読切小説
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妻との馴れ初め
祝日を入れた三連休。
少し寒さが目立ってきた時期、とある夫婦は里帰りをしていた。

「いやぁ、簗莉ちゃん本当に可愛いねぇ。パパも物静かでおしとやかな、簗莉ちゃんみたいな子と結婚したかったなぁ」

「親父、流石に止めてくれよ。簗莉さんも困ってるだろう。」

「…満更でもない。」

少し悲しくなる灯喜に、冗談と微笑む。
桜 灯喜(さくら とうき)とその妻簗莉(やなり)は灯喜の実家へ里帰りをしていた。

「まさか、こんなべっぴんさんを連れてくるとはねぇ。灯喜もやるもんだ。」

先ほどガハハと豪快に笑い声をあげているのは灯喜の父親であった。

「お父さん、飲み過ぎですよ。こんなありがちなこと言わせないでください。」

台所から梨を切って持ってきた灯喜の母親は父親に抑止をかける。

「簗莉ちゃん、お腹一杯になった?まだ色々あるけど。」

「…もう大丈夫、です。」

よく言えば分かりやすい、悪く言うと愛想がないだろうか。
しかし、灯喜の母親は気にしない。

「良かったわ。こんなに食べてくれるなら作った甲斐があったね。」

田舎特有か、息子夫婦の里帰りとあって手作りの料理がこれでもかと並べられ、簗莉があらかた片づけた後だった。

「でも、簗莉ちゃんの作ってきてくれたきんぴらもおいしかったわぁ。」

「そうだな!酒にも飯にもあってまさに至極の一品だった。」

手ぶらではなんだといって簗莉の作ってきたモノをべた褒めする。少し微笑んでいるように見えるが普通の人間からは大した感情の変化は見えなかった。

「にしても、すごい鎌ねぇ。灯喜が不届きなことをしたら少しくらい切ってもいいからね!」

よかねぇよ、心の中でつっこむ灯喜。
簗莉の鎌とは何かの比喩ではない。
文字通りの鎌、つまり簗莉は人間ではなかった。

魔物娘。姿形が人間に近い者もいればそうでない者もいる。人間の男性との交わりを糧とする者達。
簗莉はその中でも人間に蟷螂の要素を加えたような姿のマンティスという種族であった。

両手には鎌を持ち、蟷螂・昆虫の腹に当たる部分が臀部のあたりから生えている。
その他特徴としては無感情に近いと言うこと。愛想がないのではなく、こういう種族なのだ。
それを理解した上で接しているため、そして反応がないのが普通なのを知っていたため会話になっているだけで灯喜の両親は満足だった。

「こんな田舎にわざわざありがとうね、簗莉ちゃん。」

「…」

コクッと頷くだけ。そこで灯喜が注釈を入れる。

「簗莉さんの実家もこんな感じなんだよ。すごく落ち着くってさ。」

「…お義父さんも、お義母さんも優しい。」

「嬉しいね!本当にかわいい子だ。」

「ホントにそうね。」

(馴染んだなぁ。)

ちなみに、両親は普通の人間だ。
当初、魔物娘との結婚をどう切りだすか真剣に悩んだのはもちろん灯喜である。
しかし、打ち明ければ早く連れてこいの一点張り。娘が欲しいというのが人生でも心残りだった夫婦には、息子と結婚してくれる女性に歓迎以外の感情はなかった。

