読切小説
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大好きリーシャおねえちゃん
 お父さんもお母さんも、何度も繰り返し窓の外を見るぼくを笑った。

(まだかな……)

 うろうろ落ち着きのないぼくを、お母さんが「落ち着いて座ってなさい」と叱ったその時、窓の外、空の向こうに小さな影が見えた。ぼくは家から飛び出し、その影にぶんぶんと手を振った。

「リーシャおねえちゃーん!!」

 そのまま少し待てば、ぼくが待ち焦がれていた人が空から降りてくる。ぼくが待っていたのはハーピーのリーシャおねえちゃん。ぼくの大好きなおねえちゃん。

「リオくんただいま……あはっ」

 降り立ったリーシャおねえちゃんに抱きつくと、おねえちゃんは怒ったりせず笑顔でぼくを抱き止めてくれる。ぎゅっと背中に手を回せば、ふわふわとしたハーピーの羽でぼくを包んでくれる。
 むにむにと柔らかいお姉ちゃんの体と、ふわふわとした羽、ぼくの全身がリーシャおねえちゃんに包まれている。体の奥にぽかぽかとした気持ちよさを感じながら、おねえちゃんを見上げると、にっこりと笑顔を返してくれる。

「おかえり、リーシャおねえちゃん」
「よしよし、ただいま」
「ほら、お姉さんはまだお仕事があるんだから離れなさい」
「あ、今回の配達も無事済みました!これお金です!」

 リーシャおねえちゃんがお金の入った袋を手渡すと、お母さんは驚いたような顔をした。

「リーシャちゃんの分ちゃんと引いてあるかい?」
「はい!ここの商品は品質がいいので割り増し料金で引き取ってもらえました!」
「じゃあリーシャちゃんの取り分がもう少しないと」
「いえいえ!それよりご贔屓にしてもらえれば……」

 ぐい、とおねえちゃんの服を引いた。
 体を押し付け、上目遣いでおねえちゃんの顔を見る。
 
 そうするとリーシャおねえちゃんは、ぼくを羽根で包み込んでさっきとは違う笑顔をぼくに向ける。じわ、と体の奥の方が熱くなるような笑顔。ばさりと羽根の包みが解かれると、おねえちゃんは元の顔に戻った。

「あー……っと、それじゃあリオくんお借りしていいですか?」
「そんな、この子の世話まで頼むなんて悪いよ」
「いいんです!私もリオくんといると楽しいんです!!」

 おねえちゃんとお母さんが何かやりとりしている間、ぼくはずっとおねえちゃんにくっついていた。お仕事の後のおねえちゃんからはいつもより濃い匂いがする。おねえちゃんの体に顔を埋めてすぅ、と息を吸い込む。

(おねえちゃんの匂いだ……)

 もう一度顔を押し付けて深く息を吸い込むと、おねえちゃんは「んっ」と小さく声を出してぴくんと体を動かしたけど、お母さんは気がつかなかった。いつの間にか出てきたお父さんもおねえちゃんと何かを話している。だけど、ぼくはおねえちゃんの匂いを嗅ぎながら、おねえちゃんの事ばかり考えていた。

「……そんじゃあ申し訳ないが、ウチのボウズの世話も頼むよ」
「はい!おまかせください!夜にはリオくんお返ししますので!」
「次の荷物はちょっと時間がかかるからなあ。よければ明日の朝まで……」
「あんた、いい加減にしな!リーシャちゃんも用事があるんだよ!」

 お父さんの言葉に、ぼくはぴくっと反応してしまった。

「……私はヒマですし、全然問題ないですよ!」

 おねえちゃんはさりげなく、ぼくを抱き締める力を強くしながらそう言った。柔らかな羽が、さりげなくぼくの下半身を撫で始める。くるくるとヒザをなでられ、ふわりと内ももを撫で上げられて、ぼくはぴくぴくと震えてしまう。おねえちゃんが羽根で隠してくれるから、お母さんたちはそれに気が付いていない。

「そんな申し訳ないよ」
「次の荷造りとか忙しいでしょうし、リオくんさえよければ……ね?リオくん?」
「う、うん……ぼくおねえちゃんと居たい……!」
「あんたね、お姉さんの迷惑も考えて……」

 お母さんとリーシャおねえちゃんは何かを言い合っていたけど、ぼくはおねえちゃんのことで頭がいっぱいで何をいっているか聞き取ることもできなかった。お母さんが無理矢理おねえちゃんにお金を渡して話は終わったみたいだった。
 リーシャおねえちゃんはお母さんたちと一言二言言葉を交わすと、ぼくの肩を掴んで空へと飛び上がった。ぼくはお母さんとお父さんの上から「いってきます」とだけ機械的に口にだした。

 手を振る2人の姿はすぐに見えなくなり、ぼくとおねえちゃんは空で2人きりになった。空の上は少し寒いはずだけど、ぼくは体が熱くて仕方がなかった。

「リオくん、今日はずっといっしょにいられるって……♡」

 おねえちゃんの甘い声が頭の上から聞こえた。ぼくは心臓のドキドキが切なくて何も言えず、黙って肩を掴むおねえちゃんの足に手をのせた。頭上でおねえちゃんはもう一度甘く息を吐いて、ぐんとスピードを上げた。


     ◆


「あんた、リーシャちゃんに甘えすぎじゃないのかい?」
「いいじゃないか、リオだって懐いてるし」
「それはそうだけどねえ」
「なんならリオの嫁さんになってもらおう。そうすりゃ輸送業者に悩むこともない」
「馬鹿なこと言って……でもまあ、リーシャちゃんならいいね。性格もいいし」
「うちのボウズにそんな甲斐性があればなあ」
「リーシャちゃんも悪くは思ってないんだろうけど、リオは大人しいからねえ……」
「ま、さっさと荷物をまとめますかね……って、あれ?」
「どうかしたのかいあんた」
「ああ……まいったな……」


