読切小説
[TOP]
みる喫茶
…オレンジ色の太陽が照らす中央通りに、帰宅途中の人や魔物の姿がちらほらと増え始めた…。

―夕方5時、今日の仕事を終えた人々がぼちぼちと帰路に着か始める時間である。昼間の街は眠りに就き、これからは夜の街が始まるのだ。役場や工場、雑貨屋等の扉は次々と閉まり、代わりに酒場やレストランに明かりが灯り辺りに料理の香ばしい香りが仄かに漂い始める。



…自分も、この街においては「昼」の人間だ。今日は昨年から勤め始めた役場での仕事がいつもより早めに終わり、まだ明るいうちに家路につく事が出来た。…しかも明日からは連休、こんなに嬉しい事はない。
…今日は何処かで一杯やってから帰ろうか…そんな気分だった。


…のだが、ふと漂ってきた甘い薫りに足が止まる。ただの甘さではない、嗅いだ者の足を不思議と引き寄せる力を持った、どこか魔性のそれだ。足が勝手に動いてゆく…大通りから左へ、建物に挟まれた細く薄暗い道を通り裏通りへと…、複雑に入り組んだ薄暗く細い道を歩いて行く…。そしてたどり着いた先には…

「……、喫茶店?」

暗い裏通りには不釣り合いな小洒落た喫茶店がそこにはあった。看板にはリシュエール…とある。

「………。」

…たまにはこういうのもいいかもしれない…。珈琲でも飲みながらまったりと夕方を過ごす、実に魅力的だ。この辺りに漂っている薫りから味の方も期待できるだろう…。
扉の脇に出ている立て看板にはチョークの白い文字で今日のオススメはカフェラテと書いてある。

…しかも安い。

元々飲む予定だった酒と比べてどころではなく、自分の知っている喫茶店のメニューの相場と比べてもかなり安い値段である。
それが決め手となった。

「よし、ここにしよう。」

そう心を決め店の扉を開けた。チリンと扉に取り付けられたベルが小気味いい音を立てる。


「あ、いらっしゃいませー!!」

迎えたのは元気の良い女性の声、やや遅れて店の奥からぱたぱたと駆けてくる足音が聞こえてくる。

「いらっしゃいませ♪お一人様ですか?」

「な…」

姿を見せたのは声から想像していたよりはかなり長身の娘であった。しかも美人である。が、…それだけならば自分もあんな声は出さない。
問題は…白地に黒のメッシュの入った髪に覆われている彼女の頭には白く小さな2本の角が生え、腰からは先端に毛束の付いた牛の尾が伸びている点だった。…更にその両足の先は蹄である。

(魔物の店だったのか…。)

「…?どうかなさいました?」

「…い、いや何でもないんだ!!」


…この街が魔物を受け入れ始めてからもう数年が経つが、自分は正直まだ彼女ら人外の者との関わりに慣れてはいない。彼女らが教会の人間が宣うような悪意に満ちた怪物ではないことは知っているし、魔物を受け入れた結果、この街が以前より遥かに住みやすく発展してきている事も疑いようの無い事実である。しかし…単なる思い過ごしかも知れないのだが…彼女達の自分を見る視線にはまるで獲物を見つけて、隙あらば飛び掛かろうとする肉食獣のような…そんな光が含まれているように感じ、それがやたらと自分の中にある根源的な恐怖を刺激するのである……。

……要するになんだか怖いのだった。

勿論仕事柄彼女らと会う機会は多い、しかしそれはあくまで仕事の上での関係に過ぎず、プライベートでは無意識にか或いは意識的にか、なるべく交流を避けてきた節があった。

だが…

確かに、最近は魔物が経営する店も増えてきていると聞く。そろそろ苦手意識を克服すべきという神のお達しなのかもしれない。幸いここは単なる普通の喫茶店のようだし…馴れるには好都合だろう。そこまで考えて改めて自分を席へ案内しようとする少女を見た。

白と黒の体毛に牛の角としっぽ、そして…その…巨大な胸。頭の大きさなど優に超え、それぞれが西瓜程もある。しかも制服…何故か白地に黒のメイド服だった…は胸元がざっくりと切り取られたデザインで…正直目のやり場に困る。
ホルスタウロス。…魔物の中でも比較的温厚とされる種族の代表格である。人間に対しては極めて友好的で街中でもよく目にする事のできる魔物だ。その溌剌とした表情には人の良さがにじみ出ており例の獲物を狩るようなギラギラとした目はしていない。ミノタウルス種の特性により赤い色を見せると大変な事になると聞くが…大丈夫、今は赤い服は着ていない。

「では、こちらへどうぞ♪」

彼女に手を引かれ奥の方の席へと案内された。店の外見から想像されるより内部は奥に広く作られており、内装も綺麗に整っているが他の客の姿が見えない。…まあ、なんだ…こう言ってはなんだが正直立地が悪い、と思う。
この辺りは旧市街、この街が親魔派に鞍替えする前の状態のまま手付かずになっている地域である。が、近いうちにこの辺にも整備の手が入るだろう…。

…そうこうしているうちに最奥の席へ案内された。壁側の席へ腰掛けると彼女もまたメニューを持って隣へ腰掛けてくる。


(…え、なんで?)