そこから二人でマンティスのことを調べファーストコンタクトとなったため一切の壁はなかった。

ここで父親がアルコールが入っていたコップを空にして話し始める。

「さて!夜も更けてきたことだし。お二人の馴れ初めなんて聞いていこうかなぁ!」

「そうよね!やっぱり聞きたいわ。」

灯喜が幼いことから両親はこんな感じである種の反抗的な面から彼は物静かになったのかもしれない。

「…恥ずかしい。灯喜。」

簗莉はクイッと袖を引っ張り灯喜を見つめる。
恐らく灯喜から話すことを求めている素振りだ。

「ぼ、僕ですか?」

うーんと悩むが、しっとりとした簗莉の瞳に見つめられ観念する。

「わかりました。でも、二人ともそんなにおもしろい話じゃないからな。」


…………
……


人生の目標もなく、物心ついたときには既に何事もなく人生を終えられればそれで良い。人とコミュニケーションを取ることが嫌いだとか、理想が高すぎての挫折とか。そんなことはいっさい無い。人は言う。夢を持て、希望を持て、人生は素晴らしい。
否定はしない。でも、僕からすればよけいなお世話だ。幸い、親は寛大で僕が良いようにしろと笑顔で言ってくれる。
何事もなく人生を終える、それが目標でも良いじゃないか。
そんなことは人に言わず、とりあえず生きてきた僕。
だがあの日は違った。

本当に何てことはなかった。
僕はただ、彼女が寂しそうに見えただけなんだ。

「大丈夫ですか?気分でも悪いですか?」

寂しそうに見えた相手にかけるモノでないことは分かっている。しかし、ほかに適当な言葉が見つからなかったんだ。

今は会社の飲み会。週末と言うこともあってかなりの参加人数だ。
まぁまぁ大きな会社で部署の中でも話す人間とそうでない人間がいた。
彼女、人間ではないマンティスの、廼公 簗莉(ないく やなり)さんは驚いた様子もなくただ、ただこちらを見ていた。

「す、すみません。なんか急に話しかけちゃって。」

「…」

どうしよう。
間が持たない、というかなんで話かけたんだろう。別に仲のいいと言うこともない。というか話したこともないのに。
ただ、部署にも三人しかいない魔物娘の一人であり名前は記憶していただけ。
困っている僕を尻目に簗莉さんはサラダを取り始めた。
ナンパな野郎だと思われたか。

「大丈夫そう、ですね。すみませんでした。」

そそくさと移動しようとする。
僕は黙って肩を組んで歌っている同僚の連中を肴に酒を煽ろう。
しかし、何かが袖に引っかかった。
いや、それは人為的なものだ。

「…?どうしたんですか?」

振り向けば簗莉さんが袖を掴んでいたのだ。
そして小皿を差し出しす。もちろん、何ものってない取り皿ではない。

「あっ、あぁ。僕に取ってくれていたんですか。わざわざありがとうございます。」

ちなみに、目の前の女性は僕より少し年上。敬語は当然だ。が、遜り方が少し歪になってしまう。

「…座って。」

「えっ。…あっ、はい。失礼します。」

初めて聞いた声は、自身の隣に敷いてある座布団をぽんぽんと叩きつつのものであった。
小さいが綺麗な透き通っている声。
この喧噪の中でも聞き取れるくらいの。

「じゃあ、頂きます。」

言うまでもないが、本日初めての料理ではない。でもよそってくれた人がいるのだから無言と言うのも気持ちが悪い。

「…」

どうぞ、などの彼女からの声かけは求めてはいない。求めてはいないが。

なぜ、こちらをじっと見ているのだろう。

もしかして差し出していたように見えただけで自分の分だったのか?
箸をつけようとする仕草をしつつ横を見る。
表情の変化はない。もう考えても仕方なのないことであろう。
シーザードレッシングのかかったサラダを口に放り、次の言葉を考えよう。
と言うか、話しかけるべきなのか。

「簗莉さんは、あっ、簗莉さんと呼んで良いですか?」

コクっと首が上下する。

「簗莉さんは飲まないのですか?」

フルフルと顔が左右に揺れる。
うーん、これ以上話しかけるのはどうなのだろう。
相手からの反応は良いものではない…はずだし。
僕自身もそんなに酒は飲まない方であるし何かを進めることも出来ない。

