連載小説
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林さん(エロ)
昇太郎は一人風呂に入っていた。ハウスの風呂場は二つあった。一つはシャワー室だけのもの、もう一つは風呂付のものだ。ハウスの住人が代わる代わる使うため、たまに、どちらも塞がっている事があった。今日はたまたま空いていた。

「ふぃー、生き返りますなぁ」

彼は、二十代だが、随分とオッサンくさいセリフである。昇太郎は湯船に肩まで使った。その後頭を湯船に沈め、ぶくぶくと泡を吹いてみる。頭に血が上る。ざぱっと湯船から顔を出して、頭を揺らす。滴が飛ぶ。昇太郎は顔を手で擦った。久しぶりの風呂である。彼はいつもシャワーで済ませていたので、心地よさはなおさらだった。

…こんこん。…こんこん。曇りガラスを誰かがノックした。黒いシルエットが映る。あれ、と昇太郎は思った。風呂場の鍵はかけた筈である。もしかして、閉め忘れたかなと昇太郎が思い返していると、声がした。

「…ご一緒してもよろしいですか?」

声の主は、林さんだった。昇太郎は戸惑ったが、彼女はガラス戸を開けて入ってきた。温度差から黙々と上がる湯気。白のバスタオルを体に巻いた彼女が風呂場に現れる。その肌は白く火照っていた。彼女は風呂桶に座る。

「よかったら、お背中お流しします」

林さんの姿にすっかり見とれていた昇太郎だったが、せっかくなので、頼む事にした。林さんの前の風呂桶に座る。林さんがスポンジにボディソープを落として泡立てる。彼女は昇太郎の首筋を洗い始めた。

「どこか痒いところあったら言ってくださいね」

林さんが言った。いや、痒いところというか、熱いところなら、ありますが。昇太郎の思考はもはやエロ親父だった。林さんは背中をスポンジで擦る。丁寧に泡立てた。上から下へ、洗う。と、何か柔らかいものが昇太郎の背中に当たる。あっ、何やってるんですか、林さん。

「私の体を使ってご奉仕させていただきます」

林さんの胸はマシュマロのようだった。弾力があり、泡がローションのようになって、すべすべと柔らかい。乳首の先端が擦れる度、林さんは「あっ、あっ」と声を漏らした。僕はヘブン状態だった。そのまま、彼女は後ろから手を伸ばして、昇太郎の一物を洗い出す。ボディソープでヌルヌルになった手で根元から扱く。昇太郎の一物はビンビンになった。

「林さん、気持ち良すぎます」
「……………」

林さんは無言で頬を赤らめた。「主…横になってください」林さんが言った。僕は言われるまま、下に敷いてあるマットに仰向けになった。林さんが正座をして、僕の頭を太ももで挟んだ。むっちりとした林さんの太ももの感触が気持ちよかった。昇太郎は逆上せたのか鼻血を垂らしていた。林さんが印を結ぶ。すると、幻覚だろうか、もう二人の林さんが彼女の隣に現れた。

「主、お体を洗いますね」

分身の林さんが、僕の足に抱き着いた。そのまま、泡をつけて、僕の体を洗ってくれる。足首から、太ももまで体をスライドさせて、全身を使って洗う。胸の感触が気持ちよく、昇太郎は思わず射精しそうになった。分身の林さんは今度は胸を使って僕の一物を挟み込んだ。おっぱいで押しつぶすように洗う。昇太郎の腰が浮く。あぁと声を漏らす。

もう一人の分身の林さんは僕の右腕に跨る。自分の陰部に指先が来るように座り込む。昇太郎は林さんの中に指を入れる。彼女の中は暖かく、ねっとりと締め付けて来た。そのまま、指を中に差し込むと、昇太郎は中の感触を楽しんだ。林さんの腰がびくびくと痙攣する。

「お楽しみはこれからです」

林さんが風呂桶お湯を汲み、僕の体を洗い流す。すると、分身の林さんが昇太郎の一物にキスをした。そのまま、チロチロと舌先で舐める。もう一人の分身の林さんも、それに呼応するように昇太郎の一物を舐め始める。こちらは、玉から、先端まで舌で舐めとった。二人で昇太郎のモノを奪い合うように、舐める。先走り汁を舌に絡め、二人でレズキスをする。昇太郎はその光景を見ているだけで、昇天しそうだった。