    ◆


「んっ……♡ こらリオくん……♡」

 ぼくはおねえちゃんの家に着くなり、ぎゅっと抱きついた。道中買い込んだお水やご飯を袋ごと床に放り出し、おねえちゃんへ体を押し付ける。おねえちゃんの体はあったかくて、柔らかくて、いい匂いで、ずっとずっとこうしていたい。

「リーシャおねえちゃん……っ」
「もー、リオくんの甘えんぼさん♡ ちっちゃな子みたいだね♡」
「おねえちゃん、おねえちゃん……」
「でも、違うよね?リオくんはえっちな甘えんぼさんだもんね……♡」

 そう、ぼくはリーシャおねえちゃんと『えっち』がしたくてたまらなかった。おねえちゃんとこうしていると、どんどんおちんちんが硬くなってくる。はやく、はやくおねえちゃんに触ってもらいたい、『えっち』がしたい。

 何ヵ月か前、リーシャおねえちゃんが『ハツジョウキ』というものになった。

 その時たまたま遊びに来ていたぼくをおねえちゃんは押し倒して、乗っかって、そのままお股でぼくのおちんちんを食べてしまった。びっくりして少し怖かったけど、それ以上に気持ちよかった。どんどん気持ちよくなって頭が真っ白になって、そして白いおしっこが出た。

 それがぼくとおねえちゃんの初めての『えっち』だった。

 おねえちゃんはそれは『しゃせい』で白いおしっこを気持ちよく出すために好きな人同士で『えっち』をするんだと教えてくれた。『好きな人同士』という言葉で、ぼくはおねえちゃんに受け入れられていることを知って、大好きという気持ちが止められなくなった。

 ぼくはその日からおねえちゃんと『えっち』して、『しゃせい』することばかり考えるようになってしまった。おねえちゃんの仕事に空きがあるときはこうして家に遊びにきて、おねえちゃんに気持ちよくしてもらっていた。

(リーシャおねえちゃんとえっちしたいよぉ……)

 勝手に震えてしまう息を吐きながら、おねえちゃんに顔を押し付けて大好きな匂いを吸い込む。おねえちゃんの甘い体の臭いにほんのりと汗が混じった甘酸っぱい匂い。果物みたいに爽やかだけど、お肉みたいにお腹の奥まで届くみたいな匂い。ぼくは体の熱がおちんちんに集まっていくのを感じた。

(はやく、はやく気持ちよくしてほしいよ……っ)

 硬くなっていくそれを、ズボン越しにおねえちゃんにすり付ける。パンツとズボンの布越しでも分かる、おねえちゃんの体の柔らかさ。すべすべてぷにぷにで、えっちな匂いのするおねえちゃんの体。はやく、はやくおちんちんで触りたい。

「もお♡ そんなにすりすりしないの♡」

 リーシャおねえちゃんは叱るように言ったけれど、ぼくを引き剥がしたりせず、むしろ柔らかな羽で包むように抱き締め返してくれた。我慢できないよ、と上目遣いに伝えるとぼくの頬におねえちゃんの羽が触れ、そっと顔が近づいてくる。

(あっキス……キスしてくれるんだ……)

 おねえちゃんの綺麗な顔が近づいてきて、唇がぷに、と触れる。ちゅっと音立てて唇が離れ、またすぐに唇が触れる。小鳥がエサをついばむように何度も何度もおねえちゃんがキスをしてくれる。ぷるぷるとした唇が、ぼくの唇にむにゅむにゅと押し付けられる。そのぷるぷるがもっと欲しくて、ちゅうと吸い付くと、おねえちゃんもそれに合わせるようにちゅっちゅと音を立てて吸い付いてくれる。
 繰り返すうちにおねえちゃんの顔が赤く染まり始め、唇にかかる息も熱くなっていく。だんだん唇をむにゅむにゅとくっつけている時間が長くなってきて、にゅる、と温かくぬめった何かがぼくの口に入り込んでくる。おねえちゃんのべろだ。おねえちゃんはこれが『べろちゅー』と教えてくれた。好きな人同士がする、特別なキス。

 入り込んできたおねえちゃんのべろが、にゅるりにゅるりとぼくの口の中をなめまわす。おねえちゃんのべろが動き回るところに、おねえちゃんのつばが残る。それはなんだか甘くてえっちな味で、ぼくは夢中で飲み込んだ。
 もっとおねえちゃんのを飲みたくて、おねだりするみたいにぼくもべろを動かすと、おねえちゃんはぬるんとぼくのべろを受け止めてくれて、ぬるぬるたっぷりおねえちゃんのつばをすりつけ飲ませてくれる。

(おねえちゃんのべろちゅー好き……)

 柔らかい唇をむにゅむにゅ押し付けられ、ぬるついたべろでぬるぬるなめられて、頭がぼーっとしてくる。おねえちゃんはキスを続けながらぼくのベルトを外した。すとんとズボンが地面に落ち、下着の隙間におねえちゃんの羽が差し込まれる。

(ああ、脱がされちゃう、見られちゃう……っ)

 するりとおねえちゃん羽が太ももへと降りていく、くすぐったいようなぞくぞくした感触といっしょに、ぼくの下着もずり落ちた。カチカチに硬くなったおちんちんがぶるんと下着から飛び出した。先っぽから出た透明なおつゆが糸を引きながら床に落ちると、リーシャおねえちゃんはちゅっと音立てて口を離して、

「こんなにカチカチしちゃって♡ 早くえっちしたいんだね♡」

 リーシャおねえちゃんの声は、耳で甘さを感じ取れるほど甘い声だった。べろちゅーよりも甘くねっとりとした声がぼくの中に入ってきて、ぶわっと体の熱さが増した。

「うん、したいっ!おねえちゃんとえっちして白いおしっこ……しゃせいしたい!」

 おねだりするように言うとおねえちゃんは目を細くして笑って、ぼくをベッドへ仰向けに寝かせた。ぼくのおちんちんはぴくぴくと勝手に跳ねて、おつゆをぼくのお腹の上にこぼしていく。
 おねえちゃんはぼくのお腹に乗ったおつゆを羽根ですくい取って口に入れた。一瞬目を閉じてから「はぁ♡」と息を吐いてとろんとした顔でぼくを見下ろす。そしてそのままベッドに上ってきた。

