連載小説
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act17・セラエノ学園ラジオ3
3…


2…


1……きゅー!






ネフェ「ネフェルティータと!」
バフォ「イチゴのー!」
二人 「「セラエノ ラジオ☆ジャックー♪」」




(オープニングテーマ)
『DOG FIGHTER』
(マクロス7より【DYNAMITE EXPLOSION】のメロディーでお楽しみください)

拳握った頃の思いはここにもうない
俺がいつかどこかに置き忘れて来た
生温い日々なんて
これでさよならしてやる
そうさ誰もが俺の熱い夢止められない

Dog Fight!Dog Fight!Dog Fight!Bite to the throat.
Many times!
Dog Fight!Dog Fight!Dog Fight!Bite to the throat.
Many times!
Dog Fight!Dog Fight!Dog Fight!Bite to the throat.
Many times!
Dog Fight!Dog Fight!
Everyday everynight everywhere





ネフェ「おはようございます、こんにちは、こんばんわ♪
    年が明けてからは初めまして。
    今日もあなたのラジオとハートをジャックしちゃいます。
    パーソナリティーのネフェルティータです♪」
バフォ「おはこんばんちわ、同じくパーソナリティーのイチゴ参上!
    ところでオヌシ、眼鏡なんかかけておったか?」
ネフェ「え、ああ、これですか?
    実は最近、眠る前に本を読んでいたら目が疲れちゃって。
    時々かけていたんですけど、初めてでしたっけ?」
バフォ「とりあえずワシが学園に赴任してからは初めてじゃのう。
    …オヌシ、今度は魔女っ娘だけじゃなくて眼鏡っ娘属性で
    更なるシェア拡大を狙っておるのか?」
ネフェ「そんな訳ないじゃないですか!!」
バフォ「……犬耳、ぽっこりお腹、きょぬー、天然に加えて眼鏡か。
    ワシなんかいつもいつもロリババアなんて呼ばれ続けておるというのに…。
    そういえば、番組のオープニングが変わったのう。」
ネフェ「ええ、先日発売されたあのゲームのテーマソングなんですけど
    私やあなたのCDと同じレーベルから
    DOG HEADZのメジャーデビューシングルとして発売されたので
    宣伝を兼ねて、今回のオープニングになったみたいですね。」
バフォ「あのゲームか…。
    うちの科学技術班も頑張ったからのぅ。
    おかげさまで発売前から予想以上の予約が入って、
    連中、嬉しい悲鳴を上げておったぞ。
    ワシも原画担当として頑張った甲斐があったというものじゃ。」
ネフェ「私も声優として参加しましたから♪
    あ、私、あのゲームをサンプルとしてもらったんですけど、
    意外に楽しくて、今日も収録前までやっていたんですよ。」
バフォ「ほほう?
    どこまで進んだのじゃ?
    ワシはすでに隠しシナリオもクリアして、全キャラ攻略済みじゃぞ。
    今は最新作の原g(わんわん♪)。」
ネフェ「あ、駄目です!
    まだ発表しちゃいけません!!」
バフォ「ぬぅ、ワシとしたことが…。
    そこの学園長殿!
    後で編集しておくのじゃ!!」
ネフェ「………はい、わかりました。
    オッケーだそうです。
    じゃあ、オープニングテーマも終わってしまいますので、
    このあたりでオープニングを終わらせましょうか♪」
バフォ「今回もすんごいゲストが来てくれておるぞ!
    てゆーか、うちのプロデューサー調子に乗りすぎ?」
ネフェ「そんなこと言わないであげましょう♪
    では、セラエノ ラジオ☆ジャック。
    始まりますよ〜♪」


バフォ「この番組はある意味地獄の一丁目、セラエノ学園、
    肩こりスッキリ、佐々鍼灸医院、
    安くて早くて美味しくてデカ盛り、居酒屋フラン軒
    熱血レベル激マックス、フンドシソフトの提供で
    お送りするのじゃ。」




