連載小説
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番外編 第1話「はじまり」
注意:この話には、クトゥルフ神話的要素が多く含まれております。それらの話が苦手な方は御戻り下さい。
 なお、この話は番外編に相当するものであり、いつもどおり魔女視点の話ではありますが、バフォ様はあまり登場しませんので、あしからず。



・・・・・・



・・・・・



・・・・



・・・



 私は今、バフォ様のサバトを離れて保養の地に来ている。
 ここは、騒がしい王魔界・・・、すなわち魔王様のいる魔界とは真逆の静かなところだ。

 日の光を通さぬ、厚い雲のおかげで辺りはどんよりと静かで、そばの湖は波も立てぬほど穏やか。近くの、葉もつけないゆがんだ木々の森は、いつもどおり風音すらたてず重々しく影を落としている。
 私が人間だったころには、この風景を美しいとすら思わなかっただろう。

 そんな感傷に浸りながら、今は使われなくなったサバトの臨時集会場跡でもあるログハウスのデッキで、安楽椅子にもたれながら私はここに来るハメになった事件の事を思い返していた。

 ここに来た当初は、早く忘れよう。決して、思い出さぬようと、決めていたのに、どういう心境の変化か。
 あるいは、ここでの療養が効いて、心身(主に心の方だが)の傷が癒えてきたためであろうか。あの事件の事を思い返すだけの、心の余裕がうまれてきたのかもしれない。

 でも、私がバフォ様の元へ帰るのは、もう少し先の事になりそうだ。サバトの場所は、いまだあの事件が起きた街から動いてはいない。
 もう、何も起こらないであろう街でも、私には帰るための勇気が起きなかった。

 だからだろうか、近頃あの街の事がよく頭によぎる。

 そして、事件の“最後の被害者と記録された”“彼女”の事を・・・。





 私が思うに、この世でもっとも慈悲深い事は、人間が脳裏にあるすべてを関連づけられずにいることだろう。

H・P・ラヴクラフト





8月○日

 夏の暑い日差しの中、私たち魔女とバフォ様のサバト御一行は、このアルムカールの街にてせっせと引っ越しの後始末をしていた。
 そもそも、この街へやってきたのは、いつものパターンでうちのバフォ様がいろいろとハッスルなさった結果、前のサバトのアジトが崩壊したからに他ならない。
 外にテントを張り。サバイバル技術を駆使しながら、山菜鍋で食いつないでいた(ときどきサハギンが無言で取れたての魚を置いていってくれた)。

 そんなとき、バフォ様が知り合いのツテでこの街にサバトを置く許可がでたと、鼻息を荒くしながらドヤ顔で言ってきたのだ。
 なんでも、その親魔物領の街の領主である、カルメシアという名のヴァンパイアが、うちのバフォ様の親戚の仲人をつとめた人の同級生の知り合いの近所の人のお兄様のお見合い相手を紹介したおばさんの仕事仲間の妹の上司の兄が、ヴァンパイアの婿らしい。
 (いろんな意味で)悪名高いわれらのバフォ様のサバトを置く許可を出すなんて、なんと器の大きい御方なのだろうか。

 などと、思っていたのは初めの頃。
 実際のところは、その街というのが教国に隣接する、親魔物領の端の街なのだ。
 ようするに、バフォ様のサバトを置くことで、隣国への無言の防衛をしようという事らしい。まあ、あのバフォ様のお母様が、料理で騎士団を壊滅せしめた伝説の御方ですから・・・。

 まあ、なにはともあれ、住処が在るというはアリガタイこと。ここは、街を追い出されないように、バフォ様にクギをさしておかないと。

「本屋へお使いですか?」

 私が外の井戸から水を汲み、花瓶に入れて廊下にでも飾ろうかとしていたとき(花はまだ無い)バフォ様が声をかけてきたのだ。
ちょうど、新しいサバトの本拠地(ここに来たときは、まさに廃墟と呼ぶに相応しい外観だった)の大掃除が終わり、さて次は内装をどうしようかと思案してところだった。

