を物ともせず彼女を抱きかかえ、浴室で洗い落としたのだ。

ちなみに、中出しされて膨らんだ胎内は幾分か吸収して魔力に還元された後、少しして栓をしていた精液が液状化し、膣内からごぼごぼと溢れ出た為、すっかり元の華奢で思わず腹パン撫でたくなるお腹になっていた。

そして現在、二人は向かい合いながら仲よく入浴中である。その光景はさながら兄妹の様な微笑ましい光景である。

「それにしても・・・ザーメンまみれになったケディ、最初はすごく驚いたけど…いま思えば・・・うっ・・・///」

事後の彼女の姿がリフレインしてしまったのか、彼は突然湯船から立ち上がり、あれほど射精したのに未だに元気な肉棒を彼女の小さな口に押し込み。

「えっ、ちょ…んぶぅぅっ!!?❤」

混乱するケディに構わず、ぐぽぐぽと彼女の頭を掴んで腰を動かし―――喉奥に精液を放出した。

「ん”ん”ぅーーーッ!!?❤❤んぎゅ…ごきゅ・・・ん"っ・・・う”っ・・・げぇぇぇ・・・❤❤」

今度は「お兄さん」に食道射精をされ、泣きながら二度目の嘔吐を湯船の外でし出す彼女。


しかし、彼は嘔吐する彼女に追い打ちをかけるかのように勢いの変わらない射精で顔を白濁に染め上げた。

「ぅ"へぁあぁぁあ❤❤おっ、おにいひゃん、ひ、酷いれすぅ・・・❤❤」

白濁まみれの蕩けた顔で彼女は怒ったが、内心ではとても積極的な彼にとても喜んでいた。






薬の副作用なのか、彼の性欲が覚醒してしまったのか。

その夜は彼女の悲鳴に似た喘ぎ声が朝まで響き・・・その数日後、彼女は妊娠したのであった。



終わり。
13/04/12 21:54更新 / 浮浪物

■作者メッセージ
お久しぶりです、浮浪物です。

今回もタブーギリギリな『獣姦』をテーマとした、あくまで顔射メインのSSを書き上げました。

・『触手薬』っていうのがあるから動物に変身する薬があってもいいじゃいっ!
・夫が変身しても、精液の味は夫の精液とほぼ変えなけりゃ大丈夫じゃね?
・夫が豚さんでも愛さえあれば関係ないよねっ!
という三つの認識の元で書いたのですが・・・ここまで読んで頂いた紳士の皆さま、アウトかセーフか、判定をお願いします!

長ったらしいタイトル失礼しました!!

P.S. タグの『魔物化』はお兄さんが魔界豚という魔物に変化するという意味合いで付けました。誤解した方はすみません。

P.S.2 この作品を作ったきっかけは、カンタクロスさんの『魔界豚と主の日常』という作品を見て、「そういや獣姦SSがないなぁ」と感じてしまったが為に、言い出しっぺの法則に倣って書きました。豚の生態に関しては・・・ピクシブととある獣姦をテーマにした同人誌を参考にしました。蛇足ですみません。

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