読切小説
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魔物国では魔物娘から性の手ほどきを受けるのが通例です。
 とある反魔物国家の王国。この国は汚職にまみれ、国が困窮しているにも関わらず、国王は自身の贅沢しか考えなかった。
 結果、この王国は革命によって王政は崩壊した。崩壊の原因は主に堕落した国王に失望した兵士の多くが戦争の混乱に乗じて武器を捨て、隣国へ逃げて行ったことである。結果、国王を守る者は居なくなり、国王は処刑された。

 その後この国は魔物国の大国の保護国となり、共和制に移行した。また、旧憲法も完全に破棄され、新憲法により魔物娘の扱いが変わり、入って来る魔物娘も多くなり、同時に教団の教会は全て破壊され、信徒は全員無期の投獄に処され、思想の改善が見られた場合のみ釈放されることとなった。

 僕の住んでいるこの街は、港のある海沿いの街だ。反魔物国家であったが、漁業で栄え、首都からも離れていたこの街はポセイドン信仰やマーメイドの神話が流行っていた。
 僕自身もポセイドン様を信仰している。豊かな海の幸である魚がたくさん居て、漁業が栄えているのは、ポセイドン様のおかげである。

 今日、僕はこの日も海岸へやって来てポセイドン様へ祈りを捧げていた。そして、僕はある名前を呼ぶ。
「マーおねーちゃーん! あそぼー!」
 どういうと、サメの背ビレが現れ、勢いよくジャンプして陸へあがった。
「今日もポセイドン様を信仰しているのかい? 熱心だな。」
「だって、この海に魚がたくさん居るのはポセイドン様のおかげだから。それに、マーおねえちゃんと出会えたのも、ポセイドン様のおかげ。」
「おいおい・・・何でもポセイドン様のおかげかよ・・・。」
 マーシャークのお姉ちゃん。僕はマーお姉ちゃんと呼んでいる。

 僕がイカダとオールを作り、海に出た。でも、粗末なイカダ、そしてオールではまともに海を進めるはずがなく、漂流してしまった。僕はただひたすら泣くことしかできなかった。
 そんな僕を助けてくれたのがマーシャークのお姉ちゃんだった。マーシャークというとサメの恐い魔物というイメージしかなく、そのイメージ通り、姿も初めは恐いと思った。
 でも、実際には、違った。マーシャークのお姉ちゃんは優しかった。それ以来、僕とマーシャークのお姉ちゃんは仲良くなり、毎日海岸で会っている。僕はマーお姉ちゃんと呼んで慕っている。

「でもなぁ、海を治めているのは、ポセイドン様だけじゃないんだぜ?」
「そうなの?」
「ああ。ポセイドン様は全ての海を治めているけど、この海はクラーケンも、ポセイドン様から管理を任されているんだ。」
「クラーケンって、あのイカの魔物? 船が通りかかると渦潮を作って船を沈めて、人を食べちゃう・・・」」
「おいおい・・・今時そんな恐い魔物娘が居るわけないだろ? クラーケンはそんなことしないさ。確かに大きな渦潮はこの海岸からでも見えるぐらい大きいやつを作ることはある。でもな、あれだってちゃんと意味があるんだぞ?」
「渦潮に意味があったの?」
「ああ。まぁ、あたしも頭はよくないから細かくは分からないけどさ、海の中って、実は魚や海藻だけじゃなくて、豊富な栄養素があるんだ。で、魚や海藻はその栄養素を食べているわけ。あの渦潮は、栄養素を運ぶ大切なものなのさ。」
「でも、巻き込まれたら危ないよね?」
「まぁ、確かにな。だからあたし達魔物には、事前に知らされるんだ。この日は渦潮を起こすから近づかないようにってな。・・・と言っても、実際には恐いもの見たさで、巻き込まれないところから見に来る奴も多いんだが・・・。これが結構絶景だぞ?」
「そうなんだ。でも、恐そうだなぁ・・・」
「それに、人間にも配慮しているんだぜ? ほら、大渦潮の日には決まって雨雲と大嵐が来るだろ? あれは漁師が海に出ないようにするためだったのさ。」
「そうだったんだね。じゃあ、クラーケンも神様なんだね。」
「神様とはちょっと違うかなぁ・・・あくまで、クラーケンは魔物かな。まぁ、ちょっと間抜けな海の管理者ってところかな。」

