読切小説
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麻薬の追加投与。
同居を始めて、互いの秘密を見つけてしまうなどと言うのはよくある話だ。
だが、まさかこんなに怒られるとはなぁ・・・。

「静次さんっ!これはいったい何なんですかっ!」
僕の前に突きつけられたのは・・・彼女と出会う前に世話になっていたオナホールだった。

「・・・では、私と会ってからは使っていないんですね?」
「ごめん、実は・・・」
2,3度世話になっていた。

「静次さん?私、言いましたよね!オナニーは絶対許さないって!理由を洗いざらい話していただきますよ!」

・・・

僕は、怖かった。
彼女の言葉に甘えるのが。
もちろん、「彼女が」怖いわけではない。怖いのは、あくまで「自分自身」だ。
いくらでも、溜まったら犯していいという言葉。
いくらでも、いつまでも面倒を見てくれるという言葉。
もちろんそれは嬉しい。

だけど、僕は都合のいい条件はセコいまでに最大限利用しようとする奴だ。
それどころか、限度を飛び越えてしまい相手を怒らせることも幾度となくある。
自分でそれはわかっている。
だから、もしその言葉に字義通り甘えてしまったら瑞恵に過剰な負担を掛けてしまうのは間違いない。そして瑞恵は何も言わないので、僕はそれに気づかないだろう。

それは夜も同じコトだ。あんな隠れグラマーの和服美人に「犯してもいいのよ」と言われ、正直なところ毎晩バッキバキだ。正直、毎晩精力の続く限りヤり続けたい。だからこそ抑えていた。

だから、あの3回は仕方のなかったことだと思っている。

少なくとも、僕自身は。

・・・

だが、彼女はそう思わなかったらしい。

「いい加減にしてください!」

瑞恵が両手でテーブルを叩き、勢いよく立ち上がった。

「私を気遣う気持ちは嬉しいです。ですが、それが却って私に負担を掛けてるってどうしてわかってくれないんですか!」

え、今なんと。

「そもそも、私は静次さんの精を生きる糧にしているんですよ。ですから静次さんに犯されないと生きていけないんです!」

僕には、返す言葉がなくなった。

「とにかく、これはもう捨てます。いいですね?」

さすがに、これには従うしかなかった。まぁ、だいぶ使い込んだし。

「・・・もうここに、新しいオナホは用意していますから。」
そう言って、瑞恵は自らの着物をまくり、その下の褌を指さした。
「ヌきたくなったら、いつでも『開封』して挿入してくださいね。」

その股布の織りなすエロさに、僕はつい生唾を飲んだ・・・

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あのオナホ騒動から5日後。
二人で出かけていた、その帰りのことだった。

「うっ!」

脳に鈍痛が来た。
身体が熱い。
どうしよう。

「あっ!」
瑞恵が何かに気づいたかのような声を上げた。

「静次さん、また溜め込んでたでしょ!」
それは確かな話である。

「・・・だからあれほど私はあなたの精液便所だと言ったのに・・・」

「静次さん、ちょっとこっちに!」
瑞恵が僕を連れ込んだのは、ある公衆トイレだった。
そして迷うことなく自らの胸をはだけさせ、僕のズボンのジッパーをおろす。

だが、そこからは何もしなかった。

どういう事だ。

しかしそう考えている間にも、鈍痛は酷くなる。

理性が・・・飛ぶ・・・

目の前に・・・いる奴は・・・嫁を・・・そして・・・精液便所を・・・名乗ってて・・・

・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「瑞恵、お前の身体・・・使うぞ。」

瑞恵はそのことを聞き嫌がるでもなく・・・その後、嬉しさで溢れた表情を見せた。

「やっと・・・その言葉、言ってくれましたね。」

僕は瑞恵に壁に手を突くよう指示。
瑞恵の股を見ると・・・さらりとした感触の褌が、ま○この所だけ濡れている。
興奮がさらに高まり、そのまま彼女の肉壺を「開封」した。

