読切小説
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平成魔物娘ライダー

『魔物娘ライダー ベルゼ』

【A New Ero. A New Legend.】

魔暦2000年。
ナチカラツ地方の山中で発見された古代遺跡から人間でも魔物でもない怪物、「エロンギ族」が復活した。次々に人々を襲い、殺すエロンギ族。
2000の性技を持つベルゼブブ、「蝿代妖子」は同じ遺跡から発掘されたベルトから、古代、エロンギ族と戦った戦士のイメージを察知。「戦士ベルゼ」に変身し人々の笑顔を護る為に異形の怪人と戦う!


妖子「ワシは戦う!こんな奴らの為に、これ以上、誰かの涙は見たくないんじゃ!皆に笑顔でいて欲しいのじゃ!!だから、見ておれ、ワシの!変身!!」

妖子「この雨だって絶対に止むのじゃ!そうしたら青空になる!今でさえこの雨を降らせておる雲の向こうには、どこまでも青空が広がっておるのじゃ!!」


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『魔物娘ライダー リザド』

【目覚めエロ、その魂】

未確認生命体による危機から数年後・・・・
ナキワオ地方に謎のオーパーツが漂着するという出来事を境に不可能犯罪で変死するという事件が多発する。
魔王城から派遣されたゴーレム、「土川真琴」は事件が未知の怪物「アァンノゥン」であることを知り、アァンノゥンを討つ戦士「リザド」の存在を目の当たりにする。
記憶喪失でありながらも本能の赴くままに「魔物娘ライダーリザド」に変身しアァンノゥンを倒していく家事手伝いのリザードマン、「蜥上翔子」。瀕死の重傷の後、突如リザドの力に目覚め、不幸のどん底を行くマンドラゴラ、「根原葉」。
三人の物語は交差し、一つの巨大な流れへ昇華していく!


翔子「誰も・・・・・誰も人の未来を奪う事は出来ない!!」
葉「花が夢を持っていると思います?それでも花は咲いて、花は枯れる。そういう風に生きていければいいと思います。」
真琴「ボクは生きる為に戦う!生きる事を・・・・・・素晴らしいと思いたい!!」


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『魔物娘ライダー 龍姫』

【戦わなければイキ残れない!】

魔暦2002年。
魔界では人々が失踪する事件が連続発生していた。真相を追う「OTLジャーナル」に所属するドラゴン記者、「辰都真美」は取材中にふと目にとまった奇妙なカードデッキを手にする。その時真美は鏡の中の世界「ミラーワールド」に吸い込まれ、そこで魔物娘ライダーの一人であるワーバッド、「傘山蓮子」に出会い、モンスターとライダーの戦いについて知る。
やがて真美は、モンスターやライダーのことを詳細に知り、モンスターのドラゴンイッターと契約、そのパワーを使って戦う「魔物娘ライダー 龍姫」となってモンスターから人々を護ることを誓う。
だが、蓮子は、真美と共闘するどころか、「真美を潰します」と言い挑みかかってきた。そして次々と目の前に新たな魔物娘達が現れるが、彼女らも他の魔物娘を敵視し、攻撃する者ばかりだった。ライダー同士の戦いは、既に始まっていたのだった・・・・・・・・


真美「我は人を守る為にライダーになった・・・・・・ならば、ライダーを守ってもいいはずだ!!」
真美「やはり、ライダー同士の戦いなど、止めたい。それが正しいかどうかではなく・・・・我もライダーの1人として叶えたい願いがそれなのだ!」


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『魔物娘ライダー XXX』

【疾走する性欲】
- Open your legs. for the next sex! -


魔暦2003年。
その性格から職を転々としていたワーウルフ「大神実」は、美容師を目指す少年、園田真治と旅先で出会い、謎の怪物「エロフェノク」に襲われる。真治は果敢にもブイズギアを装着しエロフェノクと戦おうとするがベルトに拒絶され、変身は失敗。
だが実にブイズギアを装着させ、彼女を「魔物娘ライダー XXX」に変身させることによってエロフェノクを撃退することに成功した。

