連載小説
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最終章
あの後、治療と戦闘の疲労で倒れたぼくは、姉とラウラとシャルルさんに送られ本国へ帰還した。
姉上に久方ぶりに会った執事長は涙し、姉上も照れくさそうにしていた。
「お帰りなさいませ…」
マリアンヌも迎えに来てくれた。
こちらとしては逃げ回っては戦いを繰り返していただけだったので、あっという間だったけれど、マリアンヌにはとても長い時間だったようだ。ドラゴンの救援は彼女が根回ししてくれたの違いなかった。
「マリアンヌ、ありがとう。ドラゴンさんの救援は本当に助かりました」
彼女はゆったりと近付いてきてしっかりと無事を確認するように抱擁してくれた。
トモエが留守にしている間、勝手に他の女性と深い仲になったのに、トモエは察した。
「貴女がサラさんの正妻さんになるんやねぇ。これからよろしくねえ」
「あ、はい。こちらこそ…」
マリアンヌはラウラともあまり深く知り合った訳ではない。色々急を要する事態であったから、紹介が遅れた。
「ラウラ、マリアンヌは社交界で知り合った仲なんです。マリアンヌ、こちらはラウラ。ゴブリンの女の子で、一番最初に親しくなった子ですよ」
お互いを紹介する。二人とも相手に気を使ってぎこちなく笑っている。
「そや♪みんなでサラさんと“仲良く”なりましょ」
「ちょっとトモエ、病み上がりでしょ?大丈夫?」
トモエそれを無視してぼくとラウラとマリアンヌを寝室に連れ込む。
姉上は執事長とシャルル伯爵を連れて行ってしまった。気を使ってくれたみたいだ。
執事長はぼくと魔物娘を一緒にするのに複雑そうだったが、姉上の巧みな口車に乗せられシャルルさんと同様に連れ去られた。