いつもなら躊躇もするのだろうが、鈍痛のせいで理性が殺がれていたので躊躇なく挿入した。

実は、あの日以来彼女とは一回もしていない。
それが何故だったのかは、わからない。
ただ、確かなのは・・・

5日ぶりの彼女のま○こは、やっぱり最高に気持ちいいと言うことだ。

僕は、そのまま快楽と欲望の赴くまま腰を振った。

「アン・・・静次さん・・・激しい・・・」
「5日もお預けで・・・挿れたのがこんなんじゃ・・あっっっっっっ!」

理性は欲望と快楽に焼かれ、激しく腰を振る。
瑞恵のま○こをまさにオナホのように、僕のモノを扱く道具にしてしまう。

「あぁっ、いいっ、いいのよっ、もっと扱いてっ!」
「瑞恵っ、僕・・・ああっ!」

奥深く挿入したまま、僕は爆ぜた。
鈍痛が、快楽と入れ替わる。
溜まったモノがすべて吐き出されるまで、腰を彼女の尻に密着させていた。

・・・

「5日ぶりの・・・静次さんのせーえき・・・やっぱりおいしいです。」
瑞恵は、僕が吐き出したモノをま○こで味わいご満悦だ。

「おい・・・お前は、お前の身体が性処理用具にされて本当に平気なのか?」
「・・・それを理由にお預けを食らうのと、どっちがマシだと思いますか?」
「そりゃ確かにそうなんだが・・・」

「だ、か、ら。 したくなったら、一言言ってくれれば私の体を使わせてあげます。」

「・・・帰ったら、もう一回しようか。」
「えぇ。いっぱい吐き出してくださいね。」

「私は、どんなに欲求不満でも私からは言いません。でも、それは・・・私が言い出したら無制限に求めるくらい欲情してるからって事、覚えておいてくださいね。」

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そして、部屋に帰ってきたとたん・・・

「瑞恵、させてくれ。」
「えぇ、どうぞ。」
二つ返事でOKだった。

床に寝転がり、いつでもおいでという体制をとる。
そこで、着物の裾をまくり上げてみるのだが・・・

「アレ?いつもと下着が違うね?」
「たまたま見た本にこんなのがありまして・・・似合いませんか?」
上から下まで、着物の下はいつも・・・というかさっきとは違っていわゆるセクシーランジェリーに身を包んでいた。

「いいや、すっごく似合ってる。」
最初は、ただヌきたいだけだった。
だが彼女の肢体はその欲望にブーストを掛け、終いには「”彼女を”犯したい」という欲望に換えてしまう。もしかしたら、最初からその自信があったからこそ自らをオナホにしていいと言ったのかもしれない。

・・・まぁ、そんなことはどうでもいいのだが。

今履いているパンティーには履いたまま挿入できるよう、ま○この部分に大きな穴があいている。
それを活かさない手はないと言わんばかりに、濡れていることを確認するとそのまま貫いた。

「はうっ、さっきより大きくなってないですか!?」
「当然だよ、こんなエロい身体見せつけられて「大きく」しない男なんていないって。」
「もう・・・そんな嬉しいこと、言わないでください!」
「え?なんで?下心満々のこと言われたのに?」
「人間の女性以上に、妖のメスにとってセックスアピールは重要なんです。」
・・・なるほど、見た目はまんま人間でもやっぱり人間じゃないと言うことなんだな。

「しかし・・・瑞恵のま○こ、なんでこう毎度毎度刺激的なんだ・・・全然飽きねー・・・」
「ありがとうございます。マンネリにならないよう毎回形を変えている甲斐があります。」

「・・・悪いけどさ、しばらく変えないでいてくれるかな・・・」

彼女を貫くたび、僕はあるジレンマに悩まされる。
彼女のま○こは凄く気持ちいいので、もっともっと腰を振りたくなる。
だけど情けないかな、あまりやりすぎるとすぐに果ててしまう。
だから気持ちよくしてくれるその姿勢は嬉しいけど、ちょっと困っているのも事実なのだ。

「すぐ果てることは、恥ずかしい事なんかじゃありません。むしろ妖のメスにとっては『あなたとの行為が気持ちよかった』って言う最高の褒め言葉なんです。」

その言葉とともに、瑞恵のま○こが僕のモノを扱きあげる。
そして、僕も再び腰を振り始めた。
そして、本能のまま激しく腰を振り始めてすぐに・・・

「瑞恵っ!出すよっ、中に出しちゃうよっ!」
「えぇ!あなたの肉便器ま○こにいっぱい出してください!思う存分出してくださいっ!」

・・・うっ!

