連載小説
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第二話
目覚めると、僕は病院のベッドの上にいた。
病院だとわかったのは、雰囲気が理由だ。
「目が覚めたようじゃのぉ、それにしても常に平坦で有名なルビーをあそこまで不機嫌にさせるとはお主何をしたんじゃ?」
気さくな感じの老人がベッドの隣に立っていて、僕に話しかけて来る。
白衣を着ていることから考えると医者のようだ。
僕が今どうなっているのか予想がついた。
ここはクルツ自治領の中だ、ルビーとの戦いに完膚なきまでに敗れた僕はそのまま捕らえられて、この病院らしき建物に幽閉されているんだろう。
両腕に感じられる拘束感から、腕が封じられていることも容易に理解できる。
今すぐどうにかされるということはなさそうだけど、生きて帰ることはできないだろう。
「両腕は丁寧に一本ずつ骨を折られておった、あのまま回復魔術で治したらややこしいことになりそうじゃったし、包帯で固定して自己治癒力を高める魔術を施すだけにしておいたわ、一か月もあれば完治するじゃろ。」
聞いてもいない内容を老人は僕にべらべら語りかけて来る。
人の良さそうな老人だが、魔物と一緒に生活しているような背信者だ、信用できない。
「フレッド、ルビーに負けた勇者の様子はどうだ?」
ドアを開けて入って来たのは、驚いたことにエンジェルだった。
「今起きたとこじゃ、意識ははっきりしとるようじゃが、警戒しとるのか一言も喋らん。」
フレッドと呼ばれた老人が答える。
エンジェルは今度は僕に向き直る、王都にいたエンジェルと同様に幼い顔立ちだけど、彼女の方が凛々しい感じがするし意志も強そうだ。
「私はツィリア、このクルツで法務官を務めている。こちらはフレッド、同じくこのクルツで施療院の院長を務めている、以後お見知りおきを。」
彼女は礼儀正しくお辞儀をするが、僕は目を点にするしかなかった。
「つきましては、貴殿に尋ねたいこと、伝えたいことがいくつか存在するゆえに我々に同行願う。」
そうツィリアが言うと、僕の体はまるで操られているかのように立ち上がった。
そのまま歩いて施療院を出ると、待ち構えていたミノタウロスに荷車に投げ込まれる。
このミノタウロス、戦闘の時オーガや男と一緒に最前列で戦っていた。
「彼女はライア、運送業者でスピード狂、蹄の音がしたら事故に合わぬように人がさっと道路のはじに逃げる様は見物だぞ。」
ついてきていたツィリアもミノタウロスの紹介をしながら乗り込み、発車する。
どこにでもあるようなそれなりに発展した町の風景。
魔物の影はほとんど見えない、あまり魔物の人口が多いわけではないようだ。
少し行くと、だんだん大きな建物に近付いて行く。
建物の前では、ライア同様最前列で戦っていた人間の男と、もう一人、
「ルビー……」
思わず名を呟く。
僕をあっさり倒した赤いドラゴンが、恐ろしく機嫌悪そうに男の隣に座っている。
「来たか、ついてこい。」
男は僕たちを一瞥すると、すぐに中に入って行った。


執務室、という部屋に案内されるとすぐに、若い人間の男がお茶を持ってきた。腕が動かせないから飲めない。
向かい側に座った男はクロードと名乗った。
クロード・ラギオン。
王国では最悪の反逆者として語り継がれる「堕ちた勇者」クロードと同姓同名。
三十数年前に、勇者として旅だった先で魔物に毒されて王国を裏切ったその男の名は、行方をくらまして二十年以上たった今でも「忌み名」であり、語られることは少ない。
本人だとしたら若すぎるから、インキュバスになったのだろう。
「お前が気を失った後は、予想してるだろうがクルツ軍の勝利で終わってる、両軍ちらほら重傷者はいるが死者はいない。ルビーにボロ雑巾にされたお前を見たら、騎士団の大半は戦意喪失した。」