 マーお姉ちゃんは海のいろいろなことを教えてくれる。
 ポセイドン様のこと。魔王様のこと。海の向こうにある国のこと。海底都市のこと。ポセイドン様を信仰する海の教会のこと。
 僕は海の教会に興味を持っていた。でも、マーお姉ちゃんは「海の深く底にあるから、人じゃあ行けないよ」と言っていた。でも、「おまえが大きくなったら、あたしが海のいろんなところを案内してやる」とも言っていた。僕はそれが楽しみだ。

「それじゃあ、マーお姉ちゃん! 遊ぼうか! とりゃー!」
「うわっ! このっ!」
 僕はマーお姉ちゃんに飛び掛かり、抱き着いた。マーお姉ちゃんとの遊びは、主に近海を乗せて貰って散歩したり、釣りをしたり、ビーチボールをしたり、泳ぎを教わったり、砂場で抱き合ってゴロゴロしてじゃれあったりしている。
 マーお姉ちゃんのサメ肌は、独特のザラザラ感があって触り心地がいい。僕はよくマーお姉ちゃんの鱗を撫でており、マーお姉ちゃんもそれを喜んでくれる。

 遊び疲れたとき、既に夕方になっていた。そろそろ帰らなければならない時間だが、僕は遊び過ぎて眠たかった。
「ふぅー 疲れた。楽しかったね! マーお姉ちゃん!」
「ああ! やっぱりおまえとゴロゴロするのは最高だよ。でも、そろそろ帰らなきゃな・・・」
「そうだね。もう夕方だし・・・う〜ん・・・でも眠い・・・」
「おいおい、寝ちゃダメだぞ。」
「そうだ! マーお姉ちゃんもうちでご飯食べていく?」
「いや、あたしは・・・今日は帰るよ。また明日な!」
「う、うん・・・またね!」
 マーお姉ちゃんは僕の家に誘うと、一瞬悲しそうな顔をして断ってしまう。

(あたしだって、本当はあいつの家には行ってみたいんだ。でも、あたしはマーシャーク。人から恐れられる人喰いサメ。街へ行けばきっと騒ぎになる・・・)

 いくら魔物国の保護国となったとは言え、完全に魔物への誤解がなくなったわけではなかった。確かに少年の住んでいた街では魔物への迫害はなく、むしろマーメイドやスキュラなどの海の魔物とは交流もあり、交易もしていた。
 しかし、マーシャークは人喰いサメだと恐れられていた。実際、沈没した漁船の漁師がマーシャークに襲われたのを見たという漁師も居る。
 マーお姉ちゃんは、少年の純粋さに惹かれる一方で、人間に迫害されることを恐れるという矛盾を抱えていた。

 それから数ヶ月が経った。国の首都は着々と復興し、経済も徐々にではあるが立て直しつつあるらしい。共和制になってから初の貴族達を対象とした選挙も行われた。しかし、それでも旧体制の汚職体質はそう簡単になくなるものではなく、新体制になっても、決して汚職がないとは言えなかった。また、参政権が与えられたのは貴族だけであり、一般市民には与えられなかった。
 この街は、今まで海に居た魔物娘が、陸である街と海を行き来するようになり、中には街へ定住する魔物娘も居た。
 マーメイドやスキュラ、シー・スライムなどは、海の方が住みやすく居心地がいいと思いつつも、人間に対する興味や愛があることから陸へ上がる。そして人間と結婚した場合には、人間と一緒に街で暮らす者や、反対に人間が海の住人になり海底都市で暮らす者も居る。
 だが、マーシャークやクラーケンなど、一部の魔物は、自分達は人間に恐れられているというコンプレックスから、あまり好んで人間に姿を見せる者は少ない。