黙々と皿を空にしていくしかなかった。

「気にしなくて良い。」

また小さいが、良く通る声。
今度はこちらを向いていなかったが隣から聞こえてきた。

「そう、ですか。」

その日、僕はそれ以上何もできなかった。

………
……


「簗莉ちゃん可愛いわねぇ。大和撫子って感じ!」

無表情の簗莉。しかし、灯喜には嬉しそうにしているのが分かる。

「でも、そんなんならこの子、第一印象は良くなかったのね。」

すると、ここは明確に否定の感情を表す。
と言っても、首を横に振るだけだが。

「そうなの?なら、早く次行きなさいよ、灯喜。」

なんて自分勝手な。口を挟んだ張本人に態度に出さない悪態をつき話し始める。

「その飲み会が終わって、週末あけだったな。」


………
……


何をするわけでもなく、いつも通りの週末を終え月曜がやってきた。特段働くことが嫌いでもないので普通に出勤し午前中の仕事をこなした。ここまではいたってノーマルな日。
そうでなくなったのは昼休憩だった。

「さてと…うぉ!」

昼飯を食べに行こうと立ち上がり振り返った刹那、気配に気づかないとおかしいくらいの近さに彼女はいた。

「簗莉、さん。どうしましたか?」

じっと僕の顔を見ている。黒く大きな瞳に吸い込まれそうだ。
よく見ると手に弁当を持っていた。
デカい、重箱とは行かないが三人分くらい入りそうな大きさだ。

「……あっ、椅子を引いたときに邪魔になりましたか。だとしたら、すみません。」

必死に頭を回転させとりあえず言葉を紡ぐ。
が、即座に否定の意思表示。そして、今日は第一声をすぐに聞けた。

「お昼、食べよう。」

いや、すみません。年上の人を相手に言う言葉では無いでしょうが。
可愛いです。小首を傾げているのは無意識なのですか。

…ではない。お昼?お昼を食べる?時間の概念を食べる?
そんな訳ないよな、であるならばお昼“ご飯”か?

食べる?食べるは意思表示?いや、食べようと聞こえた。よう、とはLet's の意味合いだよな。つまり僕と一緒にお昼ご飯を…。

高校三年時の難しい英文並に品詞分け、意味解析をしているとまた鈴の鳴ったような声が掛かった。

「…いや?」

「いえ、そんなことは!」

たった二文字だが、男性でこれへの返答にNOをだせる奴はいないだろう。

「じゃ、じゃあ僕お弁当買ってくるんで少し待っててもらえますか?」

すると、気のせいだろうか。少し目の前の女性は不機嫌になった、様に見えた。
僕は黙ったままの彼女に袖を摘ままれ、屋上へと連行されるのであった。

−−−−−−☆−−−−−

「すみません。そうですよね、流石にお弁当が大きいですよね。」

屋上。社員食堂もあればフリースペースに、デスクも狭くないうちの会社でわざわざ屋上にでて食事をする者はいなかった。
いや、僕も初めてだし。てか、これ二人きり。

「食べて。」

広げられたお弁当。
メインはおにぎり、しかも天むす。
おかずは焼き鮭、玉子焼、ほうれん草の煮浸し。
ゴボウと人参のきんぴらに揚げだし豆腐と、これは…ローストビーフ?

そして、イナゴの佃煮。

何だろう。良く言えばバラエティー豊か。悪く言えば取り留めがない。

「簗莉さんが作ったんですか?」

一人暮らしかも分からないからとっさに出た質問。だが、待てよ。もし、実家の方の作られたものだと言いづらいのでは。
しまったと思った僕の目の前でコクリと頷く彼女。杞憂であったか。
気のせいか、早く食べてほしいと目で訴えかけてきているような気がする。

「じゃ、じゃあ遠慮なく頂きます。」

そうして、僕は一口きんぴらから口に運んだ。
…おいしい。うまいではなくおいしい。この感覚が分かるだろうか、いや口にはしがたいが絶品だった。

「おいしいです。凄く、本当においしい。」

箸を動かす早さが止まらない。いや、これ本当においしいよ。天ぷらなんてあげたこと無いけど、これはスーパーで買ったようなモノではないと分かった。
朝から天ぷらを揚げて天むすにして、他の料理をして。
いつもこうなのだろうか。

