バトルの予感!?
瞬達が首都高で乳繰りあってる日のこと
-常磐自動車道-
渉「久々だな、2人っきりの遠出は。」
セルフィ「そうだね〜。えへへ〜///渉とお出掛け〜////」
渉「ははっ、嬉しそうで何より。」
セルフィ「だって久しぶりの2人っきりの旅行だよ〜////嬉しくて〜////」
渉「旅行って程じゃないがな〜。」
セルフィ「そんな細かいことはいいの〜。渉と2人って事が大事なのっ。」
この日、渉とセルフィは、2人っきりの長距離ドライブに出発していた
セルフィは久々の事に、テンションが上がっているようであった
セルフィ「それにしても、やっぱり高速来ちゃうとラリー用のクロスミッションなんてホントに役に立たないよねぇ〜。すぐ頭打ちになっちゃうし。」
渉「仕方ないさ、元々このセリカは峠を主としたチューンとセッティングだろ?走るステージが真逆なんだから。」
セルフィ「まぁね〜、普段高速なんて遠征以外使わないしね。」
会話の通り、2人が乗っているのはセルフィのセリカGT-FOURである。
渉のインプレッサはミスファイアの調節の為にお留守番だ。
ちなみに現在の速度は約180km。
渉「あんまりオーバーレブさせるなよ〜。」
セルフィ「大丈夫だよぉ、全開では踏んでないんだし〜。」
″この先、常磐道、Hシステムです″
セルフィ「おっとっと〜。」
インパネの上に付けられたGPS装置がオービスを警告し、
それを聞いたセルフィはブレーキを踏んで減速する
渉「ブレーキ長持ちしないぞぉ〜?」
セルフィ「そんなヤワなヤツはいれてませ〜んだ。」
ぷく〜っと頬を膨らませるセルフィ
渉はクスクスと愉快そうに笑うのだった
-福島県 二本松市 エ〇スサーキット-
セルフィ「やっと着いたね〜!!」
渉「ああ〜!バケットのせいで腰が痛い!」
セルフィ「全く〜、情けないなぁ〜。」
渉「面目ない…。」
遠路はるばる福島までやってきた2人
この日、サーキットでは走行会の真っ最中であった
渉「おお!やってるやってる!」
ブォォオオオ!!
ウォン!ウォォン!
キュキュキュッ!!
セルフィ「賑やかだねぇ〜!!」
渉「皆気合い入ってるなぁ〜。」
この日の走行会は、グリップオンリーのタイムアタックのようであった
シンプルなストリートチューンや、カリカリのサーキットチューンなど
様々な車が己のタイムを競い合っている
セルフィは目を輝かせながら辺りを見回し、全開でカッ飛んでいく車を目で追っては耳をピクピクさせ尻尾をはち切れんばかりに振りまくっている
セルフィ「すごいねぇ!」
渉「そうだなぁ、ドリフトと違って皆ガチで攻めに来てるから気迫が凄いな。」
セルフィ「わふっ!もっと近くで見よっ!!」
渉「うぉ!おいっ!走るなって!」
あまりのテンションに渉を引っ張って駆け出すセルフィ
渉はやれやれ、と満更でもなさそうに着いていくのだった
-夕暮れ 東北自動車道-
セルフィ「今日のサーキット!すごかったね!!」
渉「ああ!あの最速ラップ叩きだした奴とかもう言葉が出なかったなぁ〜。」
セルフィ「また2人で行こう!!」
渉「そうだな!2人で、な!」
セルフィ「わふっ!!/////」
嬉しそうに尻尾をパタパタと振るセルフィ
セルフィは色々とご満悦のようだ
セルフィ「ねぇ、渉〜。この後はどうする?」
渉「あ、そうだ、ちょっと行きたい場所があるんだがいいか?」
セルフィ「大丈夫だよ〜、どこに行けばいい?」
渉「ちょっと、″峠″にな。」
セルフィ「やっぱりねぇ〜、わたしも同じ事考えてた!」
渉「好きだよね〜、俺達も。」
セルフィ「あははっ、それが走り屋ってもんでしょ!」
渉「違いない!」
2人は、なおも雑談しながらも、目的地に向かうのだった
-湯の岳 頂上の駐車場-
渉「ほ〜、流石ドリフトで知られるだけあって皆上手いなぁ。」
セルフィ「そうだね!」
渉達がいる駐車場では、定常円ドリフトや、卍ドリフトなどで賑わっていた
渉「ここならドリフトの基本が練習出来そうだな。」
セルフィ「うん、駐車場自体が結構広いからね!まぁシャコタン返しがあるのがネックだけど…。ん?」
すると、1人の人物が話しかけてきた
?「やぁ、見ない顔だね。ここは初めてかい?」
2人に話しかけてきた者は、一見美男子のようだが、よく見ると一対の角や先がハート型の尻尾など、サキュバスの特徴を持っている
渉「あなたは?」
?「あ、ボクはアルプのユキア、よろしく。」
セルフィ「アルプ?珍しいですね!」
