読切小説
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魔眼の蛇と見つめ合って《バジリスク》
「千里の道も一歩から……俺はもっと強くなれる。」

ゴツゴツとした岩だらけの大地を、一人の青年が素足で歩いていた。
彼の名前はプラム・カラージェイ
カラージェイ家という代々冒険者の家系に生まれた男だ。たくさんの兄弟がいるなかで、プラムは十六男だ。ちなみに歳は20。

「心頭を滅却すれば火もまた涼し…火の熱さにはもう慣れたな…」

プラムは昔から自分を限界まで追い込むというスタイルで修行をする冒険者だった。
自身の体に火をつけたり、極寒の雪の大地を裸で過ごしたり、雷に打たれてみたり……
このような過酷な修行を長きに渡り続けた事で、プラムの忍耐強さは極限にまで鍛え上げられていた。
今のプラムなら一ヶ月間飲まず食わずでも我慢する事が出来るだろう。

「もっともっと俺は強くなれる!だからもっと、自分を追い込まなければ…!」



町から離れた場所にある大きな洞窟。
入り口は小さいが底は深く、中は迷路のように入り組んでいる。
そんな洞窟へと、プラムはやってきていた。
この洞窟を次の修行の場所にするのだ。

「よし、ではこいつを装備するとするか…」

プラムは道具袋の中から町で買ってきた黒い色をしたハチマキを取り出した。
それをプラムは自身の目元へと巻く。

「うむ。何も見えない。」

ハチマキを巻いた事でプラムの視界は完全に塞がれた。
方向感覚は無くなり、ちょっと歩いただけでよろけてしまい洞窟の壁に頭をぶつけてしまう。

「むっ!視界を閉じたままの移動は…流石に難しいな…」

今回プラムがする修行は視界を封じて気配だけで周りを探る修行だ。
目隠しをしたまま複雑な洞窟の中を無傷で突破するのだ。
プラムは目隠しのハチマキをきつくしばり、洞窟の中へと入っていった……



…………



「ふむ、流石は俺。もうコツを掴んできた。」

プラムはものの数分で周りの気配を察知する能力を開花させ始めていた。
視界が閉ざされていても空気の動きや僅かな物音、そして魔力の流れを掴む事によって洞窟がどのような形になっているかを把握する事が出来るようになったのだ。
流石にまだ完璧にとまではいかないがもう壁に頭をぶつけるなんてヘマはしない。

「集中…集中…」

プラムはそのままどんどん洞窟の奥へと進んでいく……




―――――――――――


プラムの入ったこの洞窟。
実は遠く離れた場所にあるとある町でもわりと有名な洞窟であったりする。
有名といっても良い意味でではない。
この洞窟、実は恐ろしい魔物が住む事で有名な場所なのだ。

洞窟に住む魔物の名前はバジリスク。
強力な魔眼を持つ魔物だ。彼女の瞳に睨まれるだけでその対象は猛毒に犯される事になってしまうのだ。

しかし毒といっても別に死ぬような代物ではない。
旧魔王時代では確かにバジリスクの毒は致死性のものであったが、
魔物“娘”となった今のバジリスクの毒は人の命を奪う事は絶対にないのである。
…それでもほとんどの人間の間ではバジリスクの毒はいまだに致死性の超猛毒だという認識だったりする。
そのせいでバジリスクは現在でも恐ろしい魔物として世間で噂されているのであった。

…まあしかし、これほどまでに世間から恐れられているバジリスクではあるが、実はバジリスクは人間を襲う事に対してほとんど興味を持たない魔物だったりする。一人でいるのが好きなのだ。
見た目は腕から羽毛の生えた鳥の爪を持つ下半身がヘビの美女。

バジリスクは自分が洞窟で静かに暮らせるようにするために、洞窟の入り口のすぐの所に『この先、バジリスクの巣穴。危険入るな。』という看板を立てていた。
この看板の効果は絶大で、洞窟にバジリスクがいるという噂はすぐに広まった。
これにより町の人間はバジリスクを恐れて洞窟に近づかなくなり、バジリスクは一人静かに暮らせるようになったという訳だ。

「ひと…つ……ふたつ…」

今日もバジリスクは洞窟の中に落ちている小石の数を数えたりして一人静かに洞窟の奥で暮らしているのであった。






「ここが最深部か……」
「…へ!?」
「んっ?誰かいるのか?」
「に…人間!?何で人間がここに…?」

看板が立てられてから数年間、誰も足を踏み入れなかったバジリスクの巣穴。
やって来たのは目隠しをしていた為、看板の存在に気付く事が出来なかったプラムであった。
突然の訪問者にバジリスクはもちろん驚いた。
…そして驚いたのは洞窟の奥に魔物なんかいるとは思っていなかったプラムもである。

