読切小説
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テンタクルが妹を堕とした結果
巌 啓太(いわお けいた)には妹がいる。
しかしその妹は頭がよかった。
小、中とお互いのテストの点を親に見せると妹の方が啓太よりよかった。
啓太は思った、これから先きっと妹は自分の事を馬鹿にするだろう・・・と。

「だから俺は自立するために、上京したってのに・・・なんでお前もこっちに来るんだよ!?深愛(みあ)」

「別にいいじゃん、私だって受験生なんだから」

勉強中の啓太をよそにスマフォをいじる妹、巌 深愛(いわお みな)。
何故上京した兄のアパート部屋に妹の深愛がいるのかそれは簡単な事だ。

@高校の受験ついでに遊びに来た。
A親が啓太の事が心配だから様子を見に行けと言われたからやって来た。
Bなお@とAはただの口実、本音はただ兄である自分をからかいに来たのだろう。

っと啓太は思っている。

「受験生?っけ、勉強してないくせに偉く余裕だな」

「え、全然余裕だけど?私お兄ちゃんと違って頭いいし♪」

「うは、自惚(うぬ)れやがって落ちればいいのに」

本気で落ちれば、超うれしいだろうなと本気で思ってしまう啓太。
だが自分は自惚れない、世の中真面目な奴が勝つんだと信じて啓太は勉強をする。

「・・・ねぇお兄ちゃん、さっきから気になってるんだけどこれ何?」

ふと妹が指を指す。
それは上京してすぐに買った "観葉植物" だった。
ただその植物には何故か目のようなものが付いていた。

「ああ、それは観葉植物だお前には関係ないだろ」

「ふぅ〜ん・・・」

じぃっと見つめる深愛。
それは怪しい物を見るような目で。
だがこの時は誰も想像はできなかった。


あんな事になるとは・・・。




夜、深愛はリビングで眠り啓太は風呂場にある脱衣所で眠っている。
だがしかし "誰も気づかなかった" ドクン、ドクンっと脈打つ鼓動を。
その鼓動は大きくなるにつれて観葉植物の原型が無くなり姿が。


      人のような、姿と・・・なって


「・・・ん?うぅ?」

辺りを見る、いつもならそこに啓太が眠っている。
しかし今いるのは女の子。

「・・・♪」

いいことを思いついたかのように触手を伸ばしていく。
何本あるかわからない触手は深愛の服を脱がし。
次に深愛の下着を潤滑のいい粘液を出して下着を肌蹴けさせる。

「・・・ぺろ」

少し舌を出して唇を舐めるとそのまま触手を伸ばして深愛の胸を触っていく。
それはまるで、粘液をローションのように体に塗っていくかのように。

「ん・・・んぁあぁ・・・」

粘液でヌルヌルする体を触られて深愛も少しずつ体が感じ始めていく。
その姿を見て次は下の方にも触手を伸ばし、体と同じようにヌルヌルにする。

「ん、ひゃあぁ・・・え、っええ」

さすがにヌルヌルで気持ち悪くなったのか目が覚める深愛。
だが状況が全く分からず、何をされているのかも理解できないでいた。

「ちょ、ちょっと、んぁ、ああ、あんたひゃ、ひゃれよぉ!」

「レナ♪」

1言呟いて、触っているのか、揉んでいるのか、わからないが
中学生とは思えない丸みのある綺麗な胸を器用に責められているという事だけはわかった深愛。

「あ〜む・・・」

露出した胸を口に含み、舐めたり吸ったりする。
まるで "快楽を体に教え込む" かのように。

「んん、やぁ、やめ、おっぱいぃ・・・気持ちよくしないでぇ」

「レロ、レロ・・・ぷは、やー♪」

いやだという感じで今度はもう片方の胸を責め始める。
片方と同じように、吸って、舐めるを繰り返す。

「ああ、だ、だめぇだめぇな、なのに・・・なんで体がぁっ」

深愛の体がビリビリと痺れ始める。
オナニーですら感じなかった "快感" が体を襲い始める。
だがそれと同時に "快感" とは違う熱い何かが体の奥からこみ上げ始める。