「リオくんのおちんちん、気持ちよくしてあげるね……♡」

 返事をしたかったけど、言葉が喉の奥でつまってしまって、ぼくはこくこくと頭を縦に振ることしかできなかった。おねえちゃんはくすりと笑うと、自分も短いズボンと下着を一度に脱ぎ、ぼくにまたがった。
 ぼくのおちんちんと同じ様に、おねえちゃんのお股の割れ目からも、ぽたぽたとおつゆが漏れていたおねえちゃんのおつゆがおちんちんに落ちると、それはとても熱くて、おちんちんがぴくんと跳ねた。

「沢山ぱんぱんしてあげるから、沢山出してね……♡」

 お腹の方へ向けて硬く張りつめているおちんちんが、おねえちゃんの羽でそっと持ち上げられる。くすぐったいような感触の後、透明なおつゆが出てるおちんちんの先端が、リーシャおねえちゃんのお股の割れ目ぴとりとくっつく。

(ああ、はやくっ。リーシャおねえちゃんの中に入りたい……っ)

 おねえちゃんはお股の割れ目にぬるぬるとおちんちんをすり付ける。熱いおねえちゃんのおつゆと、ぼくのおつゆがすれ合ってぐちゅぐちゅと音が鳴る。おねえちゃんは一旦動きを止め、少し腰を落とした。おねえちゃんの割れ目に、おちんちんの先っぽが入り込む。あったかくてぬるぬるで、ぼくはもう何も考えられなくなっていた。うるうるする目でおねえちゃんをみると、一度ほほ笑んでからおねえちゃんはゆっくりと腰を落としておちんちんを割れ目の中に押し込んだ。

「ああっ、はいっ、てぇ……っ!」
「そう♡ おちんちんお姉ちゃんのナカに入っちゃったよ♡」

 リーシャおねえちゃんの中はいつもぬるぬるであったかくて、気持ちよくて、おちんちんが勝手にビクビクと震える。ぴくんぴくんとふるえるおちんちんが、にゅるにゅるとおねえちゃんの熱いひだひだにこすれる。

(あっ、ダメっ、出る、出ちゃ……うぅ……っ!!)

 もっとおねえちゃんの中に居たいのに、繋がっていたいのに。興奮しきっていたぼくはあったかいおねえちゃんのお肉の気持ちよさに、白いおしっこが沸き上がってくるのを感じた。唇を噛んで我慢しようとしたけれど、間に合わなかった。

(あっ、やだっ、あっ……うあぁっ……!!)

 びゅくっ、と白いおしっこがおちんちんから出ていくと同時に、頭のてっぺんまで気持ちよさが昇ってきた。リーシャおねえちゃんの「ひぁっ♡」という高い声に、ぼくのおちんちんからまた勢いよく白いおしっこが溢れでた。

「あぁ、はあっ、ああぅ……っ」
「んぁっ、すごい……沢山出てる……♡」

 『しゃせい』の震えに合わせて、おねえちゃんの体もぴくんぴくんと震える。きゅっと目と口を閉じたおねえちゃん顔が綺麗でかわいくて、その顔を見ながら『しゃせい』すると胸の奥からおねえちゃんへの好きという気持ちが溢れて止まらなくなる。

(リーシャおねえちゃん……かわいい……好き……)

 じっとその顔を見ていると何度も『しゃせい』が繰り返される。びゅくん、びゅるる、と白いおしっこをおねえちゃん中に出してしまう。何度も出た白いおしっこが止まると、そっとおねえちゃんが目を開いた。

「あは♡入れただけで出ちゃったね。そんなに私とえっちしたかったんだ♡」

 ぼくが顔を赤くしてうなずくと、おねえちゃんは腰を持ち上げておちんちんをおねえちゃんの中から出した。おねえちゃんのあったかいお肉の中から離れた外の寒さをおちんちんに感じて、胸の奥にさみしさがわき出てきた。
 こぽ、とおねえちゃんのお股から白いおしっこがこぼれ出て、「おっと」とおねえちゃんが羽根で受け止めて口に運ぶ。ぼくの白いおしっこをなめとりながら、「おいし♡」と幸せそうに言うと、おねえちゃんは寒さを感じるおちんちんをあたたかいもので包んでくれた。

「綺麗にしてあげる♡」

 おねえちゃんはぼくのおちんちんを今度はお口の中に入れた。裸のぼくのからだに羽根を布団のように乗せてくれながら、おちんちんを加えた顔をゆっくり上下に動かして、ぬるぬるあったかいお口で冷たくなり始めていたおちんちんをなでて、なめて、あたためてくれる。

(リーシャおねえちゃんがぼくのおちんちん咥えてる……)

 大好きなおねえちゃんにおしっこをするところをなめさせている。いけないことをしている気持ち、汚いはずのそこをなめてくれるのはぼくを受け入れてくれているんだという気持ちも、女のひとにおちんちんをなめさせているというよく分からないぞくぞくした気持ち。

(あったかくて気持ちよくて、なんだかぞくぞくして……お口でして貰うの好き……)

 リーシャおねえちゃんはお口の中でぼくのおちんちんをぺろぺろとなめ回す。おちんちんの先の方、亀さんの頭みたいなところをなめなめされるとくすぐったいような気持ちいいような不思議な感覚になる。おねえちゃんはちゅっちゅっとぼくのおちんちんの中に残った白いおしっこを、まるでミルクを飲む赤ちゃんのように吸い上げる。ゆっくりとリーシャおねえちゃんの綺麗な顔がぼくのお股に沈んでいき、根本まであったかいお口の中に入れてくれた。

