読切小説
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CHU♥CHU♥PARTY
「パイセン♥今日ヒマですかぁ? ヒマですよねぇ?」
 甘い甘い媚びる声で、後輩のラージマウス・ねねね(漢字表記は子々子というらしい。どちらにしろ、読みにくいし呼びにくいが)が俺の背中からしなだれかかり、俺の頭の上に顎を置いて誘いをかけてくる。
 金曜の大学の講義、その四時限目が終わった折である。このタイミングでいつもこいつは、こうして人の予定の有無を決めつけつつ、酒盛りを提案してくるのだ。
「あぁ、暇だ」
 暇じゃない、と言うと『非モテ独り身陰キャである憂尾パイセンに予定なんてこの世にあるんですかぁ? ちちちwww』とか煽られつつ、結局俺の下宿先までべったりとついてくるので、ここは素直に暇であると答えた方が良いのだ。
「じゃあ、今日も毎週恒例の酒飲み、しましょ?」
「……わかった」
 ここも断ると『せっかくこのプリチーキュートな後輩を家に連れ込むチャンスを逃すつもりなんですかぁ? そんなんだからパイセンは童貞なんですよぉ〜ちちちwww』と煽られつつ、下宿先までくっついてくるので、やはり素直に承諾しなくてはならない。
「じゃあ、少しおめかししてから行くんでぇ〜先におつまみ準備しておいてくださぁい。いつも通りチーズ系のやつでお願いしまぁす」
「……了解」
 酒は持ってきてくれるのだが、やたらと多い量のおつまみを、費用こちら持ちで要求される。酒は安酒ばかり。こちらの財布の方が確実にダメージがデカい。しかし、ここで断るとまた『パイセンは以下略〜ちちちwww』と煽られるので以下略。
「じゃあ、また後で〜」
 彼女は去っていった。
 ……俺、なんでこいつと友好関係にあるんだろうなぁ、と思わないことは無い。しかしなんだかんだ話が合うので、こうして腐れ縁は出来上がっていくのかなぁと思わずにはいられないのだった。