「な・・・ちょっな、何・・・何かが込みあがってきてるぅ」

「ぷは・・・仲間、仲間♪」

胸に含んでいた口を離すと。
今度はおまんこを舐め始める。

「レロレロ・・・ん〜〜愛液♪」

口の中に深愛の愛液を舐めていくレナ。
おまんこを舐められて、快感に負けて顔が少しづつ、少しづつとろけていく。

「ああ、んぁぁぁああ、も、もう・・・む、無理・・・き、気持ちいい・・・」

快感に身を委ねた深愛の体に "異変" が起きた。
それはお尻から、悪魔のような尻尾が伸び生えて。
次に背中から、まだ白い骨だけの翼のような物が生え。
そして頭に角のような物が生た。


〜 レッサー・サキュバス 〜


主に人間の女性が魔物娘になった場合の姿。
だが今はまだ生まれたばかりで魔物娘で言うなら"雛鳥"だ。

「はぁはぁ、何これぇ・・・気持ちよくて、か、体が変わったぁ」

「おめでとう♪貴女も今日から魔物娘」

おまんこを舐めるのをやめて今度はキスをする。
ゆっくり優しく舌と舌を合わせていくと。

「・・・お、おまえ深愛・・・なのか?」

いつからいたのか兄、啓太が・・・そこにいた。



「パパ♪」

魔物娘になった深愛を離れて、啓太に近づき抱きしめる。
当然触手を使って啓太の腕を巻き付いて離そうとしない。

「パパ、パパ♪」

「ちょっと待て、俺はお前のパパじゃない!ってか誰だよ」

「パパ?私、レナ、レナは観葉植物」

啓太の頬を頬ずりをして片腕の触手を使ってズボンを脱がす。
そしてそのまま、触手を使ってチンポを絡めるように触って勃起を促す。

「パパ、勃起、勃起してあむ」

「勃起って、んぅ!?」

キスをされた。
甘いような、蕩けるような思考を鈍らせる。

「はぁはぁ・・・だ、ダメ・・・お兄ちゃんは、私の・・・私のものなの」

ゆっくりと立ち上がって兄の元に行く。
そして勃起を促していた触手をどかして兄のチンポを握り上下にしごき始める。

「ん、ぷは、ちょ!?おま、お前何してるんだよ」

「お兄ちゃんは気持ちよくなってればいいの!」

「そーそー♪」

にゅるにゅると体を触手が触れて。
チンポは妹の手で包みしごかれて。
啓太は余裕がなくなり始める。

「や・・・お、お前たち・・・も、もう無理!!」

2人の責めに耐かねて精液を射精する。
その射精で深愛の手や体に掛り白く汚す。

「お、お兄ちゃんの精液・・・あむレロレロ」

「パパ、精子・・・精子ぃ」

深愛は手に掛かった精液を舐めて。
レナは深愛の体に掛かった精液を舐めて。
そして何時しか二人はお互いに舐め取った精液を交換するようにキスをする。

「ぷは・・・お兄ちゃん、頂戴・・・おまんこにドッピュして」

その場で仰向けに横になって、自身のおまんこを広げる深愛。
だがそれを遮るように深愛の上に覆いかぶるレナ。

「ダメー、パパチンポはレナの〜」

啓太の目の前で二人の美少女がお尻を振る。
その姿はいやらしく、啓太の理性も吹き飛んでしまう。

「あ、ああ・・・」

ゆっくりと近づいて、二人の体の間にチンポを挿入しゆっくりしごいていく。
その行動はまるで今からどちらのおまんこに挿入するか迷うように。

「ああ、お兄ちゃんのチンポ固い♪」

「パパ、チンポ興奮、する♪」

「い、いくぞ・・・深愛!」

そして素股をやめて妹のおまんこにチンポを挿入する。
妹のおまんこはきついと思っていたが想像以上にぬるぬるしていた。

「ああ、は、んはぁぁぁ来た、来た、おチンポ・・・お兄ちゃんのチンポぉ」

「う、羨ましい・・・んぁち、乳首・・・擦れるぅ」

根元まで入り快感を得るために腰を振る。