 そのあたたかさと気持ちよさは、『しゃせい』した後の、興奮が空から落ちていってしまうような感覚を、おねえちゃんが優しく抱き止めてくれてるかのようだった。そしてゆっくりねっとりあたたかく、興奮の空に戻してくれるようだった。

(リーシャおねえちゃん、あんな顔でぼくのおちんちんを……)

 くぽくぽと音立てて顔を上下させるリーシャおねえちゃんの顔は、赤く染まりとろけていた。とろとろの顔のまま、唇をきゅっと締めてぬるぬるとおちんちんを上下に行ったり来たりすると、綺麗なおねえちゃんの顔が崩れる。崩れていてもおねえちゃんの顔が綺麗でかわいくて、とってもえっちだった。
 にゅぽにゅぽとお口であたため、気持良くしてくれながら、ときどき動きを止めては、くすぐったくて気持ちいいところをれろれろと舌でなめてくれる。リーシャおねえちゃんのとろけた顔と、しゃぶられる気持ちよさで、受け止められていた興奮がまた昇っていくのを感じた。

「んぷ、んれ……ぷあ……♡」

 お口を離すと、ぼくのおちんちんとおねえちゃんのお口が透明な糸で繋がれていた。糸はぷつんと途切れ、ぼくの硬くなったおちんちんへはりついた。

「またおっきくしてくれたね。シャワーの前にもう一回しよっか♡」

 リーシャおねえちゃんはそう言うとまたぼくにまたがって、またおねえちゃんの中へおちんちんを入れてくれた。お口のあたたかさを残したまま、熱いお姉ちゃんの中へとまた戻ることができた。その喜びと気持ちよさに、「あうっ」と高い声をだすと、おねえちゃんはぼく以上に嬉しそうな顔になる。

(やっぱりおねえちゃんの中、あったかくて……気持ちいい……っ)

 おねえちゃんの中で、柔らかなひだひだにおちんちんが包まれる。そのひだひだは、おねえちゃんの羽で抱き締められたときのことを思い出させた。柔らかくてあったかくてぬるぬるなお肉の羽が、ぼくのおちんちんを包んでいる。気持ちよくて体がびくびく震えてしまったけど、今度は我慢することができた。

「それじゃあ動くね。気持ちよくなったら我慢しなくていいからね♡」

 おねえちゃんはちゅっと一度キスをしてから体を起こし、腰を持ち上げた。お肉の羽がぼくの亀さんの頭の付け根辺り、へこんだ部分をぬりゅぬりゅとすり上げて、気持ちよさで喉奥から情けないうめきが漏れる。

(おねえちゃんの中、気持ちいい……気持ちいいよぉ……っ!)

 おねえちゃんは腰をふりふりと揺らして、にゅるにゅるの肉羽でぼくのおちんちんをくすぐる。肉羽根がにゅりゅりゅ、とぼくのおちんちんにまとわりついて、腰ががくがく揺れてしまう。おねえちゃんは何度も腰を揺らしてぼくのおちんちんをいじめてから、おねえちゃんの中から出てしまうギリギリまで腰を持ち上げた。

(あっ抜けちゃう……やだ、まだおねえちゃんの中に居たい……)

 ぼくの考えを視線で読み取ったかのように、おねえちゃんは目を薄めて笑った。そして、ぼくのお腹に打ち付けるように腰を下ろした。ばちゅん、というぼくとおねえちゃんのお肉がぶつかり合う音といっしょに、沢山の肉羽がにゅるるっとおちんちんをなでおろした。

「ひぁあっ!」
「あは♡かわいい声……♡」

 気持よくて、ぼくの腰は跳ね、上にのるおねえちゃんの体が揺れた。おねえちゃんはそんなぼくを見つめたまま、ぱちゅぱちゅと音を立てて腰を上下に揺さぶった。

(ああっすごいっ、おねえちゃんの中のぬるぬるがおちんちんに、絡み、ついてぇ……っ!)

 腰が浮く度に柔らかく細かな肉ひだひとつひとつがぼくのおちんちんのくびれや裏側の気持ちいいところをこすりあげる。ぱちゅんとえっちな音を立てて腰が落とされると、さっきとは逆側からぎゅっと集まったぬるぬるの肉羽がぬるるっと気持ちいいところを通りすぎる。

「きもち、いい?リオくんっ、気持ちいい?」
「うあっ!はあっ!ぼく……ひぁっ!」
「答えなくてもいいよ、かわいいお顔とえっちな声で分かるから♡」

 気持ちよくて全身にじっとりとにじんできた汗が、上着を濡らして肌に張り付く。おねえちゃんも同じようで、白いシャツが肌に張り付きその透けている。シャツの下でおねえちゃんのおっぱいがきゅうくつそうに揺れている。

「はあ、あっつ……♡」

 リーシャおねえちゃんは腰の動きを続けたまま、羽の腕を持ち上げて上着を脱ぎ捨てた。ぼくの目の先に、おねえちゃんのおっぱいが晒される。おおきなプリンみたいにぷるぷるつやつやで、黒いカラメルの代わりにピンクの乳首がついたきれいなおっぱい。

(おっぱい……おねえちゃんのおっぱい……っ!)

 おねえちゃんの体の動きに合わせて、おっぱいがふたつぷるぷると揺れる。ピンク色の先っぽはぷっくりとふくれ、かわいらしくて、そしてえっちだった。おねえちゃんの体が上へ跳ねる度、下へ揺れる度、汗が飛び散りきらきらと輝く。

(うぁっ、出る……また出ちゃう……っ!!)