・・・瑞恵の中に思う存分射精した。

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コトを終えて、僕は爽快感と瑞恵の暖かさに包まれていた。

「いいですか、自らの旦那の性処理を拒む妖のメスなんていません。『ヤりたい』と『気持ちよかった』は『魅力的だ』と同義の褒め言葉で、すぐイっちゃうのは『すごく気持ちよかったよ』と言う意味になるんです。ですから、性欲と本能に忠実になってください。それが妖との、私との性行為における相手への気配りなんです。」

「もうわかってると思いますけど、どんなコスでも対応してみせます。静次さんの妄想と性欲、みーんな私にぶつけちゃってください!だって、私だって静次さんとしたくてしたくてたまらないんですからっ!」

瑞恵が、屈託のない笑顔を見せた途端僕をいきなり抱きしめてきた。
顔に押し当てられたおっぱいのむにむに感が何とも言えない。

・・・よし、ちょっと意地悪してやろう。
「それじゃ、褌締めた濡れ濡れエナメルのマイクロミニなナースとローションプレイ!それから、セクシーランジェリーのエロ巫女さん!それからノーパン・ノーブラのスーツ女にバイブぱんつ付けさせて・・・」
我ながら、クレイジーな要求ばかりしていると思う。
まさか受けるはずがない。そう思って話していたからだ。
だが・・・

「はいっ!全部やっちゃいましょう!」

二つ返事でのOKに、かなり拍子抜けだった。
そして体が溶け始めたかと思うと、まさに注文通りの姿に変化した。
ローションで濡れた手が、押し倒された僕の頬に触れる。

「さぁー、静次さん。楽ぅーにしてくださいねー。」

僕のモノを早々と挿入し、懇親を込めて騎乗位で「看護」を始めるエロナースがそこにはいた。

「今日のメニューは、性的快楽で悩みを吹き飛ばすスペシャルメニューです。じっくり味わってくださいねー。」

そして上半身が覆い被さると、彼女は耳元でこう囁いた。

「私は、あなたの妄想に最後まで付いていきます。ですから、せーえきは私の便所ま○こに一滴残さずくださいね、旦那様・・・」

「毎回思うんだけどさ、どうしてそんなコト言うの・・・?」

「あなたは優しすぎて、『精液便所』くらい言わないと私をなかなか犯そうとしませんから・・・」

・・・

何故彼女がここまでしてくれるのか、いまいちわからない部分はある。

だが、これだけは確実に言える。
僕は彼女の献身的な態度と夜のテクの虜になっている。
だから僕には瑞恵と一生を共にする以外に、道はないのだ---。

---瑞恵。とんでもない常識はずれで甘えん坊な僕だけど、これからずっと宜しくな。

そう思いながら、僕はナースの用意した『精液便所』に溜まった白濁を排泄した。
11/12/01 17:28更新 / ぜろトラ!

■作者メッセージ
「限度」って、難しいですよね。
もし僕が静次だったら、「嫌な時はハッキリ言ってね」と念を押した上でヤりまくるか、ひたすら堪えるかのどっちかでしょうなぁ。

そしてメッチャKYなんで・・・瑞恵の気持ちを読むことは相当難しいでしょうね。念を押していれば「言わない奴が悪い」と突っぱねるタイプですし(汗

ひょっとしたら、静次は僕の美化コピーかもしれません。

・・・しかし静次クンよ・・・リア充爆発しろ。

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