質問コーナー後半!
質問コーナー後半!
「カタリナちゃーん!おまた!」
「おっ、山城さ〜ん!」
彼女は、蜘蛛の下半身に、無防備に胸をさらけ出して和服を着ていた…
「ごめんごめん〜遅れちゃってぇ〜」
「さぁ、採寸する子はどこかな〜」
「あっ、どうも…」
「あら〜初めまして〜私、山城 浅葱(やましろ あさぎ)って言います〜
よろしくね〜❤」
「えっと…白縫 春鷹です…」
「よーし、採寸はじめちゃうぞ〜❤」
「あっ、はい」
「とりあえず服脱いでくれるかな〜?
あれだったら私が脱がせてあげようか〜?❤」
「いや、大丈夫です…」
「そぉ〜んにゃこといっちゃってぇ〜
ほんとぅはぁ〜にゅがせてもらいたいんでしょぉぅ〜?はるたきゃきゅぅんのぉむっつぅりぃ〜」
「もう、サテラさんが…」
「へぇ〜そうなんだぁ〜❤
じゃあ脱がせてあげるねぇ〜❤」
「いや、間に受けないでください!?」
「おっ!?私も手伝うぞ!」
と、カタリナが言うと、春鷹は身動きが取れなくなった…
「うぐっ!?いややめてくださいよ!ほんとにっ!」
「じゃぁ…いくよ…?❤」
と、山城は春鷹のカッターシャツの1番上のボタンに手をかけた…
「1つ目…」
カタリナが魔法で固定しているのに関わらず、山城も春鷹を逃さないように、足を絡めできたのであった…
「くっ…」
「あらあら〜それじゃぁ…2つ目…」
焦らすかのように、山城は春鷹の耳元で囁いた…
そのとき…
「あの〜」
「あら〜なんです?」
「採寸ちゃっちゃとしてくれません?」
「あんた誰よ」
「その子の親です…」
「あっ…すいません…」
と言うと、山城と、カタリナは春鷹の拘束を解いた…
「サンクスまっちゃん…
ほんとにありがとう…」
「ちっ…」
「誰だよ今舌打ちしたの…」
「よーし、じゃあ山城ちゃん採寸お願いね〜」
「はいはい〜」
と言うと、
春鷹のシャツのボタンを一瞬で全て外した…
「うおっ!?すげぇ!」
「さぁさぁ、採寸始めましょーか…」
と言うと、山城は体から糸を出しはじめ、その糸で春鷹の身体を縛り始めた…
「ちょっとキツいかもだけど我慢してね〜」
「わっ!ちょ、なっ、何するんですか!?」
「みてのとーり、採寸だけど?」
「採寸のわりにはキツくないですか…!?」
まるで、真優に止められたのにイラついているのか、少し雑に対応されている気がした…
「まぁまぁ、しょんなぁさぁいすんしてるはるたきゃきゅぅんたちをおいてごつうぅめぇ〜」
「三通目じゃなかったですっけ?」
「まぁまぁ〜おきぃにせずにぃ〜よんつぅめぇ〜」
(もういいや…)
「ええっとぉ〜白縫家のみなさんのぉ〜すぅきなものとかぁ〜きらぁいなものお〜おしぇてくださぁい〜」
「これほんとどこからの手紙?」
「気にしたら負けやで」
「負けですね…」
「そうなの…?」
1人置いてかれている真優であった
「まぁ〜僕の好きな物か…まぁ、食べ物だったら白夜ちゃんの作ってくれる手料理かなぁ…」
「あぁ〜!ラブラブですなぁ〜」
「らぶゅ〜らぶゅ〜」
「嫌いなものは…杏仁豆腐…かな?」
「え?なんで?」
「嫌なんか…湿布の匂いの味がしない?」
「え?味覚やられてんじゃない?」
「それ酷くね?」
「いや、真優くんが杏仁豆腐嫌いだったとは知らなかったな…」
「まぁ、初めて言ったし…」
「それで、白夜ちゃんは…あれ、故郷の料理が好きで、嫌いなものは…」
と、何かを思い出したのか、真優はクスっと笑ってしまった
「???どしたの?」
「いや…っ…ぷぷっ…」
「え〜教えてよ〜」