「良かった。」

ニッコリ。何てことはない。ホッとしている訳でもないだろう。
好みが合って良かったとかの類だろうか。

「イナゴって食べたこと無いですけど、これはお酒欲しいですね。」

ふっと思い出す。これは何の席だ。
まさか、ここから料金を請求…いや、流石に失礼だ。
でも、気になる。なぜ、僕を、弁当に誘って、屋上で。
思い考えても仕方ない、口に出すしかないか。
そうして、一通り食べた後、質問する。

「簗莉さん。えーと、その。どうして僕を誘ってくれたんですか?」

彼女もお弁当を摘まんでいたが、その箸がピタッと止まる。
何かマズいこと言ってしまったか。

「…」

先ほどより若干ではあるが俯きがちに咀嚼している。
いや、別に他意はなく聞いてみただけだったんだが。これはフォローしたほうがいいか。

「いえ、良いんですが。何よりも凄くおいしいモノを頂いたので。一人暮らしの男がありつくにはかなり難しいレベルのものですし。」

本心だ。そこら辺のチェーン店なんて目じゃない。それは店が悪いのではなく簗莉さんが上手なのだ。
など、と自己完結していると彼女は口を開いた。ゆっくりとではあるが。

「私、会社止めることにしたの。」

分からない。分からないんだがこれは理由を聞いて良いものではない気がする。
でも、違う。きっと聞いてほしいから。だから、こんな席を設けたんだろう。勝手かもしれないがここは聞くことを止められなかった。

「どうしてですか?」

勤務態度が悪いなぞ聞いたことないし、何かしら問題があるなら噂になるはずなのだ。社会とはそう言うものであり抗えないのが事実である。
返事は早かった。

「もう、どうでもよくなったの。」

「どうでもよくなった?仕事がですか?」

フルフル。いつもの間隔で首が振られる。

「別に、私が生きていても仕方ない様な気がして。」

デジャヴを感じた。これは僕がずっと感じてきたあれではないか。何かに意味を求めすぎて何も分からなくなる。
どうでもよくなってしまう。
あの感覚に。
まだ彼女の言葉は続く。ゆっくりと、しかしはっきりと。

「別に、私を誰が否定するわけでもないの。でも、でもね。もう何もしたくないの。」

分かる。本当によく分かる。何が得意な訳でも突出してるわけでもない。特別好きなこと何てないし、何が嫌な訳でもない。

でも、それだからこそ不安になる。これでいいのかと。
黙ってしまった彼女。僕はかける言葉を考える。否定するのは本当に簡単だ。
「人生は素晴らしい。人と交流していろんなこと体験しよう。」
そんな風に言えたらどれだけ良いか。
肯定するのはもっと簡単だ。
「御勝手にどうぞ。楽しくない人はそのままでいればいい。」
そんな事を言う輩はいないと思うが突き詰めてしまえば自分の人生。変えるのは自分だ。

「簗莉さん。」

触覚がピクッと動きこちらを向く。表情は無。いや、あの時と同じだ。
先に僕が声をかけたあの時と。

“寂しさ”

僕自身、簗莉さんのことは全く知らない。
関わったのも合計30分位ではないだろうか。でも、知れたこともあるのは事実だ。なら、そこから出る言葉を余さず伝えればいい。それだけ。