部屋に入った瞬間、我慢できないと言った様子で着物を脱ぎすてぼくのモノを取り出し、見せつける様にしゃぶりはじめた。立ちつくして受け入れるぼく。ラウラとマリアンヌは戸惑う。
「うひ…助けてくれて、うれひん…もうずっとさらひゃんの精ほひはってん…♪んっ♪んっ♪」
「トモエッ積極的すぎるっ」
フェラを貪る淫乱な姿に懐かしさと愛しさを覚える。黒髪で艶やかな頭を撫で、腰を振る。
いきなり目の前でフェラを見せつけられ、ラウラとマリアンヌの二人は真っ赤になる。
「その…性器を舐めても妊娠しませんが…」
「あ、あれやるとサラが悦ぶんだ」
ラウラはマリアンヌに教える。マリアンヌにとっては未知の光景らしい。
「んっ…んっ…♪」
「トモエの口、最高だ」
既にトモエをターゲットとして認識している。彼女の舌遣いを楽しみ、押し寄せる射精の気配を彼女に腰遣いで伝える。
「んふふ♪でそう?」
「は……!」
どばっどばどぼっ…!
「んんん!おいひ…♪っ…うち、最後の任務ヘマしちゃったから、身体のご奉仕でいくらでもお返ししますう…」
彼女のテクニックにすぐに絶頂してしまう。
「ああああっ!トモエそんなに沢山射精してもらって!ずるい!アンヌさん行くよ!トモエに全部搾りとられちゃう!」
「ぁ、はぃ…!」
ラウラがぼくを凄い勢いでベッドに押し倒してくる。トモエが折角咥えていたモノが吐きだされ、ラウラが跨る。トモエは少し不満げだがラウラの勢いに押され譲る。
「サラ…!あたしにもいっぱい頂戴っ」
ずにゅッ!
「あああ!ラウラきっつぃ…!」
勢いよく腰をおろし、冗談みたいな窮屈さの蜜壺で締め上げた。まぎれもない逆レイプだ。
「ラウラっ、落ち着いて!」
ラウラの瞳には妖女の光が宿っている。最近はろくに相手も出来なかった為か、魔物娘としての本性が爆発している。
「サラッ、あたしッ、寂しかっ…たんだからっ」
「ご…め、ん」
赤髪を振り乱し、小さな身体を酷使しながら激しく騎乗位。窮屈すぎる性器の感触も相まって、ぼくの身体は絶頂直後なのにもう2発目の充填を始めている。
まさに搾り取られるとはこの事だった。
「ラウラ射精ちゃうっ」
「だして!だして!全部貰うから!」
ずこッ!じゅこッ!じゅこッ!
激しい淫音を隠しもせずどんどん上り詰めていく。普段ラウラを蹂躙した罰か、蹂躙される。小さな子に組伏せられ犯される背徳感に腰砕けになって絶頂した。
「ん〜〜〜〜〜〜♪」
発情顔になって搾り取る。あっという間に彼女を満たすと、今度はマリアンヌを抱きたくなってくる。
「ラウラごめんね」
「ぁっ…」
跨ったラウラを持ち上げ、結合を解くと、火のついた雄の本能のままマリアンヌに詰め寄る。
「…いつも、このような感じなのでしょうか?」
「そうかも……いいかな?」
「はい」
マリアンヌの白いドレスを脱がせ、ベッドに寝かせて覆いかぶさろうとする。
「サラさん、うちが処理してあげますねぇ」
後ろからトモエにやんわり止められ、再びモノを咥え込まれる。
「んふふ♪ラウラはんの…んッ…魔力でマリアンヌさんを侵したら駄目やろ?」
「ッ…フェラしながらしゃべらないで…」
トモエはぼくの精巣を優しくにぎにぎする。
「ふぁっ!」
どうやら気で活性化しマリアンヌに注ぐ分を確保するらしい。流石は手練の淫魔だ。
僅か数回弄られただけで一カ月お預けを食らった様な昂りが全身を襲う。
「んぷっ…さあ準備出来ました。サラさん、どうぞ」
他の女に寸止めされお節介をされたのに、マリアンヌは不快な顔も見せず白い美脚を開く。もとより性善説全開の性格でお育ちがよい女性だったので、そういうものと割り切ってくれているみたいだ。
「マリアンヌ…」
「はい…」
ぐっと腰を前に出して結合した。
「んんんんッ!」
いきなり勃起しきったアレを突っ込んだので、彼女は驚いた。
彼女のペースに合わせ、ゆったりと腰を振りだす。
「種付けセックス、だよ」
「んんっ」
下半身全体を使って華奢な白い裸体を堪能する。
「も…もっと…」
「もっとどうしてほしい?」
「もっとトモエ様やラウラちゃんみたいに…!」
「嬉しいよッ」
腰を突き上げ、細身の体を蹂躙しはじめる。初めの方は弱々しい反応を示したが、今は積極的になってくれている。
「どこがいい?」
「ッおくです…」
「わかりましたッ」
ぐっちょぐっちょぐっちょぐっちゅ
激しく愛する。
「あぁッんッああああッ♪」
「乱れてくれてッ嬉しぃッ」
相手がついこの間まで処女だった姫だったのにきつめのピストンをする。
愛液がとめどなく溢れるのも気にせずセックス。淫らな水音をたてながら貪ると、後ろから首筋を舐めてくるラウラとトモエ。早く終わらせて自分達を愛してと行為で訴えてくる。
「後でたっぷりしましょ?でも今は…!」
「あぁあん♥」
ぱこぱこと下品に種付け行為を楽しむ。素直に喘いでくれるマリアンヌに愛しさを覚える。腰をいれて愛を伝える。
「あッ♪」
「孕んでッ!」
ねばっこく駄目押しの種付け。初夜の時強力な妊娠薬を飲んでもらったのですでに妊娠している可能性も高いのだけれど…
「んん…!」
引き抜いて再びトモエ、ラウラとも繋がり、しっぽりと楽しんだ後疲労感と達成感に包まれ眠った。








シャルル伯爵はあの戦争を切っ掛けになんと姉上と結婚した。
性格も趣向も真逆の二人だったから心配したけれど、とても仲のいい夫婦になったらしい。
シャルルさんは国民に正直に事実を公表し、投票を行った結果国家は分裂。反魔物派はレスカティエに合流し、国の主の決断を信じた者達はシャルル伯爵についていくことを決めた。
生真面目なシャルルさんはより人間優位で潔癖な体制を作る事も考えたようだが、姉上の魔物と快楽優先の態勢に引っ張られ結局中道かつ王道の国になった。
シャルルさんが直接指南する剣術や騎士道に憧れ、ヴァルキリーや人虎、ドラゴン等武闘派が多数入ってきて、周辺諸国では非常に強い国家になっていった。


