連載小説
[TOP][目次]
前編
形容しがたい柔らかさとじっとり湿った感触に、染み込んでくる高い熱。絡められるのは粘質な液体であり、先で掬い上げては塗りつけるようにそれが蠢いた。ざらついた表面で磨くようにカリ首や裏筋を徹底的に擦りあげる。

「んっ……っ!」
「むっ…んん…」

誰もいない朝の教室に響く、押し殺した男の声とくぐもった女の声。日の差し込む部屋の壁際には一つとなった影があった。
腰から響く甘い快感にオレこと黒崎ゆうたは体を震わせ背中を預けた壁に爪を立てていた。硬質な表面を引っ掻くと鈍い痛みが走る。だがそれすら塗り替えてしまうほど叩き込まれる快感は強烈だった。

「ん…痛くない?」
「平気、だけど…っ」
「よかった」

短く言葉を返した彼女は再びオレのものへと口を付ける。躊躇いなんて一切なく、むしろ自分から求めるように積極的に。
薄紅色の唇をひっかけるように窄め、前後させる。口一杯に頬張っては舌を使って滅茶苦茶に擦りあげ、かと思えば労わるようにゆっくりと舐め上げる。
行為の緩急、突き刺す感触、叩き込まれる快感はどれも不規則。だからこそ飽きることなくオレはまた彼女の口の中で絶頂へと押し上げられていく。
下を見る。うちの学校指定の制服に身を包んだやや長身な女性。黒くサラサラな髪の毛は後ろで一つに縛り、理知的な眼鏡が特徴的。最近つけてきたヘアバンドの下には白いメッシュを一筋隠しているのをオレだけが知っている。鼻筋も通っているし肌も滑らか。ただし、牛乳瓶の底みたいな分厚い眼鏡のせいで瞳は見えず、感情なんて読み取ることはできそうにない。
それはこのクラス一、いや、学年トップの成績を誇る才女だった。



小鳥遊 小鞠



優等生、天才、才女、才媛、そんな言葉に相応しくテストは常に九十五点以上、学年順位はどの科目でも上位独占。全国模試をやれば上位十位以内に食い込むというまさしく天才という言葉にふさわしい女性だった。
それだけではない。陸上部所属の彼女は全国大会出場者。走ればそこらの運動部男子ですら牛蒡抜きする実力持ちときた。
まさしく文武両道。非の打ち所のない才女という存在だった。
だが神様というのは完璧を嫌うらしい。そんな非の打ちどころのない彼女も全てが全てこなせるわけではなかった。
というのも彼女は友人と呼べる同性はいない。さらには親しげに会話をする相手所か喋っているところすら見たことない。当然異性も近づきさえしない。
会話と言えば短い言葉や単語のみ。
はい。
いいえ。
無理。
明日。
帰る、等々。
一時期『一日三十文字以上喋ると死んでしまう呪い』でもかかっていると言われたほどの口数の少なさ。会話ではなくもはや応答で親しく話し込む姿なんてこの三年間見たこともない。部活をやっていたというのに話す後輩もいないらしいし、先輩もまたいない。
そんな天才が膝をついてオレのものへと口を付けている。弱みを握って強制しているわけではない。これは合意上でのことだった。

「ん、ん……我慢しないで」
「いや、できそうにもないんだけど…もう、そろそろ」
「わかった」

短い応答。普段通りに口数は少なく、どことなく行為に事務的な雰囲気すら漂ってくる。
だがそんな言葉とは裏腹に小鳥遊さんは激しく顔を前後し始めた。
唾液に塗れた肉棒が彼女の唇に擦られながら飲み込まれ、吐き出される。ちろちろと蠢く舌は敏感な裏筋やカリを執拗に擽って快感を弾きだす。
分厚い眼鏡越し故にその瞳は何を思っているのかわからない。だが頬は朱に染まり、どことなく嬉しそうに見えるのはやはり彼女がもう人ではないからだろうか。
訪れる絶頂の予感に体を離そうと小鳥遊さんの両肩を掴む。だがそれ以上の力で彼女はオレの腰に抱きついた。