「いやっ、白夜ちゃんがさ〜結婚した時に日本に来てさ、『日本の料理食べてみたいっ!』て、ちょっと外食言ったわけよ…んで、初めて食べたのが、梅干しなの!んで、なんかそしたら魔界の方の果実と勘違いしてたらしくて、食べた時の反応がもう…」
「あ〜メイズベリーね!分かる分かる、めっちゃ似てる!私も最初食べてすっごい顔したと思う!」
「んで〜詠華はプリンとかケーキとか甘いものが好きで〜嫌いなものは…確か抹茶とコーヒーが飲めないとか…」
「えっ、日本舞踊部だよね…?」
「そうらしいですね…」
「なんで知らないのよ」
「いや、好きにやったらいいと思うし…なんかない?『お父さんは来ないで!』みたいな?」
「そんなことないでしょ〜意外と行ったら喜んで貰えると思うわよ〜?」
「そうなんだ…んで、白奈は…確かイタリア料理が好きで、ピザとかパスタとか、2人の時はよく行ってた…嫌いなものは…あ!辛いもの苦手だった!」
「へぇ〜」
「あとは〜咲良は肉だね…肉肉肉肉肉…」
「肉良ちゃん…」
「嫌いなものピーマン」
「子供じゃん…」
「あとは…春鷹くんだね…」
「あの!これほんとに採寸ですか!?」
「あらヤダ❤いつの間にか縛っちゃってた❤採寸終わったから私はこれで❤」
と、亀甲縛りにされて放置された春鷹であった
「春鷹くーん、好きなものと嫌いなものあるー?」
「いや、今聞きますそれ!?」
「そっか、じゃあ後で…」
「あーっ!ハンバーガーとか!ポテトとか!ジャンクフード全般!嫌いなもの桃!」
「なんで桃なの〜?」
「なんか鉄みたいな味しないですかぁ!?」
「え?鉄食べたことあんの?」
「いや、無いけど!」
「カタリナちゃんはー?」
「えーっと私はね〜」
「おい!!!解けよ!!!」
「好きなものは〜フルーツ全般と〜嫌いなものは〜」
「お願いします!!解いて!!」
「虫かな〜」
「嘘やろ?食べんの…?」
「魔界住んでた時結構食べる人多かったね〜まぁ、私食べないけど…」
「すぅあげして、からあげみたいにしたらおさけにあうよぉ〜」
「あののぉぉぉ!!!!」
「ちぃなみぃにわたしはおさけがしゅきだよぉ〜きぃらいなものは…人間関係、人付き合い、他人からの命令、上偉そうな事言う…」
「いや生々しい」
「あと、人生そのものとかあとあと…」
と、サテラは壊れた機械のように次々と嫌いなものを挙げまくっている…
「と、トレニアちゃんは…?」
「私は…愛している方がいるのですが…」
「いや、ちょっと待って、趣旨変わってきてない…?」
「彼が…私の心を溶かして下さって…まだ名のない私に名前も与えてくれたのです…」
「あっ、じゃあその男性は…?」
「いえ、魔界の方の方ではなかったみたいなので…急に戻らないけない、と言ったきり彼が戻ってくる事はなかったんです…」
「はぇ〜トレニアちゃんも大変だねぇ〜」
「嫌いなものも彼です…」
「…」
「ええっと…山城ちゃんは?」
「ええっ?男の子かなぁ〜?❤」
「だから趣旨変わってきてない???」
「嫌いなものは…素直じゃない子❤」
「素直になるからほどいてくださいよぉぉぉ!!!」
「嫌よ❤」
「うわぁぁぁ!!!!!」
「ええっとぉ…次ので最後みたいだね…」
「まっちゃぁぁぁぁん!!!!!」
「えっとぉ?おっ…」
「ん?どしたの〜?」
「いやパス」
「え〜読んでよ〜」
「ええっと…『真優さんと春鷹くんの好きなバストのサイズを教えてください!』…」
「おぉ〜!」
「僕は…お、お尻派です…バストは…特にこだわりはないです…」
「へぇ〜春鷹くんは?」
「嫌ですよ!」
「じゃあこれで〜」
「僕も真優さんと一緒です!」