「こ、この魔力の気配…!貴様魔物か!」

魔力の流れをすっかり掴めるようになったプラムは目隠しをしながらもバジリスクの気配が魔物の物である事に気が付いた。

「そ、そんな…人間がこの場所に来るなんて…!と、とりあえず私今ちゃんと仮面してるよね…よし、大丈夫……」

そしてバジリスクはというと、まず自分の顔に仮面がついている事を真っ先に確認した。
実は彼女、自分の魔眼を上手くコントロールする事が出来ないのである。そのためバジリスクは普段から覗き穴すら無い、完全に視界をシャットアウトした仮面を目元に付けて生活をしている。
この仮面で自身の魔眼を封じてむやみに毒を振り撒かないようにしているのだ。

…ちなみに仮面で視界がふさがれていてもバジリスクは熱や魔力を探知する事が得意なので、それを視界代わりに普段は生活をしている。

「え、えっと……そこの貴方…!看板は…読まなかったの…?ここは私の暮らす洞窟……だから、人が入ってきたら危険だって…ちゃんと書いておいた…!」
「看板…だと?何の事だ!?」
「え?え?き、気付かなかった…の?おかしい…な……ちゃんと分かりやすい位置に立てといたのに……」

プラムと同じように視界を封じて、魔力の流れや熱だけで周りを探っているバジリスクはプラムが今目隠しをしている事に気が付けていなかった。

「ふん。看板がどうのとかはどうでもいい!それよりも貴様!その魔力の流れから察するに……ヘビの魔物だな?」

プラムはプラムで目隠しをしている為、目の前にいるバジリスクがお色気うっふんの美少女モンスターだとは気が付かないでいた。
プラムの脳内では目の前にいる魔物の姿は大きなヘビのバケモノだという事になっている。

「え?…う、うん……私はヘビの……ラミア属の魔物…だよ……バジリスクっていうの……」
「やはり魔物か…!俺はプラム。プラム・カラージェイだ!」
「へ、へぇ…プラムくん…ていうんだ……そ、それでねプラムくん。悪いんだけど…ここは私の巣穴で……人間は立ち入り禁止って事になっててね……」
「黙れ魔物!人々を無差別に襲うバケモノめ!このプラム・カラージェイが退治してくれる!」
「え?え?ええっ!?退治!?わ、私…無差別に人なんか襲ってない……というか、そもそもこの洞窟からも出た事ほとんど無いけど……」
「覚悟しろ!先手必勝ーーッ!!」
「ええー!?」

魔物の話など聞く耳持たないとばかりにプラムは背負っていた剣を握り締めると頭上で振りかぶりながら真っ直ぐバジリスクに向かって掛けていく!
バジリスクはあまりに突然の事態に動けない。
このままバジリスクはプラムによって斬られてしまうのか!
…と、そのときだった。

「おっ!?」

走るプラムの足下にちょっとした穴ぼこが開いていた。
普段のプラムならばこのような小さな穴に足を取られたりはしないだろうが、
だが、今のプラムは目隠しをしている。
慣れない状況下でのダッシュに、プラムは思いっきりその穴ぼこに足を取られてしまった。
そのせいで思わずプラムは剣を離してしまう。
プラムの剣は見当違いの方向へ飛んでいきカランとどこかに落ちてしまった。
そして剣を離したプラムはそのままバランスを崩し、バジリスクの胸元へと突っ込んでしまった。


もんにゅうぅうぅ〜〜♥♥


「!!? ん…んゃあアアッ!?」
「ぐむっ!?な、なんだこの感触!?」

よろけたプラムは自身の体を支える為にちょうど目の前にあった膨らみ。つまりバジリスクの巨乳をぐにゅっと鷲掴みにしてしまったのであった。

「ぷ、ぷ、プラム…くん…!ど、どこを……触って…ああんッ!」
「む?この魔力の流れ……この柔らかな肉の塊は貴様の体の一部だな!?」
「そ、そう……私の……あぅぅ!み、見れば分かるでしょ!と、とにかく離して…!手を離し…てぇ…!」

おっぱいを鷲掴みにされてしまった事によりバジリスクは顔を真っ赤にして身悶えてしまう。
いくら他人に興味を持たず今まで生きてきたバジリスクだとはいえ、彼女は魔物“娘”である。
男性に胸を揉まれてしまえばメスとしての本能が体に快楽を生んでしまうのだ。

(な、何これ…?おっぱい触られてるだけなのに……き、気持ちいいぃ……!)
(……な、なんだ?こいつのこの弱り具合……まさかこの柔らかいものはこいつの弱点部分だったのか!?)