―――――――――――――――――――――――


二人 「「フリートークのコーナー♪」」


ネフェ「改めまして、こんにちは♪
    パーソナリティーのネフェルティータです。」
バフォ「みんな元気に(わんわん♪)しておるかー!
    同じくパーソナリティーのイチゴじゃー!!!」
ネフェ「あはは、相変わらずテンションが高いですね。
    今回も、素敵な…。
    本当に素敵なゲストが来てくれましたー♪」
バフォ「ではその素敵なゲスト殿、どうぞー!!!」
???「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!
    悪を倒せとお面ライダーを呼ぶ!
    ダンボールの野望を砕く正義の使者。
    お面ライダーフレイヤ、ただ今参上!!」
ネフェ「という訳で本日のゲストは、ヴァル=フレイヤさんです♪
    お久し振りです〜。」
フレイ「お久し振り。
    先日の打ち上げでは本当に世話になったね。
    ところで、さっきの前振りは必要だったのか?」
バフォ「フレイヤ、オヌシ最近子供にも人気があるのじゃ。
    せめてお面ライダーでのイベントをやらぬのじゃから
    こういうとこで、少しはサービスしてほしいのう。」
フレイ「………また説教されたいのかい?」
バフォ「マジ、スンマセン。」
ネフェ「あははは♪
    今日は何だかいつもと衣装が違いますね♪」
フレイ「え……、あぁ…。
    む、娘たちがね。
    私にも少しは可愛い格好をしろと五月蝿いものだし、
    ディアルも……、あ、私の…、夫なんだけど、
    彼もたまには違う格好の私が見たいって…。」
ネフェ「本当に可愛いですよ♪」
バフォ「……熱いのう。
    何だかこのブースだけ温度が5度くらい上がっておるわ。」
フレイ「か、からかわないでくれ…。」
ネフェ「ラジオの前の皆さんにはわからないですけど、
    今フレイヤさん、真っ赤になって俯いていますよ〜。
    ちなみに今日のフレイヤさんのお召し物は
    白いタートルネックのセーターに
    デニムのロングスカートにショートブーツという出で立ちです。
    いつもの凛とした格好も素敵ですけど、
    今日みたいなカジュアルなのも素敵ですね♪」
フレイ「だから、からかわないでってば…。」
バフォ「娘って、うちのメカ=フレイヤから出てきたラージマウス?
    オヌシ、あれを養子にしてたの!?」
フレイ「え、だって…、可哀想じゃないか。
    あの子たちは本当に身寄りがないし、
    偶然とはいえ意思を持った姿に進化してしまったのだから、
    守ってあげるのは大人の役目じゃないか。」
バフォ「そうそう、一度聞いておきたかったのじゃが
    オヌシの旦那、特にち(わん♪)ち(わん♪)の具合はどうじゃ?」
ネフェ「ちょっと、いきなり何なんですか!!」
フレイ「ひ、人のプライベートなところを…!!」
バフォ「だって、オヌシを改造したのも、あやつの身体を作ったのもワシだもん。
    ワシの職人魂込めて作ったりはしたんじゃけど、
    実際に本人たちの使用した感想を聞いてみたいのじゃ。
    もちろん性的な意味で。」
フレイ「…………あ、あの、出来たらこのあたりはカットしておいてくれないか?
    その……、ディアルの身体を作ってくれて感謝している。
    おかげで……、実らない初恋が実ったし、
    彼も私をやさしく愛してくれるから…、
    生き返って本当に良かったと思っている。
    でもさ!」
バフォ「ふむふむ?」
フレイ「ディアルの(わんわん♪)を、後2サイズ小さくしてくれないか!」
ネフェ「ブフゥッ!?」
フレイ「生き返ってからというもの、
    建築現場での仕事が終わって、
    子供たちが眠ってしまったら、即大人の時間に入るんだが、
    彼の(わんわん♪)がマックスまで大きくなると痛くて…。」
バフォ「うーむ、ワシ基準で作ったのが不味かったかのう……。」
フレイ「え、お前が基準!?」
ネフェ「な、何か問題でも…?」
フレイ「だってディアルの(わんわん♪)って27cmもあるんだぞ!!
    それに太さだって9cmもあって、
    娼館でもらった潤滑油がないと……、
    時々血が出るくらい硬くて痛いんだ…。」
ネフェ「ちょ、ハッキリ言いすぎですよ!!!」
フレイ「大丈夫だろう?
    ブース内は女の子ばかりだし、
    カットしてくれって頼んだからきっとカットしてくれるだろう?」
ネフェ「……保障、出来ませんよ。
    ADのロウガさんとプロデューサーの宿利さんは、
    面白がって放送しちゃうかもしれませんよ…。」
バフォ「まぁ、ワシがあやつらの立場だったら
    今の話、間違いなく使うけどね♪」
フレイ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
バフォ「あ、耳まで真っ赤になって顔を伏せちゃったのじゃ。」
ネフェ「そりゃ伏せますよ……。
    でも、これって…、自爆、ですよね?」
バフォ「典型的な自爆のパターンじゃな。
    それよりアヌビス、オヌシ最近、こういう話聞いても
    恥ずかしがらなくなったのぅ…。」
ネフェ「誰のせいですか、誰の!!
    まったく……、では一旦CMです♪」
バフォ「まだまだ続くのじゃー!!!!」