ぼくはレスカティエとの戦いを切っ掛けに防衛力の大切さを学び、親魔物国家に舵を切る。
マリアンヌさんの母国で戦略兵器扱いだったドラゴンと再契約し、国家の最高戦力の一つになってもらった。難民化していたマリアンヌの母国の国民は、半数が姉上とシャルルさんの国に入り、半数がぼく達の国に入ってきた。
一番苦労したのはぼくの性別と妻達の素性についてだったけれど、レスカティエの力が弱まったころに折を見て公表した。
国民は魔物を受け入れた時に既に不安を経験しており、実際には魔物娘の慎重な受け入れ政策が成功していたし、その時の功績と王族の血をひいている事で納得し、驚く程すんなりと受け入れてくれた。

何より魔物を受け入れたことで、戦力が増強し、シャルルさんの国家とも同盟を結んだ事で、レスカティエに対する牽制にもなっていった。












「あぁああッ!」
「ラウラッ!」
「っぁあああッ!」
「トモエッ!」
目の前に居るのは最愛の妻。二人ともお腹が大きい。赤ちゃんが出来たのだ。それも臨月。魔族の女の子は妊娠中も絶え間なくセックス出来る。むしろ妊娠中は母子共に精が大量に必要になる為、トモエ曰くセックスは推奨される。ぼくはと言うと、若さにまかせて間もなく母親になろうとしているゴブリンとクノイチを“同時に”抱いている。
トモエに影分身の修業を付けてもらい、物にした。影分身の術は非常に有用で、分身に妻を愛してもらっているうちに本体のぼくが仕事を片づける事も出来た。とりわけ3人の妻を持つ身としては、3人共を平等に愛する事が出来て最高だった。

ボンッ。
絶頂と共に、分身は消え、本体はラウラに倒れ込む。ラウラのお腹が押し返してくる。
「んはぁッ!ラウラ、トモエ…少し休ませて…」
「えぇ…またですかあ…?」
「あたしの分は?今のはお腹の子の分だよ」
尤も、分身セックスは快楽も疲労もリンクしており、途方もなく疲れる。
「あの…私も…」
扉を少し開け、覗いていたマリアンヌ。人間の正妻で、彼女も臨月。お腹には二人いた。強力な妊娠薬を飲んで激しく種付けをした結果だ。細身の体に大きなお腹は辛そうに見える。
「マリアンヌ、駄目だよ安静にしてないと」
ぼくはラウラから引き抜いてマリアンヌを見る。
「最近はトモエ様やラウラちゃんばかり愛して…寂しいです」
相手は人間の女の子。まだ10代で、それも初産で双子。絶対安静だった。マリアンヌは妊娠してからすっかりご無沙汰になってしまった。
「マリアンヌさん?大切なお腹の子です。夜伽はうちらに任して」
「私もサラ様に抱いてほしいんです…!」
「駄目だって。あたし達は魔物娘だから激しいのも大丈夫だけど、大切なお世継ぎさんだから」
今現在まで行為を楽しんで乱れた姿を隠しもせず、二人の魔性の女がマリアンヌを気遣うが、マリアンヌは切なげにもじもじと身をくねらせる。
「膣内射精しなきゃ大丈夫か。欲しいならおいで。ぼくとしても愛しい奥さんに寂しい思いをさせるのは嫌だし、マリアンヌを抱きたい」
「はい…♪」
ロングスカートをたくしあげて女の部分を見せつける。当然の様にノーパン。ぴっちり閉じた女性器はとても綺麗だ。
「えっちな娘だね…パンツを脱いで準備万端なんて」
「はい…お腹に子が居るのに欲しくなる淫らな女です…」
ベッドに導き、コンドームを装着する。妊娠中の膣内射精は早産の危険もあるから。細心の注意を払いつつ合体した。
「あああッ♪サラ様ぁああッ♪」
「ッ、乱れ過ぎだよ。どうしたの?」
「だってだってぇ、ぁッ♪もう…何カ月ぶりか…ッ」
ぼくのせい。えっちの時に乱れる様に開発したのも、妊娠を気にしてお預けだったのも。彼女は繋がった瞬間に決壊し、潮吹きする。
「マリアンヌ、その子産んだらすぐまた種付けするからね」
「はぃい♪」
マリアンヌには重要な役割がある。人間の子を多く産んでもらう事。ぼくがインキュバスになる前に人間の世継ぎを産んでもらって次の世代につなぐ。魔物娘にとっても人間が増えるのは良い事だ。
臨月妊婦である妻を傷付けない様にゆったりと、しかし妻を感じさせる為に大振りに。
「気持ちッいぃッ…?」
妻は必死に頷いてくれる。ラウラとトモエは目の前でラブラブセックスを見せつけられウズウズしていた。
くちゅくちゅっと腰をやや小刻みに腰を動かしてみる。
「あぁあッ♥これッ」
「可愛いよ…愛してる」
ぐちゅぐちゅッ…!
「んにゅうぅううッ!」
イくのを堪えるマリアンヌ。我慢顔がエロい。
「イッちゃえ!ほらっ!ほらっ!」
「あぁああんッ!!ああああああッ!!」
甘い悲鳴を上げる正妻。そのまま射精に向かっていく。
「イくねッ一緒にイこッ」
「んんんん!にょあッ!あへッ!アへへッ♪」
ずこずこずこずこずこずこずこずこずこずこずこずこ
「ひゃぁあ!」
大きなお腹を抱えて絶頂する。急激に締まり吸い上げる動き。絶頂し、コンドームを孕ませる。彼女の膣内から精液を孕んだコンドームを引きずりだす。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
息の荒いマリアンヌに口づけする。