「うっはぁ〜! このお酒の新フレーバーほんとびみょ〜! ちっwwwちっwwwちっwww」
 毎回酒宴を開催してくるのはこいつだというのに、缶を二つ空けたあたりでハイのピークに達する。膝をぱんぱん叩いて笑い、もちゃもちゃと鱈チーを齧り、テレビで流している映画にツッコミを入れたりする。
「これくっそつまんなぁいwwwどこでこんなもの見つけたんですか憂尾パイセンwwwちちちwww」
「中古屋で見つけた」
「あwwwまたクソみたいなCGwwwクソ映画www」
 まぁ、面白くない映画を笑って観てくれるのはありがたいことだ。笑いもしなかったら本当に地獄だから。この俺の趣味に付き合ってくれる奴はそういなかった。
 ただ、隣に座ってみているからたまに打撃が飛んでくる。自分の膝のみならず、こちらの膝や肩やらを打ってくる。うざい。
 そして何よりも厄介なのが、彼女の無防備具合である。ヘソ出しのシャツにホットパンツというけっこう過激な服装。加えてシャツが少し緩く(そういうファッションなのか? よくわからん)、控えめな谷間がちらりと見えたりする。
 こいつの体は肉付きが良いわけではないのだが、わりと完成された肉体であると思う。肌に染みは無いし、余計なぜい肉は無い……つまり、なんというか、お腹だとか鎖骨周りだとか太ももを見ているだけで結構エロいと思えてしまったりする。
 そのうえでちらちらと谷間が見えてしまったりすると、それが結構致命的な一撃になったりする。
「あ、パイセン〜ねねのことえっちな目で見た〜」
「見たがえっちな目ではない」
 嘘をついた。
「ほんとぉ〜? ちっ、つまぁんないのっ」
 そう言って彼女は床に寝そべる。いじけのジェスチャーだろうか、すぐ起き上がるだろう。そう思ってたのだが、どうやらその瞬間に眠りこけてしまったらしい。
「はっや。まだ大量に酒残ってるんだが……」
 ほんと、このクソ雑魚耐久でよく酒に誘おうと思ったな。
「おら、起きろ。起きろクソ後輩」
 肩をゆする。起きない。
 ほっぺたをひっぱたく。
「がぶっ!」
「あだっ!!!!!!」
 えげつない痛み。こいつ、ネズミの前歯で噛んでくるとかシャレになんねぇぞ……
「あ……あれ……」
 ふらり
 頭がガクンと落ちかける。そして襲ってくる酩酊。
 俺も酒が強いとは言えない。しかし、さっきまで平気だったのが急に駄目になるとは思えない。
 噛まれた跡を見る。流血。そこからは血の匂いと、アルコールの匂い、そして魔力の気配を感じた。
「酔いと、魔力を……回された……?」
 ただでさえアルコールで鼓動は速くなっている。今注がれた魔力はそこまで長くは持たないだろうが、少し揺らいでた理性に最後の一手を加えるのには十分だった。
「……ねねね……ねねね」
 すーすーと可愛い寝息、揺さぶったせいであられもなくはだけた服から覗く肌、ホットパンツからわずかにはみ出ている下着。
 さらさらの鼠色の髪、小さな唇、ぷにぷにのほっぺた……駄目だ、これ以上は本当にこいつを女として見てしまう!!
「ちちち、ぱいせぇん……」
 彼女はむにゃむにゃと寝言を言う。
「いいれしゅよ……」
 ぶちりと何かが切れてタガが外れる音がした。
 気が付くと俺は、勃起したペニスをねねねの寝顔に押し付けていた。
「んん……」
「はぁ……はぁ……やわらかっ……」
 くちゅ、くちゅ、ぐちゅ、と粘っこい水音が響く。映画はもう終わっていて、ただ無音のメインメニューが映っているだけであった。
 ぐじゅぐじゅと先走りが彼女の柔らかくて綺麗な頬肉に透明な跡をつけていく。それはナメクジの足跡のようで、可憐な乙女の純潔を踏みにじったという背徳の跡でもあった。
 そう、可憐な乙女。俺は、なんだかんだこいつのことをそう思っていた。口が悪く、いつも俺を罵ってくるが、俺の趣味には付き合ってくれるしいい奴である。それに、活発で無邪気な性格は誰にでも馴染めるいい気風だろう。普通に見た目も可愛いしな。
 だから、こいつは綺麗なまま誰かと恋をし、綺麗なまま結婚し、綺麗なまま家庭を作るものだとばかり思っていた。俺自身、こいつに恋心を持ったことは無いし、こいつも俺をそういう目では見てないんだろうと思っていたから、漠然とそう予想していた。
「はぁ……はぁ……ねねねっ……」
 だが、今は違う。俺は寝ている彼女の顔面に男の欲望で滾った肉棒を突き付け、そしてこすりつけている。
 こいつはもう汚れてしまった――
「ねねねっ! 出るぞっ!」
――いや、俺が汚してしまった。
 びゅぶっ! びゅるるっ!
 びちゃっ! ぶちゅ! ぱたたっ!
 熱い雄汁が勢いよく発射され、白濁の線で彼女の顔を彩る。頬には大きな塊ができ、目尻や唇の端、耳の近くにまで線を引く。だらりと一つ塊がねちゃあ……と糸を引きながら転がり、彼女の半開きの口に入っていった。
「はぁ……はぁ……ねねね」
 ここまで来たら、俺は汚しつくすことを選ぶ。
 回らない頭で反射的にそう考え、俺は汚れた肉棒を彼女の口に肉棒を突っ込んだ。
「あああっ」
「ちゅぶっ、ちゅっ……ちぃず……」
 これをチー鱈だとでも思っているのだろうか、ねねねは吸い付いてくる。
「うっ」
 矢継ぎ早にシてしまったせいで敏感になってしまった肉棒はすぐに精子を吐き出してしまう。
「ん……んみゅ……んえ?」
「あ」
流石に口の中に異物が入ってきた刺激には耐えられなかったのか、ねねねはゆっくりと目を覚ましてしまった。
「パイセン……え、あれ、なにこれ、臭……」
 そして徐々に覚醒していき。
「ねとねとしてる……あれ、これ、ざー、メン?」
 そこまでたどり着いてしまった。
「パイ……セン……?」
 いつものように罵ってほしかった。『パイセンついに後輩に手ぇ出しちゃいましたね。まぁ、私のあふれ出る魅力を考えると当然ですかね。ちちちwww』と言って欲しかった。
 まぁ、もちろんそんなはずはないので俺は、
「お、お前のせいだ、ねねね!」
「はえっ!?」
 勢いで押し通すことにした。
「見ろっ!」
「あ……」
 ねねねの噛み跡を見せる。すると察したようでねねねはしおらしく俯いてしまった。
 そう、嘘は言っていない。この噛みつきが原因であることは確かなのだ。
「じゃ、じゃあセン……パイ……」
 そう言って彼女は、ホットパンツとその下のショーツを脱いでしまった。
 え? え?
「え?」
「責任取ります……だから、ねねねのおまんこで最後までシて、すっきりしちゃってください……」
 そう言って自ら指で開いたねねねのスジは、とろりと糸を引いていた。
「よ、よろしくお願いします」