胸を触られてびくびくしているバジリスクを見て、(目隠しをしているので目で見てはいない)プラムはバジリスクの弱点部分(ある意味で弱点)を掴む事が出来たのだと勘違いしてしまった。

「くくく…!そうか。ここが貴様の弱いところなのだな?」
「んにゅふぅうッ!?♥♥」

もみぃィィ〜〜♥

プラムはバジリスクを弱らせる為、彼女の乳房をむにゅむにゅと揉み始めたのだった。

「や、やんっ!プラムくん。な、何をする…の…?」
「くくく…!剣は落としてしまったが俺は運がいい……偶然とはいえ貴様の弱点部分を掴む事が出来たのだからな。さあ!悶え苦しむがいい!」
「じゃ…弱点部分て……きゃんッ♥や、いやんっ♥♥も、揉まないでぇぇ……♥♥」

プラムの両手がバジリスクのマントの内側に入り込み、彼女の乳房を直接揉みこねる。
たっぷり実ったバジリスクの大きなスケベ肉。すべすべむっちり、ぷるぷるおっぱいにプラムの両手がいやらしく食い込んだ。

「ひ、ひぃいんッ♥♥ら、らめぇえ♥♥何か変…ッ♥♥頭ふわふわ……んくぅんッ♥♥あぅっ♥あんっ♥いやぁあん♥」
「は…ははは!いかに魔物といえど弱点を掴まれれば動けなくなってしまうのだな!」

ずっと洞窟に引きこもっていたバジリスクにとってはあまりにも甘美過ぎるこの快楽。なんとかプラムを振りほどこうとするも、仮面で視界を封じてる状態のバジリスクは色々と敏感になってしまう。
プラムの男としての匂い。そして男らしい低い声。それらを敏感に感じとってしまい、彼女の体は火照りに火照ってしまう。
魔物娘としての本能が雄からの愛撫を受け入れてしまおうとしてしまっているのだ。

そして一方、プラムはプラムで必死でバジリスクの胸を揉み続けていた。
視界が塞がれているこの状態。
プラムはいまだにバジリスクが恐ろしいヘビの姿をしたモンスターだと勘違いしてしまっている。
そのため一瞬でもこの弱点部分から手を離してしまえばすぐさま自分はこのヘビの魔物に食い殺されてしまうと思っているのである。

「ふぁんッ♥やぁ♥いやん♥だ、だ…めぇ…♥おかしくな…る…♥はうんッ♥♥や、やだぁ♥は、離して♥離してぇッ♥はぅあぅあ〜ッ♥♥」
「こ、こら!暴れるな!この…!絶対に逃がさん!」
「ひゅいいッ!?♥♥♥♥」


逃げようとするバジリスクの腰周りにプラムは足を巻き付けた。そして出来るだけ自分の体をバジリスクに密着させる。
そんな事をされてしまえばバジリスクはより強くプラムの体臭や声を感じてしまう事になり――

「ふうううッ♥♥♥♥らめぇええッ♥♥♥♥く、クラクラするッ♥♥♥ああッ♥♥もうらめッ♥♥イクッ♥♥♥イクッ♥♥♥イクぅううッ♥♥♥♥」
「逝くのか!?逝け!成仏しろよ!」
「ああッイクぅううううううーーッ♥♥♥♥」

ビクビクッ
プシィイイーーッ!!

あまりの刺激の強さにバジリスクは大量の潮を吹き、そのまま失神してしまった。

「……気絶…したのか?」

へたりこんで動かなくなったバジリスク。
プラムはバジリスクの胸からおそるおそる手を離した。

「うむ。ちゃんと気絶してるようだな……さて、倒した魔物の姿を確認するか。」

ここで初めてプラムは自分の目隠しを外した。
自分の倒した獲物を確認しようとハチマキを外して倒れたバジリスクに目を向ける。
そんなプラムの目に、まず最初に飛び込んだものは!