―――――――――――――――――――――――


(CM)

(ピロリン♪)
わん娘レーベル、NEW SINGLE


セティ「お前も野良犬なら…、餌は自分の牙で喰らい付け。」

Dog Fight!Dog Fight!Dog Fight!Bite to the throat.
Many times!
Dog Fight!Dog Fight!Dog Fight!Bite to the throat.
Many times!

紅蓮 「ギターの紅蓮です。」
ランカ「同じく、ギターのランカっす♪」
エルマ「ベースのエルマ、だ。」
ジュン「ドラム………、ジュン…。」
セティ「オレがヴォーカルのセティだ。」

全員 「DOG HEADZ、メジャーデビュー達成!!」

アヌビス5人組ということで
インディーズシーンの注目を集めていた彼女たちがついにメジャーデビュー。
種族だけの注目は、いつしかその高すぎる演奏技術に注目が集まり、
ついに辺境ライブツアー、『大陸激震行脚』を全会場ソウルドアウトで終了。
フンドシソフトから発売された『悪逆勇者 勇者の掟』の
テーマソングに抜擢されるなど、その実力はまさに無限大!

メジャー1st SINGLE『DOG FIGHTER』
カップリングにはインディーズ時代の未収録曲、
『イヌブエ〜君に届け〜』を収録。

NOW ON SALE!!