同じ頃、2年前に事故によって植物人間状態となっていたケンタウロス、「馬場勇」が遂に目覚めることなく永遠の眠りについた。
ところが程なくして彼女は死の床から蘇り、2年ぶりの社会復帰を果たす。
だが長い間昏睡状態にあった彼女の周囲の環境は激変していた。彼女の両親は死亡。遺産は親戚に奪われ、唯一の心の拠り所とした恋人をも奪われた彼女は悲嘆と激昂によってホースエロフェノクとして覚醒する。
恋人を寝取った女、さらに恋人までも殺害した彼女は犯した罪と怪物と化した我が身に絶望を抱きながらも同じく失意の底で死に、そしてエロフェノクとして蘇った少年、長田忠志に出会うことで人間と魔物娘とエロフェノクの融和を考え、生きてゆくことを決意する。

やがて、二人の魔物娘はライダーベルトとエロフェノクを巡る熾烈な戦いの中で出会い、そして・・・・・・・・・


実「おい、知ってる?夢ってのはな、時々スッゲー熱くなって、時々スッゲー切なくなるらしいぜ・・・・・・・・・オレには夢が無い、けど、夢を守る事はできる!」
勇「ねえ、知っていますか?夢っていうのは、呪いと同じなんです。呪いを解くには夢を叶えるしかない。けど、途中で夢を挫折した者は、一生呪われたまま・・・・・・・らしい。・・・・・・・・・・・・あなたの、罪は、重い。」


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『魔物娘ライダー グルイド』

【今、その魔力が全開する。】
【運命の切札を嘗め取れ!】


魔暦2004年。
魔物娘基盤史研究サバト (通称SABAT)の新人グールである「屍崎一重」とその先輩の「橘腐紀」は古代から蘇った不死身の殺戮生命体「アンデッド」を封印するため、SABATが開発した特殊兵器"ライダーシステム"を用い、『魔物娘ライダー』として日夜戦っていた。

ある夜、SABATがアンデッドに襲撃されているという連絡が入る。
彼女はSABATへ急ぐが時すでに遅く、施設は破壊され、所員はほとんど殺された後だった。
彼女の前にSABATを襲撃していたデビルバグアンデッドが現れる。屍崎は怒りに任せてグルイドに変身しデビルバグアンデッドに挑むが、敵は強く防戦一方のグルイド。

そんな光景を影から見つめる者がいた・・・・・・・・。橘だ。
しかし今彼に出来る事は、目の前の敵と戦い、封印する事だけであった・・・・・・・


一重「例えカードが一枚も無くても…あんたを封印できるはずだよ!・・・・・あたいに・・・・・ライダーとしての資格があるのなら!!・・・・・戦えない、大勢の人々の代わりに、あたいが戦う!」
「オンドゥルルラギッタンディスカー!!」


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『魔物娘ライダー 赤鬼』

【ぼくたちには、エーローがいる】
【女と出合った少年は いつか きっと 強さを知る。】


魔暦2005年。
高校受験を目前に控えた少年、「朝立夢精」は、母の実家の法事でイク島に向かう船上で、船から転落した男児を助けるアカオニを見た。それを見て驚く夢聖にアカオニは「鍛えてますから」とだけ言い残して立ち去った。
島を散策しに出た夢聖は、触手林の中で怪物に襲われる。窮地の夢聖の前に再び船上のアカオニ・アカキが現れる。アカキは音叉を顔の前にかざすと、全身が炎につつまれ鬼の姿に変身、怪物に立ち向かっていった。


アカキ「結構鍛えてます!」
アカキ「少年はさぁ、携帯水晶、失くしたよな?あたしは酒瓶を失くした。でもさ、生きていくことって…失くすことばっかりじゃないぜ。」
アカキ「心だけは強く鍛えておかないと、自分に負けちゃうじゃないか。」