ぼいーんっ♥♥

「!!?」

自分が散々揉みしだいたバジリスクの爆乳であった。

「なっ!?え?これは…!?」

ここでプラムは初めて気がついた。バジリスクの全貌に。
バジリスクの容姿が下半身がヘビの仮面をつけた巨乳の女の子であるという事に。

今のバジリスクの姿は胸をぷるんっとはだけさせており、膣口からは愛液をたっぷり溢れさせて仰向けに倒れている。
ひくひく動くおまんこは丸見え状態だ。

「こ、こいつがバジリスク!?」

プラムの肉棒が無意識にむくむくむくっと大きくなってしまった。
実は胸を揉みしだいていた時から半勃ちだったのだが、バジリスクの裸体を見た事により今はもう完全に勃起してしまっていた。

「くっ!こんな見た目でもこいつは魔物だ!人類の敵なんだ!落ち着け…興奮するな俺!」

自分にそう言い聞かせるプラムだったが、そんな事で一度勃起してしまったイチモツが治まるのかというと、そんな訳はない。
それどころか意識すればするほどさらに股間は膨らんでしまう。

「ぐ…!く…!」

治まらない勃起にプラムは少なからず動揺してしまう。
魔物相手に勃起してしまう自分が許せないのだ。

「くそ!もういい!こいつを殺す!」

プラムは気を取り直して先ほど自分が手放してしまった剣を広い直した。
そしてバジリスクに向けて剣を構えた。

「悪く思うなよ。これも人類の為……喰らえ!!」
「ふぇ?」
「!!!」

プラムがバジリスクに剣を振るったその瞬間!
気絶していたバジリスクが目を覚ましむくりと起き上がってしまった。
そのせいでプラムの剣の軌道が若干ずれてしまいそして――

パキィンッ!!

「きゃっ!」
「ぬっ!?」

プラムの剣は、まるで狙ったかのようにバジリスクの仮面だけを見事に斬り裂いたのだった。
バジリスクの仮面は真っ二つに分かれ、ぽろりと顔から崩れ落ちた。

「あッ――」

気が付いた時にはもう遅い。
仮面が無くなり遮る物が無くなったバジリスクの視線。
その視線は全て目の前にいたプラムに向けて注がれてしまったのだった。

目と目が合う――……

瞬間!!

ドクンッ

「!!!!」

バジリスクの魔眼が!超猛毒が!プラムの体に流れ込んだ!!

「ぐぎっ!?があああッ!?」

死にはしない。それでも危険な毒である事に変わりはない。
毒で蝕まれたプラムの体に起こった変調。まず全身が弛緩する。
プラムは硬い地面の上に膝から崩れ落ち、動く事すらままならなくなってしまう。

そして発熱。
人間とは比べ物にはならない。魔物の発情熱。
それとほぼ同等の熱を引き起こしてしまった。

「か、体が熱いッ!ああっ!うああああ!!」

プラムの体の体調変化はこれだけではすまなかった。
バジリスクの猛毒はプラムの体の内側にまで変化をもたらす。
その場所は彼の睾丸の中だ。
プラムの睾丸の中にたっぷりと溜まっている精子達。その精子達の動きが急に活発的になる。
外に出たい!外に出たい!と睾丸の中で暴れ始めたのだ!

「ぐ、ぐぅうう!!!」

パンツの中でプラムの陰茎が一回り大きく硬くなっていく。

「くぅう!!く、苦しい!!あっ!う、嘘だ!こんな!こんな事で!!あぐぅううう!!」

ビュルビュルビュルビュル!!

大きくなる陰茎がパンツと擦れ合ってしまい、プラムはその刺激だけで射精してしまった。
そう。バジリスクの毒は男性の精を少しの刺激だけで射精させてしまえるように変えてしまうのだ。

「た、助けてくれ…!!ぐあ!!ズボン…!窮屈で…!射精…!止まらな…!」

びゅるびゅるとパンツの中で射精を続けてしまうプラム。
この快楽を逃がすにはズボンとパンツを脱ぐしかない。
しかしプラムの体は毒の影響により思うように動かせない。

「た、助けて!誰か!俺の、うっ!ズボンを!パンツをぉ…!ぬ、脱がして!」
「……脱がしてあげる。」
「え?」

にょろりと、プラムに毒を与えた本人。バジリスクがプラムの目の前へとやってきた。
バジリスクはカチャカチャとプラムのズボンを脱がし、さらにプラムのパンツをも脱がした。
やっとちんこへの刺激が無くなりプラムはほっと一息ついた。

「はぁはぁ…!わ、悪い魔物だと思っていたが…助けてくれたのか?す、すまない。きみの事を誤解していたみたいだ…ありが……」
「はぁはぁッ♥♥プラムくんのパンツぅ♥♥せ、精液♥♥べっとり♥♥んん〜♥じゅろろろろろぉお〜〜♥♥♥」
「!!?」

プラムがバジリスクに目を向けると、そこには淫らな表情で自分のパンツを舐めしゃぶるバジリスクの姿があった。

「なっ!?なっ!?なっ!?」

先ほどまでの必死に快感を耐えるバジリスクの姿はもうどこにもない。
今プラムの目の前にいるのは仮面を外した事により、生まれて初めて生の男性を目の当たりにしてしまい、魔物娘としての情欲に抑えがきかなくなってしまった一匹の淫らな雌だけである。