ファンクラブ会員募集中。
宛先はわん娘保護の会会長、佐々源流まで。


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二人 「「ふつおたのコーナー!!」」


ネフェ「このコーナーは皆さんから寄せられた
    普通のお便りを私たちが読んじゃいましょう♪
    というコーナーです。」
バフォ「……その前に聞いても良いかの?」
ネフェ「え…?何か私、間違ったこと言いましたか?」
バフォ「今、この休憩時間でDOG HEADZのCDを聞いておったのだが
    どう考えても、このヴォーカルの声がオヌシに似ててしょうがない。
    つーか、ご本人様の声にしか聞こえなくて困っておるのじゃ。
    オヌシ、また仕事増やしたのか?」
ネフェ「あ…………、気が付いちゃいました?
    実はヴォーカルのセティって、私の末の妹なんです。」
フレイ「ゲームの収録現場で見かけた時に、
    似ているとは思ったが…、そういうことだったのかい?」
ネフェ「ええ、そうなんですよ。
    私が学園に赴任してしばらくしてから、
    突然音楽をしたいから就職も進学もしないって
    家出をして……。
    時々、うちのアパートに泊まりに来ていたんですが
    やっと苦労が実ったみたいで姉としては嬉しいです♪
    あ、セティ。
    この放送を聞いてたら、今度実家に帰ってあげなさい。
    お父様もお母様もあなたのインディーズCDを聞いて、
    あなたたちの活躍を心から喜んでいますから♪」
バフォ「これこれ、ラジオを私用で使うでない。
    まー、横道に逸れたのはワシのせいじゃけど。
    今回はゲストのフレイヤにも答えてもらうから、リスナーども!!
    全裸待機でおっ立てて聞くのじゃー!!!」
フレイ「そういうことはやめろ!
    全裸で待機されても、嬉しくない!
    …は、裸で待機してたら、…風邪、引くじゃないか。」
バフォ「デレた〜♪
    鉄の女がデ〜レ〜た〜♪」
フレイ「………やっぱり、後で説教してやろう。」
バフォ「スンマセンシタ!!!」
ネフェ「うわぁ…、私でも許してしまうような完璧な土下座…。
    角度と良い、醸し出す哀愁と憐憫が…、すごい!」
バフォ「伊達に姉上に頭を下げ続けてきた訳ではないのじゃ!」
ネフェ「ああ、お姉さんに…。
    そんなに頭を下げてきたんですか?」
バフォ「月末とか事ある毎に借金の申し込みを少々…。」
ネフェ「……またゲームですか。
    いつも言っていますけど、手当たり次第買うんじゃなくて
    もっと計画的に買ってプレイした方が良いですよ。
    そんな訳で最初のお便りからいってみましょう♪」
フレイ「私が、読めば良いんだな。
    ラジオネーム、『とある保育園の園長』さんからいただきました。」
バフォ「お、そやつは以前も送って来てくれたリスナーじゃ。」
フレイ「そうなのか?
    だったらもう少し丁寧に言ってやれよ…。
    えっと……、『実は最近、遠足に行く場所が見つからないんです。
    何処かいいところはございませんか?』
    というお便りをいただきました。
    私も……、家族が出来て、
    そろそろピクニックというものを計画しているから、
    是非とも参考にしたいね。』
ネフェ「そうですね…。
    う〜〜ん、私、インドア派なのでそういうのがちょっと苦手ですね。
    イチゴ先生はどこかお奨めありますか?」
バフォ「ホテル。」
ネフェ「だから、保育園の遠足ですってば!!!」
バフォ「じゃからこそ、性教育の一環で連れて行って、
    この園長自ら身体を犠牲にして、実演するのじゃ。
    さすがにロリコン属性があるかどうかわからぬが、
    他に先生はたくさんおるじゃろう。
    その先生と協力して性教育の実演をすれば、
    オヌシは気持ち良いし、相手も気持ち良い。
    そしてあわよくばロリという新しい扉を開いて…。」
ネフェ「宗近さん直伝!!
    必殺、肉球通しぃー!!!」

ずどん

バフォ「たわば!?」
ネフェ「あ、大変。
    イチゴ先生が突然寝ちゃいましたね。
    しばらく二人だけで収録しちゃいましょうか♪」
フレイ「…君って結構強いんだね。」
ネフェ「対イチゴ先生なら、このくらいはいけますよ。
    これも毎日のフィットネスのおかげです♪」
フレイ「………そのフィットネス、バストアップはあるかい?」
ネフェ「あ、興味あります?
    もちろん、宗近さんのフィットネスは女性向けなので
    バストアップとか、ウェストのシェイプアップとか充実していますよ。
    実はアスティアさんも、マイアさんも綾乃さんも通っています♪」
フレイ「よし、行く!
    家事と子供たちの学校の送り迎えの合間に絶対に行く!」
ネフェ「一緒に楽しみましょ……、あ。
    とある保育園の園長さん、子供たち連れて遠足に行くんでしたら、
    アスレチック公園とか良いかもしれませんね。
    子供はああいうところが好きですし、
    楽しんで元気な身体を作るというのも良いですよ〜♪」
フレイ「そういうことだね。
    私も今度家族で出かける時は、それも考えてみよう。」
ネフェ「では、次のお便りです。
    ラジオネーム『とあるSS書き』さんからいただきました。
    『ネフィー先生、イチゴ先生、こんばんは。』
    こんばんわ〜♪
    一人は夢の世界ですけど、ごめんなさい。
    『質問なのですが、みなさんのトレンドはなんですか?
    本とかエロ小説(本限定)とか、ゲームとかアニメとか…、
    お答え、よろしくお願いします。』というお便りをいただきました。」
フレイ「トレンドか……。
    私は最近生き返ったばかりだけど、
    教会騎士だった頃に出来なかったことを楽しんでいるよ。
    先日は娘を連れて劇場に行って来たよ。」
ネフェ「今やっている劇だと……、コメディーでしたっけ?
    確かサイレントエンジェルってピクシーと脚本家のコンビが
    基本的に二人だけでお客を楽しませる『Semi Auto of Gag』でしたね。」
フレイ「あ、もしかして見た?」
ネフェ「ロウガさんに連れられて…♪」