ユキアと名乗ったアルプは、セルフィの言葉に苦笑いで応えたのだった
ユキア「まぁ、望んでなったわけではないんだけどね。これが君の愛車かい?」
セルフィ「はい!わたしのセリカですよっ。」
ユキア「へぇ〜、いい車だね。相当手が入ってるみたいだ。おまけによく手入れが行き届いているね。」
セルフィ「えへへ…照れますねぇ…//」
ユキアの言葉に顔を赤らめさせるセルフィ
渉「セルフィはチューナーなんですよ。俺の車も今はセルフィに預けてあるんです。」
ユキア「そうか!どうりでいい車をお持ちだ。そういえば、預けているという君の愛車はなんだい?」
渉「GC8、インプレッサですよ。」
ユキア「おお〜、いい車を持ってるね〜。」
渉「いえいえ。」
ユキア「しかも…凄いのは車だけではないみたいだね…。」
その言葉と同時に目の色が変わるユキア
ユキア「ボクにはわかる…君達から感じる雰囲気はその辺の走り屋とは違う…。」
渉、セルフィ「…。」
先ほどまでとのユキアの違いに警戒の色を見せる2人
ユキア「そんなに警戒しないでくれよ、大丈夫。ボクは君達とバトルがしてみたいだけさ。いいかな?」
渉「バトル、ですか?」
ユキア「そう、そのセリカと、ね。」
渉「セルフィ…。」
セルフィ「わたしは大丈夫。渉がいいというのならわたし、走るよ!」
渉「…わかった!いいでしょう!受けます!そのバトル!」
ユキア「よし!決まりだね!!すぐに準備しよう!!」
ユキアはそういい、自分の愛車の元へ走っていった
渉「本当に大丈夫か?セルフィ…。」
セルフィ「大丈夫だよ。最近バトルとかご無沙汰だったから、むしろ走りたい!」
渉「そうか…、頑張ってこい!!」
そういい、セルフィの頭を撫でる渉
セルフィは気持ちよさそうに頬を赤く染め、目を細めた
セルフィ「わふぅ…/////渉…わたしが勝ったら…ご褒美…沢山頂戴…?/////」
頬を赤く染め、上目遣いで小さく渉に呟くセルフィ
渉「…っ!/////ああ!いっぱいシてやるさ!/////」
セルフィ「わふっ!/////」
-スタート地点-
そこには、セルフィのセリカが1台止まっていた
対戦相手であるユキアはまだ来ていないようであった
渉「まだか?あの人は…。」
セルフィ「むぅ…あ!あれかな!」
そこに現れた2対のヘッドライト
そして横に並んだとき
相手の車種を初めて知るのであった
渉「アレは!?」
スタリオン4WD_______________!!
-常磐自動車道-
渉「久々だな、2人っきりの遠出は。」
セルフィ「そうだね〜。えへへ〜///渉とお出掛け〜////」
渉「ははっ、嬉しそうで何より。」
セルフィ「だって久しぶりの2人っきりの旅行だよ〜////嬉しくて〜////」
渉「旅行って程じゃないがな〜。」
セルフィ「そんな細かいことはいいの〜。渉と2人って事が大事なのっ。」
この日、渉とセルフィは、2人っきりの長距離ドライブに出発していた
セルフィは久々の事に、テンションが上がっているようであった
セルフィ「それにしても、やっぱり高速来ちゃうとラリー用のクロスミッションなんてホントに役に立たないよねぇ〜。すぐ頭打ちになっちゃうし。」
渉「仕方ないさ、元々このセリカは峠を主としたチューンとセッティングだろ?走るステージが真逆なんだから。」
セルフィ「まぁね〜、普段高速なんて遠征以外使わないしね。」
会話の通り、2人が乗っているのはセルフィのセリカGT-FOURである。
渉のインプレッサはミスファイアの調節の為にお留守番だ。
ちなみに現在の速度は約180km。
渉「あんまりオーバーレブさせるなよ〜。」
セルフィ「大丈夫だよぉ、全開では踏んでないんだし〜。」
″この先、常磐道、Hシステムです″
セルフィ「おっとっと〜。」
インパネの上に付けられたGPS装置がオービスを警告し、
それを聞いたセルフィはブレーキを踏んで減速する
渉「ブレーキ長持ちしないぞぉ〜?」
セルフィ「そんなヤワなヤツはいれてませ〜んだ。」
ぷく〜っと頬を膨らませるセルフィ
渉はクスクスと愉快そうに笑うのだった
-福島県 二本松市 エ〇スサーキット-
セルフィ「やっと着いたね〜!!」
渉「ああ〜!バケットのせいで腰が痛い!」
セルフィ「全く〜、情けないなぁ〜。」
渉「面目ない…。」
遠路はるばる福島までやってきた2人
この日、サーキットでは走行会の真っ最中であった
渉「おお!やってるやってる!」
ブォォオオオ!!
ウォン!ウォォン!
キュキュキュッ!!