「ちょっ…!」
「んっ…んんん……っ」

顔を押し付けさらに奥へと飲み込んでいく。舌に擦られ喉の奥まで収まった。うねった口内は先を強く刺激しきつく締め上げてくる。腰が砕けそうな快感を叩き込まれ咥えこまれた彼女の口内へと精液を吐き出す。舌ではなく、頬でもなく、一番奥へ流し込むように。
いや、喉の奥へと飲み込むように小鳥遊さんは顔を押し付け啜り上げる。同級生とは思えないほど積極的で、娼婦の如く淫らで、何よりも貪欲に。まるで今まで飲まず食わずでいたかのように、一心に。

「〜っ…っ!」
「んんんっ」

小鳥遊さんは口どころか回した腕すら離さない。むしろさらに飲み込もう力を込められ腰を強く抱きしめてくる。同級生とは思えない淫らな行為。精液を欲しがるその貪欲さにオレは抵抗できずに注ぎ込んだ。

「ん、ぷはっ…………ごちそうさま」

ようやく絶頂の波も引き、脈動も止まると彼女は腰から顔を離した。
冷淡で物静かな口調。それがいつものことだと知っているがやはりこんなこととは結びつかない。
口数の少ない小鳥遊さんがオレのものを咥え、射精させて飲み込んだ。男ならそのギャップに誰もが興奮を覚えることだろう。
ただし、オレからしてみれば複雑な理由もあるのだけど。
ゆっくり壁からずり落ちるように座り込む。すると口元を手の甲で拭いずり落ちた眼鏡をかけ直した小鳥遊さんの顔が映った。いつも教室で見るのと変わらない視線をオレに向け、先ほどまで淫らに咥えこんでいた唇が言葉を紡ぐ。

「おかわり貰える?」

感情の見えない顔だが、臀部から生えた尻尾は期待する様に揺れていた。









早朝の授業前。そこで二度も射精すれば健全な高校男児とはいえ流石に気怠くもなる。疲れた体でため息を一つ突きながらオレは黒板の文章をノートへ写していた。
いつも通りの授業。先生が時折生徒を当て、答えを言う。あっていれば解説を、間違っていればちょっといじりながらの解説を、いつもと変わらない光景だった。
それは隣で教科書の陰に隠れて本を読む小鳥遊さんも同じこと。

「…」

ちらりと横目で彼女の様子を伺う。眼鏡越しの瞳は黒板ではなく文字を映し、先生の言葉を聞く素振りはない。これだけ見れば不真面目極まりない問題児だろう。
だがこれが彼女の普段の姿。これでも当てられれば正解を応えるだけの頭脳はあるし、怒られても物怖じしない度胸もある。
今朝のことなど微塵も感じさせないポーカーフェイスで淡々とページをめくる。元々表情に乏しい彼女だがよくもまぁ、あれだけやって平然としていられるものだと感心した。

「…」

ふと、小鳥遊さんは顔を上げる。オレの視線に気づいたのかこちらを見るとオレにだけ見えるように拳を突き出した。
…何がしたいんだろう、そう思ってよくよく見ると人差し指と中指の間から親指が突き出していた。

「…………」

意味、分かってしているのだろうか。
分厚い眼鏡故にわかりにくいが多分小鳥遊さんはドヤ顔してた。
ちょっとばかりおかしなところがあるがそれを除けばいつも通りの優等生。変わったことと言えばあの日からオレとそういうことをし始めたぐらいだろう。



『サキュバス』




一般的に精液を糧として生きる悪魔の一種、とでも言うべきことだろうか。
人外の抗いがたい色香で男を惑わし、性行により精を得る。その性格は貪欲かつ好色で狙った獲物を吸い殺すほどの激しい交わりになるだとか。
それが事実かどうかなんてわかるはずもない。だってそれは伝説の生物―だった。