がばっ

バフォ「嘘を付くんじゃないのじゃ!!」
フレイ「うわ、もう復活した!?」
バフォ「本編でもギャグキャラやっておるワシの回復力はサクラ以上じゃ!
    フレイヤ、オヌシも信じてはならぬぞ。
    こやつは確かに学園長殿に連れられて劇場に行った…。
    じゃが、フェンやガーベラなどの子供たちの引率として行ったのじゃ!!」
ネフェ「い、良いじゃないですか!
    少しぐらい甘い夢を見たって…。」
フレイ「………な、何だか君が私よりも年上というのが信じられなくなってきた。」
ネフェ「で、でも、ロウガさんじゃないですけど、
    ロウガ君には、今度食事でもって誘われたんですよ!!」
バフォ「…………え?」
フレイ「あ、ブースの外でアスティアとマイアとサクラ少年が
    血相変えて出て行った!?
    …………これは、血の雨が降るな。」
ネフェ「若い頃のもう一人のお祖母さんに、
    自分の嫁とひ孫を改めて紹介したいって…ってアレ?
    私、不味いこと言っちゃいました?」
バフォ「遅すぎじゃ!!!!」


―――――――――――――――――――――――


(CM)

(ダダダダダダダダ♪)
フンドシソフト!


ハイン「悪いが、てめえは殺す。
    漢のルールも理解しねえやつにかけるやさしさを、
    俺は持ち合わせちゃいねえ。
    覚悟しやがれ!!」

あの悪逆勇者がプレイスポット3に殴り込みだ!
プレイスポット3の限界を超えろ!
ハンパねえシステムと、
ハンパねえ敵と
ハンパねえ世界が君の脳を刺激する!
君の力で、悪逆勇者の伝説を創り上げろ!!

ネフィ「ハインケル君、私はあなたを信じてる!」

フレイ「届け…、あいつの…、命に!!」

ノエル「余の敗北は、余の敗北に非ず。
    余が敗れる時は、
    余がこれまで倒してきた強敵(とも)が敗れることを意味する…。
    だからこそ、余は倒れてはならぬのだ!!!」

サクラ「ねぇ、ハインケル…。
    ボクは、まだ飛べるよね?」

シンカ「教えてくれるんだよね?
    私の知らない世界を……、君が教えてくれるんだよね?」

これは少年が築き上げる愛と勇気と野望の、漢のメルヘン。
プレイスポット3専用ソフト
『悪逆番長 勇者の掟』
好評発売中!!

