連載小説
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7日目 かいらく
昨日は、一日中レイカに日記を奪われて何も書けなかった。悔しい。憎い。私の宝物を奪ったレイカが殺したいほど妬ましい。殺したい。(血痕)

れいかにひだりあしをおられた。しぬほどいたい。(濡れた跡) あるじがきた。わたしをどうするつもりなのだろう。きっとまたー

主は一昨日と昨日と同じように私の中に何度も主の液体を流し込んだ。体が火照って苦しい。この時ばかりは書類を取り上げていたレイカにお礼を言いたいものだ。そうしてくれたお陰で濡れずに済ん(破かれ跡


れいかにひだりあしをちぎられた。しぬほどいたい。ちが(血痕)ている。とてもこわい。こ(血痕)わい。いたい。たすけ(破き跡

今日も体の中に生き物が入って来る。気持ち悪いが自我は保っていられた。

あるじがようすをみにきた。みないで。こんなわたしを。みないで。(濡れた跡)


私はモンスターの卵を体の中に産み付けられた。お腹の辺りが少し出張っているのが分かる。時折動いてとても気持ちが悪い。どうやら私はこの腹からモンスターを産む事になりそうだ。恐怖で足の痛みなど忘れてい(血痕)

あるじがやってきた。あるじはわたしのおなかをなぐった。なぜ。するとまたからもんすたーのたまごがはきだされた。あるじがたすけてくれた?いや、ちがった。あるじはじぶんのよくをみたすためにわたしにじぶんをうちつけた。きもちいいがとてもいたい。でもきもちいい。
すばるもわたしのからだをくすぐりはじめた。きもちがいい。(濡れた跡)
あるじがわたしのなかではてた。きもちよさそうな(破かれ跡


れいかにひだりうでをちぎられた。いたい。でもからだはふるえていた。いたい。れいかはわたしであそんでいた。いたい。(血痕)て。くるしい。(血痕)
れいかはわたしのこしにまじないをかけた。じかんがくるとばくはつするらしい。もどるときに「このどろぼうねこ!」といっていた。どうでもいい。
なんとなくあるじのしゅみがわかった。あるじは「ろりこん」なのー(血痕)

レイカは私の事を「泥棒猫」と言った。今ならこの意味が分かる。嫉妬しているのだ。彼女は。だから私に(血痕)ことを言ったのだろう。面白くて笑みが零れ(血痕)

あるじがやってきてわたしにじぶんをつっこんだ。(濡れた跡)きもちがいい。なんどめだろう。こんなきもちになるのは。からだがふるえてわたしはなんどもいってしまった。あるじもなんどもわたしに(白濁跡)をあたえてくれた。わたしはしあわせだ。きもち(破かれ跡

レイカが私の腰の爆弾を解いてくれた。どうやら私はレイカに認められたらしい。付いて行きたかったが縛られて半身を失った私には何も出来なかった。何かがしたい。認めてくれたレイカに対して何かの恩返しが。

れいかはわたしをまたおかした。(濡れた跡)よかった(濡れた跡)だった。わたしはれいかがすきになった。あしもとにいるすばるもすきだ。このしろにすむみんながすきだ。(濡れ跡)

レイカは私の千切れた半身を元に戻してくれた。主に言われて戻したらしい。とても嬉しかった。嬉しくてレイカに抱きついたら犯されたが、それも嬉しかった。途中から主とスバルも混じって4人で犯し合った。気持ちよかったが何故か自我は喪失しなかった。私はこれから皆で長い時を過ごすのだろう。もうこれを書いている必要は無くなった。主も「書かなくて良いよ?」と言ってくれた。嬉しい。なにより主やレイカ、スバルと一緒に居られる事が嬉しい。
私はこの書類を捨てようと思う

  さよなら。わたしのおもいで
10/10/20 07:33更新 / 兎と兎
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■作者メッセージ
ここで文面は終わっている。

なんて小説を書きたかったんですよ。それだけです。短かったですが、6日目をミスして上げてしまってますが、それでもこれで完結です!ありがとうございました!続いては、蟻の姫のお話です。読んで下さった方々。ありがとうございました!

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