読切小説
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仮面ファッカーオーガ・序章
「封印じゃ封印じゃこんなもん!あのような副作用があっては実用性が皆無ではないか」
 一匹のバフォメットが壁に松明が設置された通路を歩いている。そのてには何やら薄い金属の塊が抱えられていた。
「100年200年では生温い。800年は封印してくれるわ!」
 しばらくして、通路の先に黒い扉が現れた。躊躇なくその扉を開けると、その部屋の中には無惨な光景が広がっていた。
 例えるならば、幼子が何も考えずに玩具を片付けたような光景。ありとあらゆる物質がただただ無造作に詰め込まれているのだ。ざらっと見回すだけでも、アカオニのような顔が持ち手に着いた音叉や笛、カブトムシやクワガタを模った金属の物質に竜の顔を模ったレリーフが装飾されたカードケース、前後に一つずつ車輪を持つ銀色の乗り物らしきものなど、一つの無法地帯と化していた。
「っと、ここもそのうち片付けんとなー」
 悲惨な状況の物置の中を物を踏み締め、奥へと歩を進めていく。
「・・・ああ、パスワードがあったんじゃった・・・」
 物置の更に奥にこれまた黒い扉がある。さっきと違うのは、扉に0〜9までのボタンがついているところか。
「面倒じゃのぉ。作ったのワシじゃけど」
 渋々持っていた金属塊を脇に置くと、扉に数字を入力していく。
「7の5の3、8の3、1、5っと」
 パスワードを認識したのか、ピッ!っと音を立てて扉のロックが外れる。
「さて封印・・・・・・あれ?」 封印しようとして、間抜けな声を出す。
「ワシ、確かにここに置いたはず・・・」
 封印対象がちょっと目を離した隙に、その姿を消していた。回りを見渡しても、目的の物は見当たらない。
「何処にいっ・・・なああああああ!」
 突如声を張り上げる。回りに人がいたら、迷惑極まりない。
「携帯転送機(インスタントトランスポーター)が起動しておったあああ!」
 どうやら魔道具の誤作動が会ったらしい。
「お、落ち着くんじゃワシ。履歴を見れば」
 パニックを起こさないあたり、彼女はなかなか理知的な個体のようだ。転送機をそのもふもふとした両手で弄り始める。
「座標・・・、この地点は地上の・・・森か。後で魔女を回収に向かわせるか」
 嫌な上司である。











 ところかわって地上の森。消えた焚火の近くで一人の女性が寝袋に入っていた。んがぁー、んがぁーという色気ない鼾をかいている彼女は、女性ではあるが人間ではなかった。
 寝袋に包まっているため首から下は見えないが、雄々しく天を突く2本の角と、人間とは異なる尖った耳が彼女が魔族であることを証明している。
 「オーガ」。それが彼女らの種族名である。
みゅみゅみゅみゅみゅん・・・。
 そのような音が彼女の真上から発生する。次に次元に切れ目が出現し、そこから金属の塊が姿を現す。それは重力に従って落下。そして。
 がちん!
「いってぇ!」
 オーガの額を直撃。
「畜生!誰だ俺の安眠妨げる奴はああ!」
 見事な早業、と賞賛を送りたく為る速さで寝袋を抜け出しファイティングポーズ。が、回りに誰もいなければ気配もしないので、苛々しつつもすぐに構えを解いた。
「クッソ・・・。朝からついてねぇ・・・。なんだこれ?」
 足元に落ちていた金属塊を拾い上げ、まじまじと見つめる。
 見れば見るほど変な物質である。コッペパンを薄くした形状をしていて、そこに三つの窪みがある。更にその窪みに三つメダルが嵌まっている。
「売ればいくらか金になるかね。貰っちまおう」
 金属塊をバックに放り込み、寝袋を畳んでバックに入れる。そして大きく伸びをして、バックを背負う。
「さーて、今日は何処行こうかね」
 彼女はヒノ・ウェジー。流浪のオーガである。











〜♪

Anyhing love!

Vocal 鬼黒魔鬼(おにぐろまき)







(Count the round 1!2!3!4!)

(I like sex battle)
(My name is ORGE!)

ヤらせろ 挿入れろ もっと動け
一発二発 それじゃ足りない

(今から始まる Sex battle)
(Count the round 1!2!3!4!)

俺はお前をほっとかない
結局はヤられるしかない
(未知なる快楽 High ecstasy)

(Count the round 5!6!7!8!)

大丈夫
腹上死なんてのはない
可愛がってやるから
楽しめよ?

OGRE!OGRE!OGRE!OGRE!

Come on!

Anyhing love!
俺の愛を
受け止めてくれ!
お前じゃなけりゃ
嫌なんだ

Battle standay!
その気なって
ヤり合うのなら
負ける気しないぜ!





健全な恋愛 求めるなよ
これが俺の 愛し方なんだ
(性欲増大 Let’s SEX!)
(Revenge battle 1!2!3!4!)

そんな顔して 我慢したって
意味ないだろ 一発ヌこう
(万全状態 Fair battle)
(Count the round 5!6!7!8!)

大丈夫
お前を見捨てたりしない
最高の戦いを
ヤり合おうぜ?

OGRE!OGRE!OGRE!OGRE!

Come on!

Anyhing love!
マジになって
突き合う動きが
激しくなればなるほど

Max Tension!俺も自分
抑え切れなくて
負ける気しないぜ!





I like you.
Do you like me?
Am even such I foolish good?

H(エイチ)からのスタート
そこから
I(アイ)育んで
戦いを続けていって
想いを確かめ合って

Anyhing love!battle standby・・・

OGRE!OGRE!OGRE!OGRE!

Count the round 1!2!3!4!

Anyhing love!
俺の愛を
受け止めてくれ!
お前じゃなけりゃ
嫌なんだ

Battle standby!

その気なって
ヤり合うのなら
負ける気はない!

Anyhing love!
俺も自分
抑え切れなくて
負ける気しないぜ!
11/02/08 15:00更新 / Joker!

■作者メッセージ
 腐乱死巣様とバンダイ様と東映様にまずは全力で土下座いたします。

_| ̄|〇<マジデスイマセン

ご不快に感じられたら消します。

誰だお前は!?という方は初めまして。
なんだお前か。という方はお久しぶりです。
就職したらすっかりSS書くのサボってたJoker!です。
元曲が好きな方、大黒摩季ファンの方、不快になられたらごめんなさい。
久しぶりの投稿がこんなんでごめんなさい。
他意は無いんだ・・・、ただ「オーズとオーガって一文字しか違わないよなあ・・・」とか考えたら、歌詞が浮かんで来てしまっただけなんだ・・・
ちなみにラップ部分は結構テキトーです。
あと序章とついてるけど、本編は多分ありません。

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