ボロ雑巾とまで言いますか、まあ欠片も否定はできませんけどね。
「総指揮官がクロードに決闘を挑んで負けると、軍は崩壊した。」
「は?」
あまりに信じられないことをツィリアが言うものだから、思わずそんな声が出た。
今回のせん滅作戦の総指揮官だったマクワイア元帥と言えば平民の傭兵上がりながら本来なら貴族しかなれない元帥の階級を始めて与えられた実力者で、僕よりさらに腕が立つ。
一対一の決闘でも、誰かが彼に土をつける瞬間を僕は見たことがない。
「驚くことじゃない、クルツの『人間の領主』は私から祝福を受けてるから下手な魔物よりずっと強いし、クロードはこれでもかなり鍛えてある。」
ツィリアが自慢げにそう説明するけど、それでも信じられるようなことではない。
「話が逸れている。」
ルビーが人さえ殺せそうな不機嫌オーラを放射しながら言う。
「すまん。とりあえず王国騎士団は既に撤退を終えている、貴殿は現在大嫌いな魔物と仲良くする背信者の大集団の中に一人きりだ。」
ツィリアがあっさりと、むしろ軽い調子でそう言ってくれる。
「さて、聞きたいことがある、まずお前の名は?」
「ロイド・ストライ。」
警戒しながらクロードの質問に答える。
部屋にいるのはクロードとルビーと、クロードの助手らしき若い男。そしてツィリア。
脱走するのは無理、腕が使えない今一番弱そうな人間の若い男と戦うだけで一苦労だろう。その間にルビーとツィリアに捕まる。
「さて、経歴はある程度ルビーから聞いた、魔物に村を滅ぼされたそうだな。で、生き残ったのは貴殿と姉君だけ。」
「そうだ、魔物に襲われて、皆殺しにされた、お前たちの仲間の魔物にだ。」
「そのことなんだが、ルビーに聞かれたらしいな、『一度も魔物と対峙したことがないという事実はおかしいくないか。』と。」
「どう言う意味だ。」
ルビーとツィリアとクロードが同時にため息をつき、クロードの助手は僕と同様に首をかしげている。
「町を滅ぼした魔物の死体を見たか?」
「魔物の死体? いや見ていない、すべて回収して焼き払ったと聞いている。」
「その方が都合がいいからそういうことにしたのだろうな、王国の腐敗と『何が何でも魔物は倒さねば』なんて教会のお偉方の主神信仰が合致を見るにはそれが一番だったんだろう。」
「どう言う意味だ?」
一瞬だけ、戦った時のルビーの言葉と合わせてその意味が見えたけど、僕はそれを頭の中ですぐに否定した、「そんな筈はない」と。
「良いことを教えてやる、魔物は、人を殺さない。」
クロードは、自信をもってそう言った。
一瞬だけ、僕の頭はフリーズしたが、
「いや、そんなはずは」
「王国ではもう四十年も前から特権をもった貴族たちによる専横が問題になっていた、その中には、山賊を雇ったり私兵を動かして領民から略奪するものも少なくない。」
「何を言って……」
「それらの被害をすべて魔物の所為にすれば、貴族にも教会にも都合がいい。貴族たちは責任を魔物に押しつけてその魔物を討伐した事実を捏造すれば自らは責任を問われないし、教会は魔物討伐に向けた大義名分を得る。」
クロードは淡々とそう述べた。
「あくまで一説だろう!」
「証人ならいる、その現場を見た人間もいくらかこのクルツに移住してきている、たとえば。」
声を荒げた僕に対して、クロードはあくまで冷静にそう言ってドアを開けると、長い金髪に切れ長の目をした若い男が執務室に入って来た。
僕は、その男の顔をよく知っていた。
彼は、僕と同郷の、僕の友人だった。
「ヘル……マン…?」
「ロイド……七年ぶりか……お前は…そうかよその町に買い物に行っていたんだったか。」
「七年前にとある村が略奪を受けているとき、偶然出くわして偶然助けた、都合のいいことはあるものだ。一人目で知り合いに会うなんて。」
