読切小説
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サキュバス奮闘録
まったく失礼しちゃうわ。
ママったら、なにがパパにバックで子宮小突かれながらアへ顔で『あなたも、もう身を固めたら♪』よ。
パパと毎日ダース単位でヤらないと気がすまないからって、あんなだらしない表情で説教してくれなくても良いじゃない。
こっちだって良い人が居れば、もう直ぐにでも結婚どころか出産する所まで覚悟完了しているんだから!
でもねあたしのそんな覚悟だって、あたしに付けられたあの二つ名がものすーごく邪魔するのよ。
近くに居るあたし好みの男は、あたしの二つ名を知っている周りの人がある事ない事吹き込むものだから、あたしのこの豊満なボディで誘惑しつつ魅了の魔法使っても、あたしを見るとすぐ逃げちゃうのよ。
こんな状況でどうやって身を固めろっていうのよ?
いいもん。こうなったらちょっと遠出して、反魔物領の村で男漁りしてくるわよ!

さて着きました反魔物領の村。
田舎臭くて、見る限り畑と山しかない所ね。
でもぅ♪……くんくん、うん、あたし好みの男の匂いがするわぁ♪
ちょっと周りに人っ子一人見当たらないけど、今はお日様がちょうど真上にある一番熱い時間だから、家や川辺で涼んでいるのかしら?
あんまりこの場所をウロウロして、大勢に見つかると厄介だし、ちょっと上空から探してみようっと♪

――バッサ、バッサ

上空から見てみれば、さっそく第一村人発見!
でも……うーん、ちょっとトウが立ち過ぎてるかな?
近くにもう一人居るけど、隣で喋りあっているのは彼女なのかしら?もし恋人だったりすると、横取りしたら悪いからパスね。
あ、あっちの川縁で釣りしているの、ちょっとあたし好み。
ちょっと体の相性を確かめてみましょうっと。
スタッと着地成功!
釣りに集中しているのかしら、あたしの事に気が付いていない様子ね。

「どう、何か釣れたかしら?」
「まだ釣り始めた所だよ……って、お姉さん誰?」

ちょっとぉ、これって大当たりじゃない♪
麦藁帽子に半袖半ズボンのショタってだけでも、あたしの好みのど真ん中ストライクなのに、なにこの小動物系で中性的な顔立ちの魅力全開にするように小首を傾げて見せるなんて、たまらないじゃない。
もう相性確かめるための味見とかじゃなくて、がっつり戴いちゃいましょうっと♪

「ねぇ、僕。お姉さんと、イイコト、しない?」
「いいこと??何かわかんないけど、魚釣らなきゃいけないから、また今度じゃだめ?」

あら、なに眠たい事言っているのかしら?
サキュバスが『しない?』って聞いたら、それは『即ハメするけど良い?答えは聞いてない』って事なのよ?
でも、そんな鈍感な所もイイわ♪

「だぁめ、坊やはあたしと、此処で、イイコトをするの」

そんな鈍感な坊やでも、こうやって胸の谷間に顔を埋めさて、サキュバスフェロモンをたっぷり嗅がせれば――恥ずかしさで熟したリンゴの様に可愛いショタ顔は真っ赤でも、もうその頭の中は種付けしか考えられないオスになっちゃうのよ。

「ねぇ、おねぇさん。なんか、お股がムズムズするよぅ」
「良い子ね。じゃぁ、ズボン脱いじゃおっか♪」
「うん、わかった……」

そして種付けで頭の中いっぱいにしちゃえば、自意識がまだ確りしていないショタなんて、あたしの魔力を込めたサキュバス催眠ボイスで自由自在に操れるようになっちゃう。
ではするりとズボンを脱がして、おちんちんと御対面♪
やっぱりこのぐらいの小さなおちんちんが、一番可愛いわ。
パパのおちんぽのような大人チンポはグロ可愛いくて魅力的だけど、あたしの好みはやっぱりこっちの皮の被った小指大ソーセージのようなショタちんちんね♪