「なら、止めるのもありだと思います。でも、簗莉さんは何も出来ない人では無いです。目の前のこんなにおいしいものを作れるんですから。」

今僕は笑顔を向けたつもりだ。ちゃんと笑えているか。
自分も感じてきた底のない絶望を、もしかしたらもっと深いかもしれない、感じている彼女に対して笑えているか。

「簗莉さんは自分に厳しいのかもしれません。向上心があると思います。でなければ、今のままで良いのか、何か変えなきゃなんて思いません。」

そう、ある種の諦めを持った自分なんかよりよっぽど良い。素直な言葉はどんどん溢れてくる。

「おいしい料理、綺麗な声、自分を律する事が出来る。全然時間は過ごしてないですけど僕には簗莉さんの美点しか見えません。それに凄く可愛いと思いますし…。」

可愛いなんて年上の方に使って良いのか迷うところだがもうこの際だ。全部言ってしまった。

「もちろん、何が分かるのかと言われればそこまでですし、会社を止めることに反対してるわけではありません。」

じっと聞いている簗莉さん。生意気だとは思われてないだろうか。感情の変化が無いのは少し不便だ。
しかし、それも含めて彼女。何が悪いことがあろうか。

「でも、僕はあなたに後悔してほしくないです。もう一度よく考えてそれで結論を出して下さい。」

もちろん、こんな風に呼んで下さればいつでもお話は聞きますよ。

今出来る自分の精一杯をぶつけた。後はどうなるか。彼女次第である。
長い時間がすぎると思ったが存外答えは早かった。

「なら、灯喜君、私と付き合って。」

…?
はい?付き合って?
なぜそうなるのですか、いや否定ではないです。理由を聞いているだけなんです。
いや、初めて名前を読んでもらえたとか色々あるけど。

「…」

彼女は無言、無表情。男、桜灯喜これは受けるべきか。
何かと言えば、こんな僕と一緒になるなんてその人が可愛そうだと考えていた。
僕なんかと付き合ってくれる方が万一にでも居たのならその時点でその寛容さはもっといい男の人がよってくる利点になる。
そう考えてい過ごしてきた。

「その、えっと…」

問題は今簗莉さんに言ったことが自分にも完全にいえることだからだ。
そういう風に割り切ってきていざ独身、独り者で辛かったと死ぬ寸前に後悔するのではないか。
自身がフォローをいれた人に早速矛盾した行動をとるのはどうだろうか。

何より、僕は今、嬉しい。

「僕でよければ、喜んで。」


………
……


「と、まぁ出会いはこんな感じだったかな。」

黙っていた母親だが少し涙ぐんでいた。

「この子自身の人生。産んでくれなんて頼まれてもないし、産んでしまったからにはどんな人生でも見届けてあげようと思ってたの。」

これは簗莉に対してだ。灯喜は少し罰が悪そうだがそれでも続く。

「幸せになってほしい。それだけだったの。簗莉ちゃん、本当にありがとうね。」

簗莉もこれには一つ言おうと口を開きかけたが。
グゥゥ。

隣では父親が寝ていた。

「もう、男の人って結局こういう感じなの。簗莉ちゃんも灯喜がこんな感じなら少し切って良いからね!」

気に入ってるんかい、それ。流石に物申そうかと思ったが父親を寝床待て連れて行く者にいうのは憚られた。

「お父さん、ほらたって下さい。簗莉ちゃんにあいさつして。」

「ん?あぁ、簗莉ちゃんごめんね!パパもう寝ます。おやすみ!」

バイバイというように簗莉も手を振る。
そう言って座敷の方へと消えていった。

「…なんか、恥ずかしかったですね。すみません。」

苦笑に簗莉を方を向くと何かを言いたげな簗莉。

「どうかしました?」

聞かれてしまったら仕方ない、そう言わんばかりに返事が早い。

「お礼を言うのは私。」

さっきの話だ。灯喜の手を取り、義母に伝えたかった気持ちをそこで伝える。

「今、とっても楽しい。ありがとう。」

満面の笑み。ではないが、灯喜でなくてもこれ以上無いくらいの上機嫌であることは分かるだろう。

「僕も幸せです。」

ここでも何をするわけではない。
でも、繋がれた手はとても温かく夫婦の絆を感じられるものであった。
17/11/09 02:41更新 / J DER

■作者メッセージ
いつぞや書いたモノの出会い編です。ただ生きるために生きている、現代ではそれが凄く難しいような気がしたのでこんな感じになりました。
知人、そして前回のコメントでリクエストを頂いたドリルモール様に向けたものです。
読んでいただけていたら嬉しいですね。
さて、今回も長々とお付き合い頂きありがとうございました。次も頑張ります。

宜しければ、以前の物もお読み頂ければ幸いです。

では最後に皆様の余暇のお供になれることを願いましてー。

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