連載小説
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添い寝〜ハーピィ〜
こんばんは。遅くなりました。
季節もすっかり冬となり、今日も退屈な日々がつづきますね。

前置きはさておき、設定です。

設定

季節 冬

場所 ハーピィの寝床

状況 仲良しだったハーピィにいきなり連れ去られたあなた。
    何かわけがあるそうですが・・・


では・・・スタート!!



「よっこいしょ。ふー・・・やっとついた。さて、あんたには今日から私と寝てもらうわね・・・何その顔?状況がわからない?」


いきなりの言葉に驚くあなた。


「だ〜か〜ら、私とここで、一緒に寝てもらうの。ドューユーアンダスタン?だめだこりゃ。ぜんぜんわかってない。」


とハーピィはあなたの前に立つと腰に手を当てて顔を覗き込んだ。


「私たちハーピィはね、冬はこの薄着じゃ寒くて眠れないのよ。で、布団を出そうとしたんだけど・・・人の体温がもっとも寝るのに都合が良いらしいからあんたを連れてきたってわけ。」


話し終えるとハーピィは少し顔を赤くしてつぶやいた。


「そ・それに・・・なんていうか・・・前からずっと・・・ていうか、えっとその・・・あーええと・・・ああもう!!いいから寝ましょ!!ほら、早く横になる。」


結局、一緒に寝る羽目になったあなた。
そして・・・


「寝た?寝てますか?寝ちゃってますか〜?・・・・・寝てる。よ、よーし・・・緊張するけど添い寝が一番良いんだし、あなたと寝たいし・・・ってなんてことを言っちゃったりしたかったのよね〜〜。ああでも、本音もそうなんだけど・・・きゃ!!」


一人でぶつぶつと顔を赤くして悶絶しているハーピィ。
と、あなたが寝返りをうったのでハーピィの顔の前にあなたの顔が近づいた。

「っぶ!!・・・・やば、鼻血でそう・・・うわ〜あどけない顔・・・ごくり・・・ちょっとならばれないよね?ん・・・」


ちゅ・・・


「やった・・・できた。しちゃった。キ・キキキキキ・・・スススス、しちゃった。ぶは!!」


恥ずかしさで鼻血をとうとう噴出したハーピィだった。


次の日・・・


「あ、起きた。おはよう。よく眠れた?え?『夢でキミにキスされた。』・・・・・・・・・・ぶば!!」


あなたの言葉でまた鼻血を噴出したハーピィだった。


がハーピィは倒れる寸前にこう思っていた。



(ということは・・・夢でも私は彼と結ばれる運命?・・・・・きゃ〜〜〜〜〜〜!!!)



そして、後でハーピィは目を覚ますとあなたに真っ赤になりながらこういった。

「実は・・・あなたが寝ている間に・・・キスしちゃったんだ・・・ああ!!目をそらさないで!!だ、だからそのあなたの見た夢は夢じゃないっていうか・・・正夢なんだけど・・・その。何がいいたいかというと・・・」


真っ赤になりもじもじしながらハーピィはまっすぐにあなたを見つめた。


「これからも、添い寝してくれませんか?あなたと寝ているととても幸せを感じたの。あなたがいやじゃなければ・・だけど・・・どうか、な?」

あなたの答えは・・・どうでしょう?


10/12/18 23:59更新 / 暗がりの青年
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■作者メッセージ
出来上がり。

う〜ん今回は大失敗ですね・・・じっくり考えたのですが・・・
次のブラックハーピィもできるかどうか・・・ちょっと挫折気味です。

意見・感想お待ちしております。

次はブラックハーピィです。

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