「じゃぁ、まずはココをナメナメして上げるわ♪」
「だ、だめだよぅ。そこは、汚いよ」
「だから綺麗にするんじゃない♪」

ぱくっと口の中に入れて、ゆっくりと皮越しに愛撫してあげれば、ほらもうショタでもお腹におちんちんが付く位に全開勃起♪
もちろんこれで終わるわけはないわ。このまま口で一回果てさせてあげないと、サキュバスの矜持に反するしね。
でも、本当にあたしが舌を動かすたびに気持ち良さでカクカク腰震わせちゃって、本当に可愛いらしい坊やね。そんな愛らしさに応えて、ちょっとだけ本気のサキュバスの舌使いを――

「なんか、なんかぁ、おしっこが、でちゃうぅ!」
――びゅびゅる!
「うぅんッ??」

あら。もうちょっとだけ頑張ってくれれば、引き返せなくなるくらいの快楽を教えて上げられたのに、もったいないことをしちゃったわ。
それにしても初めての精の味は何時味わっても……あれ?あんまり精の味がしないわ。
ということは。

「坊や、まだ精通前だったのね。これは良い子を見つけたわぁ♪」
「せいつう?」
「いいのよ、坊やは知らなくても」

そう、知らなくても、直ぐに精通させてあげるんだから関係ないわよね♪
じゃぁとりあえず、射精したばっかりのおちんちんを膣内にいれてぇ。

「お、お姉さん、なんで、僕の上に座るの?ちょっと重いよぅ」

そしてキンタマを両手でもみもみしつつ、魔力を流し込みながら、膣内でおちんちんを揉み解すわ。
そうすればほら、キンタマの中の小人さん達が一生懸命に精を作り出し始めて、段々とタマタマが重くなってきちゃうのよね。
この『今頑張って作ってます!』っていう感じが直に手に伝わるこの感触、ほんと何時感じても良いわぁ♪

「お姉ちゃんどいて、またおしっこが、でちゃうから!」
「大丈夫よ。このまま全部出しちゃいなさい」

――びゅるぅ、びりゅぅ!

きゅっと膣内を締めて坊やの射精のお手伝いをしたら、おちんちんがあたしの膣内に一生懸命になって初めての精液を吐き出してる♪ ああぁん、この成熟されきっていないフレッシュおちんぽミルク、本当にいいわぁ♪
でも、一回出しただけなのに『もう打ち止めです』って言いたげに、あたしの膣内で萎えるのは正直いただけないわ。
そういう意気地のないおちんちんを勃起させるのは、やっぱりこれが一番よね♪

「お、お姉さん、なんか僕のお尻に!?」
「大丈夫、お姉ちゃんに任せなさい♪」

まずはぴゅるっとサキュバス液を尻尾から出して坊やのお尻の穴に塗りたくり、尻尾の先っぽで菊門を柔らかくする為にナデナデ。
いくらサキュバスが性技に長けているって言ったって、やっぱり準備しないと痛いしね♪

「だめだよ、お姉さん。そこはうんちが出るところだよぅ」
「でもココが男の子が一番気持ちよくなるところなのよ♪」

本当にこの子は良い子だわ♪
もう尻のお肉が良い感じに解れて、尻尾の先でくぃっと門を押し広げてあげれば、ほらもう奥が見えるようなユルユル具合になっちゃった。
でもココで慌てちゃ駄目よ、ゆっくりともっと拡張しないと。
拡張、しないと……ヒャッハー、我慢なんぞできるかー!!

「えぃ♪」
「ぐぅぁ……」

あたしのちょっと太目の尻尾が、ショタのきつきつ処女アナルにつるりと入っちゃったわ♪
ああん、ショタアナル、キュウキュウと尻尾を締め付けてきて、ものすんごく気持ち良ぃ。これだけであたしのオマンコが、キュンキュンしちゃう。
……このままお尻を蹂躙して、この子を女の子イキさせてあげたいけど、いつもそれで失敗しているから、今回は我慢よあたし。

「お、お姉さん、なんかぁ、お腹がゾクゾクする」
「……ココはどう?」
「あひゃ!……なんか、ビリッとしたぁ」

前立腺を撫でただけで、はぁはぁ、なんて良い反応するのかしらこの子、はぁはぁ。
……サキュバスのあたしが、こんなご馳走を目の前にして、我慢できるわけないじゃない!!