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『魔物娘ライダー アント』

【魔の道をイキ、総てを司る!】
【私が正義!】


魔暦1999年10月19日、魔界に飛来しシブタニに落下した巨大隕石により、その周辺地域は壊滅した。
そして7年後の2006年、人間と魔物娘を殺害しその人間や魔物娘に擬態する宇宙生命体、「ワーム」が出現。ワームに対抗するため、人類は秘密組織SABTOを結成し、マスカクドライダーシステムを開発した。一方、SABTOの見習いジャイアントアント隊員、「蟻美新紅」は、自らを「魔の道をイキ、総てを司る女」と自称するアントアラクネ、「魔道総子」と出会う。


総子「おばあちゃんは言っていた。子供の願い事は未来の現実。それを夢と笑う大人は、もはや人間ではない。」
総子「私が望みさえすれば、運命は絶えず私に味方する!」
総子「おばあちゃんは言っていた。男と女は時として化学反応を起こす。なにがあってもおかしくない。」


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『魔物娘ライダー 霊王』

【時を超えて あたい、絶頂!】
【時の列車レイライナー、次の男はアレか?ソレか?】


常に運が悪い少年「野晒清太郎」は、ある日「偶然」、時間旅行する幽霊列車「レイライナー」の乗車券「ライダーパス」を拾ってしまい、時同じくして歴史を改変しようとする怪物ゴースト「ウシオニタロス」にとりつかれてしまう。さらには自分に取り付いたゴーストとは別のゴーストが起こした騒動にも巻き込まれてしまう。

しかし、精太郎は「特異点」という素質を持っており、他の人間とは違い、自分に取り付いたゴーストをある程度制御したり、ゴーストが改変した歴史の影響を受けない。そして、歴史改変に対抗できる「魔物娘ライダー 霊王」に変身できるのは、時間改変の影響を受けない特質の持ち主「特異点」のみ。
ケンカもからっきしで気も弱い精太郎だが、とにかく暴れる事だけに興味がある奇妙なゴースト「ウシオニタロス」、男好きで人を騙すのが好きな「カッパタロス」、関西弁で馬鹿力で人情に厚い「グリズリータロス」、無邪気で我侭かつ甘えん坊な「ドラゴンタロス」達と協力しながら、歴史を改変しようとたくらむゴースト達と戦っていく。


清太郎「弱かったり運が悪かったり、何も知らなかったとしても、何もしないことの言い訳にはならない・・・・・・やらなきゃいけないと思ったらやるよ。」
ウシオニ「いいか?オレに前戯はねぇ!!最初から最後まで絶頂だぜ!!」
カッパ「言葉の裏には針千本、千の偽り万の嘘。それでも良いなら・・・・・・私に釣られてみるぅ?」
グリズリー「わいの強さはやっぱ泣けるで!」
ドラゴン「犯っちゃうよ!答えは聞いてない!」


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『魔物娘ライダー ヴァンパ』

【Wake Up! 緊縛の鎖を解き放て!!】
【それはバイオリンをめぐる、母と子の物語・・・・・】


魔暦1986年。
世間には人間に化け人間の精液吸って生きるモンスター「ファンガイア族」が跳梁跋扈し、それに気づいた数少ない人々がファンガイアと戦いを繰り広げていた。ある日、腕利きのファンガイアハンターである青年、「麻生薔薇」はターゲットであるファンガイアを追い詰めたものの、彼に惚れたらしい1人のヴァンパイア少女の乱入により取り逃がす。薔薇の叱責を気にもせず彼女を口説きに掛かるヴァンパイアの名は、「紅音羽」。天才バイオリニストである彼女は、こうしてファンガイアの存在を知ることとなる。

