連載小説
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一日目
昨日は嫌な夢を見た。
少女が婿やらなんやらさけんで、ふぅ
『お、き、ろー』
『うわぁあ!?』
現実だったようだ。
『逃げようとするからちょっとさしたのだが、これできぜつするとはな。運ぶのが大変だったぞ。』
『ご、ごめんなさい。』
『にしても、人間とはこんな狭い箱にすんでいるのか?』
『狭いとかいうな狭いとか!』
『人間よ!私の婿になるか?なるよなぁ、この美少女メイ様に求婚されるのだ、貴様はしあわせものだ!あっはっはっは!』
『ならん!学校もあるし、第一、俺は女に興味はない!』
『ほぉ、あれか、ツンデレってやつか?ん?学校か…よし、私もいこうではないか!』
『やめてください。』
『いいやいってやる!行ってこいつの彼女でーすとか言ってやるククク………!貴様!名は何という!私ばっかり名前を言っていた!』
『アキラだ。これで満足か?』
『あっはっはっは!簡単にいうとは!』
やべぇ、何かやばい?これやばいの?
『では、アキラよ、子どもは何人がいい?1人か?2人か?』
『まず第一お前と結婚もしてない!つきあってもいない!』
『ひどいわ、昨夜のことわすれたの!』グスッ
『いやいやいや!何もないよ!第一さっきあったばっか!』
『頭は覚えてなくても体は覚えている』
『ない!そういうのない!』
本当にあったなら……責任……
『まぁ残念ながら、何もなかったがな!ところで、入学手続きをしたいのだ、ついてこい!』
『え!いやっちょ!』
女に無理矢理連れていかれる男ってなさけないよな、今の俺だが。はぁ、


ー学校ー
『すいません、入学手続きをしたいのですが………』
こいつさっきとべつじんじゃねぇか!
『ではこちらに………』
普通にうけいれるな!尻尾みろ尻尾!ってあれ、ない!おれのみまちがい?
『おわったぞぉー帰るか。私の正体バラしたらどうなるか、わかるよね?』ボソッ
やっぱり、本物でした。お母さん、俺はどうすればいいのでしょう。
っていうか、こいつの家、どうするのでしょう、まさか、おれのー
『はやくかえるぞ! 私達 の家に。』
やっぱ、おれのうちにくるんすね。

この時俺は、周りの視線にきずかなかった。
あとあと考えれば、クラスメイトも、ご近所さんも、いっぱいいた。
このとき気づいていれば………。


ー家ー
PULLLLL電話が鳴った。
友達からだ。
『お!お前!俺に内緒で彼女つくりやがってえぇぇえ!おまえだけは、お前だけは裏切らないと思ってたのにぃぃぃ!詳しいことは明日聞く!覚悟しとけ!』ガチャン!
え、えーっと、どうしよう、これから。


13/01/09 15:51更新 / ネズミ天使
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■作者メッセージ
先日は大変申し訳ありませんでした。仕組み勘違いしておりました。これから頑張って行きます。更新はすごく遅いかもしれませんし、邪魔者かもしれません。
でも、がんばらさせていただくのでよろしくおねがいします。

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