「もっと気持ちよくして、あ げ る♪」

おらおらおら、もっと容赦なく、気持ちよくしてあげる。
腰使って膣内でおちんちん擦り上げ、尻尾でお尻の穴を拡張と開発しつつ前立腺苛めて、ついでに乳首も両手で弄って上げちゃうわ。

「おちんちんも胸もいじっちゃいやだぁ!違うの、お尻を強くして欲しいんじゃないの!!お、おひりが、おひりが壊れちゃうぅ!!」

ほらほら、どうサキュバスの本気でイカせる性技の数々。って聞かなくても判るわね。
尻尾で前立腺撫でるだけでチンポ汁がぴゅるぴゅる出てるし、乳首も完全に勃起して撫でるだけで体が踊り狂っちゃってるもの。
このまま全力全開本気愛撫を続行!って言いたいところだけど、そんなサキュバスの愛撫に唯の男の子が耐えられる訳がないじゃない?

「なに、なにこれ!?目がチカチカする、星が、星がぁあひゃああああ!!」

ビクビクと体を震わせているけど、おちんちんからはトロトロとしか出ていないことから察するに、どうやらこの子男のじゃなくて女の方のイキ方をしたみたいね。
でも自分に何がおきたのかわからないのかしら、ものすんごく魅力的なアへ顔晒しながら困惑するなんて器用なことしてる。

「それが女の子イキよ」
「女の子、イキ?」
「女の子はね、お尻とか胸とかココを弄られちゃうと、今の坊やのように気持ちよくなっちゃうの」

教えてあげたら納得したのかしら、とろけたアへ顔はそのままだけど、表情に困惑の色はなくなって、実に魔物娘的には魅力的な表情になってくれたわ。
もうこうなったら、他の女ではイケない体にしちゃいましょうっと♪

「気に入ったようね。ではもっと、楽しみましょうね♪」
「うん、もっと僕に女の子イキさせてぇ」

ふふふっ、こうなればもうこの子はインキュバス一直線。
そしてあたし以外の女ではイケない体に調教すれば、もうこの子はあたしのマイダーリン確定よ!
見ていなさいママ。今日あたしは結婚して、妊娠するわ!!



――そして数時間後

あたしの横に居るのは、さっきまでくんずほぐれつしていた相手が居るわ。
だけど……

「おねぇさま〜♪ 女の子って本当に気持ち良いんですね♪」

体格も見た目もさっきの坊やと変わらないけど、頭には角、背には翼、お尻に尻尾が付いているし、手で弄り回している股間にはおちんちんが消えていて、可愛いスジが刻まれているわ。
つまりはこういうことよね。
『男の子はアルプに進化した』ちゃちゃちゃ〜ちゃららちゃっら〜♪
……あれ?ちょと待って、どうしてこうなったの??
ちょっと思い返してみてみましょう。
魔力を与えてセックスして、この子を順調にインキュバスにしたわよね。
そしてあたし以外では満足できないように、あたしのもてる全ての技術を使ってイカせ続けてたわね。
アナルを尻尾がゆうゆう入る様に拡張して、サキュバス汁で全身性感帯に改造するついでに胸だけでイけるようにして、キンタマの中の精を残らず搾り出してから体に魔力を注入して精を増産さてていたはずだったわよね。

「みてて、みいて、おねぇさまぁ。ぼく、いっちゃう、イク、いくぅううぅう!!!」

それでどうして坊やがアルプになってるの!!?
訳が分からないよ、あたしは全身全霊を掛けてあたしの旦那さんになるように調教していたはずなのに!
……はぁ、これで何人目だったかしら。まだ三桁は行っていないと思うけど、本当にどうしてあたしが調教するとショタっ子はアルプになっちゃうのかしら。
……もう、くよくよするの止め!
次こそは、次こそは、『アルプ製造機』なんて二つ名は返上してやるんだからね!!

――ぎゅううううううう!!!
「ひゃぎぃい!おねぇさまぁ、乳首つねったら、いっちゃうぅぅうう!!」





11/09/14 20:54更新 / 中文字

■作者メッセージ
というわけでサキュバスのSSでした。

今回は前回の反省を活かし、さらっとよめるお茶漬け感覚のSSを目指してみましたが、いかがだったでしょうか。

それではまた次回のSSでお会いしましょう。
中文字でした!

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