連載小説
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序章
祖父、玄乃助が亡くなった。

館のような家に住んでいた祖父。

しかしその館も遺言書には売って自分たちの金にしていいと書いてあり。

欲しい家具はそのまま持っていっていいとも書いてあった。

そして休日利用して俺、香澄彩登(あやと)は父、母に連れられ祖父の住んでいた館に足を運ぶのであった。

「じゃあ父さん達は館内を掃除していくから彩登、すまんが物置小屋を頼んでいいか?」

「へいへい」

返事をしてで物置小屋へ向かうと母が呼び止める。

「大丈夫彩登、ちょっと休む?」

心配性な母に呼び止められる。

「大丈夫だよ母さん心配しなくても俺元気だから」

「そう?無理はダメよ?」

「はいはい」

返事をして物置小屋へ歩き出す。

「あの子大丈夫かしら・・・」

心配そうに彩登の後ろ姿を見守る母。

するとそこへ父が母によっていく。

「彩登なら心配はないよあの子だってもう15なんだから」

「そうね・・・あの子ももう大人よね」

そして二人も館の中へ入って行き片づけに向かう。

※ ※ ※                         ※ ※ ※

「小さい時から思ってたけど、やっぱ大きいな物置小屋」

先に渡されていた物置小屋の鍵を開け、物置小屋の中にへ入る。

物置小屋の中は目ではわからないほど暗かった。

「うわ・・・暗ぁ・・・まずカーテンとか開けて明るくしなきゃな」

扉を開けっぱなしにして物置小屋へ入る。

中に入ると色々と物が散らかっていて歩きにくく小屋の窓があるところまで歩いていく。

「よいしょっと・・・ふぅ・・・これで少しは明るくなるな」

ようやく窓のあるところへ着き窓を開け、小屋の中が少し明るくなる。

「ふぅさてととりあえず適当に物を出すか」

自分が持てる物を手に掛けていく。

物の中にはどこかの国の仮面やらなんやらがあった。

「なんだこれ、よくこんなの集めたな爺ちゃん、そういや昔護身用に勾玉もらったな・・・」

服の上から勾玉の首飾りを触る彩登。

「・・・っとこんなことしてる場合じゃないな」

物を再び運び出そうとした時。

「?なんだ・・・光ってる??」

物置きの奥から何かが光っているのが見え近づいてみる。

「・・・この奥から光ってる」

とりあえず手を伸ばして、取ってみようとする。

「・・・と、取れない・・・もう少し・・・もう少し」

ようやく手が届き取ってみる。

「なんだこれ・・・鏡?」

すると、その鏡がさらに光出す。

「な、なんだ・・・ま、まぶしい」

あまりの眩しさに目を瞑ってしまう・・・。
12/02/20 21:25更新 / さわ
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■作者メッセージ
今回は魔物娘は出て来なくてすみません・・・

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