すると、林さんが、昇太郎の頭の上に立ち上がる。彼女はその卑猥な陰部を指で慰めながら、ゆっくりと、腰を下ろして顔に近づけてくる。卑猥な襞からはねっちょりとした愛液が滴り落ちる。彼女はトイレにしゃがみ込むように、僕にその陰部を見せつけながら、指でクリトリスを弄り回していた。

「あん、私、主のこと、想像して、毎日、慰めてましたぁ」

中指と薬指で激しく入り口を弄ると、白く濁った愛液が垂れて、甘い香りが漂う。彼女は二本の指を使い、僕の鼻先で自分の陰部を開いたり閉じたりしてみせた。「あん、チュウしてぇ?」エロすぎる。昇太郎は頭に血が上るのを感じながら、彼女のいやらしい肉に口づけした。びくんと彼女の腰が揺れる。そのまま、クリトリスに舌を這わす。

「はぁん、エロいです…腰が立たなくなります」

彼女は自分の乳首を弄り回しながら、びくびくと腰を震わせた。昇太郎は割れ目を何度も愛撫する。口を窄め、愛液を啜りだした。舌で何度も蹂躙する。彼女の敏感な部分は、痙攣しっぱなしだった。とろっとした濃厚な愛液が次から次へと滴り落ちる。

「もう、我慢できません」

林さんがつぶやいた。そして、ガラス戸に突っ伏すように立つと「主、早苗を犯して?」彼女は後ろを振り向くとそう言った。昇太郎は彼女の背中に覆いかぶさるように立つと、彼女のあそこに、自分のいきりたったものを挿入する。肉がめくりあがり、きゅうっと締まる。林さんのおまんこは中まで肉厚だった。搾り取るようにうねる。昇太郎は彼女の太ももを持ち上げると、前後に腰を動かした。

「ああ、林さん、すごいよ」

分身の林さんが結合部分を舌でチロチロと舐める。「あぁん、主、もっと、早苗の奥までついて?」もう一人の分身は昇太郎の背後から抱き着き、僕の頭を横にすると、舌を絡めてきた。「あん、早苗の舌とおっぱい柔らかいですか?」昇太郎の理性は吹っ飛び、我武者羅に性器を林さんのおまんこに打ち付けていた。

「…んっ…主、激しい」

林さんの膣が更にきつくなる。四つん這いになっている分身の林さんが昇太郎の玉を舐める。「あっ、主の精子がここに詰まっているのですね」ぴちゃぴちゃと音を立てて、皺の一本一本まで丁寧に舐めてきた。背後の分身の林さんは根元まで昇太郎の舌を絡めてくる。胸を押し付け、昇太郎の乳首を弄りだす。

「あん、主ぃ、早苗のおまんこに、主の子種ほしいよぉ」

キスをしていた分身の林さんが耳元で囁く。「はぁん、主ぃ、早苗との小作りセックス気持ちいいですかぁ?」おちんちんをしゃぶる分身の林さんも、玉にむしゃぶりつきながら、「子種精液を、早苗のいけないおまんこに、出してぇ」と、つぶやく。

「そんな厭らしい事言われたら。僕だってがまんできません」昇太郎の頭は真っ白になっていた。林さんの白くて丸いお尻をがしっと掴むと、何度も何度もピストンする。林さんのあそこがオネダリするように絡みつく。昇太郎は限界だった。奥から欲望が競りあがってくる。そして、昇太郎は、中に熱いものをぶちまけた。


射精が終わると、昇太郎はしばし呆然自失となっていた。体中の力が抜け、何も考える事ができない。そんな彼をもて遊ぶかのように、四つん這いになった林さんの分身は、穴から垂れ落ちる精液を舐めとっていた。そして、ふふと妖艶に笑うと、「主、この責任はとってもらいますからね」と呟いた。
12/04/24 23:09更新 / やまなし
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