それから22年経った2008年。ゴーグルにマスクという奇妙な姿で、ゴミを漁っては魚の骨を拾って回る怪しげな少女がいた。彼女の名は「紅牙」。音羽の娘である彼女は、母の遺したバイオリン「ブラッディ・ローズ」を超えるバイオリンを作るためにバイオリン職人として修行を続けていたが、他人との接触を極端に嫌いこの世アレルギーで内気な性格のため彼方此方でトラブルを起こしていた・・・・・・・


音羽「よせ!私のために争うな!二人同時に、愛してやる!」
ニャゴさん「その命、神に返しなさい。」
牙「今から私が、新しいキングだ!」


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『魔物娘ライダー DLH』

【全てを押し倒し、全てと繋がれ!】
【魔物娘ライダー?10年早ぇよ!】


その日、世界は終わりを告げた。
ワーム、エロンギ、エロフェノク。全ての世界の怪人が現れたのだ。それぞれの世界はひとつとなり、崩壊を始める。

どこからかふらりと現れ、バフォ写真館に居候するカメラマンデュラハン、「首菜詞」。
彼女が伝説のベルトを手にしたとき、世界を巡る旅が始まる。

世界の破壊者、デュラハン。幾つもの世界を巡り、その瞳は何を写す?


詞「通りすがりの首なし騎士よ!覚えておきなさい!」
詞「人は誰でも、自分のいるべき世界を探している。そこは偽りの無い、陽の当たる場所……そこへ行く為に、人は旅を続ける。そして旅を恐れない!その旅を汚したり、利用する権利は誰にも無い!」
詞「私はこれからも、世界を繋ぐ。物語を繋ぐ。それこそが私の旅・・・・・・・・デュラハンの物語は・・・・・・・ここから始まる。」





























「なんだこれは。」

可愛らしく愛しい我が妻であるナルシャが目に隈を作り、大あくびをしながら自らの研究室から出てきて俺に書類の束を渡した。
書類の表紙には

【魔物娘ライダー企画書】(企業秘密なのじゃ)

と彼女特有の丸っこいとても可愛い字で書いてあった。
表紙をめくると魔物娘が変身した姿が描かれており、それの名前や詳細な設定とあらすじ、使われるであろう科白の一部が書かれていた。

「ほぁぁぁぁ・・・・・なにって、企画書なのじゃ。」
「それは分かる。なんのだ。」
「ふにゃぁぁぁ・・・・・・魔物娘ライダーなのじゃ・・・・・むにゅ・・・・・。」
「まものむすめらいだー?」
「あるサバトからの依頼での。新たなヒーローを作って魔界の子供達に夢を与えようと!いう企画じゃ。設定と脚本を頼まれた。おかげで徹夜してしまったのじゃ・・・・・・・ふぁふぅぅぅ・・・・・・・。」
「へー、夢か。いいじゃない。」
「それだけではないぞ。人間や魔物娘ではない『怪人』を魔物娘が成敗することで反魔物派に「魔物娘はいい奴」という宣伝にも使えるというものじゃ。」
「ほぉー。凄いじゃないか!」
「さらには、変身グッズや変身後の武器やツール、ライダー柄のパジャマや靴などの関連商品の販売。セイレーンによる主題歌や各地でのショー、映像水晶の販売によって新たな研究資金確保を
「それが目当てか!!」


目が銭になっている我が妻へのツッコミがサバト中に木霊した。
11/06/16 18:31更新 / 腐乱死巣

■作者メッセージ
ラミア「祭りの場所は、ここかぁ・・・・・」


どうも。こんなくだらないSSにお付き合いいただきありがとうございます。
腐乱死巣です。
このSSは東映様とは全く関係がありません。全部乾巧って奴の(ry
それと、腐乱死巣は特撮大好きです。決して元ネタさまが嫌いで侮辱しようなんてことはございません。


とりあえず10年分の設定を考えてみた。
※ただしほとんどwikiなどからの写し。
本編?バフォ様は言っていた。そんなものはないと。

それでは、また次のSSでお会いしましょう。


ところで、誰か魔物娘ライダーリザドのDVDBOX持ってませんか?

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