「うむ。やはり、サバトと言えば魔法結社。魔導書の類とかの本がなければ、やはり示しがつかんじゃろう?」
「それらの本を、大量の灰に変えたのはどこの誰でしたっけ・・・。」
「う・・・。」

 そう私がジト目で見つめていると、慌ててこう言い返してくる。

「ま、あま、せっかく新天地へと来たのじゃ。ここは気分を一新するつもりで、書物の類も一新・・・。」

 と、なんとも言いわけじみた事を返してきた。

「しかし、本をそろえるような資金なんてあるんですか?」
「そのへんは心配いらん、この街の領主が引っ越し祝いとして、ドーンと資金を出してくれたのじゃ。」

 ずいぶんと太っ腹な領主な事だ。いや、それだけに、隣国の脅威が大きく、私たちに期待しているという事なのだろうか?
 私たちには、ちょっと荷が重いかも。
 そういえば、街の領主に会ったときに、なぜ私たちのサバトなのかと尋ねたら・・・。
「独身の魔女が多いから。」の、バッサリとして一言が帰ってきた。
 あのときは、開いた口が塞がらなかったが・・・。よくよく考えてみれば、独身ならこの国に入ってきた勇者(男限定)を捕まえるのに必死なるという事かも。

 そんなこんなで、私はこの街の唯一の本を売る店へと歩いていた。
 たいてい、お使いへ行くときは箒にまたがってひとっ飛びなのだが・・・。例の、バフォ様のハッスルのせいで箒のいくつかは灰へ、残っていたものは新しい拠点の掃除に使われている。
 なので、私は徒歩で目的の場所まで歩かなくてはいけないのだ。

 この街は、教国へと隣接するためか、魔界のように太陽を覆う雲はなく、夏の強い日差しが降り注いでいる。
 事実、件のこの街の領主も、ヴァンパイアであるため昼間にはめったに姿を見せない。
 通りを歩いていると、インキュバスではない普通の男性や、人間の女性ともよくすれ違う。
 遠目から見れば、私も親からお使いを頼まれた子供に見えるだろう。

「そういえば、こんな活気のある場所は久しぶりね。」

 思えば、街から遠くはなれた遺跡や、森の中の教会の廃墟をサバトの拠点にしていた時期が長かった分、こういう街に拠点を置くのはかなり久しぶりだろうか。

 そうこう考えているうちに、私は目的の場所へとたどりついた。

 どこからこれだけの本を集めてくるのか、本棚に入りきれない本がいくつか山積みにされており、見回してもその内容に統一性もない。
 外に比べて、店の中は涼しく立ち読みするには快適そうでもあった。
 そんな店には、先客が一人いた。

「あら。こんにちは。」

 そう言ってきたのは、この街の教会のダークプリーストの・・・、ルゼニアって名前の女性だ。

「こんにちは。貴女も本を探しに?」
「ええ。今日、入荷するって聞いて買いにきたのよ。」

 そう言って指差した先には、これまた台の本が山積みされていた。本が乗っている台には、張り紙があり。その張り紙には、「本日入荷『より淫らに過ごす666の方法』」と書かれていた。たしか、サプリエート・スピリカって魔物が書いた本のはずだ。

「この街って、親魔物領の端にあるから、本の入荷が遅いのよね。この本自体も、だいぶ前に発行されているのに、やっとこの街に入ったのよ。」

 まあ、反魔物領に隣接する、親魔物領の端の街っていうのは、こういうものなのかもしれない。

「そういう貴女は何を探しに?」

 そう彼女が言ってきたので・・・。

「うちの上司が、サバトに魔導書の類が無いのは体裁が悪いからって、適当に買ってくるように言われたのですよ。」
「まあ。」
「それで、この店の店長をさがしているのですが。」
「それなら、まだ会計の所にいるわよ。」