「サキュバスになった」



今から四日ほど前の事。小鳥遊さんが珍しくオレを呼び止めて告白した内容がそれだった。
言ってることとなど荒唐無稽なこと。あまりにも奇妙で嘘と思うしかない出来事だらけ。
だがいつもよりずっと多い口数と、冗談どころか会話すら成り立たない性格と、なによりも見せつけられたその姿には信じるしかなかった。
揺れる揺れる一筋の白髪。メッシュにしてはあまりにも自然な色をした白髪は日の光に妖しく揺れる。ただ揺れるのはそれだけではない。スカートの下から延びた黒い尻尾。先端はハートの形をしたそれは右へ左へ揺れ動く。ワイシャツを押し上げ、背中から生えているのは大きな翼。まるでコウモリのようなそれは普通の人間が持つ器官ではない。ついでに耳。丸みを帯びた人間らしい耳はまるで妖精やエルフの如くとがっていた。そして何よりも頭の横に生えたねじれた角。鋭くとがったそれは悪魔のそれを彷彿とさせる。

「サキュバスに、なっちゃった」

特に困った様子もなく、淡々と抑揚のない口調で小鳥遊さんはオレだけに告白した。

「だから、精液頂戴」
「何言ってんの!?」

無駄を省いた告白はあまりにもド直球過ぎる発言だった。





結局のところその後流されるままにズボンをとられて致してしまったのだけど。
そこから始まった淫らな関係。一線を越えることこそ無かったがただの同級生相手といきなりすぎる性行為。
流されてしまう自身の弱さにため息が出る。だが、行為を致さなければ彼女は死んでしまうのだから結局するしかない。
何よりも小鳥遊さんが話せて頼れる相手がオレしかいないというのもあるけれど。

「消しゴム、落ちた」
「え?」

考え耽っていると突然小鳥遊さんが腕を伸ばしオレの机に消しゴムを置く。
あまりにも単調、物静な雰囲気は朝の行為など微塵も感じさせない。普段からとはいえよくもまぁこうも平然としていられるよななんて考えてしまう。

「あ、ありがと」

特に必要なタイミングでもなくそのまま筆箱に仕舞い込もうと掴んで、はたと気づく。見覚えのない黄色の付箋が側面についていた。よく見れば綺麗な筆跡で短く何か書かれている。

『昼:美術室』

「…」

ちらりと横目で確認するも小鳥遊さんの視線は本に向けられたまま。
期待する体と疲れる精神。乾いた笑いは誰も気づくことなく虚しく消えて行った。














「ん…少ない」

授業も終わり、放課後の課外授業も終わり、誰もいなくなった教室内でサキュバス姿の小鳥遊さんは呟いた。やはり抑揚のない淡々とした口調で。

「そりゃ朝昼と絞られちゃ流石に出るものも出ないよ」
「男の人って毎日三回くらい自慰でするって聞いたけど」
「それどっから?流石に毎日三回は多いと思うよ」
「それじゃあ黒崎君は一回ぐらいはしてるんだ」
「……いや、そういうわけじゃ………ないけど」

だが小鳥遊さんに告白されてからの四日間、その毎日を朝昼放課後搾り取られている。華の十代とはいえ健全な高校男児といえそんなにされては尽きかねない。
今日の昼もまた二回。三階の北校舎にて手と尻尾で一度ずつ。人間にはない器官で巻き付かれ、扱かれるというのも中々悪いものじゃなかったが、やはり連続は辛かった。

「性的な興奮に慣れたり飽きたりすると少なくなるって聞いたことがあるけど。飽きた?」
「一週間すら経ってないのに飽きたはないよ」

悩む素振りこそ見せなかったが何かを考えているのだろう。厚い眼鏡の向こうではどんな感情を宿してこちらを見ているのかわからない。

「ならもっと時間かけて焦らしたりするともっと出る?」
「多分…でもあんまり時間かけたら誰か来るよ」
「それじゃあ」

オレの注意を聞かずに小鳥遊さんは立ち上がり、わずかにスカートをまくり上げた。露わになるのはすらりと伸びた二本の脚。元陸上部だったからか無駄な肉はなく、かといって筋肉質でもない。程よく肉を落とした健康的な太腿だった。