そしてやたらと体を密着させつつメニューを開く。まるで二人の客が一緒のメニューを見るかのように…

「カフェラテにします?それともミルクティーの方がいいですか?」

(え…その2択なの…?)

だが、ここは初めて入る魔物の店、ここではこれが当たり前なのかもしれない。それにメニューが少ないということはそれだけその品に自信があるということなのだろう。

それにしても…距離が…近い。壁際、それも角の席なので場所的に逃げ場が無く壁と彼女に挟まれる形になってしまっている。それでも尚こちらに寄って来るため否応なしに右腕に柔らかな感触が押し付けられ…、しかも服の構造上その動きによって魅惑的に形を変える彼女の双球が上からしっかり見えてしまいドキッとする。
…と、ついじっくり見てしまっていた事に気付いてあわててメニューへと視線を戻した。

「…?」

幸い全く気にしていないらしい。

「そ、それじゃあカフェラテで…」

「はい!畏まりました。すぐにお持ち致しますので少々お待ちくださいねっ♪」
元気の良い笑顔でそう言うと彼女は席をたち厨房へと駆けていった。





「……、はーっ」

緊張が解けどっと力が抜ける。…なんであんなに近づいてくるのだ。魔物の距離感なのか…。フレンドリーに接してくれるのは有り難いのだが、ああも無防備に迫られると女性経験の無い自分としては無駄に緊張して困る。

(どうしよう…)

などと考えてもそもそも経験が無いのだからいい案など出る筈もなく、結局は流れに身を委せるしか無いのだが…

「お待たせ致しました〜♪」

っと、無駄な思考を繰り返している間に注文した品が来てしまった。

「こちらご注文のカフェラテと、ぁふ…サービスのクッキーになりまぁす♪」

(あの値段でサービスが付くのか!?)
素直に感心してしまう。
…が彼女の様子が気になる。こころなしか顔は上気し足元もなんだかおぼつかない様に見えた。

「では失礼して…」

カチャ…

飲み物の入ったカップと皿を目の前に置き、ポットの乗った盆をテーブルの端に置くとやっぱり隣に腰掛けてきた。

「はふぅ…」

そしてなんだか一仕事終えたような吐息までつき、しかし目はじっとこちらを…正確には唇を見つめてくる。キラキラと期待に満ちた視線で、時折カップの方に目を遣りながら…

はやく飲め。ということだろうか?
さすがにやりにくいので口を開く。

「あの…」

「はい!」

「そうやってじっと見られてると…」
「あ、どうぞお気になさらず!さぁ、グイっと!!」(グッ !

…飲みにくいのだが…
しかしこの状態でいただくしかないようだ。
仕方ない。

「じゃあ…いただきます。」

コクッ

……、

…おいしい。

…まず驚く程の甘さが口に広がる、しかしそれが全く不快感をもたらさない。すっきりとした甘さ…という言葉では陳腐過ぎるだろうが、まさにそれを極めた上品にして強烈な甘味だった。そしてそうであるが故に珈琲の味や薫りを一切損なわない。いくらでも飲めてしまえそうだ。…気付くとカップは空になっていた。

コトッ…

「どうでした?」

「…おいしかったです」

「よかったぁ♪あ、おかわり自由ですのでどうぞどうぞ…」(コポコポ
「あ、どうも…」

…しかもおかわり自由だと!?
「あとよかったらホットミルクもどうぞ♪サービスですので♪」

…大丈夫だろうかこの店。値段に対してあまりにもサービスが良すぎる。何か裏があるのでは…そんな疑念を抱くも美味しいので手は止まらない。あっと言う間に2杯目も飲み干してしまった。

「こちらにいらっしゃるのは今日が初めてですよね?このお店の事はどちらでお知りになられたのですか?」

珈琲2杯を続けて飲み、サービスだと言って出されたクッキーをつまんでいるといまだ隣に腰掛けている彼女が話し掛けてきた。3杯目のおかわりを空になったカップに注ぎながら…

「いえ、帰り道でふといい匂いがしたものでそれにつられてしまいまして…」

「ふふ、いい匂いですか…そうですかそうですか♪」
薫りを誉められたのがよほど嬉しかったのか、うんうんと頷きながら彼女は満足気な笑みを浮かべる。結構こだわりがあるのだろうか…まぁあの味ならばそれも納得だ。
そうこうしている間にクッキーも無くなり、3杯目もまた空になる。と、もうひとつサービス品があったのを思い出した。