 この日も僕はマーお姉ちゃんと海岸で会っていた。この日は海底都市の話をしてくれた。
「海底都市は凄いぞ。海の底にあるのに、光が差し込むんだ。」
「海の底って、お日様の光は届かないの?」
「ああ。海の底は真っ暗な暗闇さ。人間がうかつに潜ると、方向感覚を失って、どっちが上なのかもわからなくなる。さらに、海底には水圧というものがあってな、生身の人間じゃあぺちゃんこになっちまうんだ。」
「・・・恐いんだね・・・」
「でも、海底都市では、人間もちゃんと暮らせるように魔力が満ちているんだ。だから人間も息ができるし、無事で居られる。」
「へぇ・・・で、海底都市には何があるの?」
「そうだなぁ・・・。住宅地もあるし、いろんな店もあるし、広い公園や、遊園地もあるぞ。あと、ポセイドン様を信仰する教会もあって、教団も存在してる。主神を信仰するようなあんな腐敗した教団じゃないぞ?」
「主神って・・・首都に連れて行ってもらったときによく聞いたけど、どんな神様なの?」
「さぁ。人間の信仰する神様は分からないね。ただ、それを信仰する教団は悪い奴らってことは間違いないな。でも、ポセイドン様を信仰する教団は、皆心の清らかな者ばかりだぞ。まぁ、実際には教団に所属していなくても、教会へ通って、お祈りする人は多いから、教団と住民の隔たりは無いんだよ。」
「そうなんだ。ねぇ、僕、海底都市に行ってみたい!」
「そうだなぁ・・・もう少し大きくなったら、あたしが連れて行ってやるよ! 海底都市は遊ぶところがたくさんあって楽しいぞ!」
「なんだ・・・今は駄目なんだね。」
「まぁ、いろいろと事情がな・・・。」

「そうだ。マーお姉ちゃん。悩みがあるんだ。」
「なんだ? 何でも相談してみろよ。」
「うん。実は、最近、僕、変なんだ。」
「変? 別にいつもと変わらないじゃないか。」
「実は、1週間前、おもらししちゃったんだ。白いおしっこで、布団を汚しちゃった。ママに叱られると思ったんだけど、なぜか叱られなかった。」
「ああ、それは精通だよ。まぁ、男の子なら誰しもがそうなるんだ。大きくなった証拠さ。」
「うん・・・大きくなるんだ。あの・・・その・・・」
 僕は言うのが恥ずかしい。
「どうした? 恥ずかしがらずに言ってみな。」
「僕の・・・おちんちんが・・・大きくなることがあるんだ。それで、おちんちんが・・・とても苦しいんだ。何かが溜まっているような気がして・・・。実は、マーお姉ちゃんを見たときから、おちんちんが大きくなっちゃったんだ。こんなこと知られたら、マーお姉ちゃんに嫌われちゃうと思って・・・」
「・・・おまえ・・・」

(どうやらこの子は思春期に入ってしまったようだ。人間って、こんなに早くなるものなのか? それにあたしを見て勃起って・・・それってつまり!! どうしよう・・・あたしはマーシャークだし・・・でも、こういうことはちゃんと教えておかないと・・・この子の一生のためにも・・・)

 マーお姉ちゃんは僕を見つめ、真剣な目で見つめる。
「いいか。これから、大事なことを教える。戸惑いはあるだろうが、これはおまえが成長していく上で大事なことなんだ。いいな?」
「う、うん・・・」
 そう言うと、マーお姉ちゃんは僕の服を全て脱がせた・・・。