 ぷるぷると揺れるおねえちゃんのおっぱいに、玉の根本が開き、白いおしっこが押し流されてくるのがわかった。我慢したくても、おねえちゃんのおっぱいから目が離せず、どんどん興奮があふれでてきてしまう。

「リーシャおねえちゃんっ!でるっ!また出ちゃうよぉっ!」
「いいよっ♡ だしてっ、だしてぇ♡」

 リーシャおねえちゃんは腰の動きを更に早めた。ぱんぱんぱんと激しい音といっしょに羽肉もにゅぐっと絡みついてきて、ぼくはまたおねえちゃんの中に白いおしっこを出した。出始めてもおねえちゃんは腰を止めず、出している間もどんどん気持ちよくなって頭の中がチカチカした。

「はああっ♡ またリオくんのが中に……♡」

 リーシャおねえちゃんが覆い被さって来て、ちゅっとキスをする。ぼくとおねえちゃんは繋がったまま、何度も何度もキスをした。おねえちゃんとキスをしていると、おちんちんはいつまでも元の大きさに戻らない。もっともっと、おねえちゃんと気持ちよくなりたいと言っているようだった。

「んちゅ……ふふ、私の中で硬くなってるよ♡」

 このままもう一度気持ちよくなりたい、と思ったけれどおねえちゃんはぼくのおちんちんを引き抜くと、ぼくに立つように促した。

「その前にシャワー浴びよっか。汗たくさんかいたからお水も飲まないとね」
「う、うん……」
「そんな残念そうな顔しないで。今日は夜まであるんだから……♡」

 耳元で囁かれ、ぼくは更におちんちんが硬くなるのを感じた。ひとまず、おねえちゃんが渡してくれたお水をしっかり飲んで、シャワーへと向かった。


     ◆


「おねえちゃん……っ、リーシャおねえちゃん……っ」
「もう、リオくんったら……♡」

 お風呂場で、ぼくはリーシャおねえちゃんのおっぱいにしゃぶりついていた。ぷるぷるでつるつるなおっぱいに手も顔も埋めて、赤ちゃんがママに甘えるようにぼくはリーシャおねえちゃんに抱き着いておっぱいに口をつけていた。

「リオくんおっぱい好きだね♡ おっぱい見せたらすぐ出ちゃったもんね♡」
「うん……おねえちゃんのおっぱい好き……♡」
「あははっ♡も〜かわいいなあ♡」

 おっぱいに顔を埋めるぼくの頭を、おねえちゃんは柔らかい羽でなでなでしてくれた。身勝手に甘えているのにおねえちゃんは優しく受け止めてくれて、ぼくは心の奥からぽかぽかしたものが溢れてくるのを感じた。

(おねえちゃん好き……おねえちゃんのおっぱいも好きぃ……!)

 おねえちゃんのおっぱいはぼくの手にはちょっと大きい。頑張って下から持ち上げるように揉んで、先っぽのぷっくりとかわいいピンク色の乳首に吸い付く。おねえちゃんのおっぱいはもちもちと柔らかくて、口に含むとほんのりと甘い気がした。甘く柔らかなおっぱいを吸っていると、ぼくのおちんちんはすぐにカチカチになってしまう。

「んっ……♡あ、そうだリオくん、そんなにおっぱい好きなら……♡」

 おねえちゃんは膝だちになりよじよじとぼくに体を寄せた。「ちょっと座ってみて」と言われて従うと、おねえちゃんはぼくのおちんちんの上におっぱいを乗せて寄せると、その谷間でぼくのおちんちんを包み込んでしまった。

(おねえちゃんのおっぱいが……おちんちんに……!)

 リーシャおねえちゃんが身をゆすると、おっぱいがぷるぷると上下にゆれた。ぷるりと震えるふたつのおっぱいの真ん中にあるぼくのおちんちんぬるぬるとおっぱいで擦られる。柔らかいおっぱいはなめらかにおちんちんにまとわりつき、もちもちと吸いつく。

「あっ、おねえちゃんっ!それすごく気持ちいい……っ」
「よかった♡ んしょ、ん、しょっ……きゃんっ!」

 ぶるん、とぼくのおちんちんがおねえちゃんのおっぱいから飛び出てしまった。興奮しすぎたせいでおちんちんがぼくのお腹の方へ反ってしまった。おねえちゃんは「ごめんね、もう一回やるから」と言ってくれたけど、ぼくのおちんちんが硬くなりすぎたせいか、さっきみたいにうまく挟めないみたいだった。

「うぅ……やっぱダメかあ、私そこまでおっぱい大きくないもんね……」

 おねえちゃんはしゅんとして自分のおっぱいをふにふにとつついた。「もっと大きければなあ」とぎゅっと寄せられたおっぱいに、ぼくはこくんと唾を飲んでしまった。

(おねえちゃんがしょんぼりしてるのにぼくは……)

 みさかいなく興奮してしまうぼく自身が嫌になった。おっぱいでできないのは残念だけど、おねえちゃんに何か声をかけなきゃ。そう考えて手を差し出すと、おねえちゃんはぱっと顔を上げてぼくをみた。

「そうだ、リオくんが動けばいいんじゃないかな?」

 そう言うとおねえちゃんは膝だちのままずりずりと後ろに下がり、ぎゅっとおっぱいを寄せた。おねえちゃんはおっぱいに石鹸をたらし、にゅるにゅると泡立ててから「来て♡」と甘い声でぼくを誘った。

「リオくんが腰を動かせばおっぱいでえっちできるかも♡」

 ぼくはふらふらと立ち上がり、膝立ちのおねえちゃんの肩を片手で掴んだ。もう片方の手でおちんちんを掴み、寄せられたおねえちゃんのおっぱいへ当てる。

「そのまま腰を前に……♡」
「う、うん……っ!」

 にゅる、と柔らかな感触と共におちんちんがおっぱいの中へと入っていく。ぬるぬるでぷるぷるなおっぱいふたつに、おちんちんが包まれてしまう。お股のお肉のようにひだひだはないけれど、かわりにもっちりぬるぬるとした圧迫がおちんちんを刺激する。

(これ……っ普通のえっちとは違う……包み込まれるような優しい気持ちよさ……)