セルフィ「賑やかだねぇ〜!!」
渉「皆気合い入ってるなぁ〜。」
この日の走行会は、グリップオンリーのタイムアタックのようであった
シンプルなストリートチューンや、カリカリのサーキットチューンなど
様々な車が己のタイムを競い合っている
セルフィは目を輝かせながら辺りを見回し、全開でカッ飛んでいく車を目で追っては耳をピクピクさせ尻尾をはち切れんばかりに振りまくっている
セルフィ「すごいねぇ!」
渉「そうだなぁ、ドリフトと違って皆ガチで攻めに来てるから気迫が凄いな。」
セルフィ「わふっ!もっと近くで見よっ!!」
渉「うぉ!おいっ!走るなって!」
あまりのテンションに渉を引っ張って駆け出すセルフィ
渉はやれやれ、と満更でもなさそうに着いていくのだった
-夕暮れ 東北自動車道-
セルフィ「今日のサーキット!すごかったね!!」
渉「ああ!あの最速ラップ叩きだした奴とかもう言葉が出なかったなぁ〜。」
セルフィ「また2人で行こう!!」
渉「そうだな!2人で、な!」
セルフィ「わふっ!!/////」
嬉しそうに尻尾をパタパタと振るセルフィ
セルフィは色々とご満悦のようだ
セルフィ「ねぇ、渉〜。この後はどうする?」
渉「あ、そうだ、ちょっと行きたい場所があるんだがいいか?」
セルフィ「大丈夫だよ〜、どこに行けばいい?」
渉「ちょっと、″峠″にな。」
セルフィ「やっぱりねぇ〜、わたしも同じ事考えてた!」
渉「好きだよね〜、俺達も。」
セルフィ「あははっ、それが走り屋ってもんでしょ!」
渉「違いない!」
2人は、なおも雑談しながらも、目的地に向かうのだった
-湯の岳 頂上の駐車場-
渉「ほ〜、流石ドリフトで知られるだけあって皆上手いなぁ。」
セルフィ「そうだね!」
渉達がいる駐車場では、定常円ドリフトや、卍ドリフトなどで賑わっていた
渉「ここならドリフトの基本が練習出来そうだな。」
セルフィ「うん、駐車場自体が結構広いからね!まぁシャコタン返しがあるのがネックだけど…。ん?」
すると、1人の人物が話しかけてきた
?「やぁ、見ない顔だね。ここは初めてかい?」
2人に話しかけてきた者は、一見美男子のようだが、よく見ると一対の角や先がハート型の尻尾など、サキュバスの特徴を持っている
渉「あなたは?」
?「あ、ボクはアルプのユキア、よろしく。」
セルフィ「アルプ?珍しいですね!」
ユキアと名乗ったアルプは、セルフィの言葉に苦笑いで応えたのだった
ユキア「まぁ、望んでなったわけではないんだけどね。これが君の愛車かい?」
セルフィ「はい!わたしのセリカですよっ。」
ユキア「へぇ〜、いい車だね。相当手が入ってるみたいだ。おまけによく手入れが行き届いているね。」
セルフィ「えへへ…照れますねぇ…//」
ユキアの言葉に顔を赤らめさせるセルフィ
渉「セルフィはチューナーなんですよ。俺の車も今はセルフィに預けてあるんです。」
ユキア「そうか!どうりでいい車をお持ちだ。そういえば、預けているという君の愛車はなんだい?」
渉「GC8、インプレッサですよ。」
ユキア「おお〜、いい車を持ってるね〜。」
渉「いえいえ。」
ユキア「しかも…凄いのは車だけではないみたいだね…。」
その言葉と同時に目の色が変わるユキア
ユキア「ボクにはわかる…君達から感じる雰囲気はその辺の走り屋とは違う…。」
渉、セルフィ「…。」
先ほどまでとのユキアの違いに警戒の色を見せる2人
ユキア「そんなに警戒しないでくれよ、大丈夫。ボクは君達とバトルがしてみたいだけさ。いいかな?」
渉「バトル、ですか?」
ユキア「そう、そのセリカと、ね。」
渉「セルフィ…。」
セルフィ「わたしは大丈夫。渉がいいというのならわたし、走るよ!」
渉「…わかった!いいでしょう!受けます!そのバトル!」
ユキア「よし!決まりだね!!すぐに準備しよう!!」
ユキアはそういい、自分の愛車の元へ走っていった
渉「本当に大丈夫か?セルフィ…。」
セルフィ「大丈夫だよ。最近バトルとかご無沙汰だったから、むしろ走りたい!」
渉「そうか…、頑張ってこい!!」
そういい、セルフィの頭を撫でる渉
セルフィは気持ちよさそうに頬を赤く染め、目を細めた
セルフィ「わふぅ…/////渉…わたしが勝ったら…ご褒美…沢山頂戴…?/////」
頬を赤く染め、上目遣いで小さく渉に呟くセルフィ
渉「…っ!/////ああ!いっぱいシてやるさ!/////」
セルフィ「わふっ!/////」
-スタート地点-
そこには、セルフィのセリカが1台止まっていた
対戦相手であるユキアはまだ来ていないようであった
渉「まだか?あの人は…。」
セルフィ「むぅ…あ!あれかな!」
そこに現れた2対のヘッドライト
そして横に並んだとき
相手の車種を初めて知るのであった
渉「アレは!?」
スタリオン4WD_______________!!
16/06/15 07:54更新 / 稲荷の伴侶
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