クロードがやはり軽い調子で言う。
「ヘルマン、あの男が言っていたことは……」
「全部、嫌味なくらいに全部事実だ、俺もクロードさんに助けられなかったらあの場で貴族の私兵に斬り殺されていただろう。」
「ご理解いただけたようだな、己の阿呆さ加減が。」
そう言ったのは傍らで様子を見ていたルビーだった。
機嫌は最悪もいいところのご様子だが、自分が言っていたことの意味を理解されたからなのか少し嬉しそうに見えなくもない。
「僕は……今まで家族を奪った連中に従って、見当違いな相手に怒りを向けていたってことですか……」
ふつふつと、怒りが沸き起こってくる。
マクワイア元帥は本当に自分によくしてくれた。
それ以外にもたくさん世話になった王宮騎士の面々はいた。
それもこれも、魔物に家族を奪われた人間として、共に魔物という敵と戦う同志であると思っていたからだ。
そんな同志だと思っていた彼らこそが、真の敵だった。
敗北した気分だった、戦いに負けたのではなく、彼らこそが正しいのだと盲目的に信じていた愚かな自分に負けていた。
本当の敵たちの目の前で、敵だと教えられた罪もない魔物の命を奪うためのコマとして育て上げられていた、そんなことにも気付けなかった。
「そうでもない、マクワイア元帥は少なくとも魔物が敵だと本気で信じてた、貴族・聖職者階級の特権保有者、およびその私兵しか魔物の事実は知らないはずだ。」
「……王国も一枚岩じゃないってことですか…」
「それこそ昔からだ。」
今は収束しているが、少し前までの王国と言えば内乱続きだったそうだ、だからあちこちにあふれた難民をクルツに集めるには都合が良かったという。
「ところで、お前はどうする? このまま勇者として戦い続けるか、勇者であることを放棄してここで暮らすか、または復讐するか。」
「三択ですね、復讐するならここに暮すべきとかは?」
部屋にいる全員が呆れたような目をした。
クロードにその助手に、ツィリアにルビー、そしてヘルマンまでもが。
代表してヘルマンが口を開く。
「クルツの民の多くは復讐は求めていない、確かに復讐を遂げればそいつの心は晴れるかもしれないが、だが家族からまた復讐の対象にされるかもしれない、その連鎖を作ってしまえば、終わりが来ないんだ。」
「……」
そうだった。
僕に家族や大切な人たちがいたのと同様に、魔物たちや僕の家族の敵、たとえばルビーにも大切な家族がいる。それを奪われて復讐しても、またその相手を大切に思っていた相手から憎しみを抱かれる。
「一人で勝手に復讐に走る分には結構、その場合はクルツの民とは扱わない、俺たちは戦うのではなく、魔物と人が手を取り合って暮らすことで奴らに抵抗している。」
「……」
彼らは、無気力にただ復讐を諦めているわけではない。
復讐することが悪いことだと止めようともしていない。
ただ、復讐し復讐される悪循環に陥ることが及ぼす影響を考えているからこそ、ここで「共存する」という行為に及ぶことで抵抗している。
「……復讐、したいか?」
「いいえ。」
一方的な理解を真実だと決めつけて、本当に理解もしようとしない、ただ相手を暴力で否定する。それがどこまで恥知らずな行為か分らないほど僕は子供のつもりはない。
だからこそ、それをしてきた自分に蹴りをつけたい。
「けど、迎えに行きたい人がいます。」
「姉君か?」
「……はい、王都にいるから、行くだけでも一苦労ですけど……」
おそらく僕は死んだことにされているだろう。
生きていることが分かったとしても騎士が僕を助けようとは思わないことも容易に予想ができる、魔物が人を食らうと情報を流している以上、その大集団にとらえられた勇者が生きて帰ることは彼らにとって都合が悪い。
王国の聖騎士団も教会騎士団も、情報隠蔽のために僕を殺そうとする。