 ぼくの腰は、リーシャおねえちゃんのおっぱいで気持ちよくなろうと勝手に動きだし、ぬるぬるとおちんちんをすり付ける。

「うんうん♡ 大丈夫そうだね……♡」
「おねえちゃ、ふぁっ……これ気持ちいい……っ!」
「よかった♡ もっとぱんぱんして気持ちよくなって♡」

 おねえちゃんの言葉に、わずかに残っていた遠慮する気持ちがなくなってしまった。両手でおねえちゃんの肩を掴み、へこへこと腰を振っておっぱいへおちんちんを出し入れする。

(もちもちぬるぬるで……気持ちいい、おちんちん気持ちいいよぉ……っ)

 恥ずかしく腰を振る姿をおねえちゃんに見られ、背中の真ん中にぞくぞくとした気持ちいいものを感じた。

「おねえちゃんのおっぱい気持ちいいね♡」
「うんっ、おねえちゃんのおっぱいすごいよ……っ」
「出したくなったらおっぱいの中で出していいからね♡」

 出す、という言葉に反応するようにまた白いおしっこが出そうになる。立った状態の足ががくがくと震え出して、お股の内側のあたりがきゅっとするような感覚。気持ちよさが弾けそうな感覚。

「でるっ、おねえちゃん出るよっ!」
「出して♡ おっぱいにいっぱいビュービューしてぇ♡」
「おねえちゃっ、あっ、う……ぁあっ……!!」

 ぼくは叫けぶと同時におちんちんから熱くて白いおしっこを出した。リーシャおねえちゃんはしっかりとおっぱいを寄せたままにしてくれて、柔らかなもちもちの中で、おちんちんがドクドクと震えながら白いおしっこを溢れさせた。

「はぁっ、あぁう……っ」
「さっきあんなに出したのに……熱いの沢山出されておっぱい火傷しそう♡」

 ぼくの震えが止まるのを待って、リーシャおねえちゃんは更におっぱいを寄せて、残った白いおしっこを押し出してくれた。おねえちゃんがおっぱいを開くと、石鹸の泡とぼくの白いおしっこが混ざりあった液体がとろりとおねえちゃんのお腹やお股へ流れ落ちていく。

「うーん、せっかくおちんちんから出してくれたのに、石鹸混じったら飲めないかあ」

 おねえちゃんはお腹のあたりにこびりついたぼくの白いおしっこをすくいとり、残念そうに呟いた。それがなんだかとてもえっちで、ぼくのおちんちんはまたぴくんと反応してしまった。

「ふふっ♡ 早くシャワー浴びて戻ろっか♡」

 リーシャおねえちゃんは後ろを向いて、シャワーで体の前面を流し始めた。ふと、おねえちゃんのお尻が目に入った。白くて綺麗な、ぷりんとしたお尻。

「はい、リオくんおいで?」

 振り向いたおねえちゃんに驚き、ぼくはあわてて視線をそらした。

「どうかした?」
「な、なんでもない……」
「じゃあおいで、お体綺麗にしてあげる」

 リーシャおねえちゃんは丁寧にぼくの体を洗ってくれた。それなのに、ぼくはおねえちゃんのお尻が目に焼き付いて離れなかった。


     ◆


「いれるね、おねえちゃん……!」
「来てリオくん、後ろからぱんぱんして♡」

 ぼくは小さな木箱に乗り、壁に手をついたおねえちゃんのお尻を掴んでいた。お風呂から上がるなり、リーシャおねえちゃんに「さっきおねえちゃんのお尻見てたでしょ?」とニヤニヤしながら言われてしまった。ぼくがとまどっているうちにおねえちゃんは壁に羽の手をついてぼくにお尻をつきだし、「後ろからしよっか」と誘ってくれた。

(リーシャおねえちゃんはぼくのしたいこと全部してくれる)

 ぼくの背が小さすぎて後ろからできなさそうだと思っても、すぐに箱を用意してくれた。

(リーシャおねえちゃんのお尻、綺麗でかわいくて、えっちだ……)

 掴んだおねえちゃんのお尻へ向けて、さっきおっぱいに向けてしたように腰を付き出した。でも、興奮して焦って、なかなか中に入れられない。そっとおねえちゃんの羽がおちんちんに添えられて、入るべき場所を教えてくれる。

(ああ、リーシャおねえちゃん……っ!)

 ぼくはおねえちゃんの導きに従って腰を付き出す。にゅるるとおねえちゃんの中に入ると「ああっ♡」とおねえちゃんの甘い声と共にお尻がぷるると震えた。

(おねえちゃんのお尻えっちすぎて、もう……っ)

 ぱんぱんと打ち付ける度にぷるぷると震えるお尻がもっとみたくて腰が止まらない。手のひらからしっとりとおねえちゃんのお尻が汗で濡れていることが分かり、そんなことでも興奮してしまう。

(ううっ、またすぐ出ちゃう……っ!)

 自分で好きなようにお肉のひだひだにすり付けられるという刺激は強くて、すぐにまた白いおしっこが出そうになる。

「おちんちん、ぴくぴくしてるね♡ また中に注いでいいんだよ♡」
「うあっ、おねえ、ちゃ……」
「我慢はダメだよ♡ リオくんの白いおしっこ……んぅ♡ 早くちょうだい♡」

 甘い声と同時におねえちゃんの中がきゅうっと締まり、腰を引こうとするぼくのおちんちんを飲み込もうとするかのように動いた。少しでも我慢しようとしていたぼくの理性はどこかに消えてしまい、ぼくは必死で腰をおねえちゃんに打ち付けた。
 あったかくてぐちゅぐちゅなおねえちゃんの中の感触、ぱんぱんと響くお肉がぶつかる音、音に合わせてぷるんぷるんと揺れるおねえちゃんのお尻、いつもより高く甘いおねえちゃんの声、こんなの耐えられるわけがない。