コンドームを取り上げようとすると、ラウラがメス顔でぼくの股間に顔を下し貪欲に口に含む。
「ぁっ…がっつきすぎ」
「んっ…んんんっ…んふふふっ…♪」
じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ
卑猥な音をたてながらコンドームごしに口えっち。そのまま牙をたててコンドームに入った精液を吸いだす。破れたコンドームを舌で剥ぎとり、コンドームを吐き出す。
「美味しぃ…」
幼女の身体で挑発するラウラ。小さな身体にはもっと小さな命が宿っている。そういう魔物娘とはいえ、幼女を孕ませたみたいで罪悪感も少しある。でもラウラは幸せそうに蕩けていて…
「あたしを抱いて…」
「あはは…本当贅沢な悩みだね…」
今度はラウラを四つん這いにさせ無駄交尾開始。お尻をつきだして誘う魔物に圧し掛かって後ろから腰を振りまくる。最初から容赦しない。
「ぉッ♪ぉッ♪ぉッ♪」
「いいよッ!凄く好い!最高ッ!」
腰を身体の割に立派なお尻にぶつけ、激しい無駄交尾は高鳴っていく。
ばちゅんッ!ばちゅんッ!ばちゅんッ!ばちゅんッ!
「ぉッ♥ぉッ♥ぁぁあッ♪」
「ラウラの膣内…!吸い上げてきてッ!」
大きなお腹をとすんとすん揺らしつつ楽しむラウラ。小さな胸から母乳が滴り落ちてくる。
ぼくがラウラを貪りつくしているのをトモエとマリアンヌが見ていた。




「……いいなぁ…ラウラちゃん…」
「うちらと違ってあんまり妊娠中にしちゃいけませんからね?」
「トモエ様……」
マリアンヌの大きな白いお腹をさするトモエ。マリアンヌもトモエの臨月腹を撫でる。お互い同じ人を好きになり、その人の子を孕んだ。
「これからも一緒にサラ様に愛してもらいましょうね」
「うふふ♪はあい」
穏やかに笑い合う二人。相性がいい。





「ラウラっ愛してるぅッ」
「うん♪」
かっぽっかっぽっかっぽっかっぽ
小気味良い交尾音。抜き挿しする度に肉がぶつかる音と滑る音。子宮が下りてきている為更に窮屈で奥行きが狭い。その分抜き挿しのストロークが短くなり細かく腰を振って楽しむ。
「気持ちいぃいッ」
「あああん!アッ♪アッ♪アッ♪アッ♪アッ♪」
愛おしい。気持ち好い。楽しい。
突く度に素直に喘いでくれるゴブリンを突いて突いて突き乱す。
かっぽっかっぽっかっぽっかっぽっかっぽっ
「アッ!やばっ!」
「サラッすきぃいいッ」
むっちむちのお尻を指を食い込ませる程掴み、可能な限り奥に突っ込んで絶頂した。
「〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥」
「んっ…!」
ラウラの小さな蜜壺を精液で満たし、勢いよく引きぬく。




