連載小説
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2 洗脳
回想続き…


ダメだ…戻ってきてしまった…♡
逃げないと…
でも…まだ時間はあるし…

誘惑と焦燥が行ったり来たり
思考が全く定まらない。

「あはぁ…♡戻ってきた…♡
ほら、私といっぱいイイことしよ…♡」

「だめだめ…♡私と遊ぶんだから…♡
ね?お兄様…♡」

「うぉ…ちょっ…!?」

1人の小柄なエルフが
甘い声で誘惑しながら
わざとらしく胸を押し付けてくる。

その小柄な体躯には似合わない
凶暴な胸とおしりをすりすりと
猫がマーキングするように押し付けて
形が変わるのを見せつけるかのように
アピールしてくる。

擦る度に、細かい喘ぎ声を耳元で囁きながら…


「お兄様…♡あのねあのね…♡
早く諦めてくれないかな…?
お兄様とここにいるみんなで
気持ちいことだけして過ごそ…?♡」


胸を押し付けられているだけなのに
先程から、下腹部の怒張は止まる気配がない。

それどころか、隣からもう一人
小柄エルフと同じくらいの女の子が
胸をこちらへ向けてきた


「ほらぁ…♡負けようね〜♡
お兄ちゃん…♡
おちんちんこんなにさせて…
勝てないのバレバレ…♡」

扇情的な誘惑でもうはち切れんばかりに
肉棒を怒張させてしまう。
それでもお構い無しに2人の攻めは続く。


「エルフに捕まったお婿さんは…♡
一生共有ザーメンサーバーにされてね…♡
頭とんでっちゃうの…
お嫁さんのことしか考えられない
そんな存在になるの…♡」

「大丈夫だよ…♡お兄様…♡
私たちが責任もってお世話するから
イヤイヤってしても無理やり幸せにして
子宝いっぱいの大家族作ろうね…♡」


背徳感が全身を伝う。
体は全く言うことを聞かない
ここから逃げ出せる気もしない

それを見透かしたようにロリエルフは
不敵な笑みを浮かべると
誘惑を続ける。

「ほら…♡ざっこい人間さんは
とっとと搾られて負けましょうね…♡
ね?♡ロリコンさん…♡」

「ち…!ちg「バレてないと思ってた?
私たちのお胸、チラチラ見て…♡
お兄様はもう立派な
ロリコンさんだよ…♡」

必死に取り繕うが
エルフたちはニタニタと笑いを浮かべて
左右から煽りを続ける。


しばらく、体を擦り付けられたあと
いつの間にかがっしりと拘束されるような
形になっていた。


ーーうっ、くっ

動かない…なんでだ?
いくらエルフといえど、こんな子供に…

「ま…まさか…」

「うふふ…♡今頃気付きましたか?
お兄様はもう空っぽ…♡
私たちにすら腕力で適わないんです…♡」

「こーんなにレベルドレインが
上手くいくなんてね…♡
さすがおバカな人間さん…♡
私たちをムラつかせるしか
才能がないんだから…♡」


レベルドレインの秘術…
エルフたちに伝わると言われる秘伝技
まさか…かかってしまうとは…

「じゃあ…♡2人でドMマゾにしちゃうね…♡
時間までまだまだあるけど…
お婿さん契約も結ぼうね…♡」

「「えー、ずるい!2人占め反対!」」

「後でちゃんと貸してあげるから…♡
お姉様たちは今は我慢してて…♡」


僕の意は介していない…
本当にザーメンサーバーにされるんだ…

2人は遠慮なしに体を擦り付け
双丘でぬっぷりと挟み込んでくる…


「怖がらなくていいの…♡
大丈夫ですよ安心してお兄様…♡
ちょっと精神を弄くり回すだぁけ…♡」

「そうそう…♡安心してザーメンサーバーに
転職しよ…♡絶対に向いてるよ…♡
幼女の体見て発情するような
ド変態のお兄ちゃんの天・職…♡」

「そうですよ…♡お兄様…♡
レベル1の赤ちゃんお兄様は
私たちのお婿さんとして一生幸せに暮らすの…♡
毎日毎日泣くまで犯されて…♡」

2人はわざとらしく吐息を当てて
匂いで欲情を誘い続けてくる。
さらに肉棒には決して触れないように
下半身を手で揉みこんでくる。

「淫紋の効果アップしよっか…♡
お耳の感度と洗脳効果をあげてくれるの…♡
ほら…♡あなたはマゾ…♡」

「マゾになぁれ…♡ならないと捨てるぞ…♡
そこら辺にポイって…♡
いらなーい…♡って言われたい?」

「いやだよね…♡いやだよね…♡
じゃあどうするのが正解?
いくらおバカさんでもわかるよね…♡」

目の前にぺらりと出された10数枚の用紙…
ここにいる全員分の婚姻契約書だ…

「はい…♡ペンだよお兄ちゃん…♡」

「わかってますよね?お兄様…♡」


ダメ…ダメ…わかってる…
これを書いたらどうなるか…♡

でも…すてられるのはイヤ…
制限時間までまだまだある…
耐えられる気がしない…
はやくきもちよくなりたい…


「おバカなお兄様に文字の
書き方教えてあげる…♡
ほら…こうやって書くの…♡」

「ダメ…ダメぇ…♡」

「ダメ…?でも抵抗してないじゃん…♡
書いちゃお…♡お兄ちゃん…♡
結・婚…♡してぇ…♡」

手が止まらない…
誘導されるがままペンを走らせる。

「はーい…♡1枚目ぇ…♡
まだまだあるよ…♡ほら…♡」


そこからひたすら名前を書いた…
記憶はほとんど残っていない。

ただ、最後の紙
「お婿さん契約書」の内容ははっきりと
覚えている…

変態マゾの私はエルフの皆様の
お婿さんになることを誓います。

たったの一文に込められた狂気に
気がついていながら筆を止めることは出来なかった。


「ようこそ…♡楽しい楽しいエルフ一家へ…♡」

「ド変態マゾのおバカさん…♡
チャレンジ失敗ね…♡」
21/07/23 12:28更新 / 星清華
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■作者メッセージ
回想だったので文体少し違っております。
24時間持たずに屈服しましたとさ…
もう少し続きます…

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