 マーお姉ちゃんは僕のおちんちんをつまみ、上下に動かした。
「これは、手コキって言うんだ。どうだ? 気持ちいか?」
「うん・・・なんだか、変な感じ。なんか、おちんちんがムズムズして・・・あっ! 何か出そう!」
「いいぞ! 出しちまえ! 初の射精だ!」
 ドピュッ 僕のおちんちんから白い液体が飛び出す。
「これが射精だ。男は気持ちよくなると、この白い精液をおちんちんから出すんだ。もっと分かりやすく言うと、イッた、というやつだ。」
 僕は初の射精に、戸惑いと快感を覚え、その場にへたり込んだ。
「おっと、初めての射精はそんなに気持ちよかったか? だけど、本当に気持ちいのはこれからだぜ。」
 マーお姉ちゃんは僕のおちんちんを咥えた。
「マーお姉ちゃん! そんなとこ咥えたら汚いよ!」
「汚ねーもんか! お前の体に汚いとこなんてあるわけないさ! これはフェラチオって言うんだ。どうだ? 気持ちいだろ?」
「うん! すぐ出ちゃいそうだよ!」
「いいぜ! たっぷり吸いだしてやるからな!」
 マーお姉ちゃんは僕のおちんちんから精液を吸い出すように強くバキュームし、僕はマーお姉ちゃんの口内に大量の精液を放った。
 マーお姉ちゃんの口内から、飲みきれなかった精液が溢れ出す。
「ゴホッゴホッ! 凄い量だな! そんなにあたしのフェラ、よかったか?」
「うん・・・でも、ごめん・・・口の中に・・・出しちゃった・・・」
「いいんだよ。これは精液を飲むためにやるものなんだから。美味しいぜ。おまえの精液。」
「あ、ありがとう・・・」
 マーお姉ちゃんは僕の上に乗る。そして下の口を指で開いて見せた。

「これが膣だ。まぁ、簡単に言うとおまんこだな。これは女性の性器で・・・まぁ、男にたとえるとおちんちんだな。」
 ピンクの、トロトロ汁があふれ出ている下の口、おまんこ。少し気持ち悪いと思ったのは一瞬だけで、見ているうちに興奮してきた。
「奥にある穴が見えるか?」
「うん・・・」
「これが子宮だ。男の精子を受け止める場所で・・・おまえも、おまえのママの子宮から生まれたんだ。」
 マーお姉ちゃんのおまんこの奥の子宮は口をぱくぱくとさせており、何かを欲しがっている様子だった。
「これから、おまえのおちんちんがここに入るんだぞ・・・あたしのおまんこは凄いぜ・・・覚悟はいいか?」
「うん・・・」
「でも、その前に、おまえにはもう一皮剥けてもらう必要があるな。」
 マーお姉ちゃんは僕のおちんちんの皮を剥こうとする。
「痛い!」
「あ、痛かったか!? ごめんな・・・。」
「ううん、大丈夫。」
(下でゆっくり馴染ませてやれば大丈夫かな・・・あとはゆっくり慎重に・・・)
「ああっ!!」
 おちんちんの皮が剥けると同時に、僕は絶頂してしまい、大量の精液をマーお姉ちゃんにかけてしまった。
「おいおい、ビックリしたぜ。」
「ごめんなさい・・・」
「いいって。それより、見てみな。」
「え? うわあ! 僕のおちんちんどうなっちゃったの!?」
「これが皮が剥けた状態だ。そして、こうなるとおちんちんというよりも、ペニスだな。」
「ペニス・・・?」
「そうさ。そして、この先端の赤い亀は、亀頭って言うんだ。ここをいじられると・・・」
 マーお姉ちゃんは亀頭を握り、そして激しく擦った。
「あああああああああっ!!」
 次の瞬間、僕はわずかな痛みを感じたが、それは一瞬で、射精とは違う、体全身が痺れるほどの絶頂を迎えた。
「お! 潮吹きしたな! おまえの歳で潮吹きなんて、おまえは立派なものを持ってるぞ!」
「しお・・?」
 精液とは違う、透明なで粘り気の少ない液体が飛び出していた。マーお姉ちゃんはそれを手ですくって舐めとる。
「うん・・・しょっぱくて美味しいぞ。(本当は、潮吹きは女がすることが多いんだが・・・教える順番が違っちまったかな? まぁ、いいか・・・)」
 マーお姉ちゃんは僕の上に乗り、僕を抱きしめる。そして、むき出しになった僕の亀頭がマーお姉ちゃんのおまんこの割れ目に当たる。