 あの場は顔射と口内射精だけで収めようとしたのだが(だいぶ最低な考え方だが)、まさかその先があるとは思わなかった。
 紳士だったらそこで退くべきだが、そもそも寝てる後輩にぶっかけする男は紳士ではなく最早けだものなので、ヤるしかなかった。
「い、挿入れるぞ……」
 彼女を下にして、肉棒を突き入れる。
 俺を見上げるねねねはすごく緊張しているように目を閉じて、口の端をこわばらせている。まるで注射を打たれる子供のように。
「は、はい」
 彼氏は今まで作ったことがない、とねねねは自虐したことがある。だからこれは、もしかしたら彼女の「初」なのかもしれない。
 だとしたら、それは、ものすごいことなんじゃ……?
「んっ……あっ」
「ねねね!?」
「大丈夫です……すこし、ぴりってするだけで、気持ちいい、です」
 だけども、いつものねねねからは考えられない大人しさであった。もしかしたら、酒のせいで調子が悪いのかもしれない。
「やっぱり、やめ
「駄目です!」
 言葉を遮り、彼女は俺を抱きしめ――
「んちゅ!」
 キスをした。
「駄目……です。ようやく、好きな人と繋がれたんです。だから、離れないでください」
「お、おう」
 そうか、それはまたずいぶんと失礼なことを……
「え、好きな人? 俺が?」
「え? そこ驚くんですか?」
 さっきまでの緊張はどこへやら、呆れたようにねねねは言う。
「まさか、この世に好きでもない男の人の部屋に毎週毎週ちょっと大胆な格好で酒飲みに行く女の子がいるとでも思ってたんですか!?」
「いや、あの、そうじゃなくて、え、まじで」
「……はぁ……」
 そして彼女は、いつものように人を馬鹿にしたような笑みを浮かべて。
「ちちちwwwまったく、憂尾パイセンは鈍感だから彼女出来なかったんですよ。だから、きっとこの先、このウルトラプリチーな後輩ねねねを逃したら一生彼女なんてできませんよ? ちちち」
「ぐぅ!」
 ぐうの音が出る正論。
「だから、私が逃げられないようにしてください。私が離れられない位に犯して、汚してください、そして……子供、作っちゃいましょう♥」
「了解!」
「はいぃっ♥!」
 彼女の小さ目なボディに、それに比べると少し大きい(と信じたい。もうすこし大きなイチモツをください)肉棒を、打ち込む。
「あっ♥しゅ、ご♥しゅごいぃ……♥うしおせんぱいのおちんぽぉ♥!」
 やばいやばいやばいやばい。なにこの喘ぎ声。めちゃくちゃエロい!
 普段の甘々な媚び声とは違う、こちらの心を掻き立てる艶のある声。
 好きすぎる! もっと鳴かせたい!
「ちゅうぅ♥! すきぃ♥すきすき♥しゅきぃい♥♥!!」
 一突きする度に、きゅうと彼女のナカが締まる。締まって肉棒をちゅうと吸い上げ、離れるときはちゅぽんとひだひだが名残惜しそうにする。
 そうしている間にも彼女は俺の手を握り指を絡め、時折きゅっと力を入れる。
 愛おしかった。その一挙一動が愛おしくて仕方がない。
 俺は今までこの女の子のことをただの後輩として見ていたのか……なんて愚かなんだろうか。
「あんっ♥あ、んっ♥……ちゅ♥れろ♥……せんぱいがちゅうしてくれたぁ♥」
 また強く、彼女のナカが俺を強く抱きしめる。
「せんぱいのっ♥おちんぽ♥びくびくしてっ……♥」
 愛に溢れたエクスタシーと共に、俺は絶頂することになった。
「んんんん〜〜っ♥! なかっ♥! アツいのキてるぅぅぅっ♥♥!! センパイとの赤ちゃん〜〜っ♥♥!!」


「パイセン♥今日ヒマですかぁ? ヒマですよねぇ?」
 また金曜四限の終わり。ねねねは俺に寄りかかってくる。
「暇だよ」
 あれ以来、暇じゃないと答えると本気で落ち込むようになった。もちろん、どうしても外せない用事もあるのだが、この時間帯は積極的に空けるようにしている。
「ヒマだったらぁ……またお酒飲みましょう♥その後……」
「そうだな。じゃあ、今日も一回家帰るのか?」
「ううん、今日はもう準備万端♥」
 そう言ってホットパンツの中を少しだけ見せてくる。クロッチの存在しない、黒いレースのエロ下着。その中身は既に待ちきれんばかりに涎を垂らしていた。
「じゃあ、一緒に買い物しようか」
「うん。今日もいっぱい飲もうね♥」
20/01/14 19:57更新 / 鯖の味噌煮

■作者メッセージ
お久しぶりです。
子年ということで、ラージマウスちゃんとお酒であれこれ起こるお話です。
睡姦メインで書こうともしましたが、それはドーマウスちゃんで食ザー交えながら書こうと思います。
貧乳後輩良いと思う。

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