「春鷹くん、今嘘ついてるでしょ」
「そっ、そんなことないですよ!」
「さぁ、皆さん解散〜」
「おっ、おっきいおっぱいが好きです!!!!」
「「「!?」」」
そのときその場にいた3人の女性陣に衝撃が走った…
「はるたかくん❤…解いてあげるから❤…お姉さんと❤…いい事しよ?❤」
と、山城が、服の胸元を開いて、春鷹に色仕掛けを始めた…
「あっ、山城ちゃん!ズルいぞ!」
「はぁるぅたかぁくぅーん…❤」
「とっ、とりあえず解いてください!」
「仕方ないなぁ…❤」
山城が、糸を解いた瞬間、春鷹は勢いよく店を出ていった…
「あっ!春鷹が逃げたぞ!」
と、追って店の外に出たが、店の外を見渡しても、もう春鷹の姿はなかった…
すると、真優のケータイに、メッセージが届いた
『先に帰ってるんで安心しといて下さい』
「だそうですまぁ、歩いて帰れる距離だから大丈夫でしょ…」
「まぁ、いっか、じゃあこれでほんとに解散ってことで…」
「じゃあ、お代は…」
「あぁ、いいよいいよ〜私が払っとくから〜」
「マジで?カタリナちゃん?」
「いいのいいの〜」
「じゃあ、僕はこれで…」
と、真優は帰って行った…
いっぽう春鷹…
「やべぇ、間違えて父さんの家の方来ちまった…」
葵健家はBARワイスの近辺にあった…
逃げるのに必死すぎて、ついうっかり間違えてしまったみたいだ…
「あ〜、やっぱりまっちゃん呼ぼっと…」
と、スマホを見ると…
「あっ…」
充電切れであった…
「嘘やろ!?」
生憎、近くの公園に公衆電話はあるが、お金を持ってきてる訳ではなく、掛けることは出来ない…
「あぁ〜やっちまった…」
そう、思っていた時だった…
「はっ、春鷹か!?」
と、1人の青年が声を掛けてきた…
「はい?…って、兄さん!」
続きます
「カタリナちゃーん!おまた!」
「おっ、山城さ〜ん!」
彼女は、蜘蛛の下半身に、無防備に胸をさらけ出して和服を着ていた…
「ごめんごめん〜遅れちゃってぇ〜」
「さぁ、採寸する子はどこかな〜」
「あっ、どうも…」
「あら〜初めまして〜私、山城 浅葱(やましろ あさぎ)って言います〜
よろしくね〜❤」
「えっと…白縫 春鷹です…」
「よーし、採寸はじめちゃうぞ〜❤」
「あっ、はい」
「とりあえず服脱いでくれるかな〜?
あれだったら私が脱がせてあげようか〜?❤」
「いや、大丈夫です…」
「そぉ〜んにゃこといっちゃってぇ〜
ほんとぅはぁ〜にゅがせてもらいたいんでしょぉぅ〜?はるたきゃきゅぅんのぉむっつぅりぃ〜」
「もう、サテラさんが…」
「へぇ〜そうなんだぁ〜❤
じゃあ脱がせてあげるねぇ〜❤」
「いや、間に受けないでください!?」
「おっ!?私も手伝うぞ!」
と、カタリナが言うと、春鷹は身動きが取れなくなった…
「うぐっ!?いややめてくださいよ!ほんとにっ!」
「じゃぁ…いくよ…?❤」
と、山城は春鷹のカッターシャツの1番上のボタンに手をかけた…
「1つ目…」
カタリナが魔法で固定しているのに関わらず、山城も春鷹を逃さないように、足を絡めできたのであった…
「くっ…」
「あらあら〜それじゃぁ…2つ目…」
焦らすかのように、山城は春鷹の耳元で囁いた…
そのとき…
「あの〜」
「あら〜なんです?」
「採寸ちゃっちゃとしてくれません?」
「あんた誰よ」
「その子の親です…」
「あっ…すいません…」
と言うと、山城と、カタリナは春鷹の拘束を解いた…
「サンクスまっちゃん…
ほんとにありがとう…」
「ちっ…」
「誰だよ今舌打ちしたの…」
「よーし、じゃあ山城ちゃん採寸お願いね〜」
「はいはい〜」