「んんっ♥♥ちゅる…ちゅる…♥ちゅぱっ♥プラムくんのパンツ…美味しい…♥はぁはぁ…♥ああっ♥だめ…♥パンツだけじゃ足りない……直接…♥直接食べたいっ♥♥プラムくんの精液…♥はぁはぁっ♥♥」
「くひっ!!?」

パンツにこびりついた精液を全てしゃぶり取ったバジリスクが次に向かったのは精液の源泉。プラムのペニスである。
ビーンッと勃起し、ひくひくしてるプラムのペニスへとバジリスクは顔を近づける。
バジリスクの荒い息がちんこに当たるだけで先走りがぴゅぴゅっと漏れる。

「プラムくんのっ♥♥お、おちん…ちん♥♥♥ああっ♥これが男の人の…♥♥しゅごい…♥♥♥舐めたい…♥おちんちん食べたいッ♥♥ぷ、プラムくん♥おちんちん……しゃ、しゃぶるね?♥♥」
「う、ううぐッ!だめだ!や、やめろぉ…!」
「プラムくん、私がおっぱい揉むのやめてって言っても全然やめてくれなかった……♥♥だ、だから、プラムくんがやめてって言っても、私はやめない…♥はぁはぁっ♥♥それにもう、我慢出来ない……よ…♥♥はぁはぁッ♥♥だ…から……だからっ♥♥プラムくんのおちんちん♥♥お、おちんちん♥♥い、いただきまぁ…あむちゅっ♥」
「ッ――!?」

いうや否や、プラムのペニスの亀頭部分に、バジリスクの唇が吸い付いた!

「んむちゅるるむぅうんんッ♥♥♥」
「うううああああッ!!!」

むちゅっむちゅっと亀頭を吸いたてるバジリスク!
我慢強さには自信があるプラムだが、しかし毒により敏感となってしまった性衝動は抑えられない!

ドビュルルルルルルー!!

たった一秒の我慢もする事ができずにバジリスクの口内に射精してしまった。

「ふぐあああああ!!ぎっ!?と、止まらなッ!!離ッ!!」
「んじゅぅるるるッ♥♥♥ごくごくごくごくっ♥♥ごくごくっ♥ごくごくっ♥」

動けないプラムのペニスにバジリスクは腰に手を回して吸いたてる。
毒の効果は抜群だ。
バジリスクの唇や舌が亀頭に触れているだけでプラムは壊れたかのように射精し続ける。

「あ、あああ!!離せッ!!いぎっ!!ぎぃいいッ!?」
「じゅぷじゅぷッ♥♥じゅぷッ♥ごくごくッ♥♥」
「止まらなッ!止まらないッ!!射精!射精止まらないッ!!」
「ごくごくッ♥ん〜〜……んじゅぶっ♥♥ぷぁあッ♥♥」

あまりの精液の勢いに、バジリスクは飲むスピードが追い付かず、プラムのペニスを口から離してしまった。

「ぐぎっ!ひっ!ひぃい…!!」

プラムは目から涙を流していた。今まで修行で色んな事を耐えてきたプラムであったが、この快楽、射精を我慢する事がどうしても出来なかった。

「ぐ…!はぁはぁ!ど、どうなっちまったんだ?俺の体…!?」
「ん…ごくん♥……それはね、私の毒のせい…だよ♥」
「ど、毒!?」
「そう……私のこの魔眼で見つめられた人はね……体に毒が回って…そのせいで体が火照って…そして射精しやすくなってしまう…の…♥」
「そんな!?ま、まさか俺は一生このまま!?」
「ううん…♥安心して♥…♥毒をね…♥全部出しちゃえば……プラムくんの体は元通りだか…ら…♥」
「ど、毒を出す?い、一体どうやって?」
「それは…ね…♥」

バジリスクの蛇部分がプラムの腰に巻き付く。

「!!?な、何を!?」

プラムは腰を突き出した体勢にさせられバジリスクの目の前までニョロリと運ばれた。
ビーンッと突き出したプラムのペニスの目の前にバジリスクのまんこの割れ目が近付けられる。

「毒はね……プラムくんのここに溜まってるの♥」
「ぐひッ!?」

バジリスクの爪の先がプラムの金玉にぷにっと触れた。

ビュルビュビュビュビュー!!