それをかいくぐって王都までたどり着き、そして戻ってくる。
「私が手伝おう、クロード、文句は?」
「ない。」
ルビーの発言に対してクロードはそう言った。
「解散。ツィリア、施療院まで連れて行ってやれ。」
「あ、あの、ルビー。」
僕の声に窓から飛び立とうとしていたルビーが振り向く。
「ありが…とう……」
恐る恐る僕が礼を言うと、
「別に……暇だったからだ。」
顔を赤く染めて、ルビーはそう返事をした。


数日後、僕は訓練場に呼び出された。
実践的な組み手を週に一回は住民同士でおこなうらしい。
僕はその見学だ。
クルツの戦力維持や、お互いの実力をはかるために行うのだとか。
練習用の木製の武器もいろいろ揃っている、数種類のサイズの違う剣や盾、斧にくわえて槍や銃、ナックル・棒に、投げナイフやジパング伝来の手裏剣という投げ武器もある。
皆色々な武器を手に組み手を行っている。
弓や投げ武器の場合組み手よりも的に当てる訓練が主体のようだ。
それもそうだろう、飛び道具を持った人間がわざわざ接近戦をする必要は乏しい。飛び道具使いの仲間も、「近づかれないように距離とることの方が格闘戦を身につけるより重要です」って主張してた、元気にしてるかな。
「それにしても……」
ちらほらと凄く実力のある人も交じっている。
僕より少し年下だろう青年が、小さな斧片手に大の大人を圧倒している。
銃の的当てでは、やはり僕より若干若そうな青年が綺麗なオレンジ色の髪の女の子に応援されながらかなりの距離から的の中央を射ぬいている。少し前の大人が、信じられないという表情で彼を見ている。
訓練場に、クロードとオーガが入って来た。
その瞬間、全員の視線がそちらに注がれる。
二人があいていたコートに向かい合って立つと、その瞬間
「お頭――――――やっちまえ―――――!!」
「店ちょ―――――前みたいな情けねぇ負けかたすんじゃねーぞ――――――!!」
周囲の男たちが怒号ともとれる歓声を送る。
クロードが持っているのは棒、対するオーガは素手。
いつの間にか斧を持って近くで組み手していたはずの青年が審判として立っている。
「では、クロード対ブリジット、五分間の実戦試合を始めます。両者、構え。」
両者が構える。
見ているだけでも気圧されそうな強力な殺気がぶつけあわされる。
本気の殺し合いと錯覚してしまいそうだ。
「始め!」
先に動いたのはオーガだった。
地を強く蹴り、急加速して一気に突進。
僕どころかルビーよりも速い、まるで砲弾だ。
クロードはそれを右に転がるように避ける。
力と速さに任せた単純なタックル、しかしその破壊力は疑いようもない。
くらったら、ただでは済まなかっただろう。
クロードが片手で振りまわした棒をオーガが受け止める。
パァン
これまた信じられない速さだったのに、苦もなくガード。
持ち手をすべるように移動させながらクロードが再度逆から振りまわす。
オーガはそれを足で受け止め、蹴り飛ばす。
弾かれた棒の勢いそのままクロードが距離をとる。
このやり取りに、ほとんど時間がかかっていない。
ヒュンヒュン
棒が風切り音を上げて振り回される。
オーガが腕に力を込める。
クロードとオーガの突きが交差する。
ダガァン
およそ生物の衝突とは信じられないような衝撃が周囲に拡散する。
「どんな怪物同士の戦いだよ……」
思わずつぶやく。
一瞬だけ両者の動きが止まったと思ったら、一層激しさを増す組み手。
オーガの拳を棒で防ぎ、往なし、隙を見てクロードが下段の攻撃に転ずる。
それをブリジットが跳躍して避け、空中で無茶な体のひねり方をして後ろ回し蹴りを放つ。
腰を覆うボロ切れが豪快にめくれ上がり、一瞬見えそうになる。
クロードは蹴りを後ろに転がり回避すると、頭を狙った突きを放つ。