「ひぁっ、あっ!もっ……だめぇ……っ!」

 お尻をきゅっと掴み、ぼくは白いおしっこを吐き出した。後ろから、おねえちゃんの中へと注ぎ込む。びゅくんと『しゃせい』するとおねえちゃんのお尻と体がぶるりと震え、甘い息がおねえちゃんの口から漏れ出る。気持ちよさで足が震えて、立っているのがやっとだった。そんなぼくの様子を見て、おねえちゃんは『しゃせい』の終わったおちんちんをお股から抜いて、ぼくをそっとベッドに座らせた。

「また沢山出してくれたね♡ リオくんありがとう……んっ」

 振り向いたおねえちゃんは膝をつき、またぼくのおちんちんをお口で綺麗にしてくれる。ゆっくりと優しいなめかたで、落ちていく興奮がまた支えられ、ゆるやかにたかまっていく。嫌な顔ひとつせずにぼくのわがままを受け入れてくれる。えっちで、優しくて大好きなおねえちゃん。

(ぼくばっかりじゃなくて、おねえちゃんにも気持ちよくなってほしい……っ!)

 ちゅぱ、とおと立てておねえちゃんの口が離れると、またぼくのおちんちんは硬くなり始めていた。

「あはっ♡リオくんほんとに元気♡そんなにおねえちゃんとのえっちが……」
「お、おねえちゃん!」

 ぼくが大きな声を出すと、リーシャおねえちゃんは少し驚いたような顔をしてから「なあに?」とぼくの頭を撫でた。

「こ、今度はおねえちゃんの顔見ながらっ、ぼくが動きたい……っ!」
「そう?だったら正面からおねえちゃんのお股でぱんぱんしよっか♡」

 リーシャおねえちゃんはベッドに仰向けになり、翼を広げてぼくを迎え入れてくれた。おねえちゃんに覆い被さるようにして、ぼくはさっき教えてもらったところにおちんちんを押し当てた。

「そう、そこだよ……覚えられたね♡」

 ずぷぷ、と腰を沈めておねえちゃんと繋がる。にゅるにゅるの肉羽がぼくのおちんちんを擦るけど、すぐに出してしまわないように呼吸を整える。

「いいよリオくん、いつでも始めて♡」

 ぼくは自分勝手に腰を振ってしまいそうになるのを抑えながら、ゆっくりゆっくりおねえちゃんの中におちんちんをすり付ける。

「ふぅっ、んんっ……あっ……はぁっ♡」

 おねえちゃんの声が甘く変わるところを覚えていく。おねえちゃんに何度も出して貰ったおかげで白いおしっこはなんとか我慢できそうだ。

「おねえちゃんも……気持ちよくなって……っ!」
「り、リオくん……?」

 おっぱいに顔を埋めて、おねえちゃんの感じるところにずりずりとおちんちんをすり付ける。

「んぅっ♡リオく……ああっ♡あん♡」
「おねえちゃんっ!リーシャおねえちゃんっ!」

 ああ、駄目なのに。もっと頑張らないとなのに。おねえちゃんの甘い声とうねうねと絡み付く肉ひだがぼくに我慢をさせてくれない。

「おねえちゃんっ!気持ちよくなって、ぼくといっしょにっ!きもち、よく……っ」
「リオ、く……ああんっ♡」

 ひときわ大きく甘い声と共に、おねえちゃんの中がきゅっと締まる。呼吸を深くして、唇も噛んで。でも気持ちよさが止められない。

「あっ、あぅっ……うぅあっ……!!」

 びゅくびゅくとおねえちゃんの中に白いおしっこが出てしまった。またぼくばっかり気持ちいい。大好きなおねえちゃんにお返しも出来ない。

「はぁっ、あっ……おねえ、ちゃ……」
「リオくん……」

 顔をあげると、おねえちゃんは見たことのない顔をしていた。綺麗な瞳の奥光らせてぼくをみるおねえちゃんには、恐怖にも似た興奮を感じてしまった。

「おちんちん、もっと頑張れるかな?私、さっきリオくんにぱんぱんされてた時ね、すごく気持ちよかったの。し、知らないとこまでイけちゃいそうだったの……」
「リーシャおねえちゃん……」
「だからね、お願いだからまたぱんぱんして欲しいの、リオくん頑張れる……?」

 懇願するようなおねえちゃんの声に、全身に雷が落ちたような衝撃が走った。

「おねえ、ちゃん……」
「ああっ、リオくん……♡」

 おねえちゃんの中で、おちんちんが膨らむ。まだ固さが十分でないまま、ぼくは腰の動きを再開した。おねえちゃんの気持ちいいところを擦るとぎゅうっ!とお肉が締まって気持ちよくて、おちんちんはカチカチに硬くなった。

「ああ、リオくん♡いいっ♡気持ちいいよっ♡」

 おねえちゃんの大きな翼がぼくを包み込み、おねえちゃんの足がぼくの腰に回される。ぜんぶぜんぶおねえちゃんに包まれているようで、それが心地よくて、頭の中がおねえちゃんでいっぱいになる。
 リーシャおねえちゃんも気持ちよくなってくれているけれど、中の肉羽がぎゅうぎゅう締まってぼくのおちんちんにずりゅずりゅと激しくすり付いてきて、またすぐに白いおしっこが漏れてしまいそうになる。

「おねえちゃ、ごめ……また出ちゃう……っ」
「リオくん、もう少しだからっ♡ 頑張って♡ 頑張れ♡」
「あっ、うぅ……も、でるぅ……っ!」

 今日何度目かの白いおしっこは、気持ちよさよりも申し訳なさが勝ってしまった。『しゃせい』しながらおねえちゃんの顔を見ると、切なそうな顔をしていた。頑張るんだ、大好きなおねえちゃんのために。ぼくは小さくなりかけていたおちんちんを無理矢理硬くしようと、そのまま腰を振り続けた。

「ああっ♡ すごい、リオくんすごいっ♡ 射精しながらぱんぱんしてるよっ♡」
「おねえちゃん、リーシャおねえちゃん……っ!」

 なんとか硬くしたいけど、少しずつ小さくなってきてしまう。なんとかしたい、おねえちゃんを気持ちよくしたい……っ!