「あ、すみません。ホットミルク頂けますか?」

「はい!♪」

先程よりも更に嬉しそうな顔で彼女は返事をすると、おかわり用のポットとは別に持って来ていた一回り小さめのポットを取り新しいカップにその真っ白なミルクを注いだ。
そして差し出されたそれを一口口に含む。

「あ…これ…」

思わず呟いた。その味と香りと、その甘さに覚えがあったからだ。あのカフェラテの不思議な甘さ、そして自分を此処まで導いたあの香りの元がそこにはあった。
濃厚であるにも関わらず口当たり良くさらさらと喉を流れて行く。気付けばまたカップは空になっていた。
「すごい…こんなに美味しいミルクは初めて飲みました。」

その奇跡のような味に自分はなんかもう感動してしまい、素直に感想を述べた。
のだが

「ぁふぅ♪そんなに褒めないでください〜照れますっ♪」

何故か横のホルスタウロスが頬に両手をやりくねくねと悶え始めた。その顔は歓喜に蕩けている。

ホルスタウロス…ラテ…ミルク…

「でもそんなに気に入っていただけるなんて♪確かに今日はいいのが出せた気がするんです♪」

「ゑ?」

…、

「…あの…このミルクってまさか…」

「はい!勿論『私の』ですよ?あ、搾りたてです♪」
「な!!!?」

返ってきたのは予想された答と満面の笑み。そしてそのまま彼女はこちらへしなだれかかってきた。その柔らかな双峰をむにゅりと肩へと押し付け、右手で此方の首から頬を撫で上げる。

「…さてここで問題です。貴方はそのミルクを何杯飲んだでしょう?」

その声音にぞくりと背筋が震えた。みれば彼女の目は既に、獲物を前にした捕食者のそれへと変わっている。身の危険を感じ思わず席を立とうとするが上手くいかない。手足にまるで力が入らないのだ。

「な…んで…」

「ふふ、不思議そうですね。力が入らないでしょう?そういう風に成分を調整しましたから♪」

ホルスタウロスのミルク…強精剤および媚薬の類としてはあまりにも有名である。しかも彼女はその効果まで細かく調整出来るらしい。

「僕を…どうするつもりですか…?」

「どうするだなんて、そんなにカタくならないでください♪悪いようにはしませんから♪」

「そう言われましても……ぅあっ!!」

不意に来た股の間からの凄まじい刺激に声を上げてしまった。見れば隣に座る彼女の手がいつの間にか自分の股間に伸び、ミルクの効果ですっかり硬くなったそこを撫で上げている。その手つきは優しく、触れるか触れないかといった強さでただ触ってくるだけなのだが…それにもかかわらず、自分は息が詰まる程の快感に悶えさせられていた。

「ふふ…♪こっちはカタくなっちゃってますね♪…どうですか?私のミルクの強精効果で凄く敏感になっちゃってますよね?こうやってちょーっと力を入れたら…」

「や、やめっ…ぅぐぅ!!」

やんわりとズボンの上から急所を押さえている手に力が篭る。急激に高まる快感と射精感を歯をくいしばって耐えた。しかし、弛緩して力の入らない今の体ではその耐えるという行為すら満足にはさせてもらえない。あっと言う間に限界は訪れ、もう仕方ないと濡れたズボンで帰路につく覚悟を決めた所で、

「くっ……はぁっ!!はぁ、はぁ…」

…許された。彼女の手から力が抜け、また優しく撫でるだけの動作に戻る。

「うふふ♪危なかったです、危うくズボンの中でお漏らしさせちゃうトコでした♪」

いや、少し漏れたかもしれない…少なくとも先走りによって下着は幾分か濡れた感触がある。

「……っ、何…がっ、したいんですか…?」

下手に気を抜けば今も続けられている優しい刺激ですら暴発してしまいそうな、そんなギリギリの状況で何とか声を絞り出した。態々こんな事をする意図が見えない。ただ自分の精が目当てなだけならばミルクによって最初に体の自由を奪われた時点で既に犯されているだろう。こんな風に自分を追い詰めてくるということは、何かしらの目的や要求があるのではないか…多少なりとも市政に関わる自分の立場を考えればあり得る事だ。
…もっとも彼女の性格が単にやや嗜虐的なそれであるということもある。…その可能性もあまり否定出来そうにないのがちょっと辛いが…

「いえ、大した事ではないんですけど…ちょっと提案と言うかお願いというかがありまして〜♪」

そう言って彼女は更に身体を密着させてきた。その大きな胸を擦り付け耳に吐息がかかる程顔を寄せてくる。その快感混じりのくすぐったさに背筋が震え、僅かに残された力すら抜けていきそうになった。…が、彼女のその言葉が警戒を呼び起こし、すんでのところで精神を繋ぐ。