「さぁ、いよいよこれからセックスするぞ。もう我慢できねぇ・・・」
「セックス?」
「そうだ。これはもう本能だ! 理屈も必要ねぇ! 言葉なんて必要ねぇ!おまえも、体で覚えな!」
「うん・・・うわっ!」
 マーお姉ちゃんは僕のペニスを勢いよく、おまんこに挿入した。
「うはっ! おまえのペニスはまだ小さいが、最高だな!」
「え!? 僕のは小さいの!?」
「あ、いや・・・その・・・年相応だと思うぞ。だが、相性は抜群だ! 覚えて置け! 大切なのは大きさじゃなく、相性だってことをな!」
「う、うん・・・」
「ほら、見えるだろ? お前のペニスが俺の中に入ってるぜ。それじゃ、動くからな!」
 マーお姉ちゃんは激しく腰を振る。僕もマーお姉ちゃんも快感で頭がふっとびそうだ!

「お姉ちゃん! 出ちゃう!」
「いいぜ! 奥にたっぷりぶちまけな!」
「イクッ!」
「ああっ!」
 僕はマーお姉ちゃんの中でイッた。大量の精液が中に放たれる。しかし、マーお姉ちゃんも痙攣して、何かおまんこから噴き出している。
「ふぅ・・・気持ちよかったぜ。あたしもイッちまった。」
「お姉ちゃん・・・おまんこから・・・」
「ああ。これは潮だ。女は絶頂すると、潮を吹くのさ。どうだ? 初体験のセックスは。」
「うん・・・とても気持ちよかった。」
「そうか。それはよかった。だけど・・・まだまだしたりないだろ?」
「うん!」
「じゃあ、もっと激しく・・・」
 そのとき、海岸に近づいてくる足音が聞こえて来た。

「大変だ! 人喰いのマーシャークだ! 子供が襲われているぞ!」
「まずい!」
「違うんだ! マーお姉ちゃんは・・・うわぁ!」
 マーお姉ちゃんは僕を抱きしめ、勢いよくジャンプして海に飛び込んだ。
「ああ、どうしよう・・・子供がマーシャークに食べられちまった・・・」

 マーお姉ちゃんは僕を強く抱きしめ、海の底へ向かって泳ぎ出す。その間、マーお姉ちゃんは僕にキスをして空気を送り込み続けた。

「う〜ん・・・」
「気がついたか!? よかった・・・ずっと目を覚まさないから心配したんだぞ!」
「ありがとう。マーお姉ちゃん。・・・ここは?」
「ああ。ここは海底教会さ。」
「へぇ・・・とても綺麗だね。」
 教会の中は白い壁で覆われており、床は大理石でできていた。細長い椅子がいくつかあり、椅子が並んでいる最前列の先には演台がある。演台の上には大きなパイプオルガンがある。
 壁や天井には、金色のポセイドン像や、マーメイドの絵。サキュバスらしき魔物娘の絵。あとは、どこの場所かわからないけど、神秘的な風景の絵が飾られていた。
「ここが海底教会・・・綺麗だね。」
「そうだな。海底都市にも教会はあるんだけど、こっちの方が綺麗で広いんだ。ミサのときには遠くからも信者が集まるらしいぞ。」
「ミサかぁ・・・いいなぁ・・・自分も参加したいなぁ・・・」
「なんなら、今度ミサのときに連れて行ってやるよ。」
「ありがとう。あれは、パイプオルガンかな? 初めて見るよ。見に行ってもいい?」
「ああ。」
 僕とマーお姉ちゃんは演台に上がり、パイプオルガンに近づいた。
「うわぁ・・・すごい。」
 僕は鍵盤の一つを押してみる。すると、神秘的かつ、甲高い音が鳴り響いた。
「いい音だね。」
「ああ。あたしは信仰とかはあまり興味ないけど、ミサのときの演奏は好きだぜ。心が癒されるんだ・・・おい? どうした?」
「ううっ!」
 僕は突然、体中が熱くなって、胸の鼓動が急激に早まり、へたり込んでしまった。
「おい!? どうした!? 大丈夫か!?」
「体が熱い・・・! アソコがジンジンする・・・!!」
 自分の股間を見てみると、勃起して真っ赤になり、我慢汁を溢れ出したペニスが目に入る。
「どうしたんだ・・・まさか!?」