その刺激だけでプラムはまた射精してしまう。
目の前にあるバジリスクの割れ目に向かって精液がびちゃびちゃかけられた。

「ああんっ♥♥プラムくんの精液♥熱いッ♥♥」
「くが…!!が…は…!はぁ!はぁ!」
「ふふっ♥ね?毒が溜まってるから、プラムくんのおちんちんはちょっとした刺激で毒をびゅー♥びゅー♥ってすぐ吐き出しちゃうの♥」
「はぁ!はぁ!はぁ!はぁ…!」
「だから…ね?プラムくんの体から毒を出す方法はね……プラムくんがい〜っぱい♥射精する事なん…だよ…♥」
「はぁ!はぁ…!そん…な…!」
「大丈夫♥あ、安心し…て♥プラムくんを毒にしちゃった責任は私が取る…から…♥♥私のこの…おまんこ…で♥プラムくんの毒♥全部…搾り取ってあげ…る…ッ♥♥♥」

バジリスクが自らのまんこをくぱぁ♥っと大きく開いた。
ひくひくと蠢く膣穴にプラムのペニスが近づいていく。

「ま、ま、待て!!そんな事をしたら…!!」
「いただきます…っ♥」

ぐちゅにゅりゅぅッ♥♥♥

「ぐッ…が…ハアッ!!!」
「んひゃ…ッ♥♥♥」

ドビュルルルルルルー!!ビュブップー!ブビュッ!ドビュドビュドビュドビュー!!

プラムの敏感ちんぽは、先っぽがバジリスクのまんこに触れた瞬間に即座に射精してしまった。

「んはぁあッ♥♥やあんッ♥♥すごい…よ…♥プラムくん…ッ♥♥ああ…♥おいで…♥もっと深くまで…♥♥」
「あああああ!!待て待て待て待て!!もう無理無理無理!!一度抜いてぐれぇえ!!」

ぐぶぶにゅじゅぼぼぼぉ…ッ♥♥

「ぐがあああああああああああああッ!!!」

ドクドク脈打つ、射精中のペニスをバジリスクのまんこは蛇のように飲み込んでいく。
逃げようにもプラムの体にはバジリスクの下半身である蛇部分が強く巻き付き逃げられない。
精液が流れ込んだ狭い膣道を大きなペニスが暴れながら入っていく。

「んおぉ…♥♥こ、これがセックスぅ…♥♥♥き、きもちひぃいっ♥♥♥」
「ぐぅあがッ!!とま!止まん!!止まらな!!」

ちょっとした刺激だけでも射精してしまうのに、バジリスクのまんこはぐちょぐちょねっとりといやらしく、最上級の刺激をペニスに与え続けてしまう。
このおまんこの中で射精を我慢出来るはずがない!
射精に続く射精。プラムの中の精子達は次々に尿道の中を駆け抜けていき、鈴口から我先にと脱出していく。

「は、は、離じてぐれえ!!き、きもちよずぎッ!!じ、じぬっ!!射精し過ぎでじぬぅう!!」
「だ、だめ…ッ♥♥全部私の中に出す…のぉッ♥♥んぅううッ♥♥♥出してぇ♥♥♥♥」

ドビュビュビュビュ!!ドビュルルルルル!!ドババババ!!ビュールビュール!ビュルビュルドビュゥウウウ!!
ビュビュビュッ!ドビュ…!ピュル……ぴゅ…

「はぁはぁはぁはぁ…!!」
「はぁはぁはぁはぁ…♥♥」

まんこの中で射精を続ける事十数分。
プラムは精液を全て出し尽くした。
これでプラムの中の毒は全て解毒され、元の体に…

「せ、セックス…♥♥すごい…♥♥ぷ、プラムくん…♥大好きッ♥♥♥」
「んぐっ!?」

バジリスクの両手がプラムの頬を掴んだ。
そのままはプラムの視線は無理矢理バジリスクの方に向けられる。

「プラムくん…♥わ、私を…♥私の目を見て…♥」
「むぐぐっ!!」

プラムの視線とバジリスクの視線が交差する。
バジリスクの毒がまたプラムの体に流れ込んだ!

「むっぐぅうッ!??」
「ああああんッ♥♥♥」

ブビュゥゥウウ!!ブビュゥゥウウ!!ブビュルルルルル!!

(な、なんでだ!?全部出し尽くしたはずなのに!また出る!精液!!)

全部出したはずなのに何故か射精をしてしまい戸惑うプラム。
確かにいましがたプラムは全ての精を出し尽くした。
しかし今のプラムの睾丸には先ほどよりも濃厚で新鮮な精子たっぷりとつまっていた。
理由は簡単だ。
プラムはインキュバスになってしまったのだ。

「ああああ!!出るッ!!また出る出る出るーッ!!」
「はああんッ♥♥ひゃうっ♥せ、精子♥♥美味しいッ♥♥子宮で飲むのぉ♥♥す、好きぃイッ♥♥♥」

ブビュルルルルル!ドビュルルルルル!!ビュルビュルビュルビュル!ブビュゥゥウウ!!ドビュルルルルルブビュゥゥウウ!!