「こういうのは、好き?」

何かと思って目を向ければ未だに固さを保つオレのものをその太腿で挟み込んだ。

「ぁ…っ」

陸上で鍛えた太腿は無駄な肉が全くない。だからと言って固いわけでもなくしっとりした肌は吸い付くように柔らかい。凹凸はないものの挟まれているだけでも熱が、感触が伝わりそれが快楽へと繋がっていく。

「痛くない?」
「へ、平気だけど…っ」

今までの行為と比べると刺激こそ劣るものの確かに意識は高みへと押し上げられていく。
まるで生殺しのような、焦らしているとも思える緩やかな刺激。もっと激しくしてほしいと心のどこかで求めてしまう中途半端な快感。
だからこそ、昂ぶりが抑えられない。普段の激しい行為とは違う、静かな行為が興奮を滾らせていくのがわかる。
しかし、だからこそ射精に結びつくにはまだ遠い。先ほども出しているのだから当然なのだけど。

「それじゃあ」

小鳥遊さんは自分のブレザーとシャツに手を掛け、ボタンを外した。
露わになるのはチェック柄の黒の下着。そして、白く滑らかな肌と窮屈そうに寄せられた深い谷。ブレザーの上からではわからなかったが見るとかなりの大きさだった。
さらに小鳥遊さんは下着を下げた。ぶるんっと、大きく揺れる胸をオレの目の前に晒したのだった。

「何、して…っ」
「興奮するかと思って」

躊躇いも、恥じらいも感じないのかやはり抑揚のない淡々とした口調。それでもオレの目は揺れる大きな膨らみに釘づけだった。
大きくも形は崩れず魅惑的な曲線を描いている。薄桃色の先端はつんと上を向き、少しばかり固さを持ち、晒された肌から甘い香りが漂ってくる。石鹸とも、香水とも似つかないそれはきっとサキュバスの淫香なのだろう。

「…っ」

思わずごくりと喉がなる。この距離では隠しようもなく彼女にばれてしまっただろう。
だが小鳥遊さんは気にする様子もなくオレの手を取り、その大きな胸へと押し付けた。

「わっ」
「触っていいよ」

誘う熱も、惑わす色香も全くない声。それでも指先に力を込めれば沈み込み、筆舌しがたい感触を伝えてくる。何物にも例えられない、しかも同級生の柔らかさは肉欲どころか感動すら覚えてしまう。

「…ん、あっ♪」
「っ!」

口数の少ない、さらには感情すらわからない言葉しか発したことのない口が甘い声を漏らしている。言葉にならない声だとしてもそれは紛れもなく小鳥遊さんの女としての声だった。
普段の姿からは想像できない艶やかな声色。淫靡でいやらしいサキュバスとなった彼女はオレの指の感触に確かに快楽を得ていた。
放課後の人のいない教室で学年トップクラスの優等生と人には言えないことをする。誰かにばれてしまうかもという心配ともっとしたいという欲望の板挟み。学校だからこそ抱いてしまう背徳的な感情。それらを容易く塗り替える快感は下腹部から感じる彼女の感触と相まって意識を絶頂へと押し上げた。

「小鳥遊さん…っ」
「うん、いいよ」

切羽詰まったオレの声を聞き、小鳥遊さんの両手が背後へとまわる。両手で精を受け取ろうというつもりだろう。そこへ向かってオレは精液を吐き出した。
何度も脈打ち、掌を汚していく。その間彼女の肩に顔を埋め、射精の快感に体を震わせていた。