 マーお姉ちゃんは僕を連れて逃げるために、海に飛び込み、僕にキスをして空気を送り込むと同時に、水圧で僕が潰れないように魔力を送り込んだ。
 それがいけなかった。確かにそれによって溺死せず、海底まで逃げることができたが、同時に大量の魔力を送り込んだことにより、僕の体は魔力に侵されていた。

「マーお姉ちゃん・・・ごめんっ! もう我慢できない!!」
「え? お、おい!」
 僕はマーお姉ちゃんを押し倒し、ペニスをおまんこに一気に挿入した。
「ごめんなさい! 体が勝手に・・・胸が熱くて・・・!」
「いや、いい! 体の中に溜まってるものを全部出しちまえ! そうすれば楽になる!」
「うん!」
 へこへこと僕はマーお姉ちゃんの上に乗り、顔をマーお姉ちゃんのおっぱいに埋めながら腰を振る。
 互いに強く抱き合い、演台には光が注いでいる。その中で行われる性交は、とても神秘的だった。しかし、理性を失っていた僕には、マーお姉ちゃんと交わりたい。それだけしか考えられなかった。
「マーお姉ちゃん・・・おっぱい・・・揺れてる・・・」
 僕はマーお姉ちゃんのおっぱいを触ってみる。とても柔らかい。そして、無我夢中でしゃぶりついた。
「ふあっ ちょっ! お、おい! そんなに胸を揉みしだいたら! ああん!」
 ちゅううううううう!!
「そ、そんなに吸ったって母乳なんて出ないぞ!?」
「でも、柔らかくて・・・甘くて・・・やめられない!!」
 僕はマーお姉ちゃんのおっぱいの谷間に顔を埋めたり、乳首を吸ったりする。
「ああんっ! そんなに激しく吸ったら!」
「マーお姉ちゃん! イクよ!」
 僕はマーお姉ちゃんの中に大量の精液を放つ。しかし、その間にも腰を振り続ける。
「イキながらそんなに激しく腰を振られたら!! あたしもイッちまう!!」
「僕もまた出るよ!!」
 その後、僕は連続で何度もマーお姉ちゃんの中でイッた。マー姉ちゃんも連続で何度も絶頂に達して潮を吹いた。
 もはや演台の上には理性も何もかも失い、ただひたすらに快楽を求めて交わり合うオスとメスがセックスしていた。それは陽が落ちるまで続いた・・・。

