連載小説
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ワンダードラゴン・エクスプローラー
「ねぇキミ、この不思議の国に来たからには知っておかなきゃいけないことが山ほどある訳だけど……まず、男一人であの山に近づいちゃいけないよ。
 山の名前は何だったかな……まぁ別にどうでもいっか。ニバンメ山とでも呼んでおくれよ。
 あの山の頂上にはそれはそれは恐ろし〜く好色な、一匹の竜(ジャバウォック)が住んでいるのさ……アーネストって名前だけど、ボクたちは彼女のことをアニーと呼んでいる。
 やけに親しげに呼ぶんだなって?それはそうさ、彼女は不思議の国を外敵から守るお仕事を女王陛下から仰せつかってるからね、不思議の国の住人の中ではそれなりに名が通っているんじゃないかなぁ?
 お〜っと話を戻そう。まぁそんな仕事を任されているものだから、不思議の国に居るくせにまだ男を知らないみたいなんだ。それこそこの国に迷い込むようなえっちな男を見つけでもしたら……ふふ♥さ〜てどうなっちゃうのかなぁ?
 まぁ余程のことが無い限りあんな辺鄙な場所に寄りつくことなんて無いと思うけどね。
 それじゃボクはこの辺で……。これからのキミの不思議の国ライフが幸せであることを祈ってるよ!それじゃ、アデュ〜♪」
プロローグ《淫乱竜姫の夫とガイドブック》18/05/18 14:58

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