控えめに見ても殺し合いをしているようにしか見えない。
組み手のレベルとしては本気すぎる。
妙だ。
クロードとあのオーガなら動きはずっとクロードの方が遅い。
なのに、クロードは遅さをものともせず攻撃を防いで互角の攻防を繰り広げている。
突き込んできた棒をつかんだオーガはそのまま体重を感じさせない動きで手を支点に体を縦に回転させてクロードの頭に蹴りを放つ。
ドゴッ
当たった。
「一本、それまで。」
審判の声が周囲に響く。
それが伝播するように落胆の声と称賛の言葉が次々飛び出てくる。
「今日はブリジットの勝か。」
いつの間にか隣に来ていたルビーがそう言う。
あのオーガの名前はブリジットというらしい。
「あの二人はいつもあんな殺し合いみたいな組み手を?」
とりあえず聞いておく。
最後一本を取ったあの蹴りも常人が受けたら頭蓋が陥没するくらいの威力はあったろう。
「周囲の連中がどちらが勝つか賭けている、その期待にこたえてやらねばと思っているうちにいつしかああやって全力でやるようになったんだそうだ。」
そのうちどっちか死ぬんじゃないのかなあれ。
「今のとこ戦績はブリジットの勝ち越しだ、ブリジットの勝率が六割だと言っていたか……」
「ところで、ルビーは何しに来たの?」
「……お前に言う必要が?」
「アリマセン……」
これ以上深く尋ねたら殺すぞとその目が語ってる。
どこが逆鱗に触れたのかはさっぱりだけど怖いからこれ以上尋ねるのはやめておく。
訓練場にまた数人が入って来た。
ライアと、露出の多い格好ながらどこか高貴さのあるサキュバス。
それに数人の男たちだ。
ライアはクロードに気づくと組み手を申し込む。
さっきと同じ青年が審判になり、両者はコートで向かい合う。
クロードはやはり棒、そしてライアは斧。
ただし、めちゃくちゃでかい、柄の先から頭部の先までの長さがライアの身長と同じくらいあるんじゃなかろうか。
あんなの用意してあるんだね〜
「両者、構え。 始め!」
ライアは力任せに斧をクロードにたたきつける。
ブワン
その一発に風圧が起きる、大した威力だ。
それを苦もなく避けたクロードが逆に突きを放つ、それを左にステップを踏んで避け、体ごと斧を振りまわして反撃。
ブオン
やはり豪快な風切り音とともに振りまわされた斧だが、クロードに受け止められる。
動かない。
ライアは防ぐクロードの棒を弾き飛ばそうと力を込めている。
クロードは地面に棒をつけて力を逃がすことでしのいでいる。
一瞬で、棒がライアの斧を流すようにして軌道を逸らす。
ライアの斧が宙を泳ぎ、
クロードが向きを変えた棒の先端をライアの頭に当てていた。
「一本、それまで。」
審判がクロードの勝利を告げる。
見ていて分かったけど、クロードは自分より力が強い相手、運動能力の高い相手とやり合う手段をよく理解して実践している。
彼の戦い方は、参考になるかもしれない。


その後もクロードの戦いを僕は注視していた。
今まで仲間と一緒に戦ってきたけど、姉さんを迎えに行くまでは僕一人で戦わなくてはいけない。
だから、少しでも強くならないと

11/04/23 18:45更新 / なるつき
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■作者メッセージ
王国の腐敗については以前の作品でも触れていたとは思いますが今回ちょっといい加減に骨に肉をつけようかなと思ったので。
銃については魔術により無限装弾が可能ですが連射性能は低めの設定です。一発ごとに装弾の必要があるとお考えください。

ツンデレドラゴンルビーの活躍に心の奥底でわずかにだけご期待ください。

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