連載小説
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村長と妻だけの収穫祭(ワーシープ)
 母乳、それは愛。学に疎い私なりに考えた人生における唯一の真理である。
私は村長として村の皆々に真理を伝え、そして乳球【ちきゅう】から母なる母乳を与える
彼女たち魔物を敬い感謝せよと、だっこ出来るぐらいの年頃から教えてきた。
 私は目の前にいる白くふわふわとした体毛に覆われている女性の体毛を剃っている。
その女性はワーシープと呼ばれる羊の様な頭と体毛を持つ魔物で、
私の愛する妻トゥリムである。
「うー……ふにゅん」
 妻の種族は体毛に催眠効果があり、触れた人間と本人を眠気に誘う強い効果があるので
仰向けの妻と私はウトウトしているのだ。しかし刃物を扱っているので
なるべく眠らないよう休憩を挟みつつ確実に剃っていく。サクサク、サクサク、と
かなり多めに全身を剃りつつ体のラインに沿って毛先を整える。
ワーシープは毛を剃れば剃るほど眠気が冴えて本来の獰猛な性欲と性格が現れる為、
剃り過ぎないようにする事が一般的である。しかし今回はあえて多めに剃る。
「……ふふ、ふふふふ」
 どうやら妻の眠気が冴えてきたようだ。小声がだんだんと強くなっていき、
獲物を見つけて涎を垂らすオオカミの様に唸る。
「もう少しの辛抱だ、もうすぐで抱いてやるからな」
 そう言い聞かせても唸り声はやまない。それどころか空いている右手で
私のイチモツをズボン越しから上下に擦る様に撫で始める。ただ撫でるのではなく、
弱点の尿道を擦りつつ竿部分を全体で包む様にだ。いくらズボン越しとはいえ、
弱点を熟知した射精を導く事に特化した魔性の手で撫でられると理性が飛びかねない。
「待て待て、せめて残りの腰回りだけでもおとなしくしてくれ」
「……むぅ」
 妻は手の動きを止めた。もしこのまま続けていたらズボンを汚していたかもしれない。

 初めて妻に出会った日の事はよく覚えている。故郷で大工見習いの若造だった私が
先代であるサイクロプスの棟梁と色んな先輩方と一緒に隣町で建物の建築に励んでいた。
無事に建築を終えて皆と故郷に帰る途中、私が一人だけ忘れ物をして遅れてしまった。
急いで皆に追い付こうと近道を試みると野原でワーシープの少女がうつ伏せで
寝ているのを見つけた。
 当時とある過激派の教会の騎士が近辺に潜んで魔物に襲いかかる話を聞いていたので、
その少女を起こして故郷に連れて行こうと考えた。しかし少女の種族の特性を知らずに
起こそうと体毛を何度も触れてしてしまい、そのまま眠気に襲われて寝てしまった。
その後目を覚ました時には全裸でベッドの上にいて、その横で棟梁と先輩に拍手と
「おめでとう」の掛け声をかけられた。何が起きてるのか分からず混乱していると、
同じベッドの横で声をかけた少女が裸のまま横で眠っていて、それで全てを悟った。
それが今の妻のトゥリムとの出会いと婚約が同時に起きた日である。

