読切小説
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マモ娘 ダーティーダービー

「禍々しい曇り空が広がる、魔界レース場。ターフも絶好の良魔場となりました。」

『名勝負になる舞台は整いましたね。』

「虎視眈々と上位を狙っています3番人気はドウテイタベタイ。」

「この評価は少し不満か?2番人気はこの娘、スイミンカンズキ。」

「さぁ、今日の主役はこの魔物娘を置いて他にはいない。本日の1番人気アナルガウィーク!」

『火花散らすデッドヒートに期待しましょう。』

「各魔物娘ゲートに入って体勢整いました。」





ガシャン

「今スタートが切られました。」

「各魔物娘、きれいなスタートを切りました。」

『誰が先頭に抜け出すか、注目しましょう。』

「期待通りの結果を出せるか?1番人気、アナルガウィーク!」

「スイミンカンズキ、快調に飛ばしていきます」

「先頭は、スイミンカンズキ。単身で飛ばしていきます。」

「先頭から大きく離されて2番手は、オスシリンダー!」

「さぁ1コーナーから2コーナーに向かっていく魔物娘たち。」

「さぁ、ハナに立ったのはスイミンカンズキ。このままリードすることはできるのか?」

「2番手の位置で先頭をうかがうのはオスシリンダー!」

「少し離れてクンズホグレツ。」

「1馬身離れてザーメンシャワー。」

「オホイグイック続いている。」

「さらにはツヅキハベット。」

「およそ5馬身離れてアナルガウィーク。」

「フタナリアンアン並びかけてきた。」

「1馬身差ドウテイタベタイ。」

「アクメシタイヨン並んできた。」

「さらにその外からはツネニバックイーン。」

「それを見るようにナイスオネイチャン。」

「少しうしろからシキュウニタネキタル。」

「1馬身離れてヴォッキ。」

「内から内から!ゴールドディック。」

「向こう正面から入って先頭からシンガリまでおよそ13馬身。」

「順位を振り返っていきます。」

「依然としてスイミンカンズキ。」

「続きましたオスシリンダー。」

「1馬身差ザーメンシャワー。」

「内を回りますクンズホグレツ。」

「ツヅキハベット追走。」

「外めをついてオホイグイック。」

「そのあとアナルガウィーク。」

「そしてその内アクメシタイヨン。」

「少し離れてツネニバックイーン。」

「その内並んでドウテイタベタイ。」

「少し後ろからナイスオネイチャン。」

「外から外から!ヴォッキ。」

「それを見るようにフタナリアンアン。」

「1馬身離れてタサイイップカン。」

「残り1000mを通過。」

「それを見るようにスーパークリトリス。」

「そしてシキュウニタネキタル。」

「後方2番手にゴールドディック。」

「最後方、ぽつんとひとりハダカゼンラ。」

「意気揚々と先頭を行きますオスシリンダー!どうでしょう、この展開?」

『ちょっと掛かり気味かもしれないです。ひと息つけるといいですが。』

「ドリアードを越え、4コーナーへ。」

「スイミンカンズキここで抜け出した!」

「先頭は見あったまま!このまま直線での争いになるのか!?」

「さぁ、外から先頭をうかがうのはアナルガウィーク!」

「最終コーナーを曲がって最初に駆け抜けてきたのはアナルガウィーク!」

「残り400。」

「アナルガウィーク!ここで一気にちぎるか!」

「アナルガウィーク、脚色は衰えない!」

「アナルガウィーク、リードは1馬身。」

「スイミンカンズキ追いすがる。」

「200を通過。」

「先頭は依然、アナルガウィーク!」

「速い!速い!」

「先頭は、アナルガウィーク!」

「アナルガウィーク!突き放す!」



「やりました!アナルガウィーク!見事な走りで、勝利を手中に収めました!」
21/02/25 16:17更新 / 甘党大工さん

■作者メッセージ
3年間待った甲斐があった。

オリジナルのウマの名前考えるの楽しい。
一部にモチーフとなるケンタウロス種とそれぞれに実在する名馬を取り入れてみました。
相変わらずひでぇ内容でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。それでは。

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