インキュバスとは人間の男性が魔物化してしまった姿だ。
その見た目に大した変化はないが、その内部では恐ろしいほどの変化が起きている。
精力!そして性欲!
それらが魔物と同程度のレベルまで引き上げられてしまうのだ!

「はッ!はッ!ま、また出る!き、気持ちいい!!」
「ああんッ♥♥気持ちいいよぉ♥♥もっともっと精子欲し…い…ッ♥♥」

ブビュルルルルル!ドビュルルルルル!ビュババババ!ビュル!ビュル!ビュビュビュル!ドビュルルルルルルー!!

普通人間がインキュバスになるには魔物の魔力を長時間受け入れ続けなければいけない。
何度も何度も性行して、ゆっくり時間をかけてインキュバスへと変化していくのだ。
しかし、今回は少々特別なケースだ。
バジリスクの毒によりプラムは自身の精を一気に放出してしまった。そのせいで空っぽとなったプラムの体にバジリスクの魔力が一気に流れ込んできたのだ。
バジリスクの魔力はプラムの中で精に変換される。そしてプラムの体を一瞬にしてインキュバスへと変えてしまったのだった。

「プラムくんッ♥♥プラムくんッ♥♥んちゅっ♥ちゅっ♥」
「ば、バジリスク……んむっ!?ちゅ…!」

性行しながら、見つめ合いながら、濃厚なキスをする。
バジリスクの舌がプラムの口内へと入り込み舌と舌が絡み合う。
それをプラムは拒む事が出来なかった。

「す、好きぃ…♥♥♥プラムくん…♥♥大好きぃ♥♥♥んちゅぅ♥れろ♥ちゅぱっ♥れる…れる…♥♥」
「んむぐ…むちゅっ!れろれる…!んむちゅっ!れる…!(お、俺は魔物なんかとキスして、セックスして…!こんな事するのは…!ダメなのに…!……ダメ…?……なんでダメなんだ…?)」

インキュバス化の変化は精神にまで影響を及ぼす。

「プラムくんっ♥♥はぁ♥はぁ♥セックス♥♥気持ちいい…ねっ♥♥はぁ♥はぁ♥ちゅっ♥れろ…♥もっとセックスしよ…♥大好きっ♥♥んんっ♥もっと♥もっと精子ちょ…だい…ッ♥♥」
「……!!(かわいい!!バジリスク!なんてかわいいんだ!こんなかわいくて綺麗な娘と俺は今セックスをしてるんだ……今俺はめちゃくちゃに気持ちいいし、幸せだ……それなのに何故俺はこの娘とのセックスをダメだと思っていたんだろう…?ああ、ダメだ…もうダメだ。俺はもうバジリスクとのセックスしか…!!)」

プラムの腕がバジリスクの背中に回される。

「ぷ、プラムくんッ?♥♥」
「バジリスク…!俺も…俺もお前が好きだ!だからもっと…もっとお前の中に精液を注ぎたい!!お前とセックスしていたい!!お前とのセックスしか!考えられない!!」
「プラムくぅん…ッ♥♥♥♥」

ぎゅぎゅぎゅぅぅ〜ッ♥♥とバジリスクのまんこがプラムのちんぽを締め付ける。
バジリスクに見つめられ、体に毒が再び回ったプラムはもちろんこの刺激に射精を我慢する事は出来ない。
いや、我慢出来たとしても我慢しないだろう。
プラムはもう、目の前にいる極上の雌に精を注ぐ事しか頭になかったのだ。

「プラムくんッ♥♥私もッ♥私もプラムくんとのセックスしかもう…♥考えられな…いッ♥♥ああっ♥♥私の…私の目を見てッ♥♥そした…ら…♥もっと♥もっと精子出やすくなるからッ♥♥もっと気持ちよくなれる…からッ♥♥♥」
「見る!キミの目を!俺はお前だけを見つめ続ける!だからお前も俺を見続けろ!もっと俺に毒を送り込め!俺もお前に…!精を注ぎ続けるから!!」
「んああぁんッ♥♥う、嬉しい…ッ♥♥♥見るッ♥♥プラムくんを見る…ッ♥♥♥ああッ♥♥好き…♥♥大好きッ♥♥♥プラムくんッ♥♥もっと♥もっとセックス♥♥♥好きっ♥好きぃッ♥♥あああんッ♥♥精子もっとぉ…ッ♥♥♥」

ビュルルルル!!ビュゥゥゥウウウ!!どっぷ!どっぷ!どぷどぷびゅーびゅー!ぐびゅびゅびゅびゅびゅ!ドビュビュビュビュビュビュ!!ドビュルルルルルル!!どぴゅどぴゅどっぴゅん!!!