 そう言って、彼女は店の奥に視線を移す。
 つられて私も視線を移せば、そこにメガネをかけた初老の老人が椅子に腰かけ、本を読んでいた。
 そして、彼女と別れた私はその老人の元へと移動した。

「魔導書の類がほしいとな?」

 彼の名は、ビブロス。老人であるからも分かる通り、親魔物領内(と言っても親魔物派なだけで魔界化していないし)にいながら、インキュバス化せず人間のままでいる人物である。
 かつては、(魔界へと堕ちる前の)レスカティエで見習い勇者に魔法を指導していたという魔法使いで、レスカティエ以外にもウェルスプルで教授もやっていたとか。
 そんな人物が、なんで(レスカティエが魔界に堕ちる前に)こんな親魔物領で古書士なんてやっているか。周囲の人には、人生いろいろだとか言っているようである。



 結論から言うと、私が求めていたような類の本はあまりなかった。まあ、魔法関係の本なんてそうそう出回っているものではないが、せめて初級クラスのものぐらいはほしかったのだが・・・。

 ある程度、“それっぽい本”をいくつか購入して私は店を出たのだった。



 店を出てしばらくすると、なにやら街の入り口の方が騒がしかった。
 何事かと、窺っていると。私のそばを、この街の警備員だろうかリザードマンとデュラハンの2人組が通り過ぎようとしていた。

「何かあったのですか?」

 私が尋ねると・・・。

「街の入り口近くで、教会の騎士が見つかったらしいのだが・・・。」
「教会の騎士!」
「だが・・・。」

 ここで、デュラハンの彼女が口ごもる。

「どうも、様子がおかしいらしい。」
「どういう事ですか?」
「分からん・・・。兎に角行ってみなければ。」

 そう言って、彼女は街の入り口へ向かって行く。

「あ、私も行きます。」

 と、いうか、ここは街に恩を売っておいて、うちのバフォ様が多少ハッスルなされても追い出されないよう、根回しをしておきたいというのが私の本音だ。



 街の入り口へついてみると、たしかに教会の騎士はいた。いたのだが・・・。

 その騎士は、やじうまに囲まれる形で、街の入り口にしゃがみこんでいたのだ。そして、騎士の傍には、大きな本を両手で胸にかかえこむように持つ少女が一人。
 騎士の身なりは、おそらくは教会からの支給品であろう、胸に聖印が刻まれた鎧と、これまた聖印が刺繍されたマント。首には、ロザリオを下げているのだが、そのロザリオを震える両手で持って、じっと恐怖に歪んだ表情でロザリオを見つめている。
 一方の少女は、何の特徴もない白いワンピースを着ているが・・・、何より目立つのはその両手で抱えている本だろう。その題名のない本は、少女の見た目の年齢が読むにはあまりにも似つかわしくない代物であった。

 そんなとき、やじうまの群れが二つに割れ、その間から傘をさした人物が登場する。
 日傘で日光を避けながら現れたのは、この街の領主であるヴァンパイアのカルメシア様だ。

「教団やら、教会やらの騎士が現れたと聞いて様子を見に来てみれば・・・。なかなかに、妙な事になっているようね。」

 そういって、彼女は騎士と少女の両方を見る。

「一見すると、このまま害はなさそうだけど・・・。一応、なぜこの街の近くにいるのか確認する必要はあるわね。」

 カルメシア様は、しばらく考えこむと・・・。

「とりあえず詰め所へ連れてきましょう。これが演技でなければ、このままじゃ聞きづらそうだし。」

 そう言って、例のリザードマンとデュラハンの2人組に目配りをすると、2人は別な警備の者達と共に騎士と少女を連れて行こうとする。
 どうやら、2人は大人しくつき従うようだ。もっとも、騎士の方にいたっては、連行されるというより魔物2人に肩を貸してもらっているようなものだ。