「はぁ…はぁ…はぁ…トモエ…」
「はぁあい♪お待ちしておりました♪」
ずにゅっ!
「はぁあんッ♪きたあ♪」
「トモエ、もう離さないよッ」
どすんと正常位。豊満なクノイチと絡み合う。
ぬっちょ、ぬっちょ、ぬっちょ、ぬっちょ…
「トモエッ心配したんだからッ」
「うふ♥まだ気になさってたん?」
「当たり前ッ」
ずっちゅッずっちゅッずっちゅッ
「愛してるッ好きだッ」
「んいぃいいい♪」
愛しい女性を立て続けに抱いて最高の精神状態で。
「んっ」
「いつでもお好きな時に…っ」
トモエが膣内をきゅうううっと締め上げ射精を促す。
素直に絶頂する。連戦中なのにあり得ない射精量を絞り取られる。流石ジパングのサキュバスだ。
「あぁあッ!あぁあッ!」
ぬっこぬっこぬっこぬっこぬっこぬっこっ
射精しながらピストンを続け、大きなお腹の淫魔に精を捧げた。

ずっぽッ…
「あは…♪」
引き抜き、ぼくは3人に分身してラウラとマリアンヌを抱きあげる。
「え…あの…」
「あぁっ♪」
マリアンヌは戸惑い、ラウラはウキウキで身を任せる。マリアンヌ相手のぼくだけはコンドームをつけて膣内射精をしない様にする。
「あッ♥」
「んぇッ♪」
「おッ♪」
3人共同時に一つになる。
「…?」
「どうなさったん?」
「サラ…?」
3人同時にえっちするのは、とても危険だ。動きが止まる。
快楽が連動し重複しているので、いくら絶頂したとはいえ、気持ち好過ぎた。
とにかく窮屈なラウラ、バランス型のマリアンヌ、トロトロ名器を誇るトモエ。長所が重ねがけされ、ない精液が空射ちされる。
「んぅ♪」
「ぃ…」
「あっ、もうイッちゃった…」
精液を送り込む動きに感じてくれるマリアンヌと、残念そうな魔性の妻二人。
3人同時に愛するのは本当に危険だ。
ボンッ
分身が絶頂と共に瞬殺され、マリアンヌと繋がった本体を残して消えてしまう。
正妻と繋がったまま、印を結んで魔物の妻に覆いかぶさって続行する。
「ここからっ…!」
萎える事も許されず、本格的なピストンを始める。
ぐちょっ…!ぐちょっ…!ぐちょっ…!ぐちょっ…!ぐちょっ…!ぐちょっ…!
「あぁああん」
「あへえ♥」
「んんんッッ♪」
自らを奮い立たせ、再び分身。3人の妻を同時に抱く。抱いて、抱いて、抱いて。
3人の妻を満足させるのは大変だけど、とにかく幸せ。
ピストンの度にダイナミックに揺れる魔乳を持つむちむちのクノイチ。
内もももぷるんぷるんと波立ち、白いベッドに映える黒髪が艶やかだ。
幼いながらにぷりぷりむちむちした肉付きでぼくを魅了するゴブリン。
不思議と生殖欲を掻き立てる下半身を持つ。サラサラの赤髪はとても目を引く。
スレンダーで無駄な肉が一切付いていない人間の正妻。
ぼくの様な偽物ではなく正真正銘のお姫様。汗で艶やかさに磨きがかかる白い肌。神秘的な銀髪。
それぞれ長所があり違ったタイプの女性ではあるけれど、好きなのは変わらない。



大きなお腹の妻を愛する。トモエとラウラは魔物だから激しく無駄交尾してもいいけれど、マリアンヌは出産を誘発してしまうのでテクニックが居る。何も考えないとつい激しくマリアンヌを犯してしまう。リンクセックスはこういった点でも難しい。
まだまだヤり方になれていない。



「あぁあッ♪ぃいッ!」
「アッ♪」
ラウラが上になりたがっている顔をしたので持ち上げて騎乗位に持っていく。
ヤられてばかりいないロリゴブリンは、分身のぼくに跨って逆レイプ。臨月妊婦とは思えない蹂躙行為だ。ラウラはお腹の子と二人分の重さでぼくに跨りガンガン腰を振る。
流石に心配になってくる。
「ラウラッ、あぅああッ♪大丈夫ッ?」
「大丈夫だからッ♪もっとッ♪もっと♪」
ラウラは自分の窮屈な蜜壺を効果的に使う騎乗位が大好きだ。腰をねばっこく回して吸い上げる。キュウキュウと搾り取る。