 なんとか剃り終えた私は妻に押し倒されて仰向けになっていた。
ズボンとトランクスは下ろされ、イチモツは豊わに実った左右の乳球に挟まれている。
妻が餓えた獣と化すと最初に乳遊び……俗に言うパイズリがいつも通り行われるのだ。
妻の乳球は恐ろしく大きく、並のホルスタウロス顔負けのZZZカップという
私の顔より大きな球体が下半身を覆う様にずっしりと圧し掛かっている。
初めてあった時も幼い体に不釣り合いな大きさで……たしかDカップだったはずだが、
一回りも二回りも大きくなって一体どうなっているのだろうか。孫嫁のバフォメットの
ニミちゃんのお母様いわく土地の魔力の影響で乳球が大きくなると言われているが、
それにしても大き過ぎる。更に年月が経つと一体どうなってしまうのだろうか。
「ふふん。我慢していたら喉が渇きましたので、いっぱい飲ませて下さいね♪」
 そう言うと、ZZZカップの乳球を使ってイチモツを扱き始めた。吸いつく様に
密着し、柔らかく包み込む乳肉は正に極上の霜降り肉と言っても過言ではない。
 交互になる様に左右の乳球を上下に動かす度ズシンと肉をぶつけられる衝撃が
下半身に伝わる。乳球で扱くと言うより、乳球が騎乗位していると思える程だ。
それでも扱かれる度にイチモツから熱さをより感じ、勃起していく感覚が強くなる。
「ぬうんっ」
 途中で乳球の上下の動きを交互から同時に変えて、イチモツを伸ばす様な扱きに。
一連の動きが乳搾りみたいだが妻の顔が半分隠れる程の乳球の圧倒的な存在感のせいか、
自分が妻でない乳球そのものに乳搾りでもされているようで妙な気分だ。
「はぁはぁ……我慢しないでいっぱい出してぇ」
 妻は球遊びの様に乳球でイチモツを扱き続けると息を荒くした。よく見ると
乳球のピンク色の乳首から母乳が滲み出ている。妻の顔は既に紅く、おそらく
一連のパイズリ行為だけで期待が高ぶってアソコが疼いているのだろう。
 途中、乳首を私の下半身全体に塗りつける様に乳球を押しつける。精液を搾る事に
特化した魔物の母乳は栄養が豊富なだけでなく、媚薬入りローションにもなるのだ。
その母乳がイチモツと睾丸に染み込むと噴火で山が出来た様にイチモツが膨張し、
睾丸が今にも射精しそうな程に地中で燃え続けるマグマの如く射精欲が湧いてくる。
母乳を塗りたくった事で滑りが良くなるだけでなく、媚薬効果でイチモツの
感度も上がって震えっぱなしだ。塗りたくる最中に妻の乳球もまんべんなく
付着したのでそのまま強烈な性感帯になっている。その状態でパイズリ行為を続けるのは
妻にとって直接性行為してるのと大差ない。その証拠に妻は尋常でないほど息が荒く、
きっとアソコも愛液垂らして疼いていると思える。
「ううっ、トゥリム……出るぞ」
 私は限界が近づくのを感じ、妻もその時を直感で気付いて顔を乳球にうずめる。
「……っ!!」
 妻がイチモツの先端を咥えると同時に私は大量の精液を口内へ思い切りぶちまけた。
溢れんばかりの量を出した為に妻の喉から直接胃の中に押し込み、妻は思わず
咥えたイチモツを吐き出した。受け止めきれなかった精液が妻の鼻と口から飛び出し、
鼻と口を詰まらせて喘鳴を起こす。
「ビュー……ビュー……」
 止まる事のない一発目が乳球の谷間に溜まっていく。次第に谷間が精液池となり、
妻の顔が精液池に浸かると、ぶくぶく泡を立てる。さすがの私も不安になって、
上半身を起こして妻に声をかけた。
「おいトゥリム、大丈夫か?」
「フー、フー……う"ん、うん……大丈夫、だから」
 どこが大丈夫か分からないが妻がそう言うので大丈夫と思おう。少しして
射精が収まると、妻は谷間に溜まった精液を激しく音を立てて吸い取る。
吸うではなく「吸引」の言葉が適切と思える速度で精液が減っていき、
妻はそれを全て飲み干した後に一息ついた。
「さあて、本搾りに備えて汚れたオチンポを丁寧にお掃除しましょうね♪」
 私と妻の収穫祭は始まったばかりである。