ハイン「罵蛇腐雷連合の総長がお前だったとは…!」
???「クックック…、始めようか。
    漢と漢のプライドを賭けた、一世一代の大勝負を!!」


―――――――――――――――――――――――


二人 「「お悩み相談のコーナー!!」」
フレイ「の、前に。」
ネフェ「何だか私のせいで尺が合わなくて、とあるSS書きさんからの
    質問に答え切れていませんでした…。
    謹んでお詫び申し上げます。」
バフォ「まったくじゃ…。
    そうそう、さっきの質問じゃがワシのトレンドは
    エロゲ…、と言いたいところじゃが、さすがに芸がないからのぅ。
    という訳でカップ麺じゃ♪
    それもコンビニで売ってるような少しお高いのがお気に入りじゃ。」
フレイ「……栄養バランスは考えた方が良いぞ?」
バフォ「安心せい、最近のコンビニを侮ってはいかん。
    コンビニ食品だけで栄養バランスが良くなる時代じゃぞ。」
ネフェ「それでもあなた…、最近U.F.○しか食べてないじゃないですか?」
バフォ「金が尽きたのじゃ!!
    給料の前借、ぷりーず。」
ネフェ「駄目です♪
    私のトレンド……、そうですねぇ。
    私は小説を読むことですね。
    お気に入りは京極夏彦の『姑獲鳥の夏』です♪」
バフォ「……相変わらずエロいネタがないやつよのぅ。」
フレイ「はは、まぁ良いじゃないか。
    ではそろそろ次のコーナーに行かないと…。」
ネフェ「そうですね。
    では、お悩み相談、開始ですよ〜!」
フレイ「では私から。
    ラジオネーム『立場の弱い騎士団長』さ……ん?」
バフォ「どうしたのじゃ?
    昔の男から届いたのか?」
フレイ「そんな訳あるか!
    いや、まさか私の後輩から届くとは思っていなかったなぁ。
    あの土地までラジオ、届くのか?」
ネフェ「あー…、たぶん届きますよ。
    サクリストの人たちとロウガさんたちが
    無断で違法アンテナを色んなところに設置しまくってますから。」
フレイ「…………その光景が目に浮かぶようだ。
    おっと、続きを読まなければ…。
    『皆様こんばんわ。初めて投稿させていただきます。
    私は国の傘下の組織のリーダーを勤めさせていただいているんですが、
    ぶっちゃけてしまえば中間管理職なんです。
    ブラック企業かと思うほどのトップからの扱いに苦労が絶えません。
    幸い部下には恵まれましたが、周囲は味方だか敵だか分からない状況です。
    教えを信仰してはいるので辞めるに辞められず……
    私は一体どうすればいいのでしょうか?
    ネフェルティータ先生、イチゴ先生のお二人にアドバイスをいただければ幸いです』
    と、いうお便りだった訳だが……。」
ネフェ「う〜〜〜〜〜〜〜ん…。」
バフォ「む〜〜〜〜〜〜…。」
フレイ「予想通りだな。
    君ら、苦労の耐えない上司ではあるが、
    扱いが酷いということはなさそうだからなぁ…。」
ネフェ「そうなんですよ。
    色々と苦労を押し付けられるんですけど、
    あの人ってそういう意味ではすごく良い上司なんですよね…。」
フレイ「では、私が答えるしかなさそうだな。
    えー、立場の弱い騎士団長君。
    悩め。」
ネフェ「そ、そんな答えで良いんですか!?」
フレイ「うん、そんな答えで良いんだ。
    立場の弱い騎士団長君、今は悩め。
    そして絶対にそんな上司に流されるな。
    私も同じ立場だったからよくわかるが、
    君は自分の都合で、戦っている部下を見捨てるような男にはなってくれるなよ。
    正義だ何だと口に出してみても、
    そこに何があるかを見極めてほしい。
    もう、私は君たちのところへ戻れないが、
    かつての仲間たち…、リオンにもよろしく言っておいてくれ。
    あの子は…、すごく気の弱い子だから…、ね。」
バフォ「と、言う訳じゃ。
    立場の弱い騎士団長、本編で相見えよう。」
ネフェ「え、本編でってことは……。
    あ、連合側のあの人なんですか!?」
フレイ「さて、どうなんだろうね♪
    では、次のお便りを……。
    バフォメット、さっきまで寝ていたんだから頼むよ。」