―やっぱりか……要求が何であれ仕事に関わる事ならば流されるわけにはいかない…身を固くして次の言葉に備えた。

「あのですね…」

「……。」


「メイドさん1人雇ってみませんか!?」


「………はい?」

「ですから〜私を家事手伝いとして雇って頂きたいと〜♪」

「君がっ!!?」

「はいっ♪」

どういうことなの…

本来なら仕事に関連する要求等ではなくてホッとするべきなのだろうがこれはこれで予想の遥か斜め上の展開に頭が混乱する。

「お料理からお掃除お洗濯まで…、私きっとお役に立ちますよ!!」

彼女はズイっと顔を寄せてまくし立てた。

「いや…でもうちに人雇う程の余裕は…」

「じゃあお給料は毎晩身体で払ってください♪」

「ぶはっ!!!?」

―いかん。一瞬よからぬ想像をしてしまった…。

「そ、れ、に…♪」

と、言って彼女はだらりと椅子の上に投げ出された状態の自分の手を取ると彼女自身の手と重ね、その大胆な制服を押し上げる巨大な膨らみへと導く。

「…さっき美味しいと褒めてくださったこのミルクだって…好きなだけご馳走してあげますからぁ♪」

…力は奪われてはいても触覚その他感覚は普通に残されている。故にその予想以上にずっしりとした重みと、ともすればそのまま飲み込まれてしまいそうな錯覚に陥る圧倒的な柔らかさを、彼女に奪われたその手は余すことなく伝えてきた。
「ぅわっ……」

その重量感に圧倒され危うく僅かな抵抗心まで飲み込まれてしまいそうになる…が、すんでのところで理性を奮い立たせた。こんなよく分からない展開で流されるように決めていい事ではない気がした。しかも相手は肉体関係を前提としているのだ。

「あ、あの…こういう事はもっとお互いをよく知ってかはうっ!?」

「そ、れ、と、も…♪」

…言わせて貰えなかった。いまだ股の上にある彼女のもう片方の手に少しばかり力が込められただけでこちらは会話どころではなくなってしまう。

「このまま…冷たいおズボンでお家に帰りたいですか?」(ニッコリ

笑顔でそう言いつつ彼女はその手にだんだんと力を込め、さらにその指をやわやわと蠢かせた。

「ひっ!?わっ分かりました!!分かりましたから止めっ…!!」

元々拒否権など無いのだった…。

「うふっ♪、ありがとうございます!!それでは精一杯ご奉仕致しますので末永く宜しくお願いしますねっ♪」
がばりと彼女が抱き着いて来る。先程までよりダイレクトにその柔らかな肢体が密着してくるが、それよりも急を要する問題があった。

「わかったからっ…分かったから君早くそれを止めてぇっ!!」

「ミーシェとお呼びくださいご主人様ぁ♪」

彼女の手が止まらない。身体を、具体的にはその巨大な胸を擦り付けながら尚も服の上から股の膨らみを撫で回し続けていた。

「…っミーシェっ、止めてぇっ…!!」

「な に を 止めて欲しいんですか〜?♪きちんと仰って戴かないと私分かりませんよ?ご主人様っ♪」

「だからっ…手をっ…その手を!!」

そこまで言わせて彼女はにやりと笑った。

「あーそのことなんですけど〜、せっかくなのでこのまま気持ちよくお漏らししちゃいましょう♪あとでズボンと下着は洗ってあげますから♪」

そして止めを刺しにかかる。それまでは一応手加減されていた手の、指の動きが一気に本格的なそれへと変わった。その白く綺麗な指先は布地の下にある陰茎の形を正確に探りだし、手のひらで亀頭の先端から裏すじをぐりぐりと揉み撫で回す…とともに五本の指が茎の付け根やその下の袋を激しく擽った。ミルクによって無理矢理精液を増産させられ感度が跳ね上がったそれは、いとも簡単に決壊する…

「そんなっ…話がちが、ぁ…あ…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!?」

「違わないですよ〜ちゃんと洗って乾かして返してあげますから♪嘘は言ってないのです!」

満面の笑みで宣う。絶頂に達したモノをズボンの上から更に揉みしだく様に刺激しながら…。おびただしい量の精液が中で噴き上がり…ズボンはまるで本当に失禁したかのようにびしょびしょに濡れ始める。
しかし、それを気にする余裕など無い。

「あ゛…あ゛…あ゛っ…あが…ぁっ…!!」

襲い来る快感で既に気が狂いそうだった。射精が止まらない。本来数秒で終わる筈の絶頂から降りて来られないのだ。視覚も聴覚も最早機能せず、ただ快楽だけがそこにはあった。

……、


「ぃ…ひ…はひっ……ひ……」

…2、3分程経っただろうか。
流石に全てを出し尽くしたのかようやく精の放出が終わり、最早透明な液体すら出てこない。確認するまでもなく下半身は大惨事になっていた。長く長く引き延ばされた絶頂はようやく収まりを見せるがまだ数秒に一回のペースでペニスが空射ちを繰返し、その都度通常の射精に匹敵する快感が押し寄せる。