「全く! 神聖なる教会の演台の上で! それもポセイドン様の前で淫らなことをするなんて!」
「ごめんなさい・・・」
「ごめん・・・」
「セックスするなとは言いませんよ!? 人間と魔物ですから! でも、時と場所をわきまえてください!」
「はい・・・」
「は〜い・・・」
 僕たちが正気に戻ったとき、気づいたら2人とも演台の上に寝ていた。そして、怒った顔をしたシー・ビショップが見下ろしていた。
 辺りは僕たちの体液が飛び散っていた。演台は勿論、パイプオルガンや壁、天井まで汚れており、掃除はとても大変だった。掃除が終わったあと、シー・ビショップの神官は2人に暖かい紅茶を用意してくれ、事情を聞いてくれた。
「なるほど。事情は大体分かりました。」
「ごめんな・・・あのときは、ああするしかなかったんだ・・・」
「僕からも、ごめんなさい。胸が熱くなって、気づいたらマーお姉ちゃんに飛び込んでて・・・」
「まぁ、あなたの性欲を発散させたのは正解です。体の魔力をそのままにしておくのはよくないですからね。ただ、このあとはどうするのですか?」
「う〜ん・・・」
「地上に行った知り合いの神官に聞いたら、皆心配していましたよ。特に、その子のママは、あなたがマーシャークに食べられたと思っています。」
「そうだよね・・・突然、ここに来て、夜まで居たもんね。」
「・・・すまない。」
「このままだと、あなたはマーシャークに食べられたと誤解されたまま、ご両親を悲しませることになります。それに、街ではマーシャークに対する偏見がますます強まってしまいます。」
「どうすればいいの?」
「そうですねぇ・・・。こういうのはどうでしょう? 2人だけだったら、街の人は騒いでしまうでしょう。しかし、私が一緒について行き、事情を全て話します。あ、でもエッチなことはご両親に伏せるのでご安心ください。クリーンなイメージの私が一緒に行けば、街の人達も安心するでしょう。」
「クリーンなイメージ・・・なんかムカツク。」
「人は見た目で判断しがちなのです。さぁ、私の魔法で地上まで行けるようにしてあげます。行きましょう。」
 僕たちは教会を出た。外は夜になっていたので、真っ暗ではなかったが、海の見通しは悪かった。シー・ビショップが魔法を唱えると、地上まで光の直線が走った。光の中では僕は息もできたので、無事に地上に戻ることができた。

 その後、街に僕たちが戻ると騒ぎになり、両親は慌ててやって来て、ママはその場で泣いた。
 最初、漁師達が「人喰いの魔物だ!」と騒いだが、シー・ビショップの一言で静止し、シー・ビショップが話をしたことで収まった。
 マーお姉ちゃんは街の住人と僕の両親に心配をかけたことを謝った。僕は必死に「マーお姉ちゃんは悪い魔物じゃない」「見た目は恐いけど、優しい魔物だ」と訴えた。そうすると、両親はマーお姉ちゃんに僕が漂流したときに助けてくれたこと、僕と仲良くしてくれていることにありがとうと感謝した。

 月日は流れ、僕は海底教会で白いスーツに身を包み、マーお姉ちゃんは白いケープを身に着けて、手をつないで赤いカーペットの上を歩いていた。
 結婚の儀式は盛大に行われた。

 現在ではマーシャークに対する偏見もなくなっている。街では魔物娘と人間の夫婦も珍しくはなくなった。

 僕は海の住人になることができ、マーお姉ちゃんと同じく自由に海を泳ぎ回れるようになった。今はマーお姉ちゃんと一緒に世界の海を泳ぎ、海底都市巡りをしている。
 勿論、いつかはどこかで身を落ち着けたいと考えている。僕はどこか住みやすく、教会がある海底都市に住みたいと考えているが、マーお姉ちゃんは僕と一緒ならどこでもいいと言っている。

 夜は激しく交わっている。今では僕のペニスも大きくなって、マーお姉ちゃんの子宮まで届くようになった。子宝に恵まれるのも近いだろう。
 そしたら、マーシャークの子供達が生まれる。子供達にも、この綺麗な海の、世界にあるたくさんのものを見せてあげようと思っている。
18/02/21 01:34更新 / 風間愁

■作者メッセージ
今回もマーシャークものの話を書きました。親魔物国家では、きっと幼いうちから人間と魔物のカップルが誕生することも珍しくなさそうですね。
前に投降したSSの感想に、「海底都市の記述をもっと書いて欲しい」とあったので、今回はマーお姉ちゃんに海底都市がどんなところかを説明させてみましたが、どうでしょうか?
まだ海底都市の説明が不十分であれば、海底都市を舞台にしたSSも書いてみようと思います。

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