読切小説
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ワーウルフの魅力について語ろう
ワーウルフ可愛いよワーウルフ
獣人としては恐らく最もポピュラー ファンタジーにはほぼ必須な存在
一般的にはオスもメスも人気があるすごいやつだよ

突然の私事だけどね 自分、犬派なんです
もちろん猫も好きだよ?大好きだよ?食べたい位好きだよ?
でも犬か猫どちらか選べって言われたら苦悩の末犬を選ぶ そんな感じ
なんでっていうとね 犬ってストレートじゃん 超ストレートじゃん
もう家に帰るとさ はちきれんばかりに尻尾振って ダッシュで駆け寄ってきて飛びついてくんの
普段も基本べったりで甘えんぼ かまってあげないと寂しそうな顔して寝床行っちゃうの 
見かねてなでてあげると「むふふー」って顔するの かわいい
落ち込んでる時なんかは励ましに来てくれる仲間思い
小型犬だと一緒に寝る時何故か股の間で寝る 上の方にあげても戻る 譲れないらしい
ヤバイ 犬飼いたい

普通の犬でもこんなに可愛いのにさ 厳密には狼だけど 女の子だよ? 女の子がこんななんだよ?
しかももふもふだよ? 手と脚にも毛皮あるんだよ? 肉球もあるんだよ? ぷにぷにだよ?
もふもふのぷにぷにだよ? 耳だってピコピコ動くんだよ? もふもふのぷにぷにのピコピコだよ? 最高じゃね? もうほかに何もいらないね お腹撫で回したい

野山を駆け回るその身体はとてもしなやかで 程よくついた筋肉の硬さと女性特有の柔らかさを持つ
やや小ぶりな胸はスレンダーな体型とあわさり芸術的な美しさを醸し出している
狩りの邪魔にならぬよう短く切られたその髪はボーイッシュだがどこか爽やかな色気を放つ
獲物を見つめる彼女の表情はとても凛々しく獲物より先にこちらの心を捕えてしまう
ー刹那 一瞬の隙を突いて彼女は飛び出した 仲間との連携は見事としか言いようがない
見事獲物を仕留めた彼女 先ほどの凛々しさはどこへやら 獲物片手に満面の笑みでこちらに駆け寄ってくる
その姿はまるで子供のようでとても愛らしく、私はついその頭を撫でてしまう

こんな素敵な妻を娶った私は特別な存在なのだと思いました
今では私はお父さん 娘にあげるのは勿論オトウサンズオリジナル
なぜなら私もまた クロビネガーだからです

ー現実は非情であるー

気を取りなおして次に行こう
アヌビスだよアヌビス
王墓の墓守 古代エジプトの民の生み出した妄想の結晶 最古のケモノ
様々な呼び名があるけどやっぱりアヌビスたんはアヌビスたんが一番いいね
いやマジ 半身半獣とか 数千年前から半身半獣とか スフィンクもそうだけど
GJ マジGJ お前らよくやった(何様) 心からの賞賛を送る

まず褐色肌
スフィンクとかマミーとかダークエルフとかギルタブリルとかもそうだけど 褐色はエロい(結論)
なんだろう 自分の語彙力じゃ適当な言葉が思いつかない とにかくそこはかとないエロスを感じる
それに金の装飾品って ここのサイト見るまで良さに気づかなかったよ 何たる不覚
装飾品がつくことによってね 上品さ・気品さ・威厳属性がつく これがまたいい
普段は高位の仕事についてるから部下の手前毅然とした態度を取ってるけど根っこのところはウルフ種共通 甘えんぼ
二人の時は結構甘えてくる ちょっと上から目線気味なのは職業病 ホントはもっと甘えたい
さっきからギャップ萌えしか語ってないぞ まあいいや

次 黒髪 ツヤツヤの黒髪
ツヤツヤサラサラ 最早語るまでもない
でも語っちゃう
艶 あの艶は毎日丁寧に手入れしないと出ない 生真面目なアヌビスだからなせる業
髪の重要性は言わずもがな 「黒髪美人」なんて言葉もあるくらいだしね
かのクレオパトラ女王も髪の手入れには気を使っていたというし日本でも貴族の女性の嗜みだったという
美人で髪もさもさでも悪くはないがやはり綺麗に整っている髪は違う
アヌビスたんは尻尾とか他の毛も手入れしてそう かわいい

アヌビスってスケジュール管理大好きだけど実はみっちり分単位じゃなくて修学旅行とかの予定表をちょっと細かくしたくらい何じゃないかと思ってる
多少のズレやちょっとしたトラブルなんかに対応しやすいしね
でも斜め45度上の出来事にはやっぱり弱い パニック→思考停止→先祖返りのコンボを華麗にこなす
実は計算してやってる時もあったりする 黒い、黒いぞアヌビスたん だがそれもいい

仕事一辺倒であんまり外には行かないから若干俗世に疎い のでたまに出かけるとドジッたりすることがある 少し金銭感覚も怪しい
だから外に出ると基本旦那にまかせっきり 何も出来なくて帰るとちょっとスネる かわいい

あと古い日本文化(ジパング文化)にハマリそう 特に食文化 絶対ハマる 妙な確信がある
味噌と醤油とあんこと緑茶まとめ買いする 絶対する 納豆はダメ
豆腐とか作りそう にがりが無いか
日本酒はファラオ用にいいやつ数本 自分用にいいちこ数本
お酒は自制がきく方 ほろ酔いでやめる さすがアヌビスたん
でもスフィンクスは飲み過ぎるので後片付けが大変だったりする がんばれアヌビスたん


ああ 図鑑世界とのポータルはまだか
13/11/02 12:24更新 / Paul

■作者メッセージ
Paulです 調子に乗って2作目です
ウルフ種編いかがでしたでしょうか
やはり文才と語彙力のなさで書ききれなかった部分もあります
精進します
スキルが上がったらリメイクというか加筆したりするかもしれません

さぁみんなも魔物の魅力を語ろうぜ!

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