「あぁあん♪うちらはッ、どう……しましょ?」
「トモエがヤりたいように…」
トモエは繋がったまま器用に腰をひねり、お尻を突きだしてバックの方向に持っていく。
「うちをッ♪ケダモノみたいにッ♪突きまくってえッ♪」
「はいっ♪」
トモエはバックで無茶苦茶に犯されるのが好き。膣内の粘膜の複雑さは折り紙つきで、犯そうが犯されようが責められるのは変わらない。
ずっこずっこずっこずっこずっこずっこずっこっ
「気持ちッ…!」
「ッ♥んッ♪ふッ♪んっ♪ぁッ♥んッ♪ぇッ♪」






「あんッ、サラ様ッ私はッいかがしましょう?」
「マリアンヌは、いつも、ぼくに身を任せてくれるからっ、んんんんッ!何でもするよ…?」
「ぃッ♪それでは上に乗ってみたいです…ぅ♪」
細身の妊婦がのしかかってくる。転ばない様に補助し、自分の上に跨らせる。臨月で白い大きなお腹の分大分重くなっている。でも嬉しい。自分の子を孕んでくれたから。
恐る恐る腰を下ろしきるマリアンヌ。
「ご立派…です…ね…♪」
マリアンヌはラウラの搾り取る動きを見様見真似でぼくを責める。この娘上手い…!
「う…い、上手過ぎてすぐ…!」
「ほんとですかッ♪それっ♪それっ♪」
「ああああッ!」
細身の妊婦とは思えない貪る様な動き。ラウラをまねているのだから似たような動きになるのだろう。ラウラでさえ心配になるのに、華奢な人間のお姫様は危険な行為だ。
「マリアンヌッ、少し腰を緩めてッ。赤ちゃん産まれちゃぅッ」
「は、す、すみません」
「ゆっくり愛し合お…?」
「ふふ♪」









ラウラは暴力的なピストンでぼくから搾り取ろうと腰をうねらす。
ぼくはラウラの丸く膨らんだお腹を下から手を添えて支え、腰を吸われる動きに合わせて突き上げる。ぼくを見下ろす顔は楽しそう。快楽を貪る淫乱な姿。
「ラウラあぁあッ!あああああッ♪」
小さな身体を突き上げる。臨月ロリボディが浮き上がる。
「あぁあん!あッ♪アッ♪あッッ!!」
ピストンに合わせて喘ぐラウラ。どんどん加速する。
くっぱッ!くっぱッ!くっぱッ!くっぱッ!
「ラウラッ、射精すよッ!」
「ぁえッ♪」
びゅッ!
臨月妊婦に容赦なく膣内射精する。
ラウラが襲い掛かる様身を倒してキスしようときたが、唇が触れる前に分身は煙と消える。
ラウラは残念そうだが、隣でぼくに後ろからガン突きされていたトモエはもっと残念そうだった。
「消えてしまいはった……いっぱい膣内射精してくれるのはありがたいんやけど…」
トモエは自分の胎内を汚す分身雄汁を吸い上げつつ感じ入る。
「さて、正妻さんはどうしはったんやろ…」



「はぁ…はぁ…はぁ…!」
「あん♪素敵ぃ…♪」
絶頂して孕ませようとする動きがマリアンヌは好きらしい。そのままキスに持っていく。長い銀髪を耳にかけ直す仕草がエロい。ラウラは自分のやりたかった事をマリアンヌにされ、頬をふくらます。
「マリアンヌ、いい?」
「…?はい♪」
細身の姫様を持ち上げ、攻守逆転する。そして繋がったまま印を結び、再び分身する。


