連載小説
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アット・ザ・ホリデーワーク
彼女に護衛を頼んだのが数日前の月曜日、久しぶりに安心して日常を過ごしていると金曜日、つまり今日、彼女に呼び出された
ストーカーの調査に何か進展でもあったのだろうか、疑問に思いながら彼女の居る教室に訪れると、彼女は相変わらず無表情でマスクをつけたまま本を読んでいる、やはりバストは豊満だ

 「……明日も護衛してほしい?」

一瞬頭の上に?マークが浮かぶが、直ぐに理由が分かった
早い話が俺に休日出勤もした方がいいのかと聞いているのだ
俺としてはぜひ頼みたいが、彼女の自由を奪うのもよろしくない
どうしようか……
俺がそうやって悩んでいると、珍しく彼女がクスクスと笑いだした
口元は相変わらずマスクで見えないが目元は細められていて優しい表情を浮かべているようにも見える

 「……私は追加報酬だけもらえれば私は構わない」

追加報酬というと……キス以上のことだろうか?
むしろ彼女からのそれならばご褒美といっても過言ではないので喜んでお願いしたい
俺がそのことを了承すると彼女も嬉しそうにしていた
最近彼女の表情についてもそれなりに分かるようになってきた
一見無表情にも見える彼女の表情だが、目つきや雰囲気を見ていれば彼女が現状どんな感情か理解できる
正直、友人の彼女のサハギンに比べたらまだまだ分かりやすい方なのだ
分からない人からしたら両方同じようなものかもしれない

 「昴君と咲さん相変わらず仲がいいわねー」

自称彼女の友人(メロウ)が茶化してくるが、気にしない
……正直ストーカーの人は気になるが、それ以上に護衛をしてくれる咲さんの方が気になっている
ストーカーを何とかできたら彼女に告白してみようか、脈はありそうだし
調査に関しては自分の護衛をしていたらあっちの方が逆上して俺の前に出てくるかもしれないというスタンスでやっているためまだ犯人はわからないそうだ








心なしかいつもより積極的に『報酬』を求めてきた昨日は過ぎ、彼女に休日出勤をしてもらう今日が来た
とはいっても休日だからといって出かけるような用事はないし、家でのんびりしているだけなのだが
友人連中はお互いの彼女彼氏とイチャイチャしているだろうから遊べないし
コーヒーを飲みながらぼんやりと朝を過ごし、適当に作った昼食を済ませ、まったりと昼間を過ごす
ちょうど昼食と夕食の間ぐらいの時間にいつものように彼女がいきなり目の前に現れた
何の前フリもないのでビクッとなってしまう
彼女はその姿が面白いのか出てきたときはいつも目元が笑っている様に見える
流石に彼女も見慣れた制服ではなく、彼女の正装と思えるような露出の多い忍者の服装をしている
やはりバストは豊満だ

 「……まずはいつもの報酬をもらう」

そう言って彼女はいつものようにマスクを外して俺にキスをせがむ
彼女の唇に自らの唇が触れると、その間を通って彼女の舌が侵入してくる
彼女の舌は俺の口内に入るや否や俺の舌に絡み付きじゅるじゅるといやらしい音を立てて吸い上げてくる
口の中の全部を持っていかれるんじゃないかというぐらいに吸い上げられる
快楽のせいで目を白黒させている俺の反応を楽しむかのように彼女は激しいキスを続ける
何度目かだというのに未だに彼女とのキスには慣れず、最初の頃と変わらずイク寸前まで持ち込まれてしまう
そしてあと少しで射精してしまう、といったところでいつものように彼女が離れる
……いつも思うのだが、彼女の香り、どこかで嗅いだことがある気がするんだよなぁ
ぼんやりとそんなことを考えている俺を尻目に彼女はウットリとした様子で口を拭うと俺の足元に屈んだ
そして俺のジーンズのジッパーを降ろし、パンツの中から彼女とのキスによってギンギンになっているモノを取り出した