そして丸みのある胸はレナの胸とキスをするように揺れる。

「お、お兄ちゃん、き、気持ちいい?魔物娘になった私のおまんこ気持ちいい、んぁ」

「ああ、トロトロで気持ちいいぞ深愛」

「やったぁ、はぁぁ、んん・・・もっと、もっと突いて♪」

「パパ、気持ちよさそう・・・レナにもレナにもぉ」

レナのおねだりに腰を振っていたチンポをゆっくりと引き抜く。
そして次は、レナのおまんこにチンポを挿入する。

「んにゅううぅぅっ来たぁ来たぁぁパパ、チンポ、パパチンポぉぉ」

「ああ、お兄ちゃんのチンポがぁぁ」

ちんぽが抜かれて、不満になる深愛。
だがその一方でチンポを挿入されたレナは快感によがりトロけ顔になる。

「はぁはぁ、こっちも・・・き、気持ちいい」

レナの中に入れていたチンポだが、啓太は何を思ったのかチンポを引き抜いて今度は深愛のおまんこに再度挿入する。
もちろん今度はレナが不満になるが深愛はまた挿入されて今度は深愛の顔がトロける。
そして挿入しては抜いて、挿入しては抜いてを交互に繰り返す。

「はぁはぁ・・・い、いくぞ2人とも・・・!」

交互に挿入して射精する少し手前にチンポを引き抜く啓太。
そして引き抜いたチンポは、素股の要領で二人の体の間に精液を、出し二人の体を白く、白く汚すのであった。



あれから数日がった。
妹の深愛は魔物娘の "魔力" で魔物娘になったと親に説明した。
だがそれと同じくして、本来受けるはずだった高校の受験を諦める。
しかし代わりに兄が通う高校の受験をして、見事合格した。

「お兄ちゃん!合格したよぉ!春からお兄ちゃんと2人暮らしが・・・」

兄のアパートの部屋を開け、兄に合格したことを報告する深愛。
しかし片手で持っていた鞄を落とすほど衝撃が走った。
何故なら真っ昼間から、レナと啓太はHをしている光景を見てしまっているからだ。

「ああ、パパチンポぉぉ今日も気持ちいい」

「れ、レナ・・・み、深愛が、深愛が見てる」

「そんなの関係ない、パパは私のおまんこで気持ちよくなって、いればいい♪」

ウネウネと触手を伸ばして抱きしめるように巻き付くレナ。
それはまるで拘束するように、見せつけるように挑発しているようにも見える。

「・・・ず、ずるい!!」

靴を脱ぎ走りながら服を脱ぎ捨てて啓太に駆け寄る。
そして自分も負けじと兄にキスをする。

「お兄ちゃん!私も、Hする!!」

「ダメー、今はレナとしているの、邪魔はしないで!」

「うるさいこの、泥棒猫離れないと燃やすわよ!」

2人の口論が始まる。
それを見て啓太はこう呟く。

「どうして・・・こうなった?」

・・・っと。
15/04/29 11:00更新 / ゆっくりシャル

■作者メッセージ
これを書いている時、主人公の苗字は 「岩御」 でした
しかし 「いわお」 っと入力して、変換すると 「巌」 ってでたのでこっちを採用しました。

中二病ぽくってかっこいいと思ったから!!

皆様、こんにちはシャルロット♂です

連載も始まったのですがなかなか思うようにいかずに(一応は執筆しています)ちょっと妄想した結果、こんなSSを思いついてしまい投稿しました
まぁ遅くはなりますが、連載の方も楽しみに待ってて下さい

最後に観葉植物の正体ですが、これは「魔界自然記行」の78ページに記載されている 「テンタクル・ブレイン」という触手をさ参照して作りました。

まさか触手とは誰も思わないでしょうwこれが私クオリティです、では皆様次回作にまたお会いしましょう

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