連載小説
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二通目
拝啓 バフォ様、お久しぶりです。俺は何とか元気です。

グランヘブンの町を出発して、次の町の途中にある森で野宿していたら、夜盗に襲われてしまいました・・・。警戒はしていたというのに・・・情けない。
身包み剥がされそうになったところで、運よく通りかかったリザードマンさんに助けてもらえましたが・・・まだまだ修行が足りませんね・・・。
もっと頑張ろうと思います。頑張りたいです。
そのリザードマンさんもあてのない旅をしているらしいので、ついでだからと護衛してもらうことにしました。自分の身くらい自分で守れって話ですよね、すみません・・・。
グランヘブンの訓練所で対魔のやつは教えてもらえたのですが、対人は教えてくれなかったんです。
訓練所長官に聞いたら、教えてほしければ騎士団に入れといわれました。
訓練所長官の野郎・・・入団には50万ゴールド必要とか・・・ぼったくりってレベルじゃねぇよ・・・。どこの金持ちだよ・・・騎士団入れるの・・・。
話を戻しまして、次行こうと思っている町は人と魔物が共存しているらしいので楽しみです。サバトもあるらしいので、ちょっとのぞいてみようと思います。久々に幼女分が補充できる・・・。
そういえば、今宿を取っている町はグランヘブンへの巡礼者のために作られたものだそうで、グランヘブンほどではありませんが結構大きく、しっかりと舗装されていてきれいな町並みをしています。グランヘブンから派遣された騎士の方たちもそれなりにいるせいで、やっぱりこの町にも魔物っ娘はいないです。魔物っ娘どころか魔女の娘もいません。つまらん・・・。
リザードマンさんも、変化の魔法で外では人間の姿になってくれてます。
宿の中に入ったら速攻で魔法を解いていますが。馴れてないから疲れるそうです。
・・・そういえばグランヘブンの子は抱きしめさせてくれたなぁ・・・。暖かくて気持ちよかったです。
やっぱり幼女はいいですね!幼女のなかでもいやすべての女性の中でもバフォ様が一番ですけど。
それでは、次の町に着いたらまた手紙を出しますね。少し距離があるので、次は遅くなると思いますが、心配しないでください。

敬具

追伸:リザードマンさんの尻尾ってすべすべで気持ちいいんですね・・・。癖になりそうです。ちょっとひんやりしてて、すごく気持ちいいんですよ・・・。
バフォ様のもふもふには敵いませんけど。早くバフォ様をもふもふできるようになりたいなぁ・・・。
12/07/16 00:01更新 / マオ・チャルム
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■作者メッセージ
Notice:リザードマンさんが登場しました。
名前は次か次の次あたりで出てきます。たぶん。

ということで二通目です。
ドナー君はヘタレのロリコンです。
でも愛のために頑張るエロいもとい偉い子。
未来は未定です。

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まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.33