と言うと、
春鷹のシャツのボタンを一瞬で全て外した…
「うおっ!?すげぇ!」
「さぁさぁ、採寸始めましょーか…」
と言うと、山城は体から糸を出しはじめ、その糸で春鷹の身体を縛り始めた…
「ちょっとキツいかもだけど我慢してね〜」
「わっ!ちょ、なっ、何するんですか!?」
「みてのとーり、採寸だけど?」
「採寸のわりにはキツくないですか…!?」
まるで、真優に止められたのにイラついているのか、少し雑に対応されている気がした…
「まぁまぁ、しょんなぁさぁいすんしてるはるたきゃきゅぅんたちをおいてごつうぅめぇ〜」
「三通目じゃなかったですっけ?」
「まぁまぁ〜おきぃにせずにぃ〜よんつぅめぇ〜」
(もういいや…)
「ええっとぉ〜白縫家のみなさんのぉ〜すぅきなものとかぁ〜きらぁいなものお〜おしぇてくださぁい〜」
「これほんとどこからの手紙?」
「気にしたら負けやで」
「負けですね…」
「そうなの…?」
1人置いてかれている真優であった
「まぁ〜僕の好きな物か…まぁ、食べ物だったら白夜ちゃんの作ってくれる手料理かなぁ…」
「あぁ〜!ラブラブですなぁ〜」
「らぶゅ〜らぶゅ〜」
「嫌いなものは…杏仁豆腐…かな?」
「え?なんで?」
「嫌なんか…湿布の匂いの味がしない?」
「え?味覚やられてんじゃない?」
「それ酷くね?」
「いや、真優くんが杏仁豆腐嫌いだったとは知らなかったな…」
「まぁ、初めて言ったし…」
「それで、白夜ちゃんは…あれ、故郷の料理が好きで、嫌いなものは…」
と、何かを思い出したのか、真優はクスっと笑ってしまった
「???どしたの?」
「いや…っ…ぷぷっ…」
「え〜教えてよ〜」
「いやっ、白夜ちゃんがさ〜結婚した時に日本に来てさ、『日本の料理食べてみたいっ!』て、ちょっと外食言ったわけよ…んで、初めて食べたのが、梅干しなの!んで、なんかそしたら魔界の方の果実と勘違いしてたらしくて、食べた時の反応がもう…」
「あ〜メイズベリーね!分かる分かる、めっちゃ似てる!私も最初食べてすっごい顔したと思う!」
「んで〜詠華はプリンとかケーキとか甘いものが好きで〜嫌いなものは…確か抹茶とコーヒーが飲めないとか…」
「えっ、日本舞踊部だよね…?」
「そうらしいですね…」
「なんで知らないのよ」
「いや、好きにやったらいいと思うし…なんかない?『お父さんは来ないで!』みたいな?」
「そんなことないでしょ〜意外と行ったら喜んで貰えると思うわよ〜?」
「そうなんだ…んで、白奈は…確かイタリア料理が好きで、ピザとかパスタとか、2人の時はよく行ってた…嫌いなものは…あ!辛いもの苦手だった!」
「へぇ〜」
「あとは〜咲良は肉だね…肉肉肉肉肉…」
「肉良ちゃん…」
「嫌いなものピーマン」
「子供じゃん…」
「あとは…春鷹くんだね…」
「あの!これほんとに採寸ですか!?」
「あらヤダ❤いつの間にか縛っちゃってた❤採寸終わったから私はこれで❤」
と、亀甲縛りにされて放置された春鷹であった
「春鷹くーん、好きなものと嫌いなものあるー?」
「いや、今聞きますそれ!?」
「そっか、じゃあ後で…」
「あーっ!ハンバーガーとか!ポテトとか!ジャンクフード全般!嫌いなもの桃!」
「なんで桃なの〜?」
「なんか鉄みたいな味しないですかぁ!?」
「え?鉄食べたことあんの?」
「いや、無いけど!」
「カタリナちゃんはー?」
「えーっと私はね〜」
「おい!!!解けよ!!!」
「好きなものは〜フルーツ全般と〜嫌いなものは〜」
「お願いします!!解いて!!」
「虫かな〜」
「嘘やろ?食べんの…?」