 結婚してからと言うと、先代の棟梁に腕を認められて私が棟梁を継ぎ、
娘が2人も産まれて生活はとても順調に過ごしていた。一方で、故郷では隣町と共同で
二つの町の中継となる拠点を建設する志願者の募集を集めていた。
 当時は故郷と隣町の距離が長くて中継となる拠点が欲しかったのだが、
過激派の反魔物勢力が近い事と通行する魔物を襲う教団の騎士の存在によって
なかなか実現が難しかったのだ。なんとかその教団の騎士を捕えて更生させ、
勢力をさる高名な魔物の力で勢力を一気に退けて完全な安全地帯となった。
 それを機に拠点を作ろうと町で志願者を集めており、またその拠点にする場所が
妻の出会いの場所だったので興味を持った。私は拠点建設の指導者を志願すると
町長と弟子達は快諾してくれたので、妻と娘を連れて拠点に向かった。

 妻の丁寧な「掃除」が終わり、その間につい射精してしまったが人間を辞めてから
2発程度では収まらなくなった。その証拠に自慢のイチモツは変わらず勃起しており、
私自身も心の奥底では期待していた。妻は掃除した後の乳球の除菌を
既に終えているので前もって準備した搾乳機を自分から乳首に装着する。
「はい、準備かんりょ〜」
 妻は私の腰元に跨ると、イチモツの竿部分を握って先端をアソコに当てた。
「さぁて、こっちのお口にいっぱい飲ませて下さい……ね!」
 そう言うと同時に腰を深く下ろし、食欲旺盛な妻のアソコはイチモツを咥え込む。
妻はずっと待っていたのか既に中は愛液でトロトロになっており、それでいて娘を
6人産んだと思えない程に膣肉がイチモツをキツキツに締め付ける。
「んん……! 腰……動かしますよぉ」
 前屈みになって乳球ごと上半身を私の胸元に圧し掛かり、腰を上下に動かし始めた。
パチュンパチュン、粘液と肉をぶつける音が聴こえる位に腰の動きが激しく、
一突きする度に妻の顔が蕩けて口から媚声が漏れる。2発出した直後にも拘らず
イチモツは射精寸前で、睾丸は本領発揮と言わんばかりに精子が生産されていく。
一方の妻も絶頂寸前を示す様に母乳を搾乳機のタンクへ恐ろしい速度で注いでいる。
「あん、ああん! あな、あなたもイキそう? 私も挿れたばかりなのにイキそう!」
「ああ、私もだ! 互いにイってしまおう!」
 妻は一緒に絶頂しようと腰の動きを乱暴にしつつアソコをよりきつく締め付けて、
激しくイチモツを扱きに扱いた。あまりの動きに私も妻も限界を迎える。
「ぬうんっ!」
「〜〜っ!!」
 私は3発目を妻の膣内に思いきり注入し、妻は喜ぶ様に媚声を上げて大量に噴乳した。
射精も噴乳も直ぐには収まらず、けれど一滴もこぼさぬ様に静止。射精の勢いが
徐々に弱くなり、そして完全に収まると妻は私の顔に近づけた。
「はぁはぁ……ねえ、あなた。キス、して?」
 私は喜んで上半身をゆっくり起こし、唇を重ね合わせた。互いの口内を犯す様に
舌を絡め、それぞれの手で体に巻きつくと妻は再び腰を動かした。
先程の様な激しい動きではなく愛を確かめ合うようにゆっくり、ねっとりと。