「…あらあらぁ♪ちょっとミルクが効き過ぎちゃいましたね…さすが相性がいいというだけあります♪」

顔面に柔らかな温もりを感じる。いつの間にか体勢は正面からミーシェに抱き締められる形に変わっていた。その豊かな胸元に首から上を埋める様に頭をかき抱かれている。ほんのりとミルクの匂いの混ざった甘い香りが鼻腔を突き、心を落ち着かせてゆく。その温かさが安心感を与え、眠気を誘った。…数秒ごとに来る絶頂感も気持ちがリラックスしたことでただ心地よい感覚として受け入れられるようになっていた。
上で彼女がなにか言っているのが聞こえるがよく理解できない。押し寄せる疲労感と幸せな温もりに包まれ、自分は眠るように意識を失った。





―――――――

「ふふ♪」

自分の胸の中で眠る青年、今日からの彼女のご主人様を見つめミーシェは満足げに微笑んだ。
そしてひとしきりその抱き心地を堪能すると、名残惜しそうに青年の頭をかき抱いていた腕をほどく。その手はゆっくりと彼の下半身へと伸び、ズボンを濡らしている液体を指で掬った。そしてそれを口へと運ぶ。
「…!?〜〜〜〜〜〜っ!!♪」

その瞬間口の中に拡がる甘美な味と全身を駆け巡る多幸感。あらゆる欲求が満たされてゆくようなその感覚に彼女は酔いしれる。


「…気に入った?」

不意に上から投げ掛けられる声。…そこにはもう一人の魔物の姿があった。

「あ、マスター!はい♪バッチリてす!!」

白いワイシャツとベストにその豊満な肢体を包んだ彼女はこの店の店主である。種族は普通のサキュバスだが背中の羽や尾は今は体内に収納し人間の姿をとっていた。そしてその手には奇妙な杯が握られている。

「ふふ…貴女にマスターと呼ばれるのも今日が最後になるわね、これからはその子が貴女の主人になるのだから………それにしても…ホントに使えたのね、コレ。」

彼女の手に握られている杯…以前彼女が魔界へ遊びに行った際、知り合いのバフォメットから買った物である。なんでもその杯の中に自分の体液を入れ、付属の香を焚くとその近くにいる自分と最も相性の良い相手が引き寄せられてくる…というモノらしい。話を聞いた当時は正直眉唾で、試供品ということでタダ同然の値段で売りつけられたためつい受け取ってしまったのだが…当時自分は既に旦那が居たのでちょうど独身で相手を探していた店員のミーシェにダメ元で使わせてみたのだ。
そしてミーシェが自身の母乳を杯に注ぎ香を焚くと、まんまとそこの青年が釣れたという訳である。

…もっとも、やや相性が良すぎたせいでこの有り様なのだが…




「…それでは、お世話になりました!」

ぺこりとミーシェが頭を下げる。あの後、約束通り気絶した青年の服を洗濯し、乾かしたりしているうちに辺りはすっかり暗くなってしまっていた。

「ふふ、こちらこそ。元気でね、たまには顔を見せなさい。」

門出を祝う店主は優しく微笑みながら、しかしちょっぴり寂しそうに言った。
そして新たなご主人様にべったりと寄り添い歩いてゆく彼女を見送り、ゆっくりと扉を閉める。そして看板を裏返すと愛しの夫に慰めてもらうべく2階へと駆けていった。





〜おまけ〜


――

…例の喫茶店での一件から今日でちょうど一週間になる。以来家には魔物が一人、家政婦という形で住み着く事となった。

しかしそのミーシェと名乗る彼女は予想以上に有能で、こちらが望むことを期待以上にやってくれる。とりわけ仕事が終わり帰宅すると、美味しい料理がもう出来上がっているというのは正直とても嬉しい。その働きの対価として毎晩精を要求されるのだが、翌日も仕事があると言うと程々に手加減してくれた。…少なくとも最初の時の様に気絶するまで搾られるというようなことにはならなかった。さらに毎日栄養満点の牛乳を飲ませてくれるおかげで体は健康そのもの、一日疲れ知らずだ。

…しかも美味しい。

彼女が来てから何から何まで良いことずくめのこの生活に、むしろ不安になってしまう程だ。



…だが、今日は少々様子が違った。
食事を終え、入浴を済ましもう寝ようか…という所で彼女が寝室にやってくる。今日の働き分の報酬を求めに来たのだろう、それならばいつも通り…なのだがその手には何かが握られていた。
よくみればマグカップ…それも彼女が店から持ってきた異様に大きいサイズのモノだ。そしてその中に並々と注がれている謎の白い液体…。
嫌な予感をひしひしと感じつつも一応訊いてみる。

「あの…それは…?」

「ミルクです!成分無調整の生乳100%ですよ♪」

満面の笑顔でそう言うとそのカップを目の前に差し出してきた。

…ちなみに、毎日飲ませて貰っている牛乳は例の強精剤としての効果をなるべく押さえるように彼女がその成分を調整して搾り出した生乳を適当に薄めたものである。
彼女としては出来れば原液で飲んで欲しいとの事なのだが、そうしてしまうと仕事やその他生活に大いに支障が出る事は容易に想像出来る為、それだけは断っていた…
のだが…