「さあ…はぁ…はぁ…続けるよ…」
ベッドに美女3人を四つん這いにさせお尻を突き出してバックでする。
「ひゃぁッ♪」
後ろから突かれるのが大好きなトモエは嬉しそうに受け入れる。
「あぁ…♪」
マリアンヌもほとんどしたことが無いバックに蕩けている。大きなお腹なのに気持ち良さそうに受け入れてくれる。加減しないと早産の危険性もある。けれど止められない。
「んんっ♪」
ラウラは後ろから激しく一方的に責め立てられるのも悪くないようだ。色の乗った声で、一際小柄な体を大きく仰け反らせる。たまにお腹を庇うようなそぶりも見せる。この娘も加減しなきゃ。
「サラさんッもっと、もっとガンガン来てえッ♥」
トモエは胎内をうねらせてぼくを責め立てる。バックで主導権はこちらにある筈なのに、トモエを満足させないと反撃される。
「このっ!」
「あェッ♪」
力強くピストンし、暴力的に愛する。
くっぽくっぽくっぽくっぽ
テンポよくピストンし、彼女が喘ぐよう悦ぶ所を突き乱す。複雑な膣内をぐちょぐちょ音をたてながら責め立て、かき回す。
「トモエッ、トモエットモエッ!トモエええええッ!!」
「あふぇ♪あへッ♪あへへッ♪」
下品なアヘ顔さえ美人だ。
「トモエッ!愛してるッ!これからもずっと…!」
「あはっ♪ぉほッ♪おッ♪」
トモエの腕を掴んで引き寄せ、弓反りバックになっていく。当然妊婦相手の行為ではない。
「はッ♪はげしッ…♪」
トモエは大き過ぎるおっぱいを揺らしながら激しい行為に蹂躙される。大きなお尻を貪る。
結合部から愛液が溢れだす。
掴んだ腕を更にきつく引き寄せ、乱暴を尽くす。愛していると言ったのに、激し過ぎる。
「あぁあん♪あっ♪あっ♪あっ♪」
気持ち好いけれど、もう何度も搾り取られているので射精したくても射精せない。





「トモエ様…うらやましっ…アッ♪」
「マリアンヌはずっと本体のぼくが抱いてるんだから、我儘言わないの…ッ」
トモエと比べると遥かに優しいバック。しかしマリアンヌにとっては初体験のケダモノ交尾である。
「お腹の子…大丈夫?無理しちゃ駄目だからね…?」
「はぃい♪だいりょーびゅれふっ」
幸せそうに蕩け舌が回らないマリアンヌ。彼女も淫乱にしてしまった。人間の妊婦さん相手にセックスしているぼくも相当な変態だけど…
加減して彼女が感じつつも安全なペースを維持する。
「いじッわる…れす…ッ」
「大切な世継ぎが宿ってる身体なんだから…」
優しくしている分少しだけ余裕がある。一人で相手している時よりは厳しいが、それでももう射精しつくしているので長期戦可能だ。
マリアンヌは振り返って表情で哀願する。もっともっとと訴えかけている。
「しょうがない娘ッ」
「しあッ♥わしぇ…♥」
「何かあったら言ってね…?」
「イってまひゅ…♪」
いつかのトモエと同じ様な事を言ってくれる。嬉しい。
ずぬ…!ずぬ…!ずぬ…!
「ひゃあッ♪あっはッ♪んん♪」
ピストンの度に鳴く姫。高貴さ香る顔立ちは涎と汗で下品に堕落している。
「わらひも…まものに…なりた…!」
「子どもいっぱい産んでくれたらねッ」
「ひゃぁあん♪」
加減はしつつもそれなりに強めのピストンで満足してもらう。










一方ラウラを相手するぼくは、小さな身重の身体を後ろからガンガン犯していた。
「ぉぁあッ♥あひゃぁッ♪あ♪あっ♪ぁッ♪」
「相変わらずッよく締まるねッ」

「あぁああ!」
絶叫に近い嬌声を上げる。心配になってペースを落とせば批難の目。やはり魔物娘には愛情ありきの激しいく濃厚なえっちが好いみたいだ。
「ラウラッ!ぁあああッ!あああああああああッ!!!」
こちらも絶叫しつつ交尾。射精すものが無く腰を振るだけの無駄交尾。すでに臨月なので種付けの意味もない無駄交尾。身体を貪るだけの蹂躙交尾。
「サラッ♪サラッ♪サラッ♪サラッ♪サラッ♪サラッ♪サラッ♪」
一突きする度に名前を呼んで反応するラウラ。あんあん喘ぐ姿に魅了され、後ろから抱え込んで大きなまあるいお腹をがっちり固定し腰を叩きこむ。
「ゃッ♪あぁ♪ん♪」
ばちゅッ!ばちゅッ!ばちゅッ!
「あへッ♪ひゃあッ♪ゃああ♥」
「ああああああ!きッ、もッ、ちぃッ…!」
ばちゅんッ!ばちゅんッ!ばちゅんッ!ばちゅんッ!ばちゅんッ!ばちゅんッ!
「ッ!ッ!ッ!ッ!ッ!ッ!」
ラウラはもはや声も出ない。
後ろから抱えたお腹で娘が暴れている。お腹越しにラウラの娘を愛撫すると、おそらく足だろう。蹴り返してくる。ラウラは娘も元気いっぱいで嬉しいな。
「ラウラッ…!イクよ…!」
「ふぇ…?んん♪」
必死に頷いてくれたので、ぬっぽぬっぽと子宮を押し上げる様なプレイに。