「もっと出して」
「っ!」

まるで搾り取るかのように太腿で締め付け絞り出す。脈動するオレのものをいたわるように擦りながら収まるまで動き続けて最後の一滴まで吐き出した。
両掌に降りかかった白濁液を小鳥遊さんは見つめ、やはり躊躇いなく舐めとった。表情も感情もわからないのだが、それはまりにも丹念で、執拗なまでに指先一本一本を舐めていた。
全て舐め終えると分厚い眼鏡がこちらを向き、薄紅色の唇が一言紡ぐ。

「気持ちよかった?」
「………………はい」

眼鏡越し、分厚いレンズでまともに目が見えない状態だというのにどこかサディスティックな雰囲気を感じてしまう。
そこにあるのは優越感か、はたまた嗜虐心なのか。眼鏡の奥の瞳が何を孕んでいたのかを今のオレには理解できなかった。










「私一人暮らし、してる」
「…え?」

いそいそとお互い身形を整えていた最中になんの脈絡もなく小鳥遊さんは呟いた。突然そんなことを言われて素っ頓狂な声を返すしかなく、オレはベルトを締め直す姿のまま固まる。
見れば小鳥遊さんは相変わらずの雰囲気のまま、だけども分厚い眼鏡をこちらへ向けている。その奥の瞳は何を宿しているのかやはりわからない。

「一人暮らし、してる」
「そ、そうなんだ…」
「一人で、暮らしてる」
「う、うん……」
「…」

…なんだ、何を読み取ってほしいんだ。
会話こそ何度かしたことはあるがいつも表情なんてないし、口調の抑揚もない。拗ねていなければ苛立ちも、はたまた馬鹿にしている感情も悟れない。

「明日土曜日」
「そうだけど…」
「うち来る?」
「え」

そこまで言われてはたと気づいた。
人間は朝食、昼食、夕食と一日三食とっている。サキュバスとなったところでその習慣は変えられない小鳥遊さんにとって土曜日曜食べずにいるのは酷だろう。
つまるところ休みの日も来て食べさせて、とのことである。

「それにお礼もしたいから」
「お礼?」
「だから来て」
「いや、来てって言われてもオレ小鳥遊さんの家知らないんだけど」
「じゃ、案内する。黒崎君って自転車通学?なら私が後ろに乗って教える」
「いや、別に乗らなくても……小鳥遊さん自転車じゃないの?」
「徒歩だから」
「…飛んだりしないんだ」

サキュバスなのだからその翼を思い切り広げて飛んでくればいいのに。なんて思ったところでできるはずもないだろう。こんな人間しかいない、それも高校生だらけの学校でしたらどうなることかわかったもんじゃない。

「だから、来て」
「うわっと」

いきなり伸びてきた小鳥遊さんの手に捕まれる。細く華奢な指先かと思いきやその力は凄まじく、高校男児のオレを容易く引っ張っていく。
だが問題なのは手の握り方。オレの手を握っているそれは手と手を繋いでいるようにしか見えない。服を掴むならまだしも絶対に他人がするような繋ぎ方ではない。

「ちょっと!小鳥遊さん?!」
「いいから、来て」

こんなところを人に見られたらどんな噂が立つことか。手を振り払うように力を込めるが彼女の指は強く食い込み、痛みに届きそうなほど。振りほどけずに仕方なく、その手を隠すように隣へ並ぶように足を進める。

「っ…」
「…」

なにも気にすることはないと言わんばかりに足を進める小鳥遊さんを見て仕方ないと苦笑する。
女性に手を握られるのは嫌ではない。小鳥遊さんも、眼鏡のせいで勘違いされがちだが結構綺麗な女性なんだ、拒否するなんてもったいない。
そんな浮かれたオレだからこそ握りしめた掌が熱くなっていることには気づかなかった。

15/11/11 20:51更新 / ノワール・B・シュヴァルツ
戻る 次へ

■作者メッセージ
ということで現代編サキュバスのお話です
今回は主人公の同級生
友人である京極とはまた違う優等生の女子生徒です
今回のお話はひたすらエロエロしていく予定です!

ここまで読んでくださってありがとうございます!!
それでは次回もよろしくお願いします!!

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33