 「…………追加報酬をもらう♥」

そう言って彼女は大きく開いた胸元の部分を横に広げ、その豊満なバストを完全に露出させる
彼女はその双球の間に俺の愚息を迎え入れ、両手で圧迫する
それだけでギリギリで耐えていた堤防が決壊し、彼女のおっぱいの中に精液をぶちまけてしまう

 「……熱い♥」

彼女は嬉しそうに口元を歪め、自分の胸に付着した精液を指で掬って口の中へ運んでいく
おいしそうに喉を鳴らしてそれらをある程度飲み終わると、彼女は自分の身体を更に俺の方に押し付けてきた
そのおかげで彼女の豊満なバストはムニュリと潰れ、ギリギリ全部分埋まっていた俺のイチモツがひょっこりと彼女の顔の前に顔を出す
彼女はその先端にキスをし、自らの胸をムニュムニュと音が出そうなくらいに圧迫したり擦り合わせる
ただ柔らかいもので挟んで擦っているだけなのにこれほどの快楽を出すのは流石は魔物娘ということだろうか
そして露出している俺のモノを口に咥え、口内全てを使って奉仕してきた
数秒前と同じように俺のブツはビクビクと振るえる
熱くぬめっている彼女の口内は俺のブツを優しく迎え入れ、ねっとりとした舌使いによって性感を高めていく
カリ首に沿って舌を這わせ、鈴口をちょんちょんと突いて簡単な愛撫を済ませると、大きな音を立てて啜り、全体に舌を絡ませて一気に攻め立てる
キスとは違う本格的な魔性の快楽に未だに童貞の俺が耐えられるはずもなく、うめき声のような物しか出せない
彼女のパイズリフェラは彼女と出会う以前にしていた自慰とは比べ物にならないほどの快楽で俺を蕩かしてくる
快楽ゆえに視界にバチバチを白い火花が散り、彼女から与えられる快楽しか考えられなくなる
いつまでも味わっていたい天国のような地獄のような快楽は他ならぬ自分によって止められる

 「あぁぁぁっ!」

情けない声と共に再び俺は絶頂に達し、今度は彼女の口内に己の子種汁をぶちまける
彼女に口内奉仕もしてもらったおかげか先ほどよりも量が多く、より長く、ビクリビクリと射精が続く

 「んくっ♥……んくっ♥」

彼女は嬉しそうに喉を鳴らして粘ついた精液を飲み込み、尿道に残った精液を吸い上げる
じゅるじゅるといやらしい音を立てて吸い上げられると、まるで玉ごと吸い上げられているような錯覚さえ覚えてしまう
しばらく激しいお掃除フェラが続いた後、彼女はイチモツを開放した

 「……ごちそうさま♥」


 「お粗末様…だな…」

彼女は蕩けた笑みを浮かべ、ぺろりと自分の唇を舌で舐めると精液を拭うことなく服装を整え、俺に一礼をしてから再び消える
部屋に漂っている彼女の匂い、やはり彼女と出会う以前にどこかで嗅いだことのある気がする
……そんなことよりすごく気持ち良かったなぁ










なんとなく主様のストーカーが誰なのか予想がついてきた
しかしどうしたものか
私としては愛しいあの方に愛してもらえれば二人でも構わないと思うのだが、彼女はそうもいくまい
私で説得できるだろうか
もし無理だった時の対策は何か立てておかねばならないだろう
私は主様が望む結果になるようにしたい
…………できれば私も愛してほしいけれど
13/06/13 23:15更新 / 錆鐚鎌足
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■作者メッセージ
卑猥な休日出勤でした
中編っぽくないですが、次回が最終回になります

バフォ「あんまり進展しとる気がせんの」

サキュ「ストーカーの影もちらつかせているだけですしね」

相変わらずのダメ出しありがとうございますね
自分としても粗を探すほどに実力不足を感じますからねぇ

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