「トモエえええええッ」
「まッリア…!ンヌッ」
「ラウラああああ…!」
「「「あぁああああ――――――――ッ♪」」」

空射ち絶頂。最愛の女性3人相手に同時にねじゃりつけて。
トモエはうつ伏せで横からはみ出した魔乳から射乳しベッドを母乳でびしょびしょにする。痙攣する血色の好い身体。
ラウラは幼い割に大きな尻を突き出している。乱れた赤毛が愛おしく、幼女ボディに不釣り合いなお腹はぼくを背徳勘でいっぱいにする。
正妻のマリアンヌは双子が宿った華奢な身体で乱れた呼吸を正す。
長く激しいリンクセックスは終了する。
ぼくは途方もない疲労に包まれながらベッドに身を投げ出した。
















その後、周辺諸国は魔物と共存できる路線に生まれ変わる国も増えていった。レスカティエの勢力図は目に見えて狭まっていき、レスカティエ内部にも魔物を匿う一派や共存を考える者達が増え始めた。
3人の妻は娘を産んだ。
執務に励む傍ら、妻を愛し、正妻のマリアンヌのお腹には早くも3人目が出来ている。トモエの吸精のおかげで、インキュバスにはまだなっていないけれど、本気で3人の妻を満足させるには、インキュバスになりたい思いもあった。マリアンヌが3人目を産んでその子が男の子なら理想的。そうしたら心おきなくインキュバスを目指して頑張ろうと思う。






「“サラ”様、サラ様からお手紙ですよ」
「ありがとう。アレックス」
手紙には姉夫婦にも娘が生まれた事が書かれていた。
「幸せそうだな。上手くいっているみたいで良かった」
姉夫婦の治める国も魔物と人間の共存が不思議なくらい上手くいっている。
そもそも強烈な反魔物思想をもった者達は袂を分かったし、友好的な魔物娘との交流で反魔物思想は絆されていった。


「旦那様♪」
「今行きます」
呼んでいたのはマリアンヌ。腕の中には彼女そっくりの銀髪を持つ赤ちゃんが眠っている。
妻の元へ行ってみると、ラウラとトモエも赤ちゃんを抱えてにこにこしていた。ゆりかごの中にはマリアンヌのもう一人の娘。3人の妻はお互いの子の面倒も代わる代わる見あい、政務も順番に手伝ったりしてくれている。マリアンヌのお腹の子が男の子なら……いや、女の子でも世継ぎは勤められる。女王が治める国もあるし、人間の世継ぎ候補が3人も居れば後世は大丈夫だろう。


法もまだまだ良くする所はあるし、魔物達を入れてみて初めて分かった事も多い。
3人の妻はそれぞれの立場や経験から様々な助言をしてくれた。ぼくも人間と魔物の双方が幸せに暮らせる国を目指して頑張っている。
国は以前にもまして活気付いて、魔物が店主の店も少しずつだが増えた。
また、周辺諸国にも安住の地と活気を求め、庇護を訴えて合流する魔物の集落小都市もそこそこあり、事実上領土が平和的に増えたりもして。
地域によっては未だに魔物を受け入れがたいと訴える人もいたので、人間だけの特別地区地区も設けた。一方で新たに増えた土地に移り住み、積極的に交流しようとする人間もいる。
課題も多いが、希望も多く、往々にして程良い関係を築いていた。



丁度、花が咲き乱れる穏やかな季節。久しぶりに家族揃ってお忍びデートでも行こうかな。











Fin.
17/04/21 19:42更新 / 女体整備士
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■作者メッセージ
お陰様で最終章まで書き終える事が出来ました。
長編連載は初めての経験で、学ぶ事も多かったです。
私生活が忙しくなり、終盤かけ足になってしまいましたが、なんとか無事ハッピーエンドにできました。本当にありがとうございます。

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