「明日はお仕事…お休みですよね?」

「…、まさかそれを全部…?」

「はい♪飲んでください!!」

……。

そう言って手渡されたマグカップ…つい受け取ってしまったが、改めて中を見る。


…多い。

以前喫茶店で飲んだ量の3倍以上に相当する体積がそこにはあった。

…次いで彼女の方を見る。
期待に満ちた満面の笑顔を浮かべ、耳はピコピコと動き尻尾は左右に揺れている…。

既に嫌とは言えない空気が部屋には出来上がっていた。


…覚悟を決めるしか無いのか…
恐らくこれを全て飲んでしまえば一度や二度失神する程度では済まないだろう…。

喫茶店で味わったあの気の狂いそうな程の快楽を思い出し、恐怖と、怖いもの見たさにも似たほんの少しの期待に背筋が震えた。

「さぁ…」

いつの間にか彼女が横に回りマグカップを持つ手に手を重ねている。同時に肩から腕にかけて柔らかな感触が押し付けられた…なんでもこれは彼女らの種族に共通の愛情表現の形らしい。そしてその手に導かれるようにカップは移動し口へと至ってしまう。
ここまできてしまえばもう拒否はできなかった。一口目を口に含めば後はもう流れるように…濃厚な、温かく甘いその液体は止めどなく喉を通ってゆく…。

…味はいつものそれよりも更に上質…甘く、濃く、薫り高い。この味を知れば彼女が無調整で飲んで欲しいというのも頷けるというものだ。

…気付けはカップは空になっていた。

「ふふ、いい飲みっぷりでした♪」

「あ…」

…全部飲んでしまった。

「ささ、では効果が出る前に…♪」

これでもうなるようにしかならない。やや呆然とした表情のまま、ミーシェに連れられてベッドへと上がった。そのまま流れるような動作で服を脱がされ、横たえられる。そして四つん這いで上に覆い被さる彼女…あっという間にいつもの体勢が出来上がった。
…ちょうど目の前で揺れるその巨大な双球が確かな破壊力を伴って視覚を直撃する。まだミルクの効果は現れていない筈なのに、下半身のそれは既に準備を始めていた。

「ではでは〜ミルクが効き始める前に繋がっちゃいましょう〜♪」

そう言ってメイド服のスカートを捲り上げ、硬さを増し始めた肉棒を迎え入れようとする。
…彼女がなんだか焦っている?

「ん…!」

先端にヌルリとしたモノが触れた。…いつもとは比べ物にならない程『そこ』は濡れそぼっている。そしてうっすらと柔らかな白い毛の生えたそこで何度か先端を上下に舐められた後左右から肉に挟まれる感触と共にそれに呑み込まれた。

「ん……っはぁ……♪すみませんっ…さっき機械でミルクを搾っている間に…2回も気をやってしまって…はやくナカに欲しかったんですっ♪……胸だけでイくのって気持ち良いんですけど…それだけだとなんか物足りないんですよねぇ♪」

「そんなこと男の自分に言われましても…」

「それじゃ今度試しに胸へだけの刺激でイかせてあげますね♪…あ♪それかサバトに行けば男の人でもお乳を出せるようにするおクスリとか売ってるかも…♪」

「ごめん!!僕が悪かったっ!!」

「…まぁ、それはまた今度ということで♪」

ガタガタ…

「とりあえず…搾っている間に気をやる程のミルクなので…効き始めたら効果の方もスゴイですから、覚悟してくださいね♪」

ぞくり…
その言葉にまた背筋が震えた。ミルクの効果など無くても今現在、ただ挿れているだけの状態でさえ彼女の中は絶大な快楽を与えてくる。腰を動かさずとも彼女の膣肉は中に入ったモノを柔らかく揉みほぐすように独りでに蠢き、同時に的確に弱点を責められる位置に設置された大粒のいぼや突起が快楽を増大させる。ただ挿れたまま抱き合っているだけで、いつかは勝手に相手がイってしまうような…彼女の膣はそんな構造をしていた。もちろん腰を振られればひとたまりもなく、そしてそれは逆にこちらが積極的に動いたとしても同じ結果に終わる事を意味する。
そんな状態で突然こちらの感度を数倍に引き上げられたらどうなるか…

「…あ、そうだ!ちょっといっしょに移動してもらってもいいですか?このまま♪」

「このまま…?」

「はい♪ちょっと後ろへ〜」

ミーシェに促されるままずりずりと後退する…繋がったまま…中々にシュールだが移動に合わせて不規則に蠢く肉に翻弄されそれどころではない。気を抜けばすぐにでも暴発してしまいそうな状況でなんとか彼女の指示に従う…
…やがて背後に壁を感じ、ようやく彼女の狙いを理解した。
今自分は壁と彼女の身体に前後から挟まれるような位置にいる。そして彼女は自分の腰の上…よって目の前には丁度彼女のその大きな…白いメイド服に包まれた乳房があった。