「魔界住んでた時結構食べる人多かったね〜まぁ、私食べないけど…」
「すぅあげして、からあげみたいにしたらおさけにあうよぉ〜」
「あののぉぉぉ!!!!」
「ちぃなみぃにわたしはおさけがしゅきだよぉ〜きぃらいなものは…人間関係、人付き合い、他人からの命令、上偉そうな事言う…」
「いや生々しい」
「あと、人生そのものとかあとあと…」
と、サテラは壊れた機械のように次々と嫌いなものを挙げまくっている…
「と、トレニアちゃんは…?」
「私は…愛している方がいるのですが…」
「いや、ちょっと待って、趣旨変わってきてない…?」
「彼が…私の心を溶かして下さって…まだ名のない私に名前も与えてくれたのです…」
「あっ、じゃあその男性は…?」
「いえ、魔界の方の方ではなかったみたいなので…急に戻らないけない、と言ったきり彼が戻ってくる事はなかったんです…」
「はぇ〜トレニアちゃんも大変だねぇ〜」
「嫌いなものも彼です…」
「…」
「ええっと…山城ちゃんは?」
「ええっ?男の子かなぁ〜?❤」
「だから趣旨変わってきてない???」
「嫌いなものは…素直じゃない子❤」
「素直になるからほどいてくださいよぉぉぉ!!!」
「嫌よ❤」
「うわぁぁぁ!!!!!」
「ええっとぉ…次ので最後みたいだね…」
「まっちゃぁぁぁぁん!!!!!」
「えっとぉ?おっ…」
「ん?どしたの〜?」
「いやパス」
「え〜読んでよ〜」
「ええっと…『真優さんと春鷹くんの好きなバストのサイズを教えてください!』…」
「おぉ〜!」
「僕は…お、お尻派です…バストは…特にこだわりはないです…」
「へぇ〜春鷹くんは?」
「嫌ですよ!」
「じゃあこれで〜」
「僕も真優さんと一緒です!」
「春鷹くん、今嘘ついてるでしょ」
「そっ、そんなことないですよ!」
「さぁ、皆さん解散〜」
「おっ、おっきいおっぱいが好きです!!!!」
「「「!?」」」
そのときその場にいた3人の女性陣に衝撃が走った…
「はるたかくん❤…解いてあげるから❤…お姉さんと❤…いい事しよ?❤」
と、山城が、服の胸元を開いて、春鷹に色仕掛けを始めた…
「あっ、山城ちゃん!ズルいぞ!」
「はぁるぅたかぁくぅーん…❤」
「とっ、とりあえず解いてください!」
「仕方ないなぁ…❤」
山城が、糸を解いた瞬間、春鷹は勢いよく店を出ていった…
「あっ!春鷹が逃げたぞ!」
と、追って店の外に出たが、店の外を見渡しても、もう春鷹の姿はなかった…
すると、真優のケータイに、メッセージが届いた
『先に帰ってるんで安心しといて下さい』
「だそうですまぁ、歩いて帰れる距離だから大丈夫でしょ…」
「まぁ、いっか、じゃあこれでほんとに解散ってことで…」
「じゃあ、お代は…」
「あぁ、いいよいいよ〜私が払っとくから〜」
「マジで?カタリナちゃん?」
「いいのいいの〜」
「じゃあ、僕はこれで…」
と、真優は帰って行った…
いっぽう春鷹…
「やべぇ、間違えて父さんの家の方来ちまった…」
葵健家はBARワイスの近辺にあった…
逃げるのに必死すぎて、ついうっかり間違えてしまったみたいだ…
「あ〜、やっぱりまっちゃん呼ぼっと…」
と、スマホを見ると…
「あっ…」
充電切れであった…
「嘘やろ!?」
生憎、近くの公園に公衆電話はあるが、お金を持ってきてる訳ではなく、掛けることは出来ない…
「あぁ〜やっちまった…」
そう、思っていた時だった…
「はっ、春鷹か!?」
と、1人の青年が声を掛けてきた…
「はい?…って、兄さん!」
続きます
18/10/22 22:14更新 / 村人A太郎
戻る
次へ