インキュバスとなったプラムの精力は底無しだ。
しかもバジリスクの毒を常に受け続けているため、常に毒状態。
毒状態で精液の出やすくなったプラムのちんぽはバジリスクのまんこの中に入っている限り常に射精しっぱなしだ。
どんどんどんどん精液を注いでいく。
バジリスクの子宮はあまりに大量の精液を注がれたため、その腹部をまるで妊婦のように膨らませてしまった。
もう入らない!もう入らない!と感じつつもバジリスクの子宮は貪欲にプラムの精液を搾り取り続ける。
バジリスクに注がれたプラムの精はバジリスクの中で魔力に変換される。そしてその魔力は再びプラムの中へと注がれるのだ。

「ああ気持ちいい!!精液もっと出したい!バジリスクの中に出したい!!」
「んんッ♥気持ちいい…♥♥精子もっと欲し…い…♥♥プラムくんの♥中に欲しいッ♥♥♥」

プラムの出した精がバジリスクの中で魔力に変換されプラムに注がれる。そしてバジリスクが出した魔力がプラムの中で精に変換される。
永遠に終わらない無限サイクル!
しかもそのサイクルは繰り返されるごとに、何故か総量を増していく。増え続けてしまうのだ。

「ぐぅううッ!!ああ!なんかすげえの!すげえのがクル!!めっちゃ凄いのが出そう!!」
「わ、私…もッ♥♥♥んああッ♥♥クルぅッ♥♥しゅ、しゅごいのがッ♥♥一番気持ちいいのがきひゃうぅッ♥♥♥」

バジリスクの蛇部分とまんこがぎちぎちと強く締まる。
プラムのちんぽがむくむくと硬く膨らむ。
二人の腕がお互いの背中を強く抱き合う。
舌と舌で舐め合う。
目と目で見つめ合う。
心と心で愛し合う。

「バジリスクッ!!出る!!出る!!バジリスク!!バジリスクぅッ!!!」
「プラムくんッ♥♥イク♥♥イク♥♥プラムくん♥♥プラムくぅんッ♥♥♥」

ドブシャシャシャ!!ブババババハ!!ドビュ!ドビュ!ドビュ!ビュルルプシャァア!!ブシュ!ブシュ!ドビュルルルルル!!ドブシュ!ビュルビュル!!プシャアアア!!ドンビュルルルルグゥビュゥ!!ブピピピ!グチョグチョ!!ブルッチャー!ドビュルルルルル!!ビュルビュルビュルビュル!プシャアアア!プシャアアア!ビュッパァァアア!!!

「んぐぅうううあああがががああがぎぎぃいううあッ!!!!」
「んひぁああんんんぅあああゃううんんんやぁああッ♥♥♥♥」

今日一番の大絶頂!!
亀頭と子宮口がぶちゅうっ♥とキスをし、すでに精液でパンパンの子宮の中に精液の塊がこれでもかと注がれる!
注ぐ側も注がれる側もお互いを決して離さない!

「ぐぅうう!!気持ちいい!気持ちいい!やめたくない!セックス!絶対やめたくない!」
「んああぁ♥♥しゅごいぃ♥♥気持ちい…ぃ…♥♥やめない…♥♥もう絶対やめ…な…い…♥♥♥一生プラムくんとセックス…す…る…♥♥」

ビュールルルルル!ビュブゥウ!ドクゥ!ドビュルルルル!ビュルルルルルー!!

大絶頂の後でも精液は出続ける。
ずっとこの状態でいる限り、
繋がったまま、見つめ合ったままでいる限り。この二人の絶頂は半永久的に終わらない事だろう。


我慢強さが自慢だったプラムは、最も我慢弱い男になってしまった。
だが、そのお陰で彼とその伴侶は永遠の幸せを手に入れる事が出来たのだった。
17/07/06 21:43更新 / ムニエル

■作者メッセージ
やあどうも。ムニエルさんだよ。
魔物娘図鑑2にのってたバジリスクの仮面外しバージョンがかわいくてつい書いちまったよ。
バジリスクの仮面外しバージョンが見たいと思ったそこの貴方!魔物娘図鑑2を購入したらいいと思うよ。
ムニエルさんが描いたものよりよっぽどかわいいから!おっぱいも見えてるから!

……ところでバジリスクの毒って、目と目が合うと毒化するのかな?それとも見られただけで毒化するのかな?
どっちかしら?

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