 何もない野原に向かった私たち家族は拠点建設から立派な村にするまでに
様々な苦労があった。仲間の出会いと別れ、運営方針の一致不一致による言い合い、
大事な娘達と未来の花婿となる義息子を立派に育てる、指導者と父親の戦いがあった。
そんな先の見えない苦難を全て乗り越えると、そこに志願を決めたあの日思い描いた
幸せが遂に実現した。何もない中継拠点から世界で有名な名産物が採れる村になり、
義息子と外からやってきた旅人が婿として娘達を貰ってくれて感無量だった。
 一方で妻の胸が急に発育が良くなると同時に母乳がとにかく出る様になり、
娘と他の魔物も同様の変化が起きた。それから村の主な収入源が作物から母乳に変わり、
また胸の発育が良くなると言う噂を聞きつけて珍しい魔物が移住する様になった。
いつしか入手困難な魔物の母乳が手に入る数少ない生産地にまで発展し、今に至る。
 当初私が描いた村の未来像がだんだん大いなる意志を持つ別の何かに変わって……
いや、私も妻もこれはこれで充実した日々を過ごしているのだ。
これで良いに違いない。

 互いに愛を確かめ合う様に貪り、密着したまま3発と互いに腰を振って1発と
揺れる豊わな乳球を揉みながら2発の計6発を中に射精した。妻のお腹はまるで
新たな命を宿しているかの様に丸く膨れている。それでも妻の食欲は収まらず、
私のイチモツも同様に収まる様子はない。今度は私が妻を覆う正常位の体勢に変えて
腰を振る。妻は騎乗位の時に何度も何度も絶頂した為に若干白目を向いていたが、
その都度名前を呼ぶと呂律が回っていないが「あなた」と呼んでくれる。
「ぉあん、あん! あん! ああ……はあん!」
 既に必要な分の搾乳は完了し、搾乳機を外しているが妻の母乳は止まらない。
これ以降の分は全て私だけの物であり、それを証明するように音を立てて飲み続ける。
 意外にもワーシープの乳はホルスタウロスよりも脂肪とタンパク質が濃く、
飲むよりもチーズ等の乳製品の加工に適していると言われている。特に妻の母乳は
一回で200リットルもの量を搾れるにも拘らず通常のワーシープの倍以上の
栄養と媚薬効果が含まれている事が検査で判明した。しかし私は他の母乳では物足りず、
妻の母乳でないと満足できない体になってしまっている。
「ゴクッ、ゴクッ」
 栄養豊富な妻の母乳を飲みながら性交すれば、妻は私の精液を糧に生きて
私は妻の母乳で生き続ける永久機関が成立する。妻が望めば喜んで実行するだろう。
「あなっ、あなひゃっ♥ ほっひょ、ほっひょしゅってぇ〜♥♥」
 許容量を超えた栄養分と媚薬成分を一度にとり過ぎた為に射精が止まらず、
イチモツからは小便してる様な感覚と睾丸からは射精した瞬間の快感と精子を生産する
感覚が全て同時にずっと続いている。この快楽は人間を超えたインキュバスですら
知ってはいけない領域にある事が本能的に分かっている……にも拘らず、
快楽に身を委ねる生物の性か止める事が出来なかった。止まらない母乳を飲みながら
腰を振って止まらない精液を妻の膣内に出し続けた。
 ふと私はイチモツを乳球に挟みたくなって、イチモツをアソコから引き抜く。
妻の体に触れていないのに射精は止まらず妻の全身を白く汚すも、
私はお構いなしに妻の上半身に跨ってイチモツを口に添えた。
「まぁ、しゅれきぃ♥♥♥」
 妻は喜んでイチモツを咥えると私は乳球をアソコの様に使う。気管支が詰まりそうな
姿勢で精液を飲ませているが妻は全く苦にせずストローの様に吸い付き、
止まらない精液を飲み続ける。
「はぁはぁはぁ……」
「ずちゅっ♥ じゅぷじゅぷ♥♥ じゅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」
 私と妻だけの収穫祭は終わらない。
14/10/26 17:08更新 / 男魔術士
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■作者メッセージ
あれ、おかしいな。ただの乳繰り合いのつもりなのにSAN値が減りそうな
冒涜てきなナにかガできキキキキキ キ キ キ キ キ キ キ 
キ キ キ  キ  キ キ    キ 
キ   キ 
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ぼにゅう

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