ばふっ!!
「むぐっ!?」

次の瞬間には後頭部までそれに包まれ視界が奪われる。

…彼女はコレが大好きだ。事ある毎にこうして頭をかき抱いてくる。…自分も、下手をすればこのまま窒息させられかねない恐怖があるにも関わらず、こうされるとその余りにも優しい感触と温かさに身体中の力が抜けてとろけてしまう。…そのうちハマってしまいそうで怖い…


「♪〜」

ちなみに…
なんでもこれをやっている時、彼女はそれ以外では見せないような至福の表情を浮かべるのだとか…例の喫茶店のマスターから聞いた話である。一度見てみたいがもちろん抱かれている本人である自分にそれを拝むことは叶わない。



「……ぅぐ!?」

「あ♪そろそろ効いてきました?じゃあ…動きます、よっ♪」

「ぅむうっ!?」
言うと同時に頭を抱き締める力を強くする。…このまま自分には何も言わせない気らしい。


「むぅーーーっ!?」

突然細かな襞で嘗めしゃぶられる刺激に襲われる。ミルクの効果で普段の何倍にも増幅されたその快感に悲鳴を上げる…が、その声は顔面を包む柔肉に阻まれくぐもったうめき声のみが部屋に響いた。

「うふ、おっぱいの中でそうやって叫ばれるとくすぐったいですっ♪」

そう言いながらも嬉しそうなその声には艶が混じっている。

「それではっ…まず一回目♪イッちゃって下さい♪」
早くも彼女はトドメを刺しにかかった。刻一刻と自分を追い詰めるその上下にしゃぶるような動きに加え、今までやわやわと柔らかく揉みしだくのみだった膣肉の動きが加速し、複雑化する。同時に男の弱点を的確に責めなぶるいぼや突起がその動きに合わせて激しくそこをくすぐり回した。…そんな事をするまでもなく、ただ入れたまま放っておくだけで遠からず限界は訪れるのだが…それをただ待つ事が出来る程彼女は我慢強くもなければ寛大でもない。ひたすら献身的に尽くしてくれる昼間の彼女とは裏腹に…この時間の彼女はただ貪欲に、精と快楽を貪る魔物であった。

「…むぇっ、むぇう゛っ!!」

「あぅっ♪はい♪どうっ、ぞ♪」

ぎゅうぅ…

「〜〜〜〜〜っ!!!?」

こちらの限界を察知したところで一際強く彼女の中が締まるとともに根元から搾り上げる様な動作が加わる。奥へ奥へと吸引する刺激も相まって、彼女に呑み込まれたペニスはあっさりと決壊を迎えた。

「あ♪あ、あふ♪…っ満たされるうぅ♪」

頭上で彼女が恍惚とした嬌声を上げるが此方はそれどころではない。ミルクによって通常の数倍に高められた絶頂感が通常の数十倍の時間継続するのである。視覚も聴覚も遮断され、ただ性の快楽の奔流に弄ばれた。勝手に溢れてくる涙と涎が止まらない。このままこの絶頂から永遠に帰って来れなくなるのではないか…そんな恐怖が心を過るが、それもまた快楽に流されてゆく…。終わる気配のしない快楽の中でただそれが過ぎ去るのを待つ事しか出来ず…







「あ゛…あ゛……あ゛…」
…その状態でいったい何時間が経っただろうか……ようやく思考する事を許された頭でそんな風に考えるが、実際は数分にも満たない時間しか経っていないのだろう。しかし人にとって重要なのは常に客観よりも主観であり、絶対的な時計時間よりも相対的な体感時間である。


「はぁ……はぁ…は…」

呼吸が自由に出来る。いつの間にか顔を包んでいた柔肉は離れ、目の前で揺れていた。
見れば上に乗るミーシェの方も上気した顔で荒い息をついている。

「あは…♪すごい……いっぱい…♪」

二人が繋がっている地点の少しばかり上の下腹…ちょうど子宮がある辺りをその白い手のひらで撫でながら、彼女がうっとりと呟いた。普段とは比べ物にならない量の精液を飲み込んだせいか、そこは心なしかいつもよりぽっこりと膨らんでいる。
ひとまず腰の動きは止まり、膣肉の蠢きも先程までの激しいモノから優しくゆっくりと揉む様な動作へ変わっていた。…ありがたいことにどうやら今は休憩時間らしい。