「おねえ、ちゃ……」
「ああ♡ 頑張れリオくん♡ おねえちゃんもう少しなのっ♡」
「すき、って言って……」
「好き、すきすきすきっ♡ すきだよリオくん♡」

 口から小さく漏れ出た言葉に恥ずかしさを感じる前に、おねえちゃんはぼくの望んだ言葉を何度も言ってくれた。おねえちゃんに『好き』って言われるだけで、おちんちんはどんどん硬くなる。

「ああっ♡ おちんちんカチカチになってるよぉ♡」
「おねえちゃんっ! すきっ! 大好きっ!」
「私もだよっ♡ 私も大好きっ♡」

 どんどん、どんどん気持ちよさが高まって行って、さっきおねえちゃんが言っていたように知らないところまでイけそうで、ちょっと怖くて、でも気持ちよくて、もうよく分からない。ただ、おねえちゃんと一緒に気持ち良くなりたい。
 
「でるっおねえちゃんまたでちゃうよぉ♡」
「出してっ♡ 私もイくっ、からぁっ♡」
「すきっ♡ リーシャおねえちゃん大好きっ♡」
「すきすきっ♡ リオくん大好きだよぉっ♡」

 ああ、出る。
 頭も体も真っ白になるような。
 そんな『しゃせい』がくる。

「おねえちゃっ……でっ、る……あああぁああっ♡♡♡」
「ひぁあっ♡ イくっ♡ わたしもイッ……くぅうう♡♡♡」

 ぼくとおねえちゃんが、いっしょに真っ白になって、溶けて一つになるような、そんな『しゃせい』だった。びくびく震えるおねえちゃんの中に白いおしっこを出した。でも、出た分だけなにかが戻ってくるような感じで、ぼくのおちんちんはぜんぜん硬いままで。

「リオくんっ♡ もっと、もっとシよ♡」
「おねえちゃんっ、おねえちゃん♡」

 そこからはもう、何が気持ちいいのかもわからない。ただただ大好きなおねえちゃんといっしょに気持ちよくなっているという事しかわからない。大好きの気持ちを込めて腰を振って、白いおしっこを出して、またおちんちん硬くして、大好きって言い合って。
 ぼくの上におねえちゃんが乗って、おっぱいをぷるぷる震わせながら腰を振ってくれて、何度も何度も中に出した。おねえちゃんが疲れたら、ぼくが上になって腰を振った。ぴったりと抱き着くような姿勢で、おねえちゃんのお尻を掴んで後ろから。
 ぼくがつかれて座り込むと、おねえちゃんはお口でおちんちんをなめてくれる。じゅるじゅるじゅぽじゅぽれろれろ、気持よくてお口に出して。おねえちゃんのおっぱいを揉んで、なめて、赤ちゃんみたいにしゃぶって、おっぱいに挟んでもらって出して。

 休憩もとらず、ご飯も食べず、ぼくはおねえちゃんを、おねえちゃんはぼくを求めて『えっち』を続けた。気が付くと、外は暗くなり始めていた。そろそろお家に帰る準備をしなくちゃ。そう思ってもおねえちゃんと離れたくなくて、「最後の1回」と約束してから、もう何度おねえちゃんのお股に、お口に出したか分からない。

「んちゅ……んんっ、ぷあっ♡」
「おねえちゃん、すき、すきぃ……♡」
「わたしも、だいすき……♡ でも、ほんとにそろそろ……」

 抱き合ってべろちゅーしていたおねえちゃんが口を離して言った言葉に、ぼくは小さい子みたいにいやいやと首を振りたかった。でも、ぼくだってわかっている、そろそろ帰らないとお父さんもお母さんも心配する。ぼくは自分の気持ちとは反対に首を縦に振った。

「ん、いい子だねリオくんそれじゃあシャワーを……」

 カタン、と郵便受けに何かが入る音が聞こえた。リーシャおねえちゃんはぼくの頭を撫でてから、ぼくの白いおしっこでべとべとの体のまま、郵便を取りに行った。またしばらくおねえちゃんと会えない、えっちできないと思うと泣きそうだった。

「ねえ、リオくん?」

 いつの間にか戻って来たおねえちゃんは、ぼくに手紙を差し出していた。不思議に思いながらその手紙を見ると、お母さんの名前があった。受け取って中身を見てみると、そこには『入荷に手違いがあって仕事の依頼が遅れそうです。荷物がまとまるのは3日後の夜になりそうなので、その時また――』。
 そこまで読んで、リーシャおねえちゃんの顔を見た。おねえちゃんのはにっこりと微笑み、裸のべとべとのまま机に向かい、手紙を書き始めた。少し待って戻って来たおねえちゃんの手紙には『分かりました、それまでリオくんお預かりさせていただきます』と書いてあった。
 おねえちゃんは家の前にある手紙を送る方のポストへそれを放りこむと、速足で戻ってきてぼくを押し倒した。ふぅふぅと荒く息を吐くおねえちゃんの顔が、ぼくの目の前にくる。なにが起きたのかやっと実感の沸いたぼくは、おねえちゃんの綺麗な瞳をじっと見た。

「リオくん、大好き♡」
 
 ぼくの返事を待たずに、おねえちゃんの唇が押し当てられ、ぼくのおちんちんはお股の中に飲み込まれてしまった。ああ、これから3日も大好きなリーシャおねえちゃんのと『えっち』し続けられるんだ。

 そう思っただけで、ぼくは白いおしっこを出してしまった。
22/04/15 23:30更新 / TakoTako

■作者メッセージ
リハビリ作品です!
なんだかすんごく長くなった!!

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