バフォ「任せるのじゃ!
    ラジオネーム『隊長』さんから、再びいただいたお悩み!
    『こんにちは。二回目のお便り投稿となります。
    前回教えていただいた通りに、優先順位を決めて仕事をしてみたところ、
    比較的楽にこなすことができました。
    しかし、またもや友人の策略にはまり、面倒な仕事をやる羽目になりました。
    こんな上司を何とかしてまともにする方法を教えて下さい。』
    という内容だったのじゃが……。」
ネフェ「ハッキリ言うと、これは自分だけの問題じゃないので
    とてつもなく難しい話になりますよね…。
    わかりやすい例で言うと、私とロウガさん…、ですね。」
バフォ「あー……、そりゃ無理じゃ。
    あの男、面倒なことは押し付けるし、
    まともにする方法がまったく見当たらぬのぅ…。」
フレイ「そ、そんなに酷いのか!?」
バフォ「酷い?
    フレイヤ、酷いという言葉に謝れ。
    ワシらは魔物じゃが、あの男は人間の皮を被った悪魔じゃ。
    皮被ってないのは、(わんわん♪)だけ。
    学園長なんかやっておるより、極道やっておる方がお似合いじゃ。」
ネフェ「そ、そんなこと言ってると、鎧通しをやられちゃいますよ。」
バフォ「大丈夫じゃ。
    あの男は嫁とワシら町の住人を貶さん限りは怒らぬ。
    そういう意味では懐が広いのぅ。」
フレイ「おや…、アスティアが何かスケッチブックに書いているな…?
    何々……、『イチゴ、減給!』?」
バフォ「しまった!?
    ワシとしたことが、あの男を貶せば嫁が怒るのを忘れておった!」
ネフェ「あ〜あ…。
    あ、隊長さん。
    明確な答えは出せませんけど、気を落とさないでください。
    面倒な仕事を押し付けられたのなら、
    色んな人に手伝ってもらうのも良いかもしれません。
    一人では…、やっぱり限界がありますから…。」
バフォ「さすがに重い言葉じゃな。
    かつて問題教師だっただけはあるのう♪」
ネフェ「む、蒸し返さないでくださいよ…。
    では次のお悩みです。
    ラジオネーム『這いつくばる人もといホフク』さんからいただきました。
    あ、前回の放送で小説を書いてるって言ってた方ですね♪
    『すでに7話目を書いているというのに未だ主人公の名前が決まりません。
    どうしたらいいんでしょう。
    おまけに、モンハンのほかにも色々ゲームをやっちまいます。
    今更FF9。
    しかも三月三日にまた欲しいゲームがでます。
    どうしたら誘惑に勝てますか。』というお便りです。」
バフォ「間違いないのう。
    今頃FF9をやっていて、3月3日発売ということは…、
    ディシディアを買う気じゃな。
    買え、買ってしまうのじゃ!!」
ネフェ「意外な答えですね。」
バフォ「買わずにいればフラストレーションが溜まる様な作品なら
    買ってまずはスッキリとするのじゃ!!
    ちなみにうちのプロデューサーの宿利もモンハンに限らず、
    ディシディアが大好きじゃが、あやつの趣味は幅広くてのぅ。
    モンハンやりたいからSSを一本書き上げる、という決意を胸に
    ほぼ毎日書いておるのじゃ。
    つまりSSを書き続けるのも趣味。
    ゲームやるのも趣味。
    そして叫ぶのも趣味というド変態じゃが、趣味を消化するために
    誘惑すら利用するという大うつけじゃ。」
ネフェ「ちなみにプロデューサーのことが出たので
    最初の主役の名前が、というお悩みに答えちゃいますと…。
    実は前作の『Bad〜』の企画段階では
    アスティアさんもロウガさんも名前がなかったんです。
    しかも一話完結の短編で書くつもりが
    どんどん長くなって、今日までのご覧の有様。
    ですから、名前は焦らず付けていくことをお奨めしますよ♪」
バフォ「うむ、例えその場限りの名前でも
    キャラにとって名前とは、長いお付き合いになるからのぅ。」
ネフェ「こんな答えで良かったでしょうか♪」
フレイ「以上、お悩み相談のコーナーでした。」
バフォ「シャキーン♪」