 騎士と少女が詰め所へ連れられて行く様子を見届けると、やじうま達は徐々に数を減らしていく。

「さて、私はどうしますかね・・・。」

 と、考えていると。私はある物に気がついた。

 それは、ちょうど騎士が座り込んでいた辺り。誰が置いたのか、街の入り口に山積みされたタルや木箱の影から、黒っぽいものが見えたのだ。
 近づいてみると、どうやらそれは手帳のようだ。黒く染められた皮で装丁された、高そうな手帳で、どうやらその角が見えていたらしい。

 位置からして、騎士の落し物かもしれない。

「やっぱり、一応届けたほうがいいよね・・・。」

 私は、騎士と少女が向かった詰め所へと、足を向けた。



 詰め所へつくと、先ほどとあまり変わらないメンツがそこにいた。あまりというのは、この場にはルゼニアさんがいたからだ。
ちなみに少女の方は、あいかわらず本を抱えている。

「ええと、特に外傷とかは無いようですけど。」

 どうやら、2人が怪我を負っていないか見ていたようだ。おそらく、あれだけ怯えるということは、それだけ危険な目にあったかもしれないと、カルメシア様が判断したためだろう。

「さて、特に怪我も無いようだし。いい加減、話してくれないかしら?」

 そうカルメシア様は、騎士に言うのだが・・・。当の騎士は、椅子にも座らずに頭をかかえて床にしゃがみこんでいる。

「外傷というより、心の問題ね・・・。」

 いや、誰が見てもそうでしょう・・・。
 って、この街の領主様はそういう事が分からなかったのだろうか?

「あら?」

 ここで、カルメシア様は私に気づいたようだ。それで、私はここへ来た当初の目的を思い出したのだ。

「ええと・・・。これを拾ったものでして。この手帳は、貴方のものですか?」

 そう言って、私は騎士に落ちていた手帳を見せると・・・。

「っきゃ!」

 突然、彼は私の手から手帳を奪い取ると、それをビリビリと破りすてはじめた。
 私は突然の事に、茫然とその様子を見ているしかなかった。

 騎士は手帳の中身をあらかた破ると、またその場にしゃがみこんでしまった。
 少女もまた、手に本を抱えながらその様子をじっと見ている。

 と、そんな騎士に近寄る人物がいた。この教会のダークプリーストである、ルゼニアさんだ。

「そう、怖かったのね。でも、もう大丈夫よ。共に堕ちてしまえば、もう何も考える必要なないわ。」

 そう言って、ルゼニアさんは自身の胸に騎士の頭をよせながらささやいている。
 ある意味、完全な職権乱用である。

 しかし、当の騎士はというと。まるでその事を気づいてないような感じである。女性の胸が顔にあたっているという事以前に、教団の人間でありながら自分に魔物が言い寄っているのすら眼中にないといった感じである。
 いったいどれほど、怖い目にあったというのか。

 まあ、騎士の事はルゼニアさんに任せるとして・・・。私は、少女の方を見てみる。
 私が見ているのに気がついた少女は、どこか怯えるような眼差しを私に向けている。

 さて、どうしたものか?
 とりあえず、私は自分の服のポケットを弄りながら、少女に話しかけてみることにした。

「アメ食べる?」

 そう言って、私はポケットの中から取り出したアメ玉を彼女に見せる。少女は、アメ玉と私を何度か交互に見つめたあと、無言でアメ玉を受け取り、それを口にほおりこむ。
 心もち、少女の表情がいくぶん和らいだような気がする。
 と、ここで領主のカルメシア様は私に言ってきた。