「それじゃあ、2回目いきましょー♪」

短い…(泣

穏やかだった膣の蠢きが再び激しく、ねちっこいモノへと変わってゆく。

「…あら?もう疲れちゃいました?」

此方の返事がないのを気遣ったのか彼女が訊ねる。

肉体的な疲れはまだそれほど無い。体は元気なのだ、体は…
しかし…

「もうちょっと休ませ…」
「それなら♪」

落胆するかと思われた彼女のテンションが何故か逆に上がった。いいことを思い付いたのか、あるいは期待通りに事が運んだ事を喜ぶかの様な…

後頭部に片手が回された。不穏な気配を感じる。前を見れば圧倒的な存在感を放つ巨大な2つの膨らみ…それらを包んでいる白いメイド服の布地は…彼女の絶頂と共に噴き出したのか…大量のミルクでびしょびしょに濡れ、透けている。
ミルク…

え…

「どうぞ好きなだけ吸って下さい♪元気になりますよ?♪」

「いや、そういう意味じゃ…ぅぶっ!?」

問答無用で押し付けられる濡れた柔肉。甘い彼女の体臭と、それよりも更に甘いミルクの匂いに嗅覚が犯される。その感触と匂いに酔わされ呆けているうちに彼女は片方の乳を肌け、簡単にその先端を口に含ませてしまった。
間髪入れず流れ込む液体、それが一度舌に触れてしまえばもう抗う術は無く…与えられるがままに飲み干してしまう。これ以上『それ』を飲めばどうなるか解っていながら…口は勝手に吸い付き、もっと欲しいと舐めしゃぶる。

「ふふ、かわいいです♪ご主人様♪」

人に直接乳を吸われる快感に打ち震えながら、彼女はその胸にかき抱いた頭を撫でてくる。
それは子をあやすような優しい手つきで…しかしそのにじみ出る優しさとは裏腹に下半身による搾精は苛烈さを増してゆく…。



「……むう゛ぅっ!?」

「あぅっ♪」

それは突然やって来た。元々射精後で敏感になっていた上にミルクで更に感度を上げられたペニスの感度がまた一段階跳ね上がり…まだ大丈夫…そう思っていた地点からいきなり絶頂に打ち上げられてしまったのだ。
気付いた時にはもう既に射精が始まり、数瞬遅れて強烈な絶頂感が襲い掛かった。

「っぷはっ…はぁっ…なん、でっ…なにこれぇっ…!?」

今回のものは先程の様な深く長い絶頂ではなく数秒間で治まる短いものだ。その代わり治まった先から数秒と経たずに次の絶頂がやって来る…。その間隔も回数を重ねる毎に段々と狭まり、いつしかイキっぱなしの状態となってしまった。

「ひ…こ……こわ゛れる゛…」
「ふふ…♪大丈夫ですよ♪私のミルクがご主人様に悪さをする筈がないじゃないですかぁ♪安心して楽しんで下さいっ♪…それじゃあ、また動きますね♪」

「あああむ゛っ!?」

彼女が腰の動きを再開し、再び能動的に精を搾り始めると同時に顔面もまた胸で包まれ、上げかけた悲鳴は途中で殺された。

「あふっ♪もっと…もっとぉ♪」

「ーーーーーーーっ!!」

彼女の柔らかさと甘い匂いと終わらない快楽に包まれながら段々と意識が遠ざかってゆく…

幸福な眠りへと…暫しの休息…


……、

…、


……それを一体何度繰り返しただろうか…既に窓の外は白み始め、もうすぐ太陽が顔を出すだろう…。

ミルクの効果はようやく治まってきたのか、あの暴力的な快楽は最初に比べても随分優しくなっていた。

「んむ……ちゅ……ぷは、あ、おはようございます♪ご主人様♪」

いつの間にか自分の拘束は解かれ、今はもう力の入らない身体を壁に寄り掛け足を投げ出している。その間に寝そべり、性器を口に含んで精を吸っていたミーシェが顔を上げた。

「あぁ…おは…よう…ミーシェ…」

「はい!それでは…♪」

…、

え…なんでまた上に…?

「朝食をどうぞ♪ご主人様♪」

そう言って彼女は肌けた乳の先を目の前に突き出してきた。

「………、」

「♪」


うん…もうちょっと寝よう。
そんな心の声と共に意識は再び闇へと引き返して行った…。

17/10/01 21:44更新 / ラッペル

■作者メッセージ
連載が途中ですが急にメイドさんとおっぱいが書きたくなったので・・と思っていたらやたらと時間をかけてしまいました・・1ヶ月以上・・。軽くやるつもりが妙に凝ってしまうのはいつもの事ですが・・
出来上がったのはちょっぴりSなホルスタさんです。図鑑を見てホルスタウロスのミルクが媚薬になるという記述が実は無い事に気づき一瞬焦りましたが、よくよく考えれば強精剤って男性にとっては媚薬と同じではないですか!問題無かった!!
ちなみにタグの甘口は味覚的な意味で、です。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

・・あと、男性の一人称を「自分」にするのは分かりにくいでしょうかね?一応そう思ってセリフでは僕に変えてみたのですがむしろそっちのが変かなとも思ったり・・

TOP | 感想 | RSS | メール登録

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33