―――――――――――――――――――――――


(エンディングテーマ)
BGM・バッハ『主よ、人の望みの喜びを』



フレイ「(ウィスパー気味に)エンディング、の時間です。」
ネフェ「きゃー♪
    フレイヤさん、セクシー♪」
フレイ「え、そ、そうかな?」
バフォ「とりあえず、旦那の再改造が終わったら耳元で囁くのじゃ。
    たぶん、子供がボコボコ生まれると思うぞ。」
フレイ「そ、それは……、少し困るなぁ…。」
バフォ「ふっふっふ…、怖がることはない。
    何だったらワシと大首領とで、
    『安心!楽しい!性行為講座』を開いてやっても良いぞ。
    それこそ、手取り足取りねちっこく♪」
フレイ「……え、遠慮する。」
ネフェ「私も御免被りたいですね。
    ではコーナーのおさらいです。
    ふつおたのコーナー。」
バフォ「このコーナーではワシらに読んでほしいお便りを待っておるぞ!」
フレイ「お悩み相談のコーナー。」
バフォ「先生、ワシらのお悩みに手を差し伸べて〜。
    という迷える子羊どものお便りを待っておるぞ!」
フレイ「他にも放送時間の都合や大人の事情で、
    コーナーが減ったり増えたりするから、
    放送は、毎回チェックするんだよ。
    って今のところはそれがないね。」
ネフェ「ええ、それがありがたいところ…。」

がさがさがさがさ

ネフェ「あら、サクラ君。
    どうしたの?
    え、FAX?」
バフォ「ワシが読もう。
    えーっと…、『本編でも風雲でも我が女神さまの活躍が書かれておりません!!
    ぜひとも、彼女の日常生活を赤裸々に語ってください。』
    というメッセージをラジオネーム『某神父』さんからいただいたぞ。
    って女神ってことはアヌビス、オヌシのことではあるまいな?」
ネフェ「私の日常はもう、本編でバラされてますから…。
    まさかガーベラちゃんの…?」

ガチャ(ブースの扉が開く音)

スタスタスタスタ

???「(X JAPANのT○SHIみたいな叫びで)やってやらぁぁぁぁぁーっ!!」

ガチャ(ブースの扉が開く音)

ネフェ「い、今のプロデューサー!?」
バフォ「……あの男、ガーベラの日常を書く気らしいぞ!?」
フレイ「ま、まさかまだ腰が悪いというのに!?」
ネフェ「で、ではちょっとアクシデントが起きましたが、
    本日のセラエノ ラジオ☆ジャック、如何だったでしょうか?」
バフォ「お便りはいつも通りに締め切りがないからドシドシ応募するのじゃ。
    リスナーの熱い(わんわん♪)を待っておるぞ!」
フレイ「こら、最後にそんなことを言うんじゃない!
    おほん、では本日の放送はここまで。」
ネフェ「皆様のお相手は、ネフェルティータと♪」
バフォ「最近、彼氏が欲しいが口癖のイチゴと!」
フレイ「お面ライダーフレイヤこと、ヴァル=フレイヤがお送りしました。」
ネフェ「では本日はここまで。
    次回のセラエノ ラジオ☆ジャックで。」
三人 「「「お会いしましょう♪」」」




フレイ「この番組はある意味地獄の一丁目、セラエノ学園、
    肩こりスッキリ、佐々鍼灸医院、
    安くて早くて美味しくてデカ盛り、居酒屋フラン軒
    熱血レベル激マックス、フンドシソフト
    そしてこの番組を聞いていただいている
    皆さんの提供でお送り致しました。
    
    また、どこかでお会いしましょう♪」



11/02/21 00:22更新 / 宿利京祐
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■作者メッセージ
な、長かった…。
普通に本編書いた方が楽だったというレベルです。
今回はチェチェ様のヴァル=フレイヤをゲストに迎えての放送でした。
ちなみに、ゲスト候補にスフィンクスやネヴィア、そしてノエルがいたのですが、
麻雀ゲームを起動して、それぞれの名前を打ち込んで
全自動対戦をさせた結果、フレイヤが役満上がって勝ちました(笑)。
これは神の啓示だったのか…(いやいや)。

今回も如何だったでしょうか?
楽しんでいただけたら幸いです。
ではまた次回お会いしましょう。

最後になりましたが、
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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