「騎士の方は、ルゼニアに任せる・・・。と、言うかかってに任されているようだし・・・。彼女の方をしばらくサバトの方で預かってもらえるか?」

 どうやら、少女の方から見れば、同年代に見える私たちの所の方が、少女が落ち着くと踏んだようだ。

「どうする?私の所へ来る?」

 そう少女に問いかけてみると・・・、少女はしばらく思案したあと、無言でうなずいた。
 どうやら、餌付けに成功したようである。

「彼女もああ言っていますし。まあ、うちのバフォ様に、かってに魔女にしないように言えば大丈夫だと思います。」
「それじゃあ、たのむわね。」
「と、その前に。」
「?」

 私は、騎士が破り捨てた、手帳だったものの紙くずを拾い始めた。

「うちのサバトに、修繕関係の魔法が得意な魔女がいます。もしかしたら、これを再生させることができるかもしれません。」
「そう。」

 とは言うものの、カルメシア様は手帳の中身については興味が無い様子である。

 こうして、私はこの場は切り上げることにし、少女をつれてサバトへ帰って行ったのだった。
 まったく、本のお使いなのにだいぶ時間がかかってしまった。



 サバトに帰った私を待っていたのは、夕食を食べ過ごしたという事実であった。
 どうやら、バフォ様は私をお使いにだした事をすっかり忘れていたご様子。私と少女は、バフォ様が夜食に取っておいたお菓子を夕食変わりに徴収し、事の次第を報告した。

 バフォ様は、涙目になりながらも、領主からのお願いとあればしかたないと、少女をしばらくうちのサバトで預かることを許可してくれた。まあ、許可してくれなかったら、徴収したお菓子を全て平らげるつもりだったし、選択権を与えなかった事が甲を奏したのだろう。

 私は、少女を自分の部屋に連れていき、ベッドに寝かせることにした。お兄様(旦那)のいる魔女達は、みな2人っきりの家で夜を過ごし、このサバトの施設には昼間にしか来ない。しかし、前にも言ったように、このサバトは独身の魔女が多いため、部屋数が足りないのだ。
 彼女を寝かせると、緊張が取れたのであろうか、すぐに寝息を立て始める。
 しかし、相変わらず彼女は本を抱えたままだ。いわゆる、これがないと眠れないタイプなのだろうか?
 まあ、そこは気にするところではないだろうと、私は判断することにした。

 彼女が寝たのを確認すると、私はある魔女を探しに部屋を出た。



 目的の魔女は、彼女の部屋にいたためすぐに見つけることができた。

「破れた手帳を修復できないか・・・ですか?」

 そう、彼女こそがこのサバトでもっとも、修繕系の魔法がとくいな魔女である。

「ええ、これなんだけど・・・。」

 そう言って、彼女に袋に入れていた手帳の破片を渡す。

「まあ、やるだけやってみましょう。」
「ええ。頼むわ。」

 そう言って、彼女は魔法を使うための精神集中に入る。

 私も使えるような初級の修繕系の魔法では、壊れた者を修復する場合、壊れた箇所にその破片を当てて破損個所ごとに魔法を使用していく必要がある。簡単にいうと、パズルのピースをはめる度に、その切れ目をいちいち消していくようなものである。
 しかし、彼女のつかう上級の魔法の場合、複数の断片を一度に修復することができるのだ。

 彼女の魔法により、手帳の破片が宙に浮き、一か所に集まって行く。やがて、破片同士が繋がっていき、切れ目が消えていきやぶれていた手帳が修復されていく。
だが・・・。

「う〜〜ん。」
「どうかした?」
「完全には治らなさそうですね・・・。」

 よく見れば、所々に破られたような跡が残っている。どうやら、私が探しきれなかった紙の断片がいくつかあったようだ。

「でも、ある程度は読めるようだし。助かったわ。ありがとう。」

 そして、私はその手帳に書かれていた内容。
 おそらくは、無事に帰還したあかつきには、上司に出す報告書の記録用に書いていたであろう日記を読み始めた。

つづく
13/05/09 08:07更新 / KのHF
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■作者メッセージ
 なんだかんだで、1年半ぶりの更新となってしまった・・・。

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