連載小説
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モニカの日記
(かすれて読めない)

 近頃ふと思う、私は女でリフは魔物だ、この想いが繋がる事はあるのだろうかと。
 




❌月7日(昼)

 最近、リフがやたら私の体に触れたり する、気のせいだろうか



❌月9日(夜)

 今日はリフが肩を揉んでくれた、だけどちょっとおかしい、揉んでる内に少しずつ手が下がって腰を揉まれてた、その事を伝えると慌てて肩を揉み始める。
 揉んでる時の様子も少しおかしい、ボソボソ言って息を荒くしてる、明らかに興奮している。
 戦場で出合って長い間共に過ごして来たがこんな姿を見たのは初めてだ、人肌が恋しいのだろうか? 何とかしないと。



 ❌月10日(昼)

 昨日の晩、とりあえず抱きしめてやったら少し抵抗したがすぐに大人しくなる、そして私の体におずおずと手を回してぎゅっとすると何やらぶつぶつ呟いていた、彼女のその姿は非常に可愛らしかった、その頭を取り上げて今どんな気持ちなのか聞いて見たかった。


 ❌月11日(夜)

 朝から寝起きを狙って抱こうとするが全力でかわされる、その後何度も仕掛けるが一度も成功しなかった。ただ不思議な事に、避ける度にリフは、好機を逃してしまったと言いそうな、あと一歩が踏み出せないと言いそうな顔をしていた。



❌月12日(夜)

 相変わらず彼女は私の体に触れてくる、彼女にさわられる事は、別に気にならないので好きにさせているが、共に水浴びをしている時、頭から水を被って目をつぶった瞬間、一瞬、下乳をさわられた。
 肩や腕、腰元に触れてきても、胸に触れてきた事は無かったので驚いた。
 暑くもないのに顔を赤くして、背を向けて上がろうとする彼女の肩を掴んで無理矢理振り返らせると、私は仕返しに彼女の形の良い大きな胸を揉んだ、きっちり両胸をわしわしと揉んだ、思いの外気持ちよかったのと彼女が放心して棒立ちになっていたのもあって、そのまま長い間揉み続けた。
 水から上がってしばらくしても顔を赤くしてるリフに張りがあって気持ちよかったと伝えたら絞め落とされそうになる。
 その後に、試しに自分の胸を揉んでみたけども、気持ちよくならない、あの胸じゃないと駄目なようだ。機会があれば揉ませてくれと頼んでみよう。



❌月21日(夜)

 町について別々に買い物をしている時、薬屋に行ったらリフがいた、狸刑部の店主から黒い小瓶を受け取って、こそこそ話していた、ふたなりになる、とは聞こえたがさっぱり何なのか分からない、後で何を買ったのか聞いても教えてくれない、まぁいいか。
 しかし、ふたなりとはいったい何だ?



❌月22日(夜)

 やっと、また抱き締める事に成功した、今度は廊下で立っている所を後ろから抱き締めた、服越しに感じる柔らかな肉感は癖になりそうだった、だが私が味わえるのはここまでだ、この感触以上の物をどこかの男は味わう事ができる、その事を思うとその男に取られる前に、今すぐにでもリフを犯してしまいたい、股が濡れて仕方がない、もう寝る。



 23 あさ

 きのうのよるにりふがおちんちんはやしておそってきた、おなかたぷたぷ、つかれた、ねる



❌月23日(昼)

 モニカさん、こんな事をしてごめんなさい、耐える事が出来なかった、でもこうなったのはモニカさんのせいだと思う、だってさこっちは必死にこらえてるのに、好きな人が毎日抱きつこうとしてくるんだよ、正直に言えば水浴びの時に襲ってしまいたかった、おっぱい触らせてなんてこっちが言いたかった。
 そして、私が他の男に取られるってあるけどさ、私も同じ事を思いました、でもしょうがないって思った、だって魔物を好きになる女の人は中々いないって聞いたから、この想いは自分の中で終わる物だって思ってた。
 ねぇ、モニカさん、私は今から寝るけど、起きたらすぐにでも聞いてもらいたい事があるんだ、だから私が起きるまでそばにいて欲しいな。
15/04/25 20:29更新 / ミノスキー
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