連載小説
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by the ants
翌朝目を覚ますと、エルザ様とデビルバグさん達が喧嘩していました。

「私の獲物を勝手に取るなんてどういうことよ、ミリー!」
「美味しそうだったんだもん!」
「サリアもルーラもエミもメルも! この子は私の獲物なんだからね!」
「独占禁止!」
「私達も欲しい!」
「共有でいいじゃない!」
「潮吹きだってさせたんだから!」

それを聞いて、エルザ様はもっと怒り始めます。

「し、潮吹きィ!? 私の奴隷に…勝手に何してるのよ!」



デビルバグさん達に手錠を外されていたボクは、このスキにこっそり逃げ出しました。

「あっコラ、待ちなさい私の奴隷!」

六人は一斉にボクを追い掛けようとしたので、絡まって転んでしまいます。


「何よ、邪魔しないでよ!」
「私達のセリフよー!」


ボクはあばら屋の外に逃げ出しました。

…全裸で。



こ、これじゃ街に帰れないよ!
山の中で良かったけど、街のはずれだったらボク社会的に死んでるっ!?


それでも進んでいると、突然ボクの足下から地面の感覚が無くなりました。

「え?」


ボクはそのまま穴に落ちてしまいました。

「わぁぁぁ〜っ!」


その後から、ボクを追い掛けてエルザ様やデビルバグさん達がやってきました。

「あちゃ〜、入っちゃったか…」
「どうすんの?」
「突入するしかないかな…よし、準備してこよう!」












ボクが落ちたのはジャイアントアントさんの巣でした。

中にいたアントさん達が一斉に振り向きます。
そしてその中の一匹が口を開きました。

「つ、ついに…!」
「え?」


「ついに男が来たぞぉーっ!」

「「「「「わぁぁーっ!」」」」」

巣の中に歓声が響き渡りました。


「あ、あの…ここは…」
「ウチの女王様、生殖機能どころか夫もまだ無いのに独立するーって言って…」
「私達を連れて十人ぐらいで新しく巣を作っちゃったのはいいけど…」
「パトロールしても男は捕まらないし…」
「そもそもキリア、リーダーってだけで女王蟻にもなってないしね」
「むぅ、五月蠅ーい! 蟻だけど


状況はイマイチ分かりませんけど、逃げ出した意味が無くなるという事だけは分かりました。


「しかも全裸で来てくれるなんて…よっぽど襲われたかったのね!」



そう言うと、キリアと呼ばれたアントさんはいきなりボクの上に跨りました。
でもよく見ると震えているような…

(しょ、処女貫通…怖いけど…怖いけど…ッ!)
「んっ…あぁっ…」


キリアさんはそのまま腰を落としました。
(周りのアントさんが言うには、たいめんざい…っていうらしいです)

「あっ、あんっ…」
「ん…ふみゅぅ…」

ボクがキリアさんに襲われていると、一匹のアントさんが近付いてきました。

「キリアだけずるい、私もヤる!」
「何言ってんのよ、リズ!」

よく見るとそのアントさん、足が二本多いような…


「お口はもらうよ〜♪」
「んんっ!? ちゅっ…んぅ〜!」

考える間もなく、リズさんはボクの口にセーキを押し当ててきました。

「あっ…いい…♪」
「ちょっと、お顔が見えない! 何が悲しくてリズのお尻見ながらヤらなくちゃいけないのよ!」
「固いこと言わないの…あんっ♪」


キリアさんは怒って腰を激しく動かしてきます。


「あ…く…んぅぁぁっ!」
「ほら…ほらほら、出しなさい! 私に子供を産ませなさいっ!」
「必死ねぇ、キリアったら…うふふ♪」

あんまり腰遣いが激しいので、すぐ限界が訪れました。
ボクって早漏…?

「んぐ…で…出ますっ!」
「いいわ…出しなさいっ…!」



「うっ…はぁぁっ…!」
「あっ…♪ お腹の中ビクビクしてる…」

それを見て他のアントさん達もうずうずしているのが横目でも分かります。


「私もやりたい!」
「だめ、次は私がやるの!」
「あら、順当に私じゃない?」
「リズは最後ッ!」
「キリア、早く抜いてってば!」

…これじゃ逃げてきた意味がありません。












結局、リズさんは最後で、他のアントさんが順番にボクに跨っていきます。

「うっ…うぐぅっ…あぅ…」
「ほらほら、私の膣中にも出しなさい!」
「も、もう…」

いくらボクでも、十人分も精液は出せません。でもアントさん達はムリヤリ搾っていきます。

そしていくら搾られても、アントさん達のフェロモンでボクのおちんちんは勃ってしまうのです。


「最後は私よ♪」

リズさんがボクのチンポを銜え込みました。

「リ…リズさん…っ、ボクもう…精液…出ません…!」
「ふふ…そうかしら?」

するとリズさんは、ボクのお尻に指を突っ込んできました。


「みゃうっ!」
「ほらほら、こんな可愛い声で鳴いて…♪」
「でっ…出ないものは…出ません…っ!」
「その割にはおちんちんビクビク言ってるわよ? 精液どんどん作ってるみたい」
「そ、そんな…」


リズさんはニヤニヤ笑いながら話を続けます。

「坊やは気付いてないかもしれないけど…ドMよ、貴方」
「ドM…? …………そ、そんな事…!」
「でも坊やのおちんちん、こんなに虐められたり弄くられたりして喜んでるわよ」
「喜んでなんか…」
「分かるでしょ? 自分のおちんちんがどれだけ固くなってるか…」
「そ、それは…」
「貴方は虐められて喜んでるドMちゃんなの。…気付きなさいね♪」



そういえば、エルザ様もデビルバグさん達もアントさん達も、みんな乱暴だった…



奴隷にさせられたり、潮吹きされたり、ムリヤリ搾られたり…



もちろんボクは抵抗したよ。痛いし、苦しいし…













だけど…気持ちよかったんだ…






ボクは…虐められてエッチな事されて喜んでたんだ…






「どう、分かったかしら?」
「…………はい…………ボクは…………虐められて喜んでる…ドMです…」

それを聞くと、リズさんは満足そうに笑顔を浮かべました。


「みんな聞いたわよね? この坊や、ドMだって♪」
「聞いた聞いた、はっきり聞いた!」


リズさんは激しく腰を振ってきました。

「あっ…あん、はぁん…♪」
「凄い…一気にいい声で鳴くようになっちゃった…♪」

ボクは自分がドMだと分かったので、もう気持ちいい事に抵抗しません。
いつの間にか、ボクも腰を激しく振っていました。



「あんっ…イキそう?イキそうなの?ほらほら…ひゃぅん♪」
「はい、出ま…………んあっ、出る…んあぁぁぁぁっ!」



ボクは激しく腰を動かしながら、リズさんの中に精液をたっぷり出しました。

「ほぉらね? こんなに出たじゃない」
「はぁ…、はぁ…………っ、…はい…いっぱい…出ました…」


すると、そこへ…

「こらー、私の奴隷返しなさーいっ!」
「私達の玩具とらないでーっ!」

エルザ様とデビルバグさん達が雪崩れ込んできました。



「あらあら、大変な事になったわね…」
「これは徹底抗戦させてもらわないと…」


こ、このままじゃ戦いが始まっちゃう…!


「み、みんなやめて…っ! ボクが…悪いのは全部ボクだから…」

「む、ちょっとみないうちに殊勝になったわね。…何かした?」
「なぁんにも? ただちょーっと搾ったらドMって認めただけよ」

ちょっとじゃないです…


「ふぅん…じゃぁ脱走とドM祝いを兼ねて、たーっぷり搾らせてもらいましょうか?」

ドM祝いって何ですか!?


「干からびるぐらい出して貰うから♪」




結局、午前10時ごろから午後3時まで、ボクはたっぷり精液を搾られてしまいました。
気持ちよかったことは認めます。
10/10/27 00:20更新 / 第四アルカ騎士団
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■作者メッセージ
この子はここからドンドン墜ちていきますので乞うご期待。


読切時代のストックが切